【振り返りと展望】
本日の日経平均は25日線近辺で反発したようにも見受けられます。しかし明日は春闘の結果が公表され、恐らく全体としては大幅な賃金上昇が見込まれます。日銀の動向次第の相場が続くでしょう。
民間企業の賃上げ率に連動し、公務員の給与もかなり上昇するでしょう。加えて、最近はビットコインがすさまじい勢いで上がっていますので、日本人投資家の中にも大儲けしている人は結構いるように思います。以上を踏まえると、日銀の金融政策の結果にあまり左右されることなく、内需系は賑わう可能性が高いと言えます。
遠からず富裕層向けの商品、サービスを展開している企業は注目されるのではないでしょうか。例えば、最近低迷している宝飾品系(特にNEWARTや4℃)、美術品系のシンワワイズ、アールビバン、安値を切り上げた富裕層向けの資産コンサルを展開する青山財産など。既にアパレル(追随してか繊維系も)は上昇トレンドに入っている銘柄も多くありますが、これらもいずれは後に続くように思います。高配当銘柄も多いですし。
【買い目線】
資源関連:石油資源、エネオス、コスモ、出光、三菱マテリアル、住友金属鉱山
化学:旭化成、多木化学、テイカ(RSI⇒82.63)、三菱ケミカル、群栄、資生堂、エステー
アパレル繊維:ZOZO、TSI、西松屋、ミズノ、セーレン、クラボウ、前田工繊、蝶理、帝人、東レ
卸売・小売・サービス:ブロンコビリー、あさひ、アサンテ、アドヴァン、シモジマ、立花エレ、シークス、サンリオ、H2O、乃村工藝、ヤマダ、モリト、松屋フーズ
各種メーカー系:DMG森、オプトラン、日精ASB、岡野バルブ、シンフォニア、日本トリム、新光電気、極東開発、ニッタ、日軽金、ジーエルサイエンス、MUTOH、松風
その他:オークネット、ミンカブ、アルゴグラフィックス、JR西、JR東海、岩井コスモ、NEC
番外編:豊トラスティ証券:昨日大陽線が発生。業績予想、配当予想は未公表ですが、3Qまでの業績は好調(前年対比で経常+35.6%、純益+55.6)。ちなみに昨季配当は3月末一括で53円、配当性向は32.8%。会社四季報によると金取引に力を入れているということですので、地合いからすると業績を伸ばしている可能性が高く、増配しそうな雰囲気がプンプン。極東証券の例もあるので、期待したくなる銘柄です(小生はこの銘柄のことをすっかり忘れていました)。
この月足だとちょっと悩みますね。。反面、仮に現在の価格で配当が60円になれば4.29%、70円まで行けば5%超えの利回り。純利益が1.5倍になっている現状からすると、80円(53の1.5倍が79.5)の配当もまぁあり得ますかね。そうなると5.71%の利回り。博打に違いありませんが、実現すればたいへん魅力的です。
【売り目線】
①半導体関連:マクニカ、メック、JCU、平田機工、タツモ、ローツェ、イビデン、オルガノ、芝浦メカトロニクス、新電元、村田
②その他:野村不動産、ガンホー、eBASE、ザ・パック、網屋、電通総研、インソース、守谷輸送機、アビオニクス、オリンパス、KDDI