振り返りと展望

●概要

●セクター騰落率ランキング

●日経平均日足チャート

  • 3指数ともに上昇し、グロース250指数が上昇率トップでした。TOPIXは史上最高値にトライする値動きになりました。ただし、為替が円高に振れたことにより、自動車メーカーが不振でした(マツダSUBARUトヨタホンダ日産スズキなど)。
  • セクター。最下位は輸送用機器セクター。最上位は年末年始の海外旅行需要が大きく増えたということで空運でした。全体的に金融関連セクター(証券、保険、銀行、その他金融)が強め。
  • 日経平均は出来高が少ないものの、5日線の上にとどまっています。本日は寄り前に日銀金融政策決定会合の議事要旨が出ますが、あまり大きな影響はないように思います。欧米各国の相場も大人しくなるため、カギは金曜日(年内最終の税金計算の対象取引日)。

 

 買いチャート銘柄

 

  1. デイまたはスイング想定。
  2. 基本順張り目線。
  3. 5日線を割れたら基本撤退。
  4. 太字はPBR1倍割れ銘柄。
  5. △は価格帯出来高の壁が直上にあるもの。
  6. マドは窓埋め期待

1000~3000番台

 

サカタのタネショーボンド(利3.51%)、ミライトワンファーストコーポ(利4.56%)、イチケン(利3.85%)、世紀東急(利4.29%)、日特建設(利3.86%)、ユアテックE.J(利3.97%)、ALSOKインフォマート(RSI→82.4)、オリコン(利3.91%)、ハードオフ(利3.87%)、高千穂(利3.75%)、リガクJPグロービング黒田G(利6.76%)、アルコニックスビックカメラ富士紡クリエイトグリムスセックアドソル

 

4000~6000番台

 

日産化学東ソー(利4.21%)、三菱ケミ(利3.50%)、CCTADEKA東海ソフトウイングアークアイキューブド塩野義ロート(RSI→83.6)、DIC(利5.22%)、サカタインクス(利3.72%)、アルプス技研(△)、クレスコ(RSI→80.2)、日本BS神鋼(利3.93%)、丸一鋼管SBIリーシング東京製綱(利4.16%)、ストライク(利4.32%)、ダイキン(△)、富士電機MSJ(利5.45%)、ダイヘンかわでん鈴木(利3.63%)

 

 

7000~9000番台

 

ブリッジインターナショナル(利4.16%)、松田産業SPK(△)、ドウシシャ日本ライフライン長野計器IMV高島(△、利5.28%)、長瀬産業第一実業(利4.10%)、神鋼商事(利4.24%)、阪和興業明和産業(利4.16%)、みずほリース(利3.51%)、オリックス三菱HCC商船三井(△、利4.39%)、ANAブティックス(△)、ブックオフコーア商事澁澤倉庫(利4.27%)、NISSO(利3.51%)、KDDI(△)、AViCタナベ(利3.57%)、カナモトミロク情報ミスミGジェコス(△、利4.07%)

 

 

 

 振り返りと展望

 

●概要

●セクター

●日経平均日足チャート

  • 本日はハイテク株が強い相場になりました。NVIDIAの反発、SBGなどAI関連企業への政府による大規模投資など、良い材料が重なりました。アドバンテストSBG東京エレク、そしてファストリの寄与度により、日経平均株価は大きく上昇しました。
  • セクター。半導体関連が上位に。下位には内需系が多くなりました。為替は円安傾向が再燃しており、ニトリ神戸物産大黒天物産など円高メリット銘柄が下落しています。
  • 日系平均日足チャートはローソク足が5日線、25日線の上にひょっこり顔を出してきました。上抜けするのか、レンジ相場なのかの見極めが大事に。アドバンテストSBG東京エレクの株価も5日線、25日線を超えてきましたので、期待は持てそうです。ただし、週末にかけてポジション整理、あるいは損益確定の売りが出やすくなりますので十分注意。

 

 買いチャート銘柄

 

  1. デイまたはスイング想定。
  2. 基本順張り目線。
  3. 5日線を割れたら基本撤退。
  4. 太字はPBR1倍割れ銘柄。
  5. △は価格帯出来高の壁が直上にあるもの。
  6. マドは窓埋め期待

 

1000~3000番台

 

ファーストコーポ(利4.59%)、大成矢作(利3.85%)、大成温調(利3.85%)、ユアテック新日本空調朝日工業社アルトナー(利4.05%)、ワールドHD(利4.01%)、飛島(利4.34%)、ハードオフ(利3.93%)ゲオリガクJPやまみ黒田G(利6.79%)、クリエイトミタチ産業(12/25決算)、クリヤマスターティア(利4.54%)、イノベーションマツオカ(利3.77%)、ワールドセックアドソルニッポン高度紙

 

4000~6000番台

 

日産化学伊勢化学恵和クイック(利3.80%)、ヴィッツクレスコサカタインクス(利3.77%)、メック新田ゼラチンArtienceクリエートメディック(利3.53%)、日本特殊陶業東京製綱(利4.28%)、S&J日本動物高度医療(△)、ベクトルトレンダーズイワキやまびこMSJ(利5.52%)、ダイヘンアルバック日本信号能美防災ホーチキ


 

7000~9000番台

 

フィードF(12/25決算)、トヨタ新明和安永松田産業日本ライフライン長野計器大日本印刷リンテックイトーキ第一実業(利4.10%)、阪和興業千葉銀アイフルアコム(利4.12%)、九州リース(利4.03%)、カナモトCECトランス・コスモス日本電計(利4.00%)、ミロク情報東テクミスミG

 

 振り返りと展望

 

●概要

●セクター別週間騰落率ランキング

  • 週間騰落率。日経平均(-2.61%)、TOPIX(-1.17%)、グロース250指数(-0.19%)。全て下落しましたが、バリューの方が良い感じ。グロース250指数は四季報の発売もあって色々な個別株が物色された結果、小幅な下落にとどまりました。日経平均先物は大きく上昇しています。
  • 10年金利も2%を超えてきました。さて、直近では個人向け国債の利回りも結構魅力的な数字になってきました。また、小生が利用しているあおぞら銀行では普通預金金利が早速0.75%に上がるようです(あおぞら銀行リリース)。さらに、SBI住信銀行など取り組む仕組み預金においては、金利が2%を超えてきました(住信SBI銀行仕組預金)。このように、各銀行の金利合戦が再燃する可能性が高いです。それに対し、株価が上昇して配当利回りが下がってきた株式。こうした背景から、個人の資金が株式から国債や預金にシフトする可能性も少なからずありそうに思います。
  • セクター。半導体関連は値動きが激しかったものの、基本的には下落基調。バリュー株が上位に入りました。
  • 日銀の利上げが発表され、今は冴えませんが国策銘柄が特に重要になるかもです。というのも今後は物価上昇が落ち着く雰囲気があり(値上げ効果が抑制されます)、金利は上昇。実質金利が上昇するため、企業の設備投資が進まない可能性が高まった印象を持っています(※税制改正があれば別ですが)。一方、積極財政で政府の投資が活発になるようならば、やはり国策銘柄が非常に強くなるかもなーというざっくりとした感覚を持っています。新興市場には厳しい環境が継続か。
  • 今週上昇した主な個別株Aiロボティクス(+41.84%)、やまみ(+14.90%)、イオンFS(+12.68%)、石油資源(+10.70%)、Arent(+10.47%)、SHIFT(+9.62%)、エスコン(+8.32%)、東映アニメ(+7.87%)
  • 今週下落した主な個別株日本製鋼所(-15.23%)、大盛工業(-14.35%)、名村造船(-13.49%)、カウリス(-13.23%)、安川電機(-13.14%)、武蔵精密(-12.07%)、日東紡(-11.97%)、ジーデップアドバンス(-11.95%)、笑美面(-11.94%)、デクセリアルズ(-11.58%)、ハーモニックドライブ(-11.52%)、精工技研(-11.39%)、トリケミカル(-11.34%)、情報戦略(-11.24%)、QPS(-10.65%)、GENDA(-10.43%)、フジクラ(-10.11%)、三井E&S(-9.75%)、ファナック(-9.63%)、三井海洋開発(-9.23%)、任天堂(-9.21%)
  • 来週末は年内損益通算最終日です(12/26)。損出し、益出しの売りが予想されます。先物が上昇していますが、戻り売りに注意です。経済指標カレンダー。米国GDP統計、日銀金融政策決定会合議事要旨に注目です。

 

 

 指数チャート

●日経平均週足チャート

●TOPIX週足チャート

●グロース250指数週足チャート

  • 日経平均は週末の上昇で13週線で反発する姿勢を見せています。TOPIXは上昇トレンドを維持、グロース250指数は650円付近で横ばいになりそうな雰囲気です。
  • 年末の損出しあるいは益出しの売りが出やすい時期ですが、ここで押し目買いが実施されるかどうかが見ものです。また、グロース250指数については勝ち組と負け組がはっきりする可能性が高く、各個別株の取り組みが重要になりそうです。中でもAI関連の情報通信セクターは今後も注目かなーと。会社四季報や会社公式ホームページをざっくりとでも確認したうえで、狙いを定めたいところ。

 

 買いチャート銘柄

 

  1. デイまたはスイング想定。
  2. 基本順張り目線。
  3. 5日線を割れたら基本撤退。
  4. 太字はPBR1倍割れ銘柄。
  5. △は価格帯出来高の壁が直上にあるもの。
  6. マドは窓埋め期待

1000~3000番台

 

アズパートナーズ(△)、大成大林組鹿島イチケン(利3.87%)、矢作(利3.84%)、新日本建設大成温調(利3.88%)、ユアテック関電工新日本空調三機工朝日工業社ダイダン日比谷総設JACオープンアップ(利4.51%)、アルトナー(利4.08%)、山崎製パン飛島(利4.34%)、サンエーハードオフ(利3.93%)、キューピー令和アカウンティングスターマイカクリエイトビックカメラ(△)、ZOZO(△)、物語コーポトヨタ紡織ウインPクリヤマ(△)、シップヘルスケアJMワールドセック

 

4000~6000番台

 

日産化学プラスアルファ(△)、伊勢化学リケンテクノス恵和カーリットウイングアークヴィッツサカタインクス(利3.86%)、Artience新田ゼラチン日本農薬日本BSインフロニア(利4.04%)、クリエートメディック(利3.55%)、ヨシコンS&Jちゅうぎん三和アルインコ(利3.89%)、東京製綱(利4.28%)、日本動物高度医療(△)、ベクトルトレンダーズSANEIイワキやまびこオカダアイヨンMSJ(利5.51%)、富士通日本信号能美防災日本トリム

 

 

7000~9000番台

 

フィードF(12/25決算)、コーユーレンティア西日本FH日本車輛製造イントラストトヨタ愛三ひろぎん日本ライフラインBuySellタカラスタンダードリンテック三陽商会(12/26決算、利3.63%)、オンワード(利4.16%)、稲畑産業丸井(利4.04%)、みずほリース(利3.54%)、東京センチュリー(利3.51%)、アイフルアコム(利4.11%)、トーセイ丸全昭和澁澤倉庫(利4.29%)、鈴与シンワート(利3.60%)、AIT(利4.21%)、トランス・コスモスメタウォーター(大陽線後)、カナモトハリマビステム東テクベルクジェコス(利4.11%)

 

 振り返りと展望

 

●概要

●業種別騰落率

●日系平均日足チャート

  • 日本市場は3指数とも下落となりました。半導体関連は時々大きく反発しながらも下落基調に変わりなし。やはりオラクルやMETAあたりの悪い兆候に嫌気がさしているようです。また、ここ数日間はTOPIXも弱くなっています。グロース250指数も650円を割っています。
  • セクター。バリュー株優位の展開。ハイテク株は弱め。割安株や高配当株が人気を集めている雰囲気あります。そして、引き続き金貸し業(直近は除く銀行)が堅調だなーと感じています。丸井Gも良いチャートになってきました。逆に、直近はいわゆる政策ドンピシャ株(特に防衛、造船、サイバーセキュリティ関連)が大きく下落しています。三菱重工IHI古野電気日本製鋼所アビオニクス東京計器三井E&S名村ジャパンエンジンFFRI助川など。この辺は監視を続け、反発の兆しがあれば少しずつ買っていきたいところ。
  • 日系平均日足チャート。5日線と25日線がデッドクロス。75日線で反発するのか、ここも割ってしまうのか。日銀金融政策決定会合後の値動き次第です。マーケットは今回の利上げはほぼ織り込んでいるというのがコンセンサスで、来年の利上げ回数についての発言に注目が集まっています。

 

 買いチャート銘柄

 

  1. デイまたはスイング想定。
  2. 基本順張り目線。
  3. 5日線を割れたら基本撤退。
  4. 太字はPBR1倍割れ銘柄。
  5. △は価格帯出来高の壁が直上にあるもの。
  6. マドは窓埋め期待
 

1000~3000番台

 

日本アクア(マド、利3.90%)、淺沼組(利4.00%)、新日本建設大成温調(利3.88%)、日特建設(利3.87%)、ニップン日清製粉ウエルネオシュガー(利3.81%)、メンバーズ(△)、オープンアップ(利4.55%)、雪印メグ日鉄SOLALSOKハードオフ(利3.94%)、ビックカメラドトール日レス物語コーポクリエイトSDネクステージフィルカンパニー(大陽線後)、シップヘルスケアJMワールド(利3.57%)、ニッポン高度紙アカツキ

 

4000~6000番台

 

プラスアルファ(△)、カーリットCTS久光参天サカタインクス(利3.86%)、USSダスキン新田ゼラチンヨシコンS&J(△)、SBIリーシング全保連(利4.10%)、三和アルインコ(利3.91%)、ユニバーサル園芸シンメンテ鎌倉新書(大陽線後)、オカダアイヨン鶴見かわでん能美防災日本トリム(△)、図研(大陽線後、利4.13%)

 

 

7000~9000番台

 

フィードF(12/25決算)、コーユーレンティア日本車輛製造イントラストトヨタBuySellマニー(△)、タカラスタンダードオンワード(利4.17%)、第一実業(利4.19%)、稲畑産業丸井(利4.04%)、クレディセゾン東京センチュリー(利3.56%)、アコム(利4.14%)、イーギャランティ日本エスコン(利4.45%)、東急(△)、ゼロ(△、利3.54%)、ハマキョウレックスサカイ引越ANAアジア航測(利3.62%)、ポエック(利4.23%)、コーア商事澁澤倉庫(利4.32%、増配IR後)、鈴与シンワート(利3.61%)、AIT(利4.26%)、トランス・コスモス乃村工藝セコム丹青社(利4.63%)、マミーマートニトリイエローハット(利3.50%)

 

 振り返りと展望

 

●概要

●セクター

●日経平均日足チャート

  • 日経平均はハイテク株が不調で下落、TOPIXは安定上昇、グロース250指数は650円というキリの良いところでやや反発という結果でした。アドバンテストSBGの下落が悪目立ちしていましたね。キオクシアイビデン日本製鋼所の下落も気になるところ。
  • セクター。バリュー株優位の展開になりましたが、昨日の特徴としては陸運銀行がほぼ全面的に上昇していた点です。年末年始の人やモノの移動が活発になる点が評価されたのと、日銀の利上げ観測によるものと推察します。仮にそうだとすれば、どちらも長続きしないおそれがあり、数日中に大きめの利益確定の売りが出るかもです。特に銀行株は、19日の日銀金融政策決定会合で材料出尽くしで売られる可能性強いと観測しています(年内益出しという観点からしても)。要注意か??一旦売って、下落すれば少しずつ拾っていくという姿勢が良いかもなーと思ったり。
  • 日経平均日足チャートは再び5日線割れ。一旦は反発していた日経先物ですが、米国雇用統計やマイクロンテクノロジーの決算発表、さらには日銀金融政策決定会合を控え、リスク回避する動きがあるように見えます。25日線も下向きに見え、これを割ってしまうと嫌だなというチャートになってきました。個人的には日経平均弱め、TOPIX強めのスタンスは変わらず。

 

 買いチャート銘柄

 

  1. デイまたはスイング想定。
  2. 基本順張り目線。
  3. 5日線を割れたら基本撤退。
  4. 太字はPBR1倍割れ銘柄。
  5. △は価格帯出来高の壁が直上にあるもの。
  6. マドは窓埋め期待

 

1000~3000番台

 

ショーボンド(利3.50%)、コムシス大林組長谷工鹿島田辺工業(利3.71%)、淺沼組(利4.05%)、積水ハウス(利4.13%)、日特建設(利3.90%)、三機工高砂熱学ダイダンパーソル(利3.81%)、&ST久世JP東洋水産令和アカウンティング(利3.56%)、クリエイトトヨタ紡織八洲OCHI(利3.77%)、東急不動産丸千代山岡家トーカロケイアイスターアグレ都市(RSI→86.4、利4.12%)、イノベーションワールド(利3.58%)、特種東海製紙SRA(利3.62%)、ニッポン高度紙DITオークネット

 

 

4000~6000番台

 

ラサ工業信越化学大阪有機三菱ケミ(利3.51%)、住友ベークライトカーリット日本システム技術ロート日本ペイント(△)、太陽ダスキンジャストシステム(△)、ENEOSインフロニア(利4.08%)、ブリヂストンニチアス神戸製鋼(利3.89%)、東京鐵鋼(利5.08%)、丸一鋼管大同特殊鋼いよぎんちゅうぎん全保連(利4.10%)、東洋製罐アルインコ(利4.00%)、東京製綱(利4.30%)、リクルートストライク(△、利4.32%)、やまびこ平田機工オカダアイヨンアイチ(△、利4.52%)、ガリレイモリタ前澤工業(△)、インターネットインフィニティ日東工業富士通日本信号

 

 

7000~9000番台

 

識学めぶき、JIA(利3.86%)、東京きらぼし九州FG横浜FGいすず(利3.75%)、トヨタアイシンSBIインシュアひろぎん尾家(△、利4.18%)、日本ライフラインアルゴグラフィックスIMV前田工繊(△)、信越ポリマー長瀬産業豊田通商スターゼン阪和興業稲畑産業明和産業(利4.34%)、ライフコーポPALTACUFJ三住トラスト(利3.59%)、三井住友千葉銀ほくほく佐賀銀(RSI→80.0)、みずほ(RSI→80.6)、みずほリース(利3.59%)、SBIオリックスSOMPO第一生命(利4.00%)、イーギャランティ住友不動産日本エスコン(利4.61%)、カチタス(△)、JR東JR東海ハマキョウレックス山九(大陽線後)、澁澤倉庫(利3.89%)、大栄環境乃村メイテック(利5.15%)、TKC(△)、学究社(利4.27%)、JBCCジェコス(利4.11%)