世界一周したジュリー社長の留学エンターテインメント -30ページ目

カナダで興奮マックス(後半)

(前半の続き)


コンサートチケットを無事に購入できた私達は


興奮がマックスに到達していました。



そんな私達と合流したのはもちろん、


ヤンが恋していたイタリア人留学生と


が恋していたスイス人留学生。



いつもより少々着飾っていた2人を見て


さらなる興奮が押し寄せてきました。


昨日までの辛かったプレッシャーとの闘いも


完全に消え去り、


今や興奮との闘い。



彼らとの挨拶はもちろんハグ


ハグをしただけで


なぜかガッツポーズをしている私をヤンが見て


彼もまたガッツポーズ


私達ふたりに「アイコンタクト」など必要ありませんでした。


必要なのは「ガッツポーズコンタクト」のみ。



ガッツポーズをしまくっているテンションの高い2人を


優しい瞳で見守ってくれる彼女達


そんな彼女達を見て、またしてもガッツポーズ


ロマンティックが止まらない」という歌がありましたが、


私達は「ガッツポーズが止まらない」・・・・



テンションの高い私達が向かう先は


もちろんコンサート会場


4人は歩きながらも会話が止まらない。



「よくチケットとれたわね。」


「良い席に招待したかったから予約してたんだよ」


と調子のいいウソをつくヤン


彼が私に向かって小さくガッツポーズ


私ももちろん小さくガッツポーズ返し。



「良い席ってどのへんの席をとってくれたの?」


「とにかく前の方だよ。


二人の誕生日だから、


良い席にしようって二人で決めたんだ」


が適当にはぐらかす。



そうしてたわいも無い話を5分ほどしていると


あっという間にコンサート会場に到着。


さっきのダフ屋に会わないかと


少し不安でしたがそんな心配も無用。


興奮マックス状態で会場入りしました。



まず目に飛び込んできた風景は、


派手な照明に照らされた、


所狭しと置かれている数え切れないパイプイス


それを囲んでいる野球観戦用のスタンド席



こんなに広い場所でのコンサート


4人ともはじめての体験で


しばらく棒立ち状態。



ヤンの「席に行こう」という声を聞いて


ようやくチケットを見ながら席探し開始


前の席に向かって歩き始めると、


警備員がチケットを見せてと催促。



そして私達のチケットを見た、


警備員が無言でバックスタンド席の方を指差しました。


まさか ・・・



前の方から後ろの席に向かって一列ごと、


チケット番号とイスに書かれた列番号を


確認しながら席探しを続ける事10分。



それでわかったことは私達の席は


1階ではないこと。


これは良い席ではないことを意味していました。


まじで ・・・



とにかくあせったヤンは、


緊急作戦会議。


「俺が一人で座席を確認してくるから


ケンジは彼女らと一緒にホットドッグでも


食べて待っててくれないか」



私は彼女らを連れて売店に向かい、


腹ごしらえをすることに。


しかし、3人に流れる空気はかなり重い。



そして待つこと10分。


ヤンが戻ってきました。


そして言いました。


「ごめん。


良い席じゃなかった。


ホントにごめん・・・」


そう言いながら彼は泣きだしました。



そんなヤンを見ていると


まで悲しくなって、


ごめんといいながら大粒の涙を流していました。



私達が泣いている姿を見た彼女らは


「泣かないでいいから、気にしてないから」と言って、


私達を何度も慰めてくれました。



そうこうしているうちに、


ホールから「ギャー」という大歓声。


涙いっぱいのヤンが鼻声で「行こう」と言って


案内してくれた場所は、


一番ステージから遠い外野席



しかも3階


本当に一番最終列


つまり、後ろは


私達の後ろに人はいない。


チケットとしては一番安く買える場所。



私は席についてまた大きな涙がこぼれてきました。


バックストリートボーイズ


小さく小さく、かすんで見えました。



コンサートが終盤を迎えた頃、


ちらっとヤンの方を見ると


目のあったに向かって


がいつもと変わらないガッツポーズ


もちろんも笑顔でガッツポーズ返し



その後、ふと後ろを振り返りましたが


やっぱり私の後ろには人がいませんでした。


どうみても最終列。


私たちの後ろに人はいない。



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カナダで興奮マックス(前半)

カナダ留学中にしたかった事の一つ。


それは海外アーティストのコンサート鑑賞です。



U2Usherアブリルラビーンなど


数々の有名アーティストのコンサートへ行ったんですけど


カナダで初めて行ったコンサートは


Backstreet Boys 


というアメリカアイドルグループのコンサートなんです。

バックストリート
行くきっかけになったのは


私のチェコ人フレンドのヤンです。



当時、彼がイタリア留学生を、


そして私がスイス人留学生に恋してて、


彼女らがちょうど同じ誕生日という事もあって


ダブルデートしようという


提案をしてきたのです。



そこで、彼女らを喜ばす為にとった作戦が、


人気絶頂だったバックストリートボーイズ


コンサートへ招待するという事だったのです。



コンサートが行われたのは


以前にもこのブログで登場した


世界一高いCNタワーの横にあるスタジアム


ロジャースセンター。



収容人数5万5千人ということで


当日でもチケットは十分買えると判断。


コンサートの後、どんな風に過ごすか、


それだけを毎日話題にしていました。



そんな楽しい話し合いを続けてきた私たちが、


コンサート前日


コンサートチケット完売という情報を聞いた時は


相当なショックでした。



彼女らと約束時間、


待ち合わせ場所まで決めたのに・・・。


あんなに喜んでいた彼女らに


明日はチケットがないから行けないなんて


とてもじゃないですけど言えませんでした。



そこで私とヤンは


ダフ屋から何としてでも買うしかないという


結論に達しました。



今ではドキドキしないダフ屋との交渉も、


英語のできない二人の留学生が


カナダ人相手にチケットを買えるのか、


そしてダフ屋はちゃんといるのか、


考えるだけでとてもとても不安でした。



そして当日、私達は彼女らより早めに行って、


スタジアム側にいるであろうダフ屋を探す事に。


何としてでもチケットを手に入れなければならないという


相当なプレッシャーと闘っていた私達は


多すぎるほどのダフ屋を発見した時、


お互い自然とガッツポーズしていました。



そして早速、


私たちに一番目に声をかけてきた


背が高く、シュワルツネッガーに似た


30代と思われる男性とチケットの交渉開始。



チケット4枚欲しいんですけど」


「どこらへんの席が欲しいんだ?」


「なるべく前の席が欲しいんですけど」


「そしたらこれはどうだい?


随分前のほうだぞ!」


「いくらですか?」


「良い席だから4枚で400ドルでどうだい?」



ちょっと2人で相談。



「もうちょっと安くならない?」


「じゃ350ドルでどうだ?


これ以下は無理だ!」



ちょっと2人で相談。


「ケンジ、どうする?」


「学校の先生が良い席なら


100ドルはするって言ってたし


妥当な値段じゃないかな」


「そうだな。


良い席のほうが彼女らも喜ぶもんな」


あっさり相談終了!



結局私達は4枚350ドルのチケットを購入。


簡単にチケットが手に入ったという事、


そしてディスカウントまでしてもらえた事、


しかもすっごく良い席だという事が


私たちの興奮をマックスにさせた。



私達はこの日何回のガッツポーズをしたことか。


筋肉痛になってもおかしくないほどの


ガッツポーズをした私達。


しかしこの後、


悲惨な出来事が待ち受けていることは知る由もなかった。


その悲劇とはいったい?


(次回のブログへ続く)



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カナダで一番嫌な仕事(後半)

前回の続き。


一人目のホームレスが、


いつものホームレスの様に


何か買うそぶりを見せます。



私は募金箱の中にお金があることを


彼が確認したのがわかりました。


「間違いなく、募金箱襲撃するな!」



レジから少し離れたマフィン売り場に私を誘導し、


彼が指差したマフィンをとろうと私がしゃがんだその時、


ホームレスは一目散にレジに行って、


お金の入った募金箱を持ち去ろうとしました。



しかし、募金箱に繋がれた鎖がひきちれず、


手こずっているその間に私はモップを持って威嚇しました。


そうするとやせ細ったホームレス


マフィンだけでも良いからくれ!と


どさくさにまぎれてお願いをしてきました。



私はもちろん願い事を退け、


「警察を呼ばれたくなかったら出て行け!」


と強めの口調で言い放すと


ホームレスはしょんぼりしながら出て行きました。



私はひとまずホットし、


大好きなフレンチバニラを一口。


すると電話が鳴りました。


「Are you OK ?」


そうです。


心配して店長が電話をくれたのでした。



「OKじゃないですよ。


たった今ホームレスがやってきたので


モップを使って追い出しましたよ。」


「そうか。蹴らなかったのか?」



ホームレスが来た時の対応ですが、

店長掃除用のモップを使うだけでなく、

胸元をつかみながらホームレスを店外に出すと、

「2度と来るな!」といって、

相手のお尻を思いっきり蹴り上げていました。



店長はテコンドー(韓国武道)を習っており、

見た目はいかつく、

一度お尻を蹴りあげられたホームレス

2度と悪さを働く事はありませんでした。



「いや、蹴ってないですよ。


そんなのできるわけじゃないですか。


店長こそ少し手荒い真似は・・・・・」


と少々安心を取り戻したような


穏やかな口調で話していると、


さっき追い出したホームレス


電話をしている私の隙を狙って、


なんと2度目の募金箱襲撃をしてきたのでした。



私は慌てて電話を置き、


募金箱に触れかかっているホームレスの手を目がけて


先ほど使った掃除用のモップを大きく振りきりました。



そうすると、


モップホームレスの手に当たらず、


募金箱に当ってしまいました。



なんと、募金箱がぱかっと割れて、


中に入っているコインやら札束が舞い飛び散りました。


「まじで!!!!!!!!!」


ホームレスは数枚の札束を掴み取り、


瞬時に逃げ去りました。



残されたのは、


こなごなになった募金箱と、


床に散乱しているコインと、


放心状態の私。



電話越しに、並々ならぬ音を聞いた店長


それから30分ほどたって店へ戻ってきました。


そしてこなごなになった募金箱


かき集められたコインの束を見ながら


話しかけてきました。



「ケンジ、大丈夫だったか?


ところで募金箱に入っていた札束はどこだ?」


「あれは、ホームレスが持ち逃げしました!」


「そうか。


あれはお客がお金を入れやすいようにと、


俺が自分のお金を入れたんだ。」


「バイト代から100ドルひかれるか、


お尻蹴られるかどっちがいい?」


「えっっっっ!!!!まじですか!!!!!!!」



店長が本気で言っているように見えた私は


無言で財布から100ドルを抜き取って渡し、


そのまま店を去りました。


それ以来仕事には行かなくなりました。


後日、アルバイトの仲間を通じて


アルバイト料が手渡されました。


その封筒には働いた分にプラスして


100ドルが多めに入っていました。



そして封筒の中には一緒に紙切れが一枚。


そこには大きな字で


「GOOD JOB」と書かれていた。




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