《2020年9月の出来事です》


アイソトープ治療の記録です。


いつものように

朝早く家を出て、

新幹線で東京へ向かいました。


病棟はいつもの12階の小児病棟ではなく、

13階でした。

すぐに部屋に通されました。

重い鉄の扉が

印象的でした。


中は、個室ですが、

思ったより狭く、

とても無機質な空間でした。


息子は、最初は個室で
音も気にしなくていいし、
歌ったり踊ったりご機嫌でした。

1日目。術前。

元気にパン食べてます。


2日目。
朝9時までに水分補給を済ませ、
点滴のルートを取りに
処置室へ。
小児に慣れていない看護師さん
だいぶ苦戦して、
息子大暴れムキーッ
大号泣&汗だくで
帰ってきました。
10時半過ぎに地下2階のオペ室へ。

母は部屋に戻り、
洗濯を済ませ、
コーヒータイムコーヒー

「1時間くらい」と言われていたのに
なかなか呼ばれず、ソワソワ不安あせる

12時半過ぎに看護師さんと
迎えに行く。
麻酔から覚めていて、
「痛い痛い❗」と泣きわめいている。
その後疲れて寝る。

少し水分取っては
「痛い」と泣いて
抱っこして、
寝て、
起きて、
泣いて…の繰り返し。

痛み止の点滴増やしてもらい、
尿量も増え、オムツ交換増える。

赤い涙がずっと出ていて、
拭こうとすると暴れる。
服もタオルも母の服もシーツも、
赤く汚れ、着替えが大変。


3日目。
起きたら顔中血だらけ!
飲まず食わず、
目薬も痛い痛いと暴れる。

3日目。

ルテニウム縫い付け中。

目が開かなくて、機嫌悪い怒り


持ってきたDVDを聞いたり
歌を流したりして
気を紛らわす。


4日目。
9時半に点滴ルート取りに処置室へ。
確か昨日暴れて取れたガーン
またまた大号泣。
疲れて寝る。

13時すぎオペ室へ。
その間、母コーヒータイムコーヒーお団子

14時半、呼ばれお迎え。
ぐったりしている。
起きては泣き、抱っこし、
また寝る…の繰り返し。

16時、主治医が見に来る。
表面に近いところに縫い付けたから
腫れが大きい。
明日には目は開くと思います
とのこと。
来月、効き目を診て、
また治療続けます
とのこと。



目が開かず、片方義眼の為、
息子にとって
初めての全盲生活となりました。

ほとんど寝て過ごし、
近くに母がいないと、
「こっち来て怒り」と
泣きわめいていました。

トイレとシャワーは
部屋にありましたが、
完全に寝てる時じゃないと
ハラハラして行けませんでした。

5日目。
朝はまだ目開かず、
何も食べないし
ずっと機嫌悪いまま、
新幹線に乗り、
帰宅しました。

帰ると、
好きなパンを食べて、
ドラえもんを見せてると、
自分で目をこじ開けてました!

やっぱり家着いた安心感と、
ドラえもん愛が勝ったみたいです(笑)

しばらく目薬は
大変でしたが、
腫れは2週間くらいで
引きました。