DIY対策で使える防音パネルはネットで調べればいくつも出てくるとは思いますが、実際にどのくらい効果があるものなのかはイマイチよく分からず困っている人も多いと思います。

 

説明を読んでもイマイチ、動画を見てもイマイチ、そんな時は視点を変えて検討してみるのも一つの手段になります。

 

人によりどのように見るのがベストなのかはいろいろあるとは思いますが、参考になる人もいると思うので今回はその点について書いておこうと思います。

 

 

まずどこの商品でもよいですが、

⒈ 誰(何処)が考案(設計)したものか。

⒉ 誰(何処)が製作したものか。

⒊ 誰が何処で効果の検証をしたのか。

⒋ 何処で販売されているのか。

上記の点について見るようにすれば比較するときに違いが出てくると思います。

レベル的にはともかく販売している業者に開発者や技術者(製作者)がいるのかは確認できると思います。

自社の知識や経験でモノ作りをしていないなら信頼度に欠けると思います。

何処の誰が考案(設計)や製作をしたか分からないものを販売しているだけの所で商品を購入するのは好ましくないですよね。

知識や技術のレベルの差もありますが、その部分を確認するだけでも大きな違いになると思います。

もっと深掘りした知識や技術のレベルの見方については別の記事に書いているので、当ブログや下部のリンク記事からいろいろと読んでもらえればと思います。(初心者に分かるように書いています)

 

ここでは1〜4を当店(私)の製品を例に挙げて話を進めて行きます。

 

⒈については私が考案したものです。

15年以上の長い間、住宅防音工事を自分の手でやってきているので、その経験を基に考案(設計)しています。

防音リフォームという形で、あらゆる建物とお部屋で工事をやってきており、防音の目的も様々なものをやってきているので柔軟な対応ができるように作ってあります。

木造で言えば柱を抜いて間取りを変えたり、マンションなどで言えばスケルトンにして(全て解体をしてコンクリートむき出しにして)1から防音施工をすることもあるので、建物の構造や音の伝わり方や抜け方も踏まえた上で考えています。

工事だけではなく騒音調査に立ち会ったりもしているので、分析力もそれなりに持っています。

 

⒉については私が製作しています。

⒈でも言っていますが私は自分の手で防音工事をやってきているので、自分で考案したものを自身で製作しています。

防音施工をずっとやってきた大工職人なので木材を使った防音パネルを製作することができます。

素材の組み合わせ方も経験があってやっている事ですし研究も続けているので、改良することや特注パネルの依頼も受けられます。

既製品では出せない性能(効果)の商品を作っています。

 

⒊については私の自宅(築30年の2階建木造住宅)でテストしています。

何度も言ってきていることですが試験場と一般住宅の環境は大きく違い、商品説明にある効果は一般住宅では出せないものです。

なぜ木造でテストするかは、振動しやすく音が抜けやすい環境でテストしたほうが確実に出せる効果が分かりやすやすいからです。

コンクリートで囲まれたところでテストしたものを木造住宅で使えば効果は無くなってしまう(薄れてしまう)のは当たり前です。

そのため私はYouTubeの動画でありのままを見せているというわけです。

私の場合は条件の悪い環境で効果を実証しているので、ユーザーが使った時には効果が無いということはありません。(※効果が見込めない場合は商品をお売りしていない)

 

⒋については当然私のお店(防音工房-shin-真)で販売しています。

私の作る製品は防音工房-shin-真のホームページからしか購入することができません。

⚠️当店の製品写真や文章を盗み、ショッピングサイトの関係ない商品をクリックさせようとするアフェリエイターなどがいるので注意してください。(模倣品を作られたこともあります)

 

以上が私の販売する防音パネルにつてになります。

いろんなところの商品を調べれば比較できると思うので参考になる人もいると思っています。

 

 

重要なのは商品の考案や作る人の知識や技術と、効果の検証方法になると思います。

1と2を深掘りした記事は当ブログや下部のリンク記事からいろいろと読んでみてください。

3はどこで出した効果なのかが重要です。

私がYouTubeでお見せしている効果は古い木造住宅で出したものなので、同じ木造でも最近の高気密住宅で使うと効果はもっと上がりますし、コンクリート造の場合は予想以上の効果が出る場合もあります。

 

防音パネルではなく防音材で対策する場合は、どんな素材なのかやどのように組み合わせるのが良いかを考えてくれる人がいるのか(目的と住まいに合う対策方法を考えてくれる人がいるか)どうかが重要になります。

 

DIY防音対策は大事なポイントを押さえることで効果が上がります。

私の情報発信はそういう点が主になるのでいろいろと記事を読んでもらえると嬉しいです。

調べれば調べた分、効果もじわじわと上がると思います。