だいぶ前から夫は、欲しいものがあると言っていた。

普段仕事で持ち歩くショルダー型の鞄である。
しかし、夫は持ち物をよく置き忘れたりするので
安物しか持たせられない。

が、今回は粘るのである。

ITAGAKI のバッグがいいんだよ~」と。

じゃ、定額給付金が入ったら、不足分を足して誕生日の
プレゼントにすると言ってあったのだが、正直忘れてくれ~と
思っていた。

ところが、絶妙のタイミングで数日前、日経の北海道経済欄で

”皮革製品のいたがき”(北海道赤平市)と、大きく取り上げ
られていた。

それによると、15歳でかばん作りの世界に入り、現在
73歳の板垣英三社長のポリシーは

移ろいやすい流行は追わず、
「妥協しない、まねしない、無駄にしない」

「手間を惜しまずに良質な製品を提供したい」

一番わたしが気に入ったのは、

「エルメス関係者から70万で売りたいと言われた」のを

蹴ったことである。

逆に考えれば、ITAGAKI はエルメスが認めるほどのすばらしい
品質のバッグを5~10万で提供してくれているということ
だし、エルメスはブランド力だけで数十万も上乗せし
ボッタくり 販売するということである。

昨日、京王プラザホテルのショップで実際見たが、品質に
比べたら安いくらいである。

夫の欲しいダークブラウン色の在庫がなく、赤平の
本店から取り寄せしてもらうことに。

ついでに欲しいというペアの札バサミも入れて

50,190円也

先月末入った定額給付金が二人分で32,000円。
わたしの分の12,000円と、差額の約18,000円を
更に夫に貢ぐことになった。

でもナイスな地場産業と夫に貢献できると思えば、
惜しくはない