少し前に買いを検討したすららネットの決算(2/2)が微妙でした(増収は期待していました)ので、この買いは断念。グロース銘柄を物色しています。ちょっと気になった銘柄(推奨ではありません)。

 

ウィルズ-4482】(2月中旬=本決算)

ブロックチェーン技術を使ったIR支援サービスを提供。主なサービスは下記の2つ。

①プレミアム優待倶楽部…加盟上場企業から付与される優待ポイントを貯め、これを好きな商品と交換できるプラットフォーム(詳細はこちらから)。新NISAの普及に伴い、株主優待を復活させる企業がちらほら見られるようになりました。低コストで株主優待を維持できるサービスということで、選ぶ企業は今後も増えそうです。

②IRナビ…企業を取り巻く全てのステークホルダーとの良好なコミュニケーションを構築するためのASPシステム(ブロックチェーン技術を搭載)。IR業務の効率化に貢献。2024年2月に刷新予定とのこと(会社四季報より)。

 

企業にはコスト削減、株主には株主優待による還元と、三方よしの経営が垣間見えます。業績は好調で、3Qで通気計画を上回っています。プレミアム優待倶楽部に加盟する企業は増えており(株探ニュース)、上積みは期待できそうです。なお、ウィルズ自体の株主優待は700株保有で、6000円相当のプレミアム優待ポイントが提供されます。

 

直近株価は高値圏で揉み合い。日足だと700円の上値抵抗は大きそう。

 

 

週足だと700円は過去の高値であることがわかりますが、移動平均線の並びからすると上抜けする方にエッジがありそう。ただし、週足におけるRSIも80超え。下落した場合は、価格帯出来高で膨らんでいる650円近辺がサポートになりそうな気も。

 

 

シノプス-4428】(2/13決算=本決算)

世界中の無駄を10%削減することをモットーとし、需要予測型自動発注システムを提供(クラウド型が大きく成長)。食品スーパーでの導入率は高い。小売業、卸売業への展開に加え、今後は製造業への普及拡大も目指す(おそらくは食品メーカーがメイン)ということで、業績拡大を期待したい。ソースとなる直近の決算説明会資料伊藤忠との協働や、イオン九州へのAIを活用した値引きソリューションなど、直近のニュースも興味がそそられます。2023年12月に初配実施。

 

日足だと直近、数回の買い場があり。

 

週足では1200円が抵抗ラインになりそうに見えます。

一方、昨年2月決算で急落してから約1年間値固めしてきたことを考慮すると、初動と考えてもおかしくはないです。ただ、進捗状況からすると通期計画の達成は難しそうに思えます(ソース)。長期的には面白そうな銘柄かなと。

 

 

 

コラントッテ-7792】(2/9決算=第1四半期)

社名の由来は「肩こらんとって」とのことグラサン。主にネックレス式の磁気式医療機器(TAOシリーズは知名度高い)を提供することが主な事業ですが、ミズノとの連携で磁気技術を搭載した下着やサポーターを開発。スポーツ選手とのアドバイザリー契約にも積極的です。ECサイトでの評判も確認しましたが、評価は上々と言っても良さそう。最新の決算説明資料

 

昨年11月の大幅下落から約3か月間の揉み合い。

 

週足では現在の株価、800円は底値圏に見えます。昨年2月にも大陽線が発生しており、今回もこのような動きになるか注目です。