円安は基調的物価上昇率に大きな影響を与えているものではない。正確であることを重んじる学者っぽい発言。政府・日銀はコアコア物価指数を重視しているので、エネルギーや食糧価格は優先度低め。そんなところだろう。しっかし今年は晴れの日が本当に少ない。食糧価格は大丈夫かな?
【振り返りと展望】
- 日経平均は+866.41(+2.3%)、TOPIXは+60.16(+2.3%)、グロースは+5.87(+0.9%)。相変わらず新興市場は弱い。グロース市場は内需株が多いゆえ、円安の加速で好転する期待は薄いです。一夜にして2円も動いたか…。日銀の利上げが先延ばしになった点はせめてもの救い。
- 半導体株の買戻しはありましたが、まだトレンドは↘です(グローバルX)。決算明けのディスコ、信越化学は弱く、週末決算となったアドバンテスト、ソシオネクストもまた時間外取引で大きく下落。逆に、マイクロソフトやアルファベットの好決算を受け、米国のSOX指数は上昇しています。週明けは半導体株よりも生成AI株に資金が流入しそうです。
- 個人の信用買いはさらに加速。信用倍率も高い水準であり、展開次第では大きな下げもあり得る模様です。個人的には日本株におけるセルインメイは信じていませんが、今年はあってもおかしくない気がしています。
- FRBも想定通りの結果で米国債利回りは低下し、株価は反転。日経先物も38,300まで戻しています。満月、水星逆行開け後の反転、今回はひとまず当たり?
- 来週の取引は火、水、木の3日間です。
【今週触った銘柄】
東証グロース250ETF(NISA)、iシェアーズ・コア米国債7-10ETF、CE、LINEヤフー、綜合警備保障、めぶき、コンコルディア、トリプルアイズ(利を伸ばせず×)、リンカーズ、ブロードバンドタワー、ラック(持ち越し)