遠くに広がる積乱雲のせいか、九州の空は日曜日・月曜日ととても低く感じました。大雨に見舞われたところも多いようです。そんな天気を彷彿させるような株式市場になりました。おや、今また雨脚が強くなり、雷まで鳴り始めたな
【振り返りと展望】
突如財務省が行った為替介入を示唆する発言と、小林製薬ショックの影響が大きな1日になったように思います。前者発言の結果、為替はほとんど動いていませんが、利益確定を促す材料になりました。一方、後者の小林製薬のショックは意外と大きそうです。ヤクルト、伊藤園、ファンケル、ライオン、花王、資生堂、コーセー、ポーラオルビスなど健康食品・サプリメント、化粧品メーカーに大きめの陰線をもたらしています。個人的にはもろに競合するファンケルやヤクルトなんかは上がるだろうと思っていましたので…。今のところ、ダイハツの件でスズキが上昇したのとは違う結果に。
上記の銘柄はじわじわと下げてきていたもの、下落から少しずつ反転の兆しを見せ始めていたものばかり。何となく逆張りで買いたくなる雰囲気が漂っていた中でのこの仕打ち。やはり、無計画・安易な逆張りはNGなのだな…。とは言え、小林製薬は優良銘柄としても知れていますから、株価が横這ったら端株買いくらいはしたくもなります。
さて、3月の配当権利確定日が迫っております。確定前に売り抜けるもの、配当を確保して長期保有など、多目的に銘柄を保有している方も多いと思います。事前の想定通りの取引を基本としつつ、予想以上に株価が上昇した場合は売り抜けるなど柔軟な姿勢が必要かもしれません。あと2日。
【買い目線】
〇JPX400:王子、ガイシ、荏原、日立、VT、日本取引所、ニトリ
〇その他:東洋建設、ブルボン、平安レイ、キューピー、東邦アセチレン、ニチバン、東海ソフト、神戸製鋼、日本製鋼所、ナガオカ、TPR、ソシオネクスト、ミダック(△)、HPCシステムズ、チノー、A&Dホロン、大研医器、北電、タナベコンサル
【売り目線】
〇JPX400:ウエスト、ヤクルト、日ハム、システナ、ツルハ、フードライフ、コーエー、SHIFT、ラクス、日産化学、花王、日本ペイント、USS、電通総研、デジタルガレージ、資生堂、コーセー、インフロニア、ベイカレント、アズビル、京セラ、村田、ワークマン、朝日インテック、ピジョン、ユニチャーム、郵船、KDDI、カドカワ、ミスミG
〇その他:伊藤園、FFRI、eBASE、シンクロフード、日本化学産業、HENNGE、サイボウズ、ファンケル、ポーラオルビス、日東工器、CKD、シキノハイテック、東亜DKK、ジャムコ、マニー、トランザクション、イーギャランティ、学研、CEC、ミロク
※太字はPBR1倍割れ銘柄です。