お読み頂きありがとうございます⭐

    

現在6歳の息子は

2歳の頃、目の中に腫瘍ができる

小児がん【網膜芽細胞腫】が分かり

全身化学療法に始まり、

局所治療、陽子線治療など

2年半に渡る治療も虚しく、

両方の眼球を摘出し、

全盲になりました。

眼球摘出後は、追加治療として

化学療法、自家造血幹細胞移植、

大量化学療法や放射線…。

さらに半年の入院を終え、無事退院。

現在は、経過観察に入り、

定期検査のみです。

全盲の為、視覚支援学校の幼稚部に

通っています。年長さんです。

目は見えなくても陽気で明るい

息子との日々を綴ります🎵

息子の通っている

視覚支援学校で

先日防災訓練が行われました。


避難訓練は

学校で様々な種類を

月1くらいのペースで

行っているようですが、

今回は教室の端で見学させてもらいました。


視覚障がいの子どもは

視覚以外が敏感なので

放送が苦手だったり、

緊急地震速報の音が怖くて

パニックになる子も。

(大人でも怖いですよね悲しい

やはり見えないことで

緊急時に危険にさらされる確率も

高いでしょうし。


なので、何度も訓練してるのかな

と思いました。

今の時代はどこの学校も多いのかしら。


あと、

地震発生の放送をする時に

「教頭の○○です☺️」と

何度も言うのが

印象的でした。

「知ってる先生の声だ」って

安心させるためでしょうか。


まず緊急地震速報の音が流れ、

先生たちは

子どもたちの頭を頭巾で覆い、

ヘルメットを被り、


非常リュックを背負う先生、

扉を開ける先生、

トランシーバーを用意する先生、

子どもたちの頭を守る先生、

役割分担しテキパキ動きます。


訓練なので

さっさと外に避難するかと思いきや、


「まだ安全確認中です」

などの放送が何度も入り、

混乱の様子もリアルでした不安

混乱の中でも

「教頭の○○です☺️」と

何度も言っていました泣き笑い


チビッ子たちには

長過ぎたようで、

ずっと下にうずくまったままなので

うっかり寝てしまった子もいて、

ちょっと可愛かったですラブ


今回は、保護者に引き渡すところまでの

訓練でした。

学校の携帯電話から母に電話があり、

何時頃来れるかなどの確認の電話の対応を

実際先生とやり取りしました。


私は

子どもたちが避難したのを見学後、

学校の校門の集合場所に待機します。
校門付近で
また別の先生たちが学部ごとに
保護者の名前と身分証で確認後
トランシーバーで教室の先生と
やり取りして、
子どもたちを保護者へ引き渡す、
という流れで、
そのまま下校しました。

息子は終始真剣に
取り組んでいて
とても頼もしく感じました。
(普段はおふざけし過ぎて
よく注意されてます口笛

でもやはり緊張やイロイロ
疲れたようで、
夕ご飯の途中で寝てしまい、
「赤ちゃんかよ笑い泣き」って
突っ込みたくなりましたグラサン

本当に、
いつ起こるかわからない災害。

息子と離れている時に
地震が起きたら…と思うと、
不安で苦しくなりますが、

できることは訓練したり
話し合いをして

もしもに備えないといけないですね。