●阪神は中盤に奪ったリードを守り切り、逆転で今季初の8連勝を達成した。エースの奮闘に打線が応えた。 0― 1の 6回、一死 2塁で森下翔太外野手(23)がアンドレ・ジャクソン投手(28)の 4球目を捉え、打球は詰まりながらも遊撃手の頭上を越えて中前へ。8戦連続打点となる適時打で同点に追いつくと、なお 1、 3塁として大山悠輔内野手(29)適時打を放って 2点目を加え、逆転に成功。坂本誠志郎捕手(30)の2点適時打で突き放した。 2回にノーヒットで 1点を失った先発の村上頌樹投手(26)は、味方が逆転した後も続投。 8回には一死 2、 3塁のピンチを招き、宮崎に適時打を浴びて降板した。石井大智投手(26)、桐敷拓馬投手(25)とつなぐ継投でこの回の失点を 1点にとどめ、リードを守った。勝利した阪神は球宴後全勝。貯金も今季最多の「8」とした。巨人が敗れたため、首位広島に0.5差の2位に浮上した。阪神がリーグ最速50勝。勝率5割からの8連勝で、今季最多貯金とした。 1点を追う 6回、森下翔太外野手の中前打による8戦連続打点で追いつき、大山悠輔内野手の中前打で勝ち越し。さらに坂本誠志郎捕手の 2点打で一気に 4点を挙げた。村上頌樹投手は自身2連勝で5勝目(6敗)。 2点差に迫られた 8回二死満塁で登板した桐敷拓馬投手が佐野恵太外野手(29)を 2ゴロに仕留めた。 9回は岩崎優投手(33)が締めて、16S目(3勝3敗)。5試合連続2安打以上の佐藤輝明内野手(25)は自己最長タイの11戦連続ヒット。チームは首位広島に0.5差の2位に浮上した。また 4回一死 1、 2塁で、前川右京外野手(21)の中飛に対し、 2塁ベースに触塁した 1走・大山悠輔内野手が帰塁の際の「空過」で併殺となった。岡田彰布監督(66)が継投のカードを惜しみなくつぎ込み、ピンチをしのいだ。 2点リードの 8回一死 1、 3塁で先発村上頌樹投手を降板させた。2番手は石井大智投手。横浜DeNA牧秀悟内野手(26)を 3ゴロに仕留め、その後二死 2、 3塁。タイラー・オースティン内野手(32)にスリーボールとしたところで、岡田監督は申告敬遠を選択した。二死満塁で左腕桐敷拓馬投手を起用。長打が出れば逆転もある場面で佐野恵太外野手を 2ゴロに仕留め切り抜けた。阪神の誇る左右の絶対的リリーバーが、横浜DeNAの強力な中軸に仕事をさせなかった。(成績=50勝42敗5分、観衆= 3万3388人)
●4番のバットの好調ぶりが、岡田虎に大型連勝を呼び込む。佐藤輝明内野手が自己最多タイとなる11試合連続安打をマーク。夏の長期ロード初戦はつなぎ役をこなして貢献した。森下の同点打の直後、 1- 1の 6回一死 1塁でジャクソン投手のチェンジアップを捉え、右翼フェンス直撃の単打で 1、 3塁と好機拡大。その後の大山の勝ち越し打、坂本の 2点打につなげ、先輩をたたえた。この日は2安打1得点で5試合連続複数安打も記録。背番号と同じ「8」連勝と勢いは止まらない。
●阪神が疑問符だらけのダブルプレーで絶好のチャンスを逸した。 0- 1の 4回一死 1、 2塁から前川右京外野手が中堅後方に大飛球を放った。だが横浜DeNA桑原将志外野手(31)が背走してフェンス手前で好捕し、遊撃手の林琢真内野手(23)に素早く返球。林は 1塁走者の大山悠輔内野手が大きく飛び出していたのを見て、 1塁に送球した。 1塁のタイミングは微妙だった。 1塁塁審は打球を追いかけていたため、 1塁もケアする 2塁塁審が 2塁付近の離れた場所からセーフの判定をした。 ボールを受けた 1塁手のタイラー・オースティン内野手の足がベースから離れているようにも見えた。横浜DeNA三浦大輔監督(51)はすぐにベンチを飛び出し、球審に問い合わせ。すると、しばらくして球審がアウトを宣告した。阪神は両ランナーコーチが何らかの確認を行ったが、再度判定が変わることはなく、併殺が成立した。阪神岡田彰布監督は抗議しなかった。審判団から場内への説明はなかった。場内説明がなく、誰もが不思議に思ったダブルプレーで、試合後に意外な“事実”が判明した。 0- 1の 4回一死 1、 2塁。大きな中飛で、 1塁走者の大山悠輔内野手は 2塁を回ったところから急いで 1塁に戻った。微妙なタイミングだったが、 2塁塁審がセーフのジャッジをした。その後しばらくして、なぜか併殺が成立して攻撃が終わっていた。試合後、責任審判の笠原 3塁塁審が取材に応じた。 1塁のプレーは問題ではなく、大山が 2塁をオーバーランしたところから 1塁まで戻る際に、 2塁ベースを踏まない「空過」があり、横浜DeNA側からのアピールを審判が認めていたことを明かした。岡田彰布監督は、走塁でミスを犯した大山悠輔内野手に厳しかった。「行き」で 2塁ベースを踏んでいなくても、 1塁に戻る際は 2塁ベースを踏まなければいけないというルールがあるという。大山は帰りに踏んでさえいれば「空過」扱いにならず、 1塁もセーフのまま生き残れたことになる、と説明した。横浜DeNA三浦大輔がすぐさま球審に確認に歩み寄ったが、それは 1塁のセーフ判定に対するものだったという。大山は 6回に決勝打を放ち、意地を見せた。
●阪神がクリーンアップの3連打で一気に試合をひっくり返し、今季最長の8連勝&今季最多の貯金8で2位に浮上した。 1点を追う 6回一死 2塁から3番森下翔太外野手が同点打、4番佐藤輝明内野手が右翼フェンス直撃打、そして5番大山悠輔内野手が中前に決勝打を放った。打線はこの回一挙4得点を決め、リーグ最多となる今季18度目の逆転勝ちでセ・リーグ50勝一番乗り。甲子園巨人3連戦3連勝から一夜明け、真夏の長期ロード初戦を心地よく走り出した。振り抜いた打球が中前に落ちても、大山は表情を緩めない。 3塁走者の森下はすぐさまガッツポーズ。 3塁ベンチの仲間の喜びにも、左半分を埋め尽くした虎党の大声援にも、主砲は決して浮かれなかった。痛恨のミスを自らのバットで取り返したのはさすがだ。得点圏打率3割2分9厘は森下に次いでリーグ2位。8連勝中はチーム55得点のうち10打点をたたき出し、森下、佐藤輝と 3人で計30打点の強力クリーンアップを支えている。これでチームは今季最長の8連勝。貯金も今季最多の8に膨らんだ。甲子園での巨人3連戦3連勝から一夜明け、長期ロード初戦も投打がガッチリかみ合った。首位広島に0.5ゲーム差の2位に浮上。 5月26日以来の首位再奪取を完全に視界にとらえている。
●阪神は 0― 1の 6回、森下翔太外野手の適時打などで逆転した。勝負強さがまた生きた。この回先頭の近本光司外野手(29)が死球で出塁し、中野拓夢内野手(28)が 1球で犠打を決めて一死 2塁で森下がこの日 3度目の打席を迎えた。ジャクソン投手の4球目を捉え、打球は詰まりながらも遊撃手の頭上を越えて中前へ。近本が生還し、同点に追いついた。これで森下は 7月21日の広島戦(甲子園)から8試合連続打点。この試合までの7戦は全勝しており、吉兆となる一打で試合を振り出しに戻した。続く4番・佐藤輝が5戦連続マルチ安打となる右翼フェンス直撃の一打で 1、 3塁にチャンスを広げると、大山が中前適時打を放って2点目を加え、逆転に成功した。
●坂本が貴重な追加点を挙げ、投手陣を助けた。 2- 1の 6回二死満塁で京山の初球の直球を左前へ弾き返す 2点打で突き放した。出場5試合連続安打と打撃でも存在感を示し、マスクでも好リードした。
●阪神の先発・村上頌樹投手は 2回、ノーヒットで先制を許した。持ち味の制球が定まらなかった。この回先頭のオースティンに四球を与え、佐野は 2ゴロに打ち取って一死 1塁。ここから京田陽太内野手(30)に四球、戸柱恭孝捕手(34)には死球で満塁のピンチを招いた。林の当たりは中堅への大飛球。近本が背走してなんとか捕球するも、犠飛となって 1点を失った。村上頌樹投手は 8回途中で降板となった。力投を続けたが終盤に捕まった。 4― 1の 8回、先頭の林に右前打を浴びると、代打・度会隆輝外野手(21=ENEOS)の当たりは遊撃へ。木浪聖也内野手(30=亜細亜大學OB)が滑り込んで捕球し、 2塁でアウトを奪う好プレーで一死 1塁とした。しかし相性の悪い代打・山本祐に左翼フェンス直撃の 2塁打を浴び、続く代打・宮崎に中前へ適時打を浴びて 2点差に詰め寄られた。なお 1、 3塁と走者が残った状態で降板。2番手・石井にマウンドを譲った。一発を許せば逆転の場面で登板した石井は、牧を 3ゴロに打ち取ったものの、続くオースティンの 2球目で暴投。申告敬遠で満塁としたのち、岡田監督は3番手・桐敷を送り込んだ。二死満塁で桐敷は佐野を 2ゴロに打ち取り、 2点のリードを守った。昨季はプロ初勝利を含む10勝を挙げ、防御率1.75でタイトルを獲得。セ・リーグ新人王に輝いた。〝2年目〟のジンクスはなく、チーム全体に目を配れるようになった。時間があればファームの後輩の投球もインターネットを使って視聴。鳴尾浜で残留練習をするときはアドバイスを送ることもしばしばだ。今季初の2試合連続の白星で5勝7敗とした。2年連続の頂点へ、スパートをかけていく。
●石井が2番手で大事なアウトを積み重ねた。 2点リードの 8回一死 1、 3塁で村上に代わって登板。牧を 3ゴロに打ち取って二死とした。オースティンへの 2球目が暴投になり、申告敬遠で満塁としたところで桐敷にマウンドを託した。
●桐敷がまたピンチを救った。先発の村上が 8回に 1点を失い、2番手の石井が二死満塁としたところでマウンドへ。リーグ最多46試合目の登板で、 7月から14試合連続無失点と好投を続けている。
●大竹耕太郎投手(29)が 3日横浜DeNA戦に先発する。横浜では福岡ソフトバンク時代を含めプロ 7年目で初先発。この日はダッシュなどで汗を流した。昨季横浜DeNA戦は 3試合登板で1勝1敗。今季初対戦に意気込んだ。大竹耕太郎投手はキャッチボールなどで調整した。ここまで16試合で7勝5敗、防御率2.59。プロ 7年目で初めての横浜スタジアムのマウンドとなるが、狭い球場も気にせず自分の投球に集中する。強力横浜DeNA打線との今季初対戦へ、力を込めた。
●佐藤輝が 1日の巨人戦の 8回に放った6号ソロの球が甲子園歴史館で 2日から展示された。甲子園開場100周年の記念試合での活躍をたたえられ、OBで元監督の吉田義男氏(91=日刊スポーツ客員評論家)が始球式で着用していたユニホームや試合球などと並んだ。球団によると、ボールは 1塁側アルプス席と外野席の間にあるブルペンの出入り口付近に落ち、ブルペンにいた石井大智投手が確保していた。100周年関連ではほかに、記念ロゴが入った試合球などが 2日から展示される。
●阪神電鉄は 2日、昨年 7月に発表した甲子園球場の銀傘(内野の一部座席を覆う屋根)を 1、 3塁側のアルプススタンドまで拡張する構想の計画内容が固まったと発表した。総工事費は約 150億円で、今シーズンオフから着工し、センバツ100回大会を迎える28年 3月の完成を予定する。甲子園の外周に新たな建物を建設し、銀傘を拡張するスタイルを採用。拡張する銀傘につながる外部の建物は地上 6階建てで、 1階部分はピロティ(通路)で、待機する高校野球の応援団など観客が外周で涼める日陰となる。 3階には飲食売店やグッズショップ、 5階には観覧エリア、 6階には個室観覧エリアなどが予定されている。甲子園球場は前日 1日に100周年を迎えたばかり。この日の発表に谷本氏はこれからの100年を見据えた。工事期間も阪神が日本シリーズに進出した場合は開催を予定し、甲子園ボウルやセンバツも通常どおり開催する。

記事をまとめてみました。

 

 

 <横浜DeNA 2- 4阪神>◇14回戦◇阪神 8勝 5敗 1分◇ 2日◇横浜スタジアム
 阪神は中盤に奪ったリードを守り切り、逆転で今季初の8連勝を達成した。エースの奮闘に打線が応えた。 0― 1の 6回、一死 2塁で森下翔太外野手がジャクソン投手の 4球目を捉え、打球は詰まりながらも遊撃手の頭上を越えて中前へ。8戦連続打点となる適時打で同点に追いつくと、なお 1、 3塁として大山悠輔内野手適時打を放って 2点目を加え、逆転に成功。坂本の2点適時打で突き放した。 2回にノーヒットで 1点を失った先発の村上頌樹投手は、味方が逆転した後も続投。 8回には一死 2、 3塁のピンチを招き、宮崎に適時打を浴びて降板した。石井、桐敷とつなぐ継投でこの回の失点を 1点にとどめ、リードを守った。勝利した阪神は球宴後全勝。貯金も今季最多の「8」とした。巨人が敗れたため、首位広島に0.5差の2位に浮上した。


  6回、同点打を放った森下翔太外野手=横浜スタジアム
 阪神がリーグ最速50勝。勝率5割からの8連勝で、今季最多貯金とした。 1点を追う 6回、森下翔太外野手の中前打による8戦連続打点で追いつき、大山悠輔内野手の中前打で勝ち越し。さらに坂本誠志郎捕手の 2点打で一気に 4点を挙げた。村上頌樹投手は自身2連勝で5勝目(6敗)。 2点差に迫られた 8回二死満塁で登板した桐敷拓馬投手が佐野恵太外野手を 2ゴロに仕留めた。 9回は岩崎優投手が締めて、16S目(3勝3敗)。5試合連続2安打以上の佐藤輝明内野手は自己最長タイの11戦連続ヒット。チームは首位広島に0.5差の2位に浮上した。また 4回一死 1、 2塁で、前川右京外野手の中飛に対し、 2塁ベースに触塁した 1走・大山悠輔内野手が帰塁の際の「空過」で併殺となった(成績=50勝42敗5分、観衆= 3万3388人)。


  4回一死 1、 2塁、前川右京外野手の中飛で 2塁ベース空過で 1塁に帰塁し、併殺となる大山悠輔内野手=横浜スタジアム
 阪神がクリーンアップの3連打で一気に試合をひっくり返し、今季最長の8連勝で2位に浮上した。今季18度目の逆転勝ちはリーグ最多となった。
  1点を追う 6回、先頭の近本が死球で出塁すると、中野がきっちり犠打を決めて一死 2塁。ここで打席に立った3番森下翔太外野手が横浜DeNAジャクソン投手の直球に詰まりながらも、中前適時打。さらに4番佐藤輝明内野手が右前打で続くと、5番大山悠輔内野手が勝ち越しの中前適時打を放った。


  6回表阪神一死 2塁、森下翔太外野手は中前適時打を放った=横浜スタジアム
 絶好調の主軸に導かれるように、二死 1、 2塁から木浪も四球で出塁し、坂本が左翼へ2点適時打を放ち、この回一挙4得点。森下は2リーグ分立後球団4位タイとなる8試合連続打点、佐藤輝は自己最長タイの11試合連続安打とこの日も勢いは止まらなかった。
 先発の村上頌樹投手は 2回にプロで初めて 1イニング 3四死球を出して先制を許すも、その後は危なげない投球。 7月26日中日戦(甲子園)から自身連勝で今季5勝目を挙げた。
 阪神は甲子園100周年を祝う前カードの巨人戦で3連勝。長期ロード初戦となったこの日も、波に乗る強さを見せつけた。


  8回途中から登板した石井大智投手=横浜スタジアム
 岡田彰布監督が継投のカードを惜しみなくつぎ込み、ピンチをしのいだ。
  2点リードの 8回一死 1、 3塁で先発村上頌樹投手を降板させた。2番手は石井大智投手。横浜DeNA牧秀悟内野手を 3ゴロに仕留め、その後二死 2、 3塁。タイラー・オースティン内野手にスリーボールとしたところで、岡田監督は申告敬遠を選択した。
 二死満塁で左腕桐敷拓馬投手を起用。長打が出れば逆転もある場面で佐野恵太外野手を 2ゴロに仕留め切り抜けた。
 阪神の誇る左右の絶対的リリーバーが、横浜DeNAの強力な中軸に仕事をさせなかった。

 

 4番のバットの好調ぶりが、岡田虎に大型連勝を呼び込む。佐藤輝明内野手が自己最多タイとなる11試合連続安打をマーク。夏の長期ロード初戦はつなぎ役をこなして貢献した。
 「いい見送り(方)もできていると思うので、それがヒットにつながっているかな」


  4回、安打を放った佐藤輝明内野手=横浜スタジアム
 森下の同点打の直後、 1- 1の 6回一死 1塁でジャクソンのチェンジアップを捉え、右翼フェンス直撃の単打で 1、 3塁と好機拡大。その後の大山の勝ち越し打、坂本の 2点打につなげ、「大きかったですね。(坂本)誠志郎さんのタイムリーが」と先輩をたたえた。
 この日は2安打1得点で5試合連続複数安打も記録。背番号と同じ「8」連勝と勢いは止まらない。「本当にチーム状態はいい。勝ちを伸ばしていきたい」と力を込めた。

 


  4回表阪神一死 1、 2塁、前川右京外野手の中飛に飛び出していた大山悠輔内野手は 1塁に戻りきれずアウトとなる=横浜スタジアム
 阪神が疑問符だらけのダブルプレーで絶好のチャンスを逸した。
  0- 1の 4回一死 1、 2塁から前川右京外野手が中堅後方に大飛球を放った。
 だが横浜DeNA桑原将志外野手が背走してフェンス手前で好捕し、遊撃手の林琢真内野手に素早く返球。林は 1塁走者の大山悠輔内野手が大きく飛び出していたのを見て、 1塁に送球した。
  1塁のタイミングは微妙だった。 1塁塁審は打球を追いかけていたため、 1塁もケアする 2塁塁審が 2塁付近の離れた場所からセーフの判定をした。

 ボールを受けた 1塁手のタイラー・オースティン内野手の足がベースから離れているようにも見えた。


  4回表阪神一死 1、 2塁、併殺打のプレーについて確認する横浜DeNA三浦大輔監督=横浜スタジアム
 横浜DeNA三浦大輔監督はすぐにベンチを飛び出し、球審に問い合わせ。すると、しばらくして球審がアウトを宣告した。
 阪神は両ランナーコーチが何らかの確認を行ったが、再度判定が変わることはなく、併殺が成立した。阪神岡田彰布監督は抗議しなかった。
 オースティン自身が首を横に振りながら、両手を軽く広げて「セーフ」と正直に? 申告しているようにも見えたため、ますます混乱を招く結果になった。また、 2塁を回っていた大山が触塁せずに戻っていた可能性もある。
 審判団から場内への説明はなかった。


  4回表阪神一死 1、 2塁、前川右京外野手の中飛で飛び出し帰塁できずに併殺となる 1走大山悠輔内野手=横浜スタジアム

 場内説明がなく、誰もが不思議に思ったダブルプレーで、試合後に意外な“事実”が判明した。
  0- 1の 4回一死 1、 2塁。大きな中飛で、 1塁走者の大山悠輔内野手は 2塁を回ったところから急いで 1塁に戻った。微妙なタイミングだったが、 2塁塁審がセーフのジャッジをした。その後しばらくして、なぜか併殺が成立して攻撃が終わっていた。
 試合後、責任審判の笠原 3塁塁審が取材に応じた。 1塁のプレーは問題ではなく、大山が 2塁をオーバーランしたところから 1塁まで戻る際に、 2塁ベースを踏まない「空過」があり、横浜DeNA側からのアピールを審判が認めていたことを明かした。「空過していて、なおかつ空過して帰った。行きに忘れていて、帰りも踏んでいない。(牧からアピール)そうですね。通りすぎた時点で、絶対帰りも踏まないといけない」と説明した。
 「行き」で 2塁ベースを踏んでいなくても、 1塁に戻る際は 2塁ベースを踏まなければいけないというルールがあるという。大山は帰りに踏んでさえいれば「空過」扱いにはならず、 1塁もセーフのまま生き残れたことになる、と説明した。
 横浜DeNA三浦大輔(50)がすぐさま球審に確認に歩み寄ったが、それは 1塁の判定に対するものだったという。


  4回表阪神一死 1、 2塁、前川右京外野手の中飛に飛び出していた大山悠輔内野手は 1塁に戻りきれずアウトとなる=横浜スタジアム
 岡田彰布監督は、走塁でミスを犯した大山悠輔内野手に厳しかった。試合後、「そんなんお前、恥ずかしいで、あんなんで抗議したら。ルール知らんのか言うたんや。踏みかえんと全部アウトやん、なあ。笑われるで、あんなんで抗議しとったら。ちょうど見とったから、やられたなあ、と。なんか牧がすぐ言うたから、こらあかんわと。ルールやからの。ルールブックやから」と話した。


  4回表阪神一死 1、 2塁、前川右京外野手の中飛で飛び出した 1走大山悠輔内野手が帰塁出来ずダブルプレーとされる=横浜スタジアム
  0- 1の 4回一死 1、 2塁。大きな中飛で、 1塁走者の大山悠輔内野手が 1塁に戻れず「アウト」。微妙なタイミングで、いったんは 2塁塁審がセーフのジャッジをしていたが、なぜかアウトに覆り、ダブルプレー成立で攻撃が終わっていたプレーのことだ。
 試合後、責任審判の笠原 3塁塁審は、 1塁のプレーは問題ではなく、大山が 2塁をオーバーランしたところから戻る際に、 2塁ベースを踏まない「空過」があり、横浜DeNA側からのアピールを審判が認めていたことを明かした。しかも「空過していて、なおかつ空過して帰った。行きに忘れていて、帰りも踏んでない。(牧からアピール)そうですね。通りすぎた時点で、絶対帰りも踏まないといけない」と説明した。


  6回表阪神一死 1、 3塁、勝ち越しの中前適時打を放った大山悠輔内野手=横浜スタジアム
 「行き」で 2塁ベースを踏んでいなくても、 1塁に戻る際は 2塁ベースを踏まなければいけないというルールがあるという。大山は帰りに踏んでさえいれば「空過」扱いにならず、 1塁もセーフのまま生き残れたことになる、と説明した。
 横浜DeNA三浦大輔がすぐさま球審に確認に歩み寄ったが、それは 1塁のセーフ判定に対するものだったという。
 指揮官も「恥ずかしい」と言ったミスだが、大山は 6回に決勝打を放ち、意地を見せた。

 

 強い! 阪神がクリーンアップの3連打で一気に試合をひっくり返し、今季最長の8連勝&今季最多の貯金8で2位に浮上した。 1点を追う 6回一死 2塁から3番森下翔太外野手が同点打、4番佐藤輝明内野手が右翼フェンス直撃打、そして5番大山悠輔内野手が中前に決勝打を放った。打線はこの回一挙4得点を決め、リーグ最多となる今季18度目の逆転勝ちでセ・リーグ50勝一番乗り。甲子園巨人3連戦3連勝から一夜明け、真夏の長期ロード初戦を心地よく走り出した。
            ◇   ◇   ◇
 振り抜いた打球が中前に落ちても、大山は表情を緩めない。 3塁走者の森下はすぐさまガッツポーズ。 3塁ベンチの仲間の喜びにも、左半分を埋め尽くした虎党の大声援にも、主砲は決して浮かれなかった。
 「なんとしてもランナーを返したいと思っていました。タイムリーになってくれてよかった」
 1点を追う 6回。3番森下の中前適時打で試合を振り出しに戻し、4番佐藤輝の右翼フェンス直撃打で一死 1、 3塁。5番大山は横浜DeNAジャクソンを相手に 3ボールからファウルで食らいついた。 7球目。高めに浮いたチェンジアップを強振して決勝打を決めた。


  6回表阪神一死 1、 3塁、中前に適時打を放った大山悠輔内野手=横浜スタジアム
 「村上を始め、本当にチームの全員が助けてくれたので、そのあとの打席でなんとかしないといけないと思って(打席に)入った」
 打たなければならない理由があった。 4回一死 1、 2塁。6番前川が中堅手の頭上に大飛球を放った。 1塁走者の大山は 2塁ベースを回った。この時、 2塁ベースを踏んでいなかった。中堅手の桑原が背走して好捕すると、帰塁時にも 2塁ベースを踏めず。ダブルで「空過」となり、アピールプレーでアウトとなっていた。
  1点を追う展開で、流れを相手に渡しかねないミス。大山は試合後、猛省した。「自分のミスです。中途半端にやってしまったので、それが良くなかった。勝って良かったというプレーじゃない。そこは反省しかないので」と口元を引き締めた。
 ただ、痛恨のミスを自らのバットで取り返したのはさすがだ。得点圏打率3割2分9厘は森下に次いでリーグ2位。8連勝中はチーム55得点のうち10打点をたたき出し、森下、佐藤輝と 3人で計30打点の強力クリーンアップを支えている。


 横浜DeNAに勝利し、タッチを交わす大山悠輔内野手ら阪神ナイン=横浜スタジアム
 これでチームは今季最長の8連勝。貯金も今季最多の8に膨らんだ。甲子園での巨人3連戦3連勝から一夜明け、長期ロード初戦も投打がガッチリかみ合った。首位広島に0.5ゲーム差の2位に浮上。 5月26日以来の首位再奪取を完全に視界にとらえている。
■データBOX
◉…阪神が今季最長の8連勝。後半戦は開幕7連勝となり1957年 7月15日の広島戦(甲子園)-同28日の国鉄(現東京ヤクルトの前身)戦(同)で8連勝して以来
◉…阪神がリーグ優勝したシーズンの長期ロードは1962年が8勝9敗、64年が10勝5敗1分け、85年が7勝7敗、2003年が4勝11敗、05年が10勝9敗1分け、23年が18勝5敗だった

★昨季の夏の長期ロード
  8月 1日の中日戦(バンテリンドーム)を10- 2で快勝。 2日は敗れたが、 3日の同戦から10連勝を成し遂げた。16日には優勝マジック29が点灯。19日の横浜DeNA戦(横浜)から6連勝するなど18勝5敗と大きく勝ち越し、岡田監督は「まだまだ強くなる」と予言。18年ぶりのリーグVへ大きな波となった。

 


  6回一死 2塁、同点打を放った森下翔太外野手=横浜スタジアム
 阪神は 0― 1の 6回、森下翔太外野手の適時打などで逆転した。勝負強さがまた生きた。この回先頭の近本が死球で出塁し、中野が 1球で犠打を決めて一死 2塁で森下がこの日 3度目の打席を迎えた。ジャクソン投手の4球目を捉え、打球は詰まりながらも遊撃手の頭上を越えて中前へ。近本が生還し、同点に追いついた。これで森下は 7月21日の広島戦(甲子園)から8試合連続打点。この試合までの7戦は全勝しており、吉兆となる一打で試合を振り出しに戻した。

  6回一死 2塁、同点中前打を放った森下翔太外野手=横浜スタジアム
 続く4番・佐藤輝が5戦連続マルチ安打となる右翼フェンス直撃の一打で 1、 3塁にチャンスを広げると、大山が中前適時打を放って2点目を加え、逆転に成功した。森下は「打ったのはストレート。追い込まれていたので、なんとかバットに当てて事を起こそうという気持ちでした。低めの変化球にだけ注意しながら、浮いた球に対してしっかり振り切ることができたと思います」とコメントした。

 


  6回、 2点打を放った坂本誠志郎捕手=横浜スタジアム
 坂本が貴重な追加点を挙げ、投手陣を助けた。 2- 1の 6回二死満塁で京山の初球の直球を左前へ弾き返す 2点打で突き放した。「この球場は(狭くて)セーフティーリードがない。 1点でも多く。(村上)頌樹もずっと頑張ってくれていたので」と胸を張った。出場5試合連続安打と打撃でも存在感を示し、マスクでも好リードした。

 

 阪神の先発・村上頌樹投手は 2回、ノーヒットで先制を許した。持ち味の制球が定まらなかった。この回先頭のオースティンに四球を与え、佐野は 2ゴロに打ち取って一死 1塁。ここから京田に四球、戸柱には死球で満塁のピンチを招いた。林の当たりは中堅への大飛球。近本が背走してなんとか捕球するも、犠飛となって 1点を失った。

  2回、先制点を献上した村上頌樹投手=横浜スタジアム
 阪神の先発・村上頌樹投手は 8回途中で降板となった。力投を続けたが終盤に捕まった。 4― 1の 8回、先頭の林に右前打を浴びると、代打・度会の当たりは遊撃へ。木浪が滑り込んで捕球し、 2塁でアウトを奪う好プレーで一死 1塁とした。しかし相性の悪い代打・山本祐に左翼フェンス直撃の 2塁打を浴び、続く代打・宮崎に中前へ適時打を浴びて 2点差に詰め寄られた。なお 1、 3塁と走者が残った状態で降板。2番手・石井にマウンドを譲った。
 一発を許せば逆転の場面で登板した石井は、牧を 3ゴロに打ち取ったものの、続くオースティンの 2球目で暴投。申告敬遠で満塁としたのち、岡田監督は3番手・桐敷を送り込んだ。二死満塁で桐敷は佐野を 2ゴロに打ち取り、 2点のリードを守った。


  6回、オースティン内野手を三振に抑え、ほえる村上頌樹投手=横浜スタジアム
 先制点を与えても、焦ることなくアウトを積み重ねた。村上頌樹投手が 8回途中まで 2失点。横浜DeNAから〝8度目の正直〟で白星をつかみ、セ・リーグ5球団勝利を達成した。
 「最少失点で粘っていけばなんとかなるかなという気持ちだった。野手のみなさんが逆転してくれて、後ろのリリーフの方も抑えてくれて、みんなに助けられたと思う」
  1回はいきなり先頭の桑原に中前打で出塁を許すも、 2球続けたけん制で刺した。 2回は 3四死球で一死満塁され、林の中犠飛で先制を許したが、そこで踏ん張った。
 「テンポ良くというのは意識した」


  8回、横浜DeNA・宮崎敏郎内野手に適時打を打たれた村上頌樹投手=横浜スタジアム
  3回一死 1塁で牧を83キロのスローカーブで併殺に斬ると、 5回からの 3イニングはオースティン、佐野、京田からすべて直球で3者三振を奪うなど流れを呼び込んだ。
 昨季はプロ初勝利を含む10勝を挙げ、防御率1.75でタイトルを獲得。セ・リーグ新人王に輝いた。〝2年目〟のジンクスはなく、チーム全体に目を配れるようになった。時間があればファームの後輩の投球もインターネットを使って視聴。鳴尾浜で残留練習をするときは「見たよ」「よかったね」とアドバイスを送ることもしばしばだ。


 石井大智投手の肩をもむ村上頌樹投手=横浜スタジアム
 兵庫・南淡町出身だが、智弁学園高出身。同じ奈良の高田商高出身の新人・津田から、イニングを重ねるとバテてきてしまうと相談を受けた際には「力配分はしなくていい。でも、腕を振るイメージではない」と助言した。腕は振るのではなく、全身を使って振れてくるもの。全力で投げても疲れない体の使い方やフォームを身につける大切さを説いた。
 今季17登板のうち、 7回以上を投げた試合は12度。考え抜かれた原点があるからこそ、夏の長期ロードに入ってもスタミナは衰え知らずだ。
 「また、しっかり真っすぐを磨きながらやっていきたい。〝借金〟をなくせるようにしていきたいと思います」
 今季初の2試合連続の白星で5勝7敗とした。2年連続の頂点へ、スパートをかけていく。

 


 投球する石井大智投手=横浜スタジアム
 石井が2番手で大事なアウトを積み重ねた。 2点リードの 8回一死 1、 3塁で村上に代わって登板。牧を 3ゴロに打ち取って二死とした。オースティンへの 2球目が暴投になり、申告敬遠で満塁としたところで桐敷にマウンドを託した。試合後はピンチを断った左腕に向けて「桐敷さまさまです」と3度繰り返してねぎらった。

 


 ヒーローインタビューを終え観客の声援に応える桐敷拓馬投手=横浜スタジアム
 桐敷がまたピンチを救った。先発の村上が 8回に 1点を失い、2番手の石井が二死満塁としたところでマウンドへ。佐野の内角を直球で攻め、最後はフォークで 2ゴロに打ち取ってガッツポーズした。「強気に攻めていこうと思っていたので、それが結果的に厳しいところ、いいところにいってよかった」。リーグ最多46試合目の登板で、 7月から14試合連続無失点と好投を続けている。

 


 大竹耕太郎投手=阪神甲子園球場 (24年 7月25日撮影)
 大竹耕太郎投手が 3日横浜DeNA戦に先発する。
 横浜では福岡ソフトバンク時代を含めプロ 7年目で初先発。この日はダッシュなどで汗を流した。「(球場の)広さは考えてもしょうがないので。自分でコントロールできる部分をなんとかしたい」と平常心で挑む。昨季横浜DeNA戦は 3試合登板で1勝1敗。今季初対戦に「インコースをしっかりつけている試合はいい。意図を持ってインコースを投げたい」と意気込んだ。


 試合前、マウンドを確認する大竹耕太郎投手=横浜スタジアム
  3日の15回戦に先発する大竹耕太郎投手はキャッチボールなどで調整した。ここまで16試合で7勝5敗、防御率2.59。プロ 7年目で初めての横浜スタジアムのマウンドとなるが、「広さを自分でいじれたらいいですけど、考えてもしょうがない。自分でコントロールできないことは考えないというのが今年のテーマなので」と狭い球場も気にせず自分の投球に集中する。強力横浜DeNA打線との今季初対戦へ、「しっかりインコースの使い方を考えて。なんとなく投げているときが被安打が多い気がするので、この 1球でどうしたいかを明確に、意味のない 1球がないようにしたい」と力を込めた。

 

 佐藤輝が 1日の巨人戦の 8回に放った6号ソロの球が甲子園歴史館で 2日から展示された。甲子園開場100周年の記念試合での活躍をたたえられ、OBで元監督の吉田義男氏が始球式で着用していたユニホームや試合球などと並んだ。佐藤輝の打球はアルプス席と外野席の間の通路に吸い込まれて、ブルペンの石井が回収した。

 甲子園歴史館に展示されるホームランボールを手にする佐藤輝明内野手
 佐藤輝明内野手が 1日の巨人戦(甲子園)で放った本塁打の実物ボールが、甲子園歴史館に展示されることになった。 2日から。
  1日は甲子園球場の開場100周年の記念日だった。佐藤輝の本塁打は 8回に飛び出し、阪神で唯一のアーチとなった。
 球団によると、ボールは 1塁側アルプス席と外野席の間にあるブルペンの出入り口付近に落ち、ブルペンにいた石井大智投手が確保していた。
 100周年関連ではほかに、阪神OB吉田義男氏(日刊スポーツ客員評論家)が始球式で着用したユニホームや、記念ロゴが入った試合球などが 2日から展示される。

 


 甲子園銀傘拡張構想 鳥瞰(ちょうかん)南西から (提供阪神電鉄)
 阪神電鉄は 2日、昨年 7月に発表した甲子園球場の銀傘(内野の一部座席を覆う屋根)を 1、 3塁側のアルプススタンドまで拡張する構想の計画内容が固まったと発表した。
 総工事費は約 150億円で、今シーズンオフから着工し、センバツ100回大会を迎える28年 3月の完成を予定する。


 甲子園銀傘拡張構想 内野1塁側 (提供阪神電鉄)
 甲子園の外周に新たな建物を建設し、銀傘を拡張するスタイルを採用。会見に出席した阪神電鉄の谷本修取締役は「昨今の真夏の猛暑など環境の変化に柔軟に対応していくことが大切。スタンドに一切柱がない観戦環境を実現します」と説明した。


 甲子園銀傘拡張構想 内野1塁側 (提供阪神電鉄)
 拡張する銀傘につながる外部の建物は地上 6階建てで、 1階部分はピロティ(通路)で、待機する高校野球の応援団など観客が外周で涼める日陰となる。 3階には飲食売店やグッズショップ、 5階には観覧エリア、 6階には個室観覧エリアなどが予定されている。
 甲子園球場は前日 1日に100周年を迎えたばかり。この日の発表に谷本氏は「次の100年に向けてというメッセージも込めて。今日から高校野球の甲子園練習も始まります。建設のきっかけが、高校野球とともにある。阪神電鉄の決意として」とこれからの100年を見据えた。


 甲子園銀傘拡張構想 外1塁側 俯瞰(ふかん) (提供阪神電鉄)
 会見に同席した日本高野連の宝馨会長も「大変有意義な素晴らしい計画。連係して高校野球の未来を描きながら、さらなる発展に努めていきたいと考えています」と話した。
 材質は昨年の秋に開発された、100%サステナブルなリサイクルされた素材。太陽光パネルの設置も計画する。工事期間も阪神が日本シリーズに進出した場合は開催を予定し、甲子園ボウルやセンバツも通常どおり開催する。

 

※ 8月 3日の予告先発は、横浜DeNA・吉野光樹投手(26)―阪神・大竹耕太郎投手(29)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。

 

 2024年シーズンのチームスローガン『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』

 リーグ優勝と日本一に輝き、王者として迎える2024年。
しかし王者といえど、野球に王道という道はない。ただ確かなことは、歩みを止めてはいけないということ。
 2024年も、阪神タイガースは挑戦をやめない。チャレンジャーとして、アレに向かって挑み続ける。
 そんな挑み続ける阪神タイガースの姿勢をスローガンにしたのが『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』です。

 

 

2024年 オープン戦順位表

 

2024年 公式戦順位表

 

2024年 交流戦最終順位表

 

2024年 公式戦日程表と結果(07月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(08月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(09月)

 

 

 

 

 

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