【振り返り】
週間で見ると日経平均は-0.6%、TOPIXが-0.5%、グロースが+3.2%でした。変化率トップは銀行の+2.9%、2位はゴム製品の+1.41%、3位はパルプ紙の0.95%。百貨店、鉄道などのインバウンド銘柄も冴えず。日銀決定会合を経て、金利上昇、円高リスクを織り込み始めた相場と言えます。一方、日銀会合を経て、ファンダメンタルズ的には日本の潜在成長率は上向きであり、金融正常化(マイナス金利の解除)したところで問題ない時期に来ているとのこと。海外のリスクを度外視すれば、中長期的には買い目線継続で良さそうです。一時的な株価下落はむしろ押し目買いのチャンスというのが基本路線。銀行株やニトリなどの円高メリット銘柄は早めに仕掛けても良いかもですね。
さて、節分天井彼岸底という相場の格言が当たっている印象はあまりないですが、2月はやはり上がりにくい月だと思います(私、2月は弱いです)。また、2016年、2018年、2020年、2022年となぜか偶数年の2月は結構な下げ。中間選挙も含む米国選挙のスケジュール(3月上旬のスーパーチューズデー)との関連性があるのかもしれません。空売りポジションも持ちつつ、分割買い(S株も使って)を徹底して相場に臨みたい。
【買い目線】
明豊ファシリティ、日揮、ブルボン、亀田(2/2決算)、カルビー、ABCマート、ハードオフ、セリア(1/31決算)、トレファク、クリエイト、トーカロ(1/31決算)、コロプラ、ガンホー、日本化学、網屋、インテージ、ロート、DIC、東洋炭素、ジェノバ、岡部、やまびこ、オカダアイヨン、アイホン、スタンレー(1/31決算)、アルゴグラフィックス、バンダイナムコ、松風(2/2決算)、コーア商事、帝国ホテル(1/30決算)
【売り目線】
サカタのタネ、五洋、ハニーズ、ムゲン、力の源、TSI(PBR=0.54)、eBASE(1/31決算)、アドソル日進、カネカ、日油、アステラス、ライオン、マンダム(2/2決算)、アース、ツガミ(1/30決算、高配当銘柄)、アイダ、NITTOKU、ニデック、メルコ、ローム(2/1決算)、UPR、日産、三菱自動車(2/1決算)、シマノ、パンパシフィック、象印、ゴールドウイン、デサント、近鉄百貨店、東急、京急、ジャステック、吉野家、スズケン