振り返りと展望
日経225
TOPIX
グロース250
- 先週はどの指数もあまり動きはありませんでしたが、グロース250が売買代金が多め。一方で日経平均やTOPIXは薄商いでした。最近はTOPIXが弱くなり、バリュー株が買われなくなってきました。日本の景気後退懸念がちょっとずつ織り込まれてきているように見えます。
- 外国人投資家が売ってきている点も留意点。日本株の割安感よりも、景気後退懸念を深刻視する動きか。
- 業種別株価指数もほとんどが下げ。好調かつ安定的な業績を維持する保険業と、ディフェンシブ系でこれまでさほど上昇してこなかった業種だけが耐えている感じ。
日経平均週足チャート
グロース250週足
- 週足チャート。特に何も言うことはない静かな値動き。日経平均やTOPIXは3か月近く動きがないゆえ、そろそろ何かアクションがあっても良いところではあります。
- 為替が円安に触れており、利上げに対する警戒感が増したように感じます。日銀が利上げに舵を切れば、株価の下落は必至。仮に小幅な利上げであったとしても、現在の日本は景気後退に近い状況にあります。想像以上に大きなインパクトになる恐れも。
- 特に代わり映えがないなと感じましたが、今回の骨太の方針を通じて注目されそうなテーマ株としては、環境、リスキリング、宇宙、DX(銘柄が多すぎますので、日立、NEC、富士通、NTTデータ、野村総研、TIS、SCSK、日鉄SOL、BIPROGYあたりの大型銘柄中心?)、生成AI、防衛、サイバーセキュリティ、子育て支援(あまりピンときません…)、インバウンド(個人的には伸びしろは小さいように思います。。)あたり。個人的には環境と宇宙に着目。
- 経済指標カレンダー。木曜夜の米国実質GDP関連、金曜夜の米国PCE(個人消費)関連には注意。
- 材料
買いチャート銘柄
※太字はPBR1倍割れ
1000~3000番台
ジンジブ、六甲バター、日鉄SOL、高千穂交易(利4.16%)、ドトール日レス、TIS、AGS、キーウェア、巴川コーポ、ウェルス、Ubicom
4000~6000番台
野村総研、FIG、シノプス、大日本塗料、USS、サイボウズ、ビジネスE、ノエビア(利3.98%)、カバー、ジェノバ、日本鋳鉄管、マルゼン、ファーストロジック、NPC、三菱化工機、MCJ、アドバンテスト、フクダ電子、IHI
7000~9000番台
コンフィデンス、AOKI(利4.31%)、トレイダーズ、日本エスコン(利4.44%)、青山財産、フルハシEPO、大栄環境、NSW、旭情報(利3.70%)
先週触った銘柄
コツコツドカントレードになった週。逆指値注文は入れなきゃメッ。
ジィ・シィ企画(×××大敗)、M&Aセンター(〇)、monoAIテクノロジー、学びエイド(〇)、イーレックス、ザインエレクトロニクス(◎)、三菱重工(利伸ばせず)、アストロスケール(×)、WASHハウス