いろいろあっても老夫婦になったとき、仲良く暮らせるに
こしたことはない。

ごはんだって2人分作る量に慣れてしまっているし、
休日の昼食もどうせ自分も食べるんだからと思えば、
夫のためだけに作る面倒くささも感じない。

光熱費だって基本料金があるからひとりでもふたりでも同じ
だけかかる。

年金もふたり分合わせないと(合わせてもだが)きつい。

斜め裏宅のG夫人、ご主人の企業年金はご主人がなくなれば
支給されなくなり、遺族年金だけになれば生活が大変になる
ので、ワンマンなご主人でも我慢しているのだとか。

威張り散らすご亭主族は、ご本人はそれで満足して幸せなの
だろうか?

夫婦として何十年も苦楽を共にしてきて、老後はいたわり
あって暮すなんて難しいことなのだろうか?

寒くなってきてふたりで鍋をつつけるだけでも、なんか嬉しい
気分になれる。

夫は別に嬉しそうでもないが、わたしは夫が家に居て
一緒に食事できる暮らしの有り難さを、柄にも無く密かに
ひとり噛み締めている。