結果、データセクションは狼狽売りだった…。時めくテーマ株なら我慢強く待ってみるもんだな…。

 

【振り返りと展望】

前場堅調、後場軟調という展開。直近は売買代金が先細っています。注目の米国CPI結果は+3.5%と物価は高止まっており、利下げ観測が後退。米国株や日経先物には逆風の展開です。為替はついに152円に到達。一見すると自動車メーカーなどには追い風に見えますが、米国景気の悪化を引き起こすオーバーキルの懸念もいよいよ具体化しそうなところにあり、難しい局面にあります。ハイイールド債の安値割れがこれを物語っているかも。日系自動車メーカー(トヨタ、ホンダ、スバルなど)の米国での販売台数は2024年も堅調ですが(ソース)、アジアや欧州は軟調です。米国がコケたら、あるいはコケると市場が認識したら一体どうなるやら…。為替の順風があるとはいえ、日産はもちろん、トヨタやホンダも上値を抜くのは容易ではない気がしています。今週いっぱいくらいは電力、AI系(あとは資源系)に集中する展開が続く??。あいや、ファーストリテイリングの決算も忘れてはなりません。

 

【買い目線】電力、電設系引き続き強い。

〇JPX400:関電工九電工KHネオケム住ゴムAGCAREヒロセ電機(△)、日本電子スバル伊藤忠エネクスライフコーポケーズスターツ電源開発東京ガス

〇きんでん、東京エネシス新日本空調三機工ジェイテックくら寿司明治電機工業帝人ネオジャパン東亜合成積水樹脂カーリットKeyHolderさくらKCSフジクラダイハツDナガオカかわでん能美防災コクヨRYODENブックオフテレ朝東電中国電力九電北電(92.61)、CEC

※太字はPBR1倍割れ

※()内はRSI

※(△)は上値抵抗を受けやすそうな銘柄。

 

【売り目線】ドラッグストア、医薬品弱い…

〇JPX400:SMSヤクルト(21.49)、明治M3神戸物産ZOZO(21.46)、ウエルシア(14.17)、コスモス薬品(4/12決算)、ツルハクスリのアオキイビデン塩野義中外エーザイロート第一三共日本ペイントラインヤフー(19.8)、東映アニメ資生堂三浦工アドバンテストキーエンス(18.86)、シスメックス(18.9)、三井ハイテックHOYA(15.44)、ゴールドウインサンドラッグ(25.51)

〇その他:アダストリア(17.53)、パルG(14.74)、インテージJCUタカトリ小森マニー丸井ダイセキ(21.05)

※太字はPBR1倍割れ※()内はRSI