振り返りと展望
●概況
●週間セクター別騰落率ランキング
- 指数の週間騰落率は日経平均(+0.39%)、TOPIX(-0.20%)、グロース250指数(-6.47%)となりました。相場の流れとしては週前半は強く、後半は大きく垂れる展開に。最大の要因は、米国の主力半導体メーカーであるブロードコムの決算がコンセンサスに届かなかった点と思われます。それにより、半導体製造装置関連が反落しました。また、金曜日には米国雇用統計が予想を上回り、利上げ懸念が再燃。SOX指数が-10%と凄いことになっています。もちろん、日経先物も連れ安で大きく下落となり、ちょっと忘れつつあった魔の月曜日を迎えることになりそうです(イラン戦争が終結でもしない限りは)。需給においても信用買い残が溜まっていると思われ、相場が壊れる可能性も高そうに思えます。唯一期待できるのは、週後半には配当金の再投資でバリュー株が買われる可能性もわずかにも感じられた点です。週明けはバリュー株に手堅い動きが生じるかに注目したいなと。
- 週間セクター別騰落率ランキング。上昇は10セクター、下落は23セクターと下げ基調の結果。上昇率トップは銀行ということで、日銀の利上げがある程度織り込まれてきていると考えてよさそうです。その他の上昇セクターを見ると、半導体関連(電気機器、ガラス土石、金属製品)、イラン戦争の混沌化(鉱業、海運、倉庫)、日経平均史上最高値更新の恩恵となる証券が目立ちます。テーマ株としては宇宙系の弱さが悪目立ち。
- 今週の主な上昇銘柄。テラスカイ(+63.60%)、日電波(45.85%)、フィックスターズ(+34.43%)、クオンツ総研(+33.75%)、リッジアイ(+31.94%)、AIメカ(+31.22%)、HPC(+30.57%)、高度紙(+26.83%)、京三(26.13%)、サムコ(+25.79%)、キオクシア(+18.66%)、ワイエイシイ(+18.15%)、ラサ工(+16.90%)、東洋炭素(+16.53%)、NF(+16.50%)、ニチコン(+16.05%)、竹内(+14.39%)、パーカライジング(+14.02%)、ステラケミファ(+13.59%)、SCREEN(+13.58%)、東京エレク(13.41%)、JVCケンウッド(+12.99%)、関電化(+12.97%)、ニッパツ(+12.82%)、加賀電子(+12.54%)、TRE(+12.48%)、マクニカ(12.32%)、正興電機(+12.27%)、NITTOKU(+12.12%)、山一(+11.81%)、エムスリー(+11.66%)、ディスコ(+11.51%)、AGC(+11.49%)、シンフォニア(+11.49%)、GNI(+11.27%)、トレンドマイクロ(+11.11%)、東京製綱(+11.01%)、GSユアサ(+10.98%)
- 今週の主な下落銘柄。北川精機(-32.66%)、津田駒(-29.93%)、QPS(-28.10%)、パワーX(-25.06%)、アストロ(-23.69%)、FIG(-23.64%)、データセクション(-20.20%)、synspective(-19.94%)、スカパー(-18.46%)、イビデン(-18.43%)、三井ハイテック(-18.40%)、リアルゲイト(-15.75%)、テラドローン(-15.48%)、FFRI(-15.39%)、ニッカトー(-15.18%)、レノバ(-14.71%)、トムソン(-14.68%)、三井金属(-13.83%)、ヒーハイスト(-13.72%)、武蔵精密(-13.42%)、岡野バルブ(-13.41%)、ユニチカ(-13.04%)、日産(-12.35%)、GLテクノ(-11.56%)、住友ファーマ(-11.46%)、Sollvy(-11.33%)、ARCHION(-11.11%)、テクセンド(-11.10%)、GSX(-10.92%)、note(-10.72%)、日東紡(-10.67%)、技術承継(-10.60%)、伊藤園(-10.59%)、関電工(-10.46%)、ACSL(-10.12%)
- 来週の経済指標カレンダー。注目は月曜日のGDP(日本)、水曜日の企業物価指数(日本)、CPI(米国)、木曜日のECB政策金利あたり。また、メジャーSQ週となりますので、水曜日頃からの値動きには注意です。
指数チャート
●日経平均週足チャート
●TOPIX週足チャート
●グロース250指数週足チャート
- 日経平均とTOPIXは史上最高値を更新するものの、大きな売買代金を伴った上髭のローソク足となりました。教科書的には天井圏の動きを示唆しています。グロース市場も大陰線となり、13週線を割ってしまいました。
- 今週は米国雇用統計を控えいたことに加え、ブロードコムのいまいちな決算、日銀の利上げリーク報道なども加わり、後半に相場は垂れました。来週はメジャーSQがあり、トレンドが変わらなければという条件付きですが、もう一段の踏み上げ相場があってもおかしくはないようにも思えます。一方で、米国株の不調で日経先物は大きな下落。相場環境の変化には注意のが求められます。
買いチャート銘柄
- デイまたはスイング想定。
- 基本順張り目線。
- 5日線を割れたら基本撤退。
- 太字はPBR1倍割れ銘柄。
- △は価格帯出来高の壁が直上にあるもの。
- マドは窓埋め期待
日本アクア(利4.79%)、大氣社、寿スピリッツ、日本ケアサプライ、マクニカ、ユニネク、セーレン(△)、特種東海製紙、高度紙(大陽線後)、セグエ、ユーザーローカル、ヤプリ、石原ケミカル、ウェザーニューズ(利3.98%)、富士フイルム、綜研化学、NGK、大同特殊鋼、日軽金、東京製綱、ニッパツ、タクマ、Jマテリアル、アマダ、エスティック(△)、西部技研、AIメカ(大陽線後)、オイレス(利3.55%)、TOWA、日機装、竹内、ハマイ、日立、正興電機、リオン、日本CMK、トランザクション、ピジョン(利4.02%)、OUG(△、利3.99%)、中央自動車、大和証券、野村、川崎汽船(利4.44%)、沖縄セルラー(△)




















