金沢の観光名所「東茶屋街(東の廓)」を、山手に向かって歩くと、高級料亭「山乃尾」がある。
「山の尾」初代主人、太田多吉は高名な料理人でもあり、茶の湯の道に通じた偉材でもあった。
究極の心からのおもてなしを目当てに、全国から茶人、美食家が足しげく訪れたと言われている。
現在の主人は、多吉から数えて5代目となる。
時が移っても、一流のおもてなしの精神は脈々と受け継がれている。
・・・といっても、実は敷居が高くて夫も私も一度も行った事がない。
昼御膳をしていると聞き、さっそく行ってみた。
少し坂を登ったところに、何だか神社の鳥居のような門がある。
これから先は異次元の世界に入っていくような不思議な感じがする。
回廊を歩き、日常とは切り離された、奥深い美しい世界へ誘われていくような気がする。
夜はライトアップされて、より一層美しく、神秘的なのだろう。
玄関にはいり、入り口に近い大広間がランチの場所になる

奥の個室は、最上のおもてなしの場であり、プライバシーが保たれた空間らしい。
今日は、治部煮御膳を予約してある。
ランチなのだが、秋の風情があり、それぞれの料理に合った器が美しい。
これが金沢の郷土料理「鴨の治部煮」。
亡き母はよく鴨肉ではなく、鶏肉で治部煮を作ってくれた。
今から思えば、「なんちゃって治部煮」だった。
鴨肉は加賀藩の食文化に関係の深い食材で、今も加賀市の片野鴨池で「坂網猟」という伝統的な猟法で、解禁の間、捕獲されている。
煮すぎず、柔らかくて肉の旨味があり、ワサビを絡ませて食べる。
梅干しのつけ汁で炊いた淡いピンク色の
しらすごはん釜めし。
一膳目は仲居さんによそって貰えますが、
あとは自由にお代わりができる。
夫は二膳、私は三膳お代わりしました
かの有名な北大路魯山人も初代主人多吉の時、食客であった。
食客とは聞こえがいいが、ただ飯食らいの居候だった。
・・が、子供のいない多吉にとって、小さい時からたらい回しにされ、虐待を受けた悲惨な幼少期を送った魯山人と波長があい、
厨房に入れ料理を教えたと云われている。
石川県には魯山人の作った器が沢山ある。
どういうわけか、不思議だが、お金持ちではない我が家にもあるようだ。
偽物かもしれないが・・
??
突然話が変わりますが・・

ワン娘が乳癌になってしまいました。
避妊手術をするのが可哀想だと思い、避妊手術をしたのが10年ほどたってからしました。
もっと早くに、避妊手術をすればこんな病気にならなかったのにと、後悔しています。
手の施しようがないくらい病状は日に日に悪くなり、今は息をするのも辛そうです。
昨日は仕事が終わったあと、車で一番大好きだった公園へ連れていきました。
もう歩く事もままならず、四足でなんとか踏ん張っています。
可哀想でワン娘を撮す事が出来ません。
コンクリートの壁面にうつった影です。
明るさ調整をしたら壁面が星空のようになりました。
一緒に、最後まで頑張って生きようね。











