日経平均が史上最高値を更新し、連休明けは日本株投資に注目が集まると想像する投資家は増えると思います。そうした中、売買が活況になりそうな銘柄をピックアップしておこうと思います。

 

三菱UFJ…言わずと知れたメガバンクの雄であり、NISA関連の本命銘柄。日本の個人投資家に圧倒的人気の投資信託、eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)などのeMAXISシリーズを展開していることでも有名です。PBRはまだ1倍を割れており、上昇余地は十分にあります。

 

野村HD…国内に強固な事業基盤を持ち、世界中に多数のアナリストも在籍。情報収集力の強みを生かした対面営業が強みです。日本株売買シェアは1位。傘下の野村アセットマネジメントでは、数多くの投資信託を開発しています。

 

SBIHD…国内ネット証券の雄。国内株式手数料の無料化で話題になりました。名証や福証など地方市場の銘柄も取り扱う。投資信託はSBI・V(旧SBIバンガード)シリーズをはじめ開発実績豊富。台湾企業と一緒に半導体工場を建設するなど、成長事業への投資にも積極的な会社です。配当利回りも高く、NISAで保有するのもありかと思います。

 

マネックスG…米国株や中国株に強い証券会社で、投資信託にも注力。米国の証券会社との協業も。コインチェック買収により、仮想通貨にも強いネット証券です。2024年1月より、NTTドコモとの業務提携を開始しました。今後の変革にも期待したい。

 

ミンカブ・ジ・インフォノイド…投資情報サイト「ミンカブ」「株探」を運営。有料版株探プレミアムは個人投資家に人気のサービスです。2024年は最終益赤字転落予測。ライブドアを傘下に加え、AI関連サービスにも注力中です。新領域での成長も視野に入れたい。

(直近決算資料より)

 

レオスキャピタルワークス…NISA対応のひふみプラスなど、(定期的に構成銘柄を入れ替えるアクティブファンド)ひふみ投信を展開。ここ数年は日経平均のパフォーマンスに負けている印象が強いです(成長株が弱かったので致し方ない)が、成長株投資が活況になる地合いになれば、高いパフォーマンスが期待できます。2023年IPOですが、既に配当も実施(3月末配当は未定です)。

 

ウェルスナビ…資産運用を自動化する長期・積立・分散型投資サービス、ロボアドバイザーのWealthNaviを提供しています。おまかせNISAというサービスも。2020年IPOで、現在は無配ですが2022年、2023年は黒字達成。