エアコンの排気ダクトを付けた窓用防音パネルを試作してみました。

作った理由は床に置くタイプのエアコンを購入したからです。

今年に入ってほとんど休んでないため、仕事も少し前倒しできていることから半日程度で作りました。

 

作った場所は防音室(製品の実験部屋)です。

ほぼ端材で作ったので近くで見るとDIY感が満載です。笑

でもパネル自体の性能は窓用防音パネルに近いです。

 

置くタイプのエアコンを選んだのは今更壁に穴を開けたくなかったことと、ウインドクーラーでは防音にならなくなってしまうからです。

エアコンを購入したそもそもの理由は遊びに来る友が寝ている間に熱中症にならないようにするためです。笑

前々回の記事で紹介したコンセント部分はこの部屋のものだったのでスッキリさせておいて丁度良かったです。

 

 

上の写真は長細いパネルになっていますが、もし賃貸などの対策でこのようのなパネルが必要になった時には大きなパネルの一部にダクトを取り付けます。

各タイプの窓で例を挙げると下の写真のような感じになります。

・1枚窓タイプ

 

・引き違いタイプ(2枚)

 

・引き違いパネル(3枚)

 

私がきちんとした対策をするなら下の写真のようにしますが、

今回は間に合わせ的なので余白には防音材のみで作った簡易パネルを入れます。

この写真は撮っていないので後日インスタやXのほうに投稿しようと思っています。

 

賃貸で壁に穴が無い(開けられない)時や、何か理由がある場合は有効な手段になると思います。

 

このパネルのメリットとしては戸締りが今まで通りにできるという点です。

付属の排気パネルを取り付けると戸締りがきちんと出来なくなるため、防犯面が心配になりますし全く防音になりません。

特に1階の部屋(住まい)ではこの利点が大きくなると思います。

 

デメリットを挙げるとすれば形がスマートではなくなるという点です。(ダクト接続部が出っ張るため)

 

ダクトの大きさに合わせて穴を開けるので本来のパネルより効果が大きく下がると思っている人もいるでしょうが、ダクト内部に換気口(レジスター)と同じような対策をするので、測定して僅かに違いがでるだけでそれほど音漏れは大きくなりません。

※既存の窓によるところもありますが、エアコンを使っている時期は若干効果は下がり、使わない時期は蓋をするので効果はあまり変わらないということです。

 

住まいの状況により不可能な場合もありますが、窓以外の特注防音パネルの製作依頼も受けており実際にお客さんが使用していますので、困った事や考え(アイデア)があるなら一度お気軽にご相談ください。