翌朝はわたし一人で運転していった。
時間はかかるが、途中から一本道になり
分りやすい便利な場所である。
救急病棟は空いていた。
甥は一晩中、鎮痛剤の効果もあまりなく、
ひたすら痛みに耐えながらベッドに
横たわっていたそうだ。
いつ診察してもらえるのか、聞きにいこうと
したとき若い医師がやってきて、端的に
書けば
「ここでは、これ以上の治療はできない、通院して
いたクリニックに戻って欲しい」てなことを言った。
整形外科の外来診察日でもないのだという。
要するに専門医がいないのだから、このまま
ここにいても、これ以上強い鎮痛剤も打てないし
どうしようもない・・と。
理屈は分るが、必死の思いでたどり着いたのに、
受け入れを拒否される難民のような心境だった。
”ここは24時間対応はするコンビ二(病院)だけど
スーパーやデパートのサービスを期待してもダメョ”
ということらしい。
それに確かに”命に関わるような事態でもない
のに救急車で運ばれるのが間違ってるんですョ”
と暗に非難されている感じがしないでもない。
しかし夜間で幼い子供が二人いて泣き騒ぎ
どうしようもない状態で、とっさに119番
したのを責めるのも酷であろう。
もちろん重篤な患者が最優先されるべきなのは
当然である。しかし状況的に余裕があるのなら
命に関わらなくても、まず患者の苦痛をできるだけ
和らげることに手を尽くすのが医療ではないのか?
わたしも大昔、母が夜中に吐血(このときはまさに
命に関わっていた)、かかりつけのお医者さんの
指示で救急車を呼んだときも、搬送先の当番医
から最初に言われたことが、保険証を持参しないで
きたことを咎める言葉だったので、唖然としたのを
今でも覚えている。
これ以上動くのが苦痛でたまらない甥はここで
どうにかして欲しくて、医師にいろいろ訴えて
いたが、わたしは無駄な抵抗だと思い
私「では、クリニックのお医者さんに連絡を
取って事情を話しますから」
甥がクリニックの電話番号が書いてある薬袋を
持っていたので
私「救急搬送先の病院でこう言われたのでと話し
ますけど」
するとその医師は
「あっ、ぼくから言います、ぼくから電話します」
ナースステーションで、ナースと少しふざけて
いたり、余計なことは全くやる気の無いように
見えていた医師に、かなり不快感を覚えていたが
この際、必要なことはやってもらわないと・・。
救急担当医は激務だろうとは思うが、どうも
この医師は話の仕方といい、態度といい、それ
以前に少し問題ありの印象だった。
甥とクリニックの医師と携帯で直接話すことも
できて、状況から推して即入院の必要があり
空きベッドのある入院先の病院を見つけて
連絡してもらえることになった。
つ づ く
時間はかかるが、途中から一本道になり
分りやすい便利な場所である。
救急病棟は空いていた。
甥は一晩中、鎮痛剤の効果もあまりなく、
ひたすら痛みに耐えながらベッドに
横たわっていたそうだ。
いつ診察してもらえるのか、聞きにいこうと
したとき若い医師がやってきて、端的に
書けば
「ここでは、これ以上の治療はできない、通院して
いたクリニックに戻って欲しい」てなことを言った。
整形外科の外来診察日でもないのだという。
要するに専門医がいないのだから、このまま
ここにいても、これ以上強い鎮痛剤も打てないし
どうしようもない・・と。
理屈は分るが、必死の思いでたどり着いたのに、
受け入れを拒否される難民のような心境だった。
”ここは24時間対応はするコンビ二(病院)だけど
スーパーやデパートのサービスを期待してもダメョ”
ということらしい。
それに確かに”命に関わるような事態でもない
のに救急車で運ばれるのが間違ってるんですョ”
と暗に非難されている感じがしないでもない。
しかし夜間で幼い子供が二人いて泣き騒ぎ
どうしようもない状態で、とっさに119番
したのを責めるのも酷であろう。
もちろん重篤な患者が最優先されるべきなのは
当然である。しかし状況的に余裕があるのなら
命に関わらなくても、まず患者の苦痛をできるだけ
和らげることに手を尽くすのが医療ではないのか?
わたしも大昔、母が夜中に吐血(このときはまさに
命に関わっていた)、かかりつけのお医者さんの
指示で救急車を呼んだときも、搬送先の当番医
から最初に言われたことが、保険証を持参しないで
きたことを咎める言葉だったので、唖然としたのを
今でも覚えている。
これ以上動くのが苦痛でたまらない甥はここで
どうにかして欲しくて、医師にいろいろ訴えて
いたが、わたしは無駄な抵抗だと思い
私「では、クリニックのお医者さんに連絡を
取って事情を話しますから」
甥がクリニックの電話番号が書いてある薬袋を
持っていたので
私「救急搬送先の病院でこう言われたのでと話し
ますけど」
するとその医師は
「あっ、ぼくから言います、ぼくから電話します」
ナースステーションで、ナースと少しふざけて
いたり、余計なことは全くやる気の無いように
見えていた医師に、かなり不快感を覚えていたが
この際、必要なことはやってもらわないと・・。
救急担当医は激務だろうとは思うが、どうも
この医師は話の仕方といい、態度といい、それ
以前に少し問題ありの印象だった。
甥とクリニックの医師と携帯で直接話すことも
できて、状況から推して即入院の必要があり
空きベッドのある入院先の病院を見つけて
連絡してもらえることになった。
つ づ く