●午後 6時プレーボール予定も、雨天により開始が遅延となっていた阪神ー東京ヤクルトは、午後 6時20分に中止が発表された。阪神にとって今季16度目。阪神の雨天中止は今季16度目。予告先発は阪神が大竹耕太郎投手(30)、東京ヤクルトは中村優斗投手(23)だった。前日から雨が降り続いており、内野をおおう巨大なシートは敷いていない。雨が上がり次第、水抜き作業に入る。セ・リーグの開始遅延は22年 9月24日東京ヤクルト-横浜DeNA(神宮)の 1時間30分が最長。中止が発表された。雨が降り止まず、午後 6時予定の試合開始を遅らせると発表されていたが、 6時を過ぎても強い雨脚が続き、やむなく判断が下された。阪神にとっては今季16度目の中止。優勝マジック4としている阪神はこの日からの甲子園3連戦で全勝すれば自力で本拠地胴上げを実現できたが、確率が減ってしまった。大竹耕太郎投手がまたしても登板日に雨に見舞われた。29日の東京ヤクルト戦(甲子園)で先発するはずが、試合前から降り続いた雨により、残念ながら中止になった。「大雨降太郎」の異名を持つことは、猛虎党なら誰もが知るところ。本拠地・甲子園での優勝につながる大事な1戦だっただけに、さすがに浮かばれない。最短での優勝は10月 2日になった。今回の甲子園3連戦で優勝が決まる可能性が消えた。 9月30日は阪神だけ試合があり、10月 1日は巨人と直接対決。2連勝してもマジックは1までしか減らない。同 2日は巨人だけが試合。阪神は試合のない日に優勝が決まる可能性もある。 3日はマツダスタジアムでデーゲーム。巨人は横浜DeNAと午後 6時から。
● 9月絶好調の近本光司外野手(31)は優勝争いが終盤までもつれても平常心を崩さない。月間打率は0.388、2本塁打、5打点とキャリア8年間の中では最高の 9月を過ごしている。現在、今季最長タイとなる17試合連続安打中で、さらに7試合連続マルチは自己最長を更新中。特に21日の横浜DeNA戦(甲子園)からの最近5試合は打率0.524と打ちまくっている。 9月は残り1試合。最高の形で締め、すべてが大一番となる10月に向かう。現時点で7試合が残されており、好調のリードオフマンがチャンスメークができれば、おのずと虎の勝利へと近づく。21年前のこの日、2005年 9月29日は阪神が甲子園で2年ぶりのリーグ優勝を決めた日。淡路島出身で当時10歳だった近本も街の熱狂を肌で感じた。憧れだったタテジマを着ている今、自分のバットで球団史上初のセ・リーグ連覇を手繰り寄せる。チームの7連敗中も毎試合打ち続けた。阪神打線はどこまで行っても近本、中野拓夢内野手(30)の出塁とクリーンアップトリオの打撃が攻めの形で変わりない。巨人との激戦が続く今年は、85年以来の「10月決着」が確定している。最短Vは試合のない10月 2日。その前日 1日には巨人との直接対決も待つ。近本が言うように阪神は「目の前」しか見ていない。
●中野拓夢内野手は雨天中止を受け、力を込めた。 9月はここまで打率0.320と好調で、13試合連続出塁中。30日の先発、東京ヤクルト・奥川には通算打率0.326(43打数14安打)と好相性を誇るが、冷静に次戦を見据えた。13戦連続出塁中の中野拓夢内野手がナインの思いを代弁した。これまでもチームの勝利のため、攻守で献身的なプレーを積み重ねてきた。残り7試合。「背番号7」がラストスパートをかける。
●30日の東京ヤクルト戦(甲子園)には髙橋遥人投手(30=亜細亜大學OB)が先発する。この日は登板に向けて甲子園の室内練習場で調整。優勝へのマジックナンバーを減らし、自身も今季16勝目をつかむ。ここまで22試合に先発してリーグトップの15勝を記録。勝率(0.833)とともに投手2冠を手中に収め、2週連続で東京ヤクルト戦での先発で4試合で3勝0敗、防御率1.32と好相性。29日の試合前時点でマジック「4」と連覇が目前に迫る中、チームに勢いを与える投球を披露する。29日に行われた西勇輝投手(35)の引退会見にサプライズで登場し、花束を手渡した左腕。お世話になった先輩を優勝という最高の形で送り出すべく、頂点に歩を進める白星を目指す。百戦錬磨のベテラン右腕を、無双左腕が送り出した。今季限りで現役を退くことを決めた西勇の引退会見に、サプライズで髙橋が登場。花束を渡して抱き合うと、固い握手を交わした。西勇の会見が終盤に差し掛かったころ、髙橋のほかにも伏見寅威捕手(36=北海道日本ハム)、梅野隆太郎捕手(35)、岩崎優投手(35)、村上頌樹投手(28)が登場。チームメートに愛された西勇らしい、笑顔の会見となった。けがに悩まされ、ファームでも長い時間を過ごした髙橋。残留練習などで西勇と話す時間も多く、数々の学びを授かってきた。2024年オフに開かれた焼き肉での投手会では、同じテーブルで肉を焼いてくれたこともあり、何気ない気遣いを間近で見てきた。ただ優しく接するだけではなく、後輩のためを思って叱咤(しった)する先輩の姿は、髙橋の心に刻まれている。長年第一線で戦ってきたことに対しての尊敬も大きい。度重なるけがに悩まされながらも幾多の手術を乗り越え、今季初めてタイトルを手中に収める髙橋。1軍でローテを守り続けてきた西勇こそ目指すべき姿だ。背番号16の背中を忘れず、これからの虎投を背負っていく。1年間マウンドに立ち続け、頂はすぐそこに見えてきた。応援してくれるみんなのために、そして、西勇のために―。髙橋が感謝の思いを投球で表現する。
●西勇輝投手が29日、兵庫・西宮市内で引退会見を行った。08年ドラフト3位でオリックスに入団。FA移籍で19年から阪神でプレーし、通算127勝を挙げた。ユニホーム姿で登壇すると、晴れやかな表情を浮かべながら素直な思いを語った。チームはリーグ連覇、日本一を目指す戦いのまっただ中。最後まで戦力として、準備を続けるつもりだ。引退を決めた理由の1つは、後輩への感情だった。経験を惜しみなく伝えながら、自らの引き際が来ることを感じていた。公私で親交のある先輩、オリックス岸田護監督(45=第30代監督)には、決断前に食事の席で思いを伝えていた。「好きで始めた野球なんで、最後まで好きで終わりたかった」と最後まで自らの美学を貫いた決断。スーツではなくタテジマのユニホームに身を包み、胸の内を語った右腕は、最後までチームの一員として戦う覚悟を示した。10月 7日の広島戦(甲子園)が引退試合となる予定。晴れやかな表情で、胸の内を言葉にした。18年の現役生活にピリオドを打った西勇。人生をともに歩んできた野球への愛情を胸に、引退会見に臨んだ。昨季は15年ぶりに勝利なしに終わったが、今季は8試合に先発して3勝4敗、防御率3.29。まだマウンドに立てる-。そんな思いを抱えながら、それでもユニホームを脱ぐ決断を下した。会見後は甲子園の室内練習場で行われた試合前練習に参加した右腕。球団史上初のセ・リーグ連覇を目指すチームの一員として、残された登板機会へ向け黙々と汗を流した。頼れる後輩たちとともに最後まで頂点を目指す。18年間の集大成を、最高の景色と笑顔で締めくくる。

記事をまとめてみました。

 

阪神対ヤクルト戦、雨天中止のスコアボード

※実際の中止時間とは異なります。

 

 <阪神 - 東京ヤクルト=雨天中止>◇第24回戦◇29日◇阪神甲子園球場
 午後 6時プレーボール予定も、雨天により開始が遅延となっていた阪神ー東京ヤクルトは、午後 6時20分に中止が発表された。阪神にとって今季16度目。阪神の雨天中止は今季16度目。予告先発は阪神が大竹耕太郎投手、東京ヤクルトは中村優斗投手だった。

阪神 対 ヤクルト 雨天中止の電光掲示板
 中止が決まった阪神甲子園球場
 午後 6時予定だったプレーボールの遅延が発表された。
 「ご覧のような天候ですから試合開始を遅らせて行う予定でございます。あしからずご了承くださいませ」とアナウンスがあった。
 午後 5時すぎ、雨はまだ降っているが今後弱まる見通し。

雨天中止の甲子園球場、水たまりが残るグラウンド
 開門はしたものの未だ雨が降り続く阪神甲子園球場
 前日から雨が降り続いており、内野をおおう巨大なシートは敷いていない。雨が上がり次第、水抜き作業に入る。
 セ・リーグの開始遅延は22年 9月24日東京ヤクルト-横浜DeNA(神宮)の 1時間30分が最長。
 阪神はこの日から甲子園3連戦。すべて勝てば自力で本拠地胴上げがかなう。

雨天中止、阪神甲子園球場、選手ベンチ
 水たまりからはねが上がる強めの雨が降る阪神甲子園球場
 中止が発表された。雨が降り止まず、午後 6時予定の試合開始を遅らせると発表されていたが、 6時を過ぎても強い雨脚が続き、やむなく判断が下された。
 阪神にとっては今季16度目の中止。
 優勝マジック4としている阪神はこの日からの甲子園3連戦で全勝すれば自力で本拠地胴上げを実現できたが、確率が減ってしまった。

阪神甲子園球場、雨天中止の試合の観客席
 降り続く雨とグラウンドコンディション不良により中止が発表された阪神甲子園球場
 大竹耕太郎投手がまたしても登板日に雨に見舞われた。29日の東京ヤクルト戦(甲子園)で先発するはずが、試合前から降り続いた雨により、残念ながら中止になった。
 「大雨降太郎」の異名を持つことは、猛虎党なら誰もが知るところ。本拠地・甲子園での優勝につながる大事な1戦だっただけに、さすがに浮かばれない。
 大竹は福岡ソフトバンク時代の19年、1試合に登板して1勝。阪神では23年、4試合に登板して3勝負けなし。24年も4試合に登板して4戦全勝。対東京ヤクルト戦は8連勝中だった。2年ぶりの東京ヤクルト戦で18日広島戦(甲子園)以来となる今季7勝目を狙っていただけに、無念の中止となった。

雨天中止の甲子園球場、水たまりに映る照明
 雨が降り続き中止となった阪神甲子園球場
 阪神は今季16度目の雨天中止となった。巨人が勝ったため優勝マジックは減らず4のまま。巨人とのゲーム差は1.5に縮まった。
 最短での優勝は10月 2日になった。今回の甲子園3連戦で優勝が決まる可能性が消えた。 9月30日は阪神だけ試合があり、10月 1日は巨人と直接対決。2連勝してもマジックは1までしか減らない。
 同 2日は巨人だけが試合。阪神は試合のない日に優勝が決まる可能性もある。 3日はマツダスタジアムでデーゲーム。巨人は横浜DeNAと午後 6時から。

 

近本光司選手、室内練習でランニング
 室内でダッシュする近本光司外野手=阪神甲子園球場室内練習場
  9月絶好調の近本光司外野手は優勝争いが終盤までもつれても「目の前の試合を勝つだけです」と平常心を崩さない。
 月間打率は0.388、2本塁打、5打点とキャリア8年間の中では最高の 9月を過ごしている。現在、今季最長タイとなる17試合連続安打中で、さらに7試合連続マルチは自己最長を更新中。特に21日の横浜DeNA戦(甲子園)からの最近5試合は打率0.524と打ちまくっている。

阪神タイガース近本光司選手、室内練習でトレーニング
 試合前練習でダッシュを行う近本光司外野手=阪神甲子園球場室内練習場
  9月は残り1試合。最高の形で締め、すべてが大一番となる10月に向かう。現時点で7試合が残されており、好調のリードオフマンがチャンスメークができれば、おのずと虎の勝利へと近づく。
 21年前のこの日、2005年 9月29日は阪神が甲子園で2年ぶりのリーグ優勝を決めた日。淡路島出身で当時10歳だった近本も街の熱狂を肌で感じた。「2003年と同じく関西がすごく盛り上がっていたことを覚えています」。憧れだったタテジマを着ている今、自分のバットで球団史上初のセ・リーグ連覇を手繰り寄せる。

阪神近本光司、打撃練習でバットを振る
 室内で打撃練習する近本光司外野手=阪神甲子園球場室内練習場
 近本光司外野手がラストスパートの号砲を鳴らす。29日は室内練習場でいつものように試合前の調整をこなした。東京ヤクルト戦(甲子園)は午後 6時すぎに雨天中止となったが「目の前の試合を勝つだけです」と悠然と話した。
 1番打者として、正念場でこれ以上ない輝きを放っている。17試合連続安打中で、マルチ安打も7試合続けている。 9月の無安打は1試合だけで、月間打率は3割8分8厘、出塁率は4割3分7厘と破格の数字。チームの7連敗中も毎試合打ち続けた。阪神打線はどこまで行っても近本、中野の出塁とクリーンアップトリオの打撃が攻めの形で変わりない。

近本光司外野手、室内練習場でストレッチ
 室内でアップする近本光司外野手=阪神甲子園球場室内練習場
 「9.29」は05年の第1次岡田阪神のリーグ優勝決定日でもあった。兵庫出身で小学5年生だった近本は「03年と同じく、関西がすごい盛り上がっていたことを覚えています」と振り返った。その年は藤川監督がセットアッパーとして大活躍。03年に続く熱狂を巻き起こした。近年では最も遅い優勝日だった。
 巨人との激戦が続く今年は、85年以来の「10月決着」が確定している。最短Vは試合のない10月 2日。その前日 1日には巨人との直接対決も待つ。近本が言うように阪神は「目の前」しか見ていない。

 

阪神タイガースの選手が投球練習
 試合前練習でノックを受ける中野拓夢内野手=阪神甲子園球場室内練習場
 中野拓夢内野手は雨天中止を受け「プラスに捉えられるように、残りの試合も頑張ります」と力を込めた。 9月はここまで打率0.320と好調で、13試合連続出塁中。30日の先発、東京ヤクルト・奥川には通算打率0.326(43打数14安打)と好相性を誇るが「毎試合、自分のやるべき仕事をやるだけ。目の前の試合、1打席を大切に頑張ります」と冷静に次戦を見据えた。
阪神タイガース 近本光司選手 笑顔でグローブをはめる
 室内でリラックスした表情をみせる中野拓夢内野手=阪神甲子園球場室内練習場
 13戦連続出塁中の中野拓夢内野手がナインの思いを代弁した。
 29日東京ヤクルト戦が雨天中止となったが、やるべきことは変わらない。「プラスにとらえるように、残りの試合も頑張ります。目の前の試合、1打席を大切に。毎試合、自分のやるべき仕事をやるだけです」。
 これまでもチームの勝利のため、攻守で献身的なプレーを積み重ねてきた。残り7試合。「背番号7」がラストスパートをかける。

 

阪神タイガース 髙橋遥人投手の投球練習
 室内でキャッチボールする髙橋遥人投手=阪神甲子園球場室内練習場
 30日の東京ヤクルト戦(甲子園)には髙橋遥人投手が先発する。この日は登板に向けて甲子園の室内練習場で調整。優勝へのマジックナンバーを減らし、自身も今季16勝目をつかむ。ここまで22試合に先発してリーグトップの15勝を記録。勝率(0.833)とともに投手2冠を手中に収め、2週連続で東京ヤクルト戦での先発で4試合で3勝0敗、防御率1.32と好相性。29日の試合前時点でマジック「4」と連覇が目前に迫る中、チームに勢いを与える投球を披露する。

阪神タイガースの髙橋遥人投手の投球練習
 試合前練習でキャッチボールを行う髙橋遥人投手=阪神甲子園球場室内練習場
 髙橋遥人投手が30日東京ヤクルト戦(甲子園)に先発する。23日に続いての同戦だが「全体的に若いので、勢いがつかないように一人一人きっちり抑えたい」とアウトを重ねる。
 お世話になった先輩、西勇が引退を表明。会見にサプライズ登場し「寂しい。色々教えてもらったので本当にありがたい」と感謝した。野球だけでなく、相手を思って厳しい言葉をかけることができるところにもすごさを感じたといい「西さんだけじゃないですけど、みんなが喜んでくれるようしっかり結果につなげたい」と勝ちへ導く。

阪神タイガース選手、室内練習場の様子
 西勇輝投手と話す髙橋遥人投手=阪神甲子園球場室内練習場
 髙橋遥人投手が30日の東京ヤクルト戦(甲子園)に16勝目を懸けて先発する。29日に行われた西勇輝投手の引退会見にサプライズで登場し、花束を手渡した左腕。お世話になった先輩を優勝という最高の形で送り出すべく、頂点に歩を進める白星を目指す。この日の同戦は雨天中止。2位巨人が勝ったため、ゲーム差は1.5に縮まり、阪神の優勝マジックは「4」のまま。最短優勝決定日は10月 2日となった。
 百戦錬磨のベテラン右腕を、無双左腕が送り出した。今季限りで現役を退くことを決めた西勇の引退会見に、サプライズで髙橋が登場。花束を渡して抱き合うと、固い握手を交わした。
 「今までいた人がいなくなって、やっぱり寂しい。いろいろ教えてもらったんで本当にありがたいな、って思います」

阪神西勇輝投手に花束を渡す髙橋遥人
 サプライズで登場した髙橋遥人投手から花束を受け取る西勇輝投手=兵庫県西宮市内のホテル
 西勇の会見が終盤に差し掛かったころ、髙橋のほかにも伏見、梅野、岩崎、才木、村上が登場。チームメートに愛された西勇らしい、笑顔の会見となった。
 けがに悩まされ、ファームでも長い時間を過ごした髙橋。残留練習などで西勇と話す時間も多く、数々の学びを授かってきた。2024年オフに開かれた焼き肉での投手会では、同じテーブルで肉を焼いてくれたこともあり、何気ない気遣いを間近で見てきた。
 「いろいろな人に対しての接し方とかは、優しさではなく厳しい言葉とかもかけているところを見たことがある。自分もかけられた。なかなかできないことなので、そういうのを見習いたい。そこが一番すごいなって」

髙橋遥人投手、西勇輝投手へ花束贈呈
 引退会見で髙橋遥人投手から花束をもらう西勇輝投手=兵庫県西宮市内のホテル
 ただ優しく接するだけではなく、後輩のためを思って叱咤(しった)する先輩の姿は、髙橋の心に刻まれている。
 長年第一線で戦ってきたことに対しての尊敬も大きい。西勇は高卒で入団して18年間で、1軍だけでも351試合に登板。昨年は右膝内側側副靱帯(じんたい)の変性に苦しんだが、それまでけがというけがはほとんどなかった。
 「自分はたくさんけがをするので。西さんはそういうこともなく、投げ続けてきているので。いや、ほんと、『すごいな』って感じです」
 度重なるけがに悩まされながらも幾多の手術を乗り越え、今季初めてタイトルを手中に収める髙橋。1軍でローテを守り続けてきた西勇こそ目指すべき姿だ。背番号16の背中を忘れず、これからの虎投を背負っていく。

阪神タイガース選手がマイクを持つ姿
 現役引退の西勇輝投手に言葉をかける梅野隆太郎捕手=兵庫県西宮市内のホテル
 30日の東京ヤクルト戦に向けては「一人一人きっちり抑えたい。(優勝争いの中で)メンタルはブレても、技術がぶれなければ大丈夫。自分のパフォーマンスを発揮できるようにしたい」と力を込めた。チームは勝てば優勝マジック「3」。連覇へ近づき、お世話になった先輩の花道を整えることにもつながる。
 「(優勝が)西さんのためになるか分からないですけど。しっかり西さんも、いろいろな人のためにも、チームのためにも、応援してくれている人もそうなので。みんなが喜んでくれるよう、しっかり結果につなげたいな、という感じです」
 1年間マウンドに立ち続け、頂はすぐそこに見えてきた。応援してくれるみんなのために、そして、西勇のために―。髙橋が感謝の思いを投球で表現する。

阪神タイガース選手たち、花束贈呈
 仲間たちがサプライズで登場し念撮影する西勇輝投手。左から岩崎優投手、村上頌樹投手、梅野隆太郎捕手、一人おいて伏見寅威捕手、才木浩人投手、髙橋遥人投手=兵庫県西宮市内のホテル
★村上頌樹投手「23年G戦完封」見習いたい
 村上と才木も西勇の引退会見にサプライズ登場。村上は西勇の印象的な登板に2023年 9月12日の巨人戦(甲子園)で完封勝利した試合を挙げた。「2時間ぐらいで試合が終わった。そういうテンポの良い投球が自分もできれば」。同じ高卒右腕として多くの教えを授かってきたという才木は「いろいろいただいたアドバイスを思い出しながら、自分のこれからの野球人生に生かしていけたら」と誓った。

 

髙橋遥人投手、西勇輝引退会見
 現役引退の記者会見をする西勇輝投手=兵庫県西宮市内のホテル
 西勇輝投手が29日、兵庫・西宮市内で引退会見を行った。
 08年ドラフト3位でオリックスに入団。FA移籍で19年から阪神でプレーし、通算127勝を挙げた。ユニホーム姿で登壇すると、晴れやかな表情を浮かべながら素直な思いを語った。チームはリーグ連覇、日本一を目指す戦いのまっただ中。最後まで戦力として、準備を続けるつもりだ。
           ◇   ◇   ◇
 すがすがしい笑顔だった。西勇はいつもと同じよく通る声で、からっと言った。「本当にあっという間の18年間でしたし、いろんな思い出もありますし、今はすっきりしています」。

西勇輝投手、引退会見で涙
 現役引退の記者会見をする西勇輝投手=兵庫県西宮市内のホテル
 引退を決めた理由の1つは、後輩への感情だった。「純粋に後輩を応援している自分がいました。困っているところを見たら助言している自分がいたんで、あーもう潮時なのかな、っていうふうには思いました」。経験を惜しみなく伝えながら、自らの引き際が来ることを感じていた。
 公私で親交のある先輩、オリックス岸田監督には、決断前に食事の席で思いを伝えていた。
 「岸田監督とか平野さんには『ボロボロまでやれ、それが美学だ』という教えをずっと言われていた。僕はやっぱりいい状態で辞めたいっていう思いを伝えて。本当に元気な状態で辞めたかったっていうのが一番最初にありました」

西勇輝投手、引退会見で晴れやかに
 引退会見を行う西勇輝投手=兵庫県西宮市内のホテル
 今季限りで現役を引退する西勇輝投手が29日、兵庫・西宮市内で引退会見に臨んだ。「好きで始めた野球なんで、最後まで好きで終わりたかった」と最後まで自らの美学を貫いた決断。スーツではなくタテジマのユニホームに身を包み、胸の内を語った右腕は、最後までチームの一員として戦う覚悟を示した。10月 7日の広島戦(甲子園)が引退試合となる予定。
 晴れやかな表情で、胸の内を言葉にした。18年の現役生活にピリオドを打った西勇。人生をともに歩んできた野球への愛情を胸に、引退会見に臨んだ。

阪神タイガース選手が花束贈呈
 サプライズで多くの選手が登場し笑顔を見せる西勇輝投手=兵庫県西宮市内のホテル
 「あっという間の18年でしたし、今はすっきりしています。14年間ローテで投げられて、これで悔しかったという言葉は出てこない。納得できるまでやり切ったと一番に出てくる。本当に幸せでした」
 2009年に三重・菰野高からドラフト3位でオリックスに入団。3年目に2桁勝利を挙げて、先発として確固たる地位を築いた。18年オフにはFA権を行使して阪神へ移籍。1年目から10勝を挙げ、自身初のゴールデングラブ賞にも輝いた。
 昨季は15年ぶりに勝利なしに終わったが、今季は8試合に先発して3勝4敗、防御率3.29。まだマウンドに立てる-。そんな思いを抱えながら、それでもユニホームを脱ぐ決断を下した。

阪神・髙橋遥人投手、西勇輝引退会見にサプライズ登場
 サプライズで登場した仲間達のねぎらいの言葉を聞く西勇輝投手=兵庫県西宮市内のホテル
 「やっぱり好きで始めた野球なんで、最後まで好きで終わりたかった。だからボロボロになるまでやりたくないし、もう心が疲れたので。キャンプに行きたくないと思ったことがあって。それって本当に野球に失礼なんで。引退を決めました」
 入団当初から胸に刻んでいた目標は「いい状態でやめたい」「けがせずにやめたい」。18年間プロの世界で戦い続け、ついに自らが思い描いたタイミングを迎えた。
 引退を決断した後、オリックス・岸田監督や、今季限りで現役を退く平野からは「ボロボロまでやれ。それが美学だ」と言葉をかけられた。それでも周囲の声に流されることなく、自らの信念を貫いた。そして、この日まとったのはスーツではなく、18年間の現役生活の最後を飾るタテジマのユニホームだった。

阪神タイガース選手たち、花束贈呈の様子
 岩崎優投手、村上頌樹投手、梅野隆太郎捕手、西勇輝投手、伏見寅威捕手、才木浩人投手、髙橋遥人投手=兵庫県西宮市内のホテル
 「チームがまだ優勝を目指してやっているわけだから。ボロボロで、引退試合も一人しか投げられないような状態であればスーツでもよかったんですけど。チームのピースとしていける自分がまだいるので。ユニホームを着たいと思いました」
 会見後は甲子園の室内練習場で行われた試合前練習に参加した右腕。球団史上初のセ・リーグ連覇を目指すチームの一員として、残された登板機会へ向け黙々と汗を流した。
 頼れる後輩たちとともに最後まで頂点を目指す。18年間の集大成を、最高の景色と笑顔で締めくくる。

 

※ 9月30日の予告先発は、阪神・髙橋遥人投手(30=亜細亜大學OB)―東京ヤクルト・奥川恭伸投手(25)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。

 

阪神タイガース 2026シーズンロゴ

2026年シーズンスローガン

 

阪神タイガース 2024年ドラフト指名選手一覧

交渉権獲得選手

 

オープン戦順位表 巨人 阪神 日本ハム DeNA

2026年オープン戦順位表

 

プロ野球順位表セ・パ両リーグ

2026年 公式戦順位表

 

阪神タイガース 交流戦順位表

2026年 交流戦最終順位表

 

2026年9月 阪神タイガース試合日程表

2026年 公式戦日程表と結果(09月)

 

2026年10月 阪神タイガース 試合日程

2026年 公式戦日程表と結果(10月)

 

 

 

 

 

 ペタしてね      

 

●岩貞祐太投手(35)が今季限りで引退することが28日、球団から発表された。2014年に横浜商大からドラフト1位で阪神入団し、先発とリリーフで虎一筋13年間のプロ生活を過ごしたが、今季は1試合登板にとどまっていた。キレのある変化球と投球術を武器にルーキーイヤーから1軍で登板。16年には先発ローテーションの一角として、 9月には4戦4勝で初の月間MVP。同年はキャリアハイの10勝を挙げた。20年のシーズン途中からは中継ぎに転向。22年には53試合、背番号を「17」から師と仰ぐ能見篤史氏の「14」に変更して臨んだ23年は50試合に登板し、リーグ優勝、38年ぶりの日本一に大きく貢献した。しかし、24年に左ひじの故障の影響で2試合にとどまると、昨季は29試合に登板し、2度目のリーグ優勝を経験したが、今季は 4月21日の横浜DeNA戦(横浜)の1試合に投げたのみで、ファーム生活が続いていた。通算304試合に登板し、43勝44敗、防御率3.56。虎一筋13年の名左腕の決断だった。虎を長年支えてきた91年世代の一員。24年の秋山拓巳投手(35)、昨年の原口文仁捕手(34)に続いて3年連続の引退となった。チームには岩崎優投手(35)、梅野隆太郎捕手(35)が残っている。阪神では先日引退を発表した1学年上の西勇輝投手(35)も引退を発表していた。
●岩崎優投手も引退を発表した同期について語った。岩崎が13年ドラフト6位で岩貞祐太投手が同1位。同じ左腕ということもあり、切磋琢磨してきた。20年途中から岩貞がリリーフに転向。13年間の思い出はつきない。
●梅野隆太郎捕手が同期・岩貞祐太投手の現役引退について思いを語った。ともに13年ドラフトで入団。バッテリーとしても苦楽を味わってきた。学生時代から親交があり、一緒にプロの世界を歩んできた左腕をねぎらった。平坦でなかったプロの道も励ましあって歩いてきた。岩貞がドラフト1位で梅野が同4位。ともに大卒で学生時代から交流があった2人がプロで同じチームとなり、バッテリーも組んだ。プロの高い壁に悩み、もがき、苦しんだからこそ、13年もプロの世界で走り続けることができた。その盟友が自分より先にユニホームを脱ぐ。梅野にとっては多くの試合でバッテリーを組んだ西勇も今季限りで引退を決断。プロで生きる以上、いつか訪れる別れのとき。そんな中、まだまだ自分は第一線を退くつもりはない。グラウンドを去る仲間の思いを胸に、何としても連覇を勝ち取る。
●育成初の胴上げ投手へ! 阪神は28日、甲子園の室内練習場で全体練習を行った。優勝へのマジックを「4」とし、29日の東京ヤクルト戦から甲子園での3連戦に挑む。クローザーに定着し11セーブを挙げる工藤泰成投手(24)は、甲子園での優勝決定へ力を込めた。自身初、リーグ戦では育成ドラフト出身初となる胴上げ投手を目指し、目の前の一戦に向かっていく。藤川虎を背負う若き守護神が、史上初の幕切れを演出する。歓喜の瞬間が迫る中、クローザーを務める工藤が、レギュラーシーズン初となる育成ドラフト出身選手としての胴上げ投手を目指す。チームは優勝へのマジックナンバーを「4」として、甲子園での3連戦に臨む。2位巨人とのゲーム差は「2」で、最短優勝は10月 1日。その10.1は、巨人との直接対決だ。勝てば優勝決定となる一戦で阪神がリードして最後のイニングを迎えることになると、勝ち試合の最後を任されてきた工藤がマウンドに上がる可能性が限りなく高い。NPBで育成ドラフト制度が導入された2005年から21年が経過するが、育成指名されて胴上げ投手となったのは、12年の日本シリーズでクローザーとして登板した山口鉄也投手(巨人=42)のみ。リーグ優勝の瞬間にマウンドに立っていた投手は一人もいない。相当なプレッシャーがかかる場面になることは予想できるが、工藤は頼もしく力を込めた。酸いも甘いも全身で吸収し、駆け上がってきたプロ野球人生だ。今年は虎の背番号49がグラウンドに立ち、輪の中心でその瞬間を迎える。
●仲間とともに最高のフィナーレへ-。村上頌樹投手(28)が28日、甲子園球場で行われた全体練習に参加し、先発が有力な10月 1日の巨人戦(甲子園)に向けて調整した。防御率1.85は、2位の髙橋遥人投手(30=亜細亜大學OB)に0.12差をつけるリーグトップの数字。3年ぶりの最優秀防御率のタイトルがかかるが、右腕が求めたのはチームでつかむペナントだ。虎のエースが見据えるものは、頂だけだ。球団史上初のセ・リーグ連覇が現実味を帯びる中、村上には3年ぶりとなる防御率のタイトルもかかる。1週間の結果で順位が入れ替わるほどのデッドヒートだ。それでも2023年に同タイトルを獲得した村上に競争意識はない。甲子園で行われた全体練習でキャッチボールなどで調整した右腕は、10月 1日の巨人戦での先発が有力。29日からの東京ヤクルト2連戦(ともに甲子園)の結果次第では、優勝決定のXデーとなる可能性もある。前半戦最終戦となった 7月26日には、同じ本拠地・巨人戦で完封勝利。頂点を争う宿敵との大一番で、再び右腕に大役が託される。球団史上初のリーグ連覇が目前に迫れば、見えないプレッシャーに襲われるかもしれない。それでも選手会長は、過去の経験を胸に泰然自若の構えで臨む。23年は、18年ぶりのリーグ優勝と38年ぶりの日本一を経験。さらに、セ・リーグ史上初の新人王&MVPのダブル受賞を果たした。25年は投手3冠に輝き、再び優勝に貢献。虎の歓喜の輪に村上の姿あり。3度目の頂点をつかみ、またひとつ球団史に名を刻む。甲子園の大声援を背に、最高のフィナーレを飾る。
●佐藤輝明内野手(27)が28日、甲子園3連戦に向けて気合を入れた。全体練習を終え、まずは29日東京ヤクルト戦を見据えた。3連勝すれば自力で本拠地胴上げができる。現在100打点で、残り7試合あればキャリアハイ102打点超えも射程圏内。伝説を残した次は、昨年の自分を超える。佐藤輝明内野手は28日、29日からの甲子園3連戦でのキャリアハイ更新へ、気合を入れた。その先に見えてくるのが甲子園での胴上げ。最速では10月 1日にもVが決まる状況。そのバットで最高のフィナーレを引き寄せる。
●藤川球児監督(46)が天候を案じた。29日東京ヤクルト戦(甲子園)は雨予報。試合開催は微妙なところ。優勝マジック4で2位巨人とは2ゲーム差。目の前の一戦に集中する。この日は全体練習でナインの動きを見守った。

記事をまとめてみました。

 

 

阪神タイガースの岩貞祐太投手の引退発表
 岩貞祐太投手 (25年11月撮影)
 岩貞祐太投手が今季限りで引退することが28日、球団から発表された。2014年に横浜商大からドラフト1位で阪神入団し、先発とリリーフで虎一筋13年間のプロ生活を過ごしたが、今季は1試合登板にとどまっていた。
 キレのある変化球と投球術を武器にルーキーイヤーから1軍で登板。16年には先発ローテーションの一角として、 9月には4戦4勝で初の月間MVP。同年はキャリアハイの10勝を挙げた。20年のシーズン途中からは中継ぎに転向。22年には53試合、背番号を「17」から師と仰ぐ能見篤史氏の「14」に変更して臨んだ23年は50試合に登板し、リーグ優勝、38年ぶりの日本一に大きく貢献した。

阪神タイガース 岩貞祐太投手の投球フォーム
 岩貞祐太投手 (2026年 3月撮影)

 しかし、24年に左ひじの故障の影響で2試合にとどまると、昨季は29試合に登板し、2度目のリーグ優勝を経験したが、今季は 4月21日の横浜DeNA戦(横浜)の1試合に投げたのみで、ファーム生活が続いていた。通算304試合に登板し、43勝44敗、防御率3.56。
 プレー以外では謙虚で野球に対して真摯な姿勢から後輩から人格者として慕われた。16年に発生した熊本地震では実家が被災。避難所に向けて支援物資を送り、地元野球チームに道具を寄贈するなど社会貢献活動を行ってきた。
 虎に残した功績は大きく、近日中に記者会見を行う。

阪神タイガース 岩貞祐太投手のピッチングフォーム
 岩貞祐太投手
 阪神は28日、岩貞祐太投手が今季限りで現役引退すると発表した。近日中に会見を開く。
 今季は 4月に1試合、救援登板したが、その後は1軍昇格できなかった。直球の改善を求めて奮闘を続けた。好感触をつかむ時期もあったがパフォーマンスは上がらなかった。藤川監督とは現役時代から師弟関係にあり、昨年の就任時にはもう一花の決意をさらに強くしていた。だがこの2年間は故障も相次ぎ、期待に応えられなかった。

阪神タイガース 岩貞投手の投球フォーム
 阪神岩貞祐太投手のピッチング (2026年 4月撮影)

 13年ドラフト1位。3年目の16年に10勝を挙げて先発の主力になった。20年途中にリリーフに本格転向。力強い速球とスライダーを武器に23年には50試合登板とブルペンを支え、18年ぶりの優勝に貢献。通算304試合で43勝。虎一筋13年の名左腕の決断だった。
 虎を長年支えてきた91年世代の一員。24年の秋山拓巳、昨年の原口文仁に続いて3年連続の引退となった。チームには岩崎優、梅野隆太郎が残っている。阪神では先日引退を発表した1学年上の西勇輝も引退を発表していた。

阪神タイガース岩貞祐太投手の投球フォーム
 岩貞祐太投手 (2026年 4月撮影)
◆岩貞祐太 (いわさだ・ゆうた)
 1991年(平 3) 9月 5日生まれ、熊本市出身。必由館-横浜商大を経て13年ドラフト1位で阪神入団。1年目の春季キャンプで左肘を痛めて出遅れたが14年 8月10日の広島戦でデビュー。 8月17日横浜DeNA戦でプロ初勝利。16年は25試合に登板して10勝9敗、防御率2.90とブレーク。球宴初出場、 9月に月間MVP初受賞。20年に救援転向した。18年日米野球に出場、球宴2度。通算304試合で43勝44敗、59ホールド。防御率3.56。 183センチ、86キロ。左投げ左打ち。今季推定年俸1億万円。

 

阪神タイガース選手たち、乾杯と食事のひととき
 2025年のハワイV旅行で乾杯する岩貞祐太投手、原口文仁捕手、梅野隆太郎捕手、岩崎優投手
 岩崎は28日、同期入団で同学年の岩貞の現役引退を受け、「連絡はあっさりしていたのであっさり返しました。(発表されてから)まだ(直接)しゃべっていないので、あまり言うことはないです」と話した。長年虎ブルペンを支えてきたサウスポー同士。改めて岩貞の印象を問われると「面白いやつ」と笑顔を見せた。
阪神岩貞投手のピッチングフォーム
 キャッチボールをする岩崎優投手
 岩崎優投手も引退を発表した同期について語った。岩崎が13年ドラフト6位で岩貞祐太投手が同1位。同じ左腕ということもあり、切磋琢磨してきた。20年途中から岩貞がリリーフに転向。13年間の思い出はつきない。「まだしゃべっていないので、あんまり言うことはないんですけど。話してみないと何とも言えないです」と言葉を選びながらも、人柄を聞かれると「面白い奴(笑い)」と即答した。

 

岩貞祐太投手のピッチングフォーム
 キャッチボールをする梅野隆太郎捕手=阪神甲子園球場室内練習場
 梅野隆太郎捕手が同期・岩貞祐太投手の現役引退について思いを語った。ともに13年ドラフトで入団。バッテリーとしても苦楽を味わってきた。「プライベートでは友達として、チームでは仲間として、一番時間をともに過ごした同期であり、同級生。悲しいというか、寂しい気持ちはあります。『お疲れ様』という感じです」。学生時代から親交があり、一緒にプロの世界を歩んできた左腕をねぎらった。
阪神・佐藤輝明がバットを振る
 打撃練習を行う梅野隆太郎捕手=阪神甲子園球場室内練習場
 梅野隆太郎捕手が28日、甲子園での全体練習に参加し、同期入団で同い年の岩貞祐太投手の引退発表を受け、思いを吐露。公私ともに苦楽の時間を過ごしてきただけに「みんなの分まで自分が現役である以上はやっていきたい」と連覇で花道を作るつもりだ。
 平坦でなかったプロの道も励ましあって歩いてきた。引退を発表した岩貞に、同期の梅野がねぎらいの言葉をかけた。

阪神タイガースの選手たちと監督
2013年12月、阪神新入団発表で和田豊監督を中心にポーズを決める、前列左から横田慎太郎、岩貞祐太、中列左から梅野隆太郎、陽川尚将、後列左から岩崎優、山本翔也

 「うれしいことも、苦しいことも共感しあえてやってきた。プライベートでも一緒に過ごす時間が多分一番多かったんじゃないかな」
 岩貞がドラフト1位で梅野が同4位。ともに大卒で学生時代から交流があった2人がプロで同じチームとなり、バッテリーも組んだ。プロの高い壁に悩み、もがき、苦しんだからこそ、13年もプロの世界で走り続けることができた。その盟友が自分より先にユニホームを脱ぐ。

岩貞祐太投手と梅野隆太郎捕手のバッテリー
 2014年 2月、練習試合の東北楽天戦で、ブルペンで話す岩貞祐太投手と梅野隆太郎捕手
 「ここでピリオドを打つ形にはなりますけど、人としての付き合いは終わらない。プレーヤーとしてはけがもありながら、そういう痛みを見せずにやってきたその姿は忘れない。それを一番近くで感じてきた」と懐古した。
 梅野にとっては多くの試合でバッテリーを組んだ西勇も今季限りで引退を決断。プロで生きる以上、いつか訪れる別れのとき。そんな中、まだまだ自分は第一線を退くつもりはない。「常にみんなの分まで自分が現役である以上はやっていきたい」。グラウンドを去る仲間の思いを胸に、何としても連覇を勝ち取る。

 

 育成初の胴上げ投手へ! 阪神は28日、甲子園の室内練習場で全体練習を行った。優勝へのマジックを「4」とし、29日の東京ヤクルト戦から甲子園での3連戦に挑む。クローザーに定着し11セーブを挙げる工藤泰成投手(24)は、甲子園での優勝決定へ力を込めた。自身初、リーグ戦では育成ドラフト出身初となる胴上げ投手を目指し、目の前の一戦に向かっていく。
 藤川虎を背負う若き守護神が、史上初の幕切れを演出する。歓喜の瞬間が迫る中、クローザーを務める工藤が、レギュラーシーズン初となる育成ドラフト出身選手としての胴上げ投手を目指す。
 「それはもちろん甲子園で優勝したいですけど、そこはもう1試合、1試合という感じなので。(胴上げ投手の)経験はない。マウンドに集まりたいなと思っていました」

阪神タイガース背番号49の工藤泰成投手
 室内で練習する工藤泰成投手=阪神甲子園球場室内練習場
 昨年、四国IL徳島から育成ドラフト1位で入団。開幕前に支配下登録された。2年目の今季は自身最速を更新する 163キロの直球と精度の高い変化球で安定した成績を残し、53試合56回 2/3に登板して失点はわずかに8(自責6)。防御率は0.95と圧倒的な数字を残して 8月にクローザーに定着し、そこから11セーブを積み重ねてきた。
 チームは優勝へのマジックナンバーを「4」として、甲子園での3連戦に臨む。2位巨人とのゲーム差は「2」で、最短優勝は10月 1日。その10.1は、巨人との直接対決だ。勝てば優勝決定となる一戦で阪神がリードして最後のイニングを迎えることになると、勝ち試合の最後を任されてきた工藤がマウンドに上がる可能性が限りなく高い。

阪神タイガース岩貞祐太投手の投球練習
 キャッチボールをする工藤泰成投手=阪神甲子園球場室内練習場
 NPBで育成ドラフト制度が導入された2005年から21年が経過するが、育成指名されて胴上げ投手となったのは、12年の日本シリーズでクローザーとして登板した山口鉄也(巨人)のみ。リーグ優勝の瞬間にマウンドに立っていた投手は一人もいない。相当なプレッシャーがかかる場面になることは予想できるが、工藤は「いつも通り。なにも考えません」と頼もしく力を込めた。
 球団初のリーグ連覇に挑むシーズンだが、史上最速での優勝を収めた昨年 9月 7日、歓喜の輪の中に工藤はいなかった。華々しいデビューを飾るも 6月に抹消され、次に出番があったのは順位が決定した後の 9月中旬。「その場にいなかったのが悔しかった」。決定の瞬間をテレビで眺めることしかできなかった。

阪神タイガース背番号49、工藤泰成投手
 ダッシュをする工藤泰成投手=阪神甲子園球場室内練習場

 1年前は光に隠れた若虎が、今年は最前線に立ってチームに勝利をもたらしてきた。東京国際大時には指名漏れも経験し、独立リーグから育成でプロに入団。そして支配下をつかみ、2年目には守護神という大役も任されるようになるまで成長した。史上初の胴上げ投手となり、また一つシンデレラストーリーのページをつづるときだ。
 「積み重ねていくことの大切さはわかりました。それ以外にも、今年1年投げてこれからにいかせるような経験もたくさんできたので、そこはよかったなと思います」
 酸いも甘いも全身で吸収し、駆け上がってきたプロ野球人生だ。今年は虎の背番号49がグラウンドに立ち、輪の中心でその瞬間を迎える。

阪神巨人セリーグ優勝ライン表
 セ・リーグの優勝ライン (2026年 9月27日現在)
★育成胴上げ投手
 2005年から導入された育成ドラフトで入団した投手では、06年にドラフト1位で巨人に入団し「育成の星」と言われた山口鉄也が2012年の北海道日本ハムとの日本シリーズ第6戦(東京ドーム)で、最終1点リードの9回を無失点で締め、チームを3年ぶりの日本一に導き、唯一の胴上げ投手となっている。育成出身の胴上げ投手はリーグ優勝ではいない。

 

岩貞祐太投手のピッチングフォーム
 キャッチボールする村上頌樹投手=阪神甲子園球場室内練習場
 仲間とともに最高のフィナーレへ-。村上頌樹投手が28日、甲子園球場で行われた全体練習に参加し、先発が有力な10月 1日の巨人戦(甲子園)に向けて調整した。防御率1.85は、2位の髙橋に0.12差をつけるリーグトップの数字。3年ぶりの最優秀防御率のタイトルがかかるが、右腕が求めたのはチームでつかむペナントだ。
 虎のエースが見据えるものは、頂だけだ。球団史上初のセ・リーグ連覇が現実味を帯びる中、村上には3年ぶりとなる防御率のタイトルもかかる。髙橋との争いが過熱するが、右腕が求めるのは、あくまでチームの勝利だった。

阪神岩貞祐太投手のピッチング
 キャッチボールする村上頌樹投手=阪神甲子園球場室内練習場
 「遥人さんも(思いは)チームで勝つことだと思うので。自分もそうですし、その中で(数字が)ついてくればいいかなと思うので。ギスギスさせないでください(笑)」
 ここまでキャリアハイの26試合に先発し、10勝9敗。リーグトップの防御率1.85を記録し、2位にはチームメートの髙橋が1.97で続く。その差はわずか0.12。1週間の結果で順位が入れ替わるほどのデッドヒートだ。それでも2023年に同タイトルを獲得した村上に競争意識はない。
 「ライバルみたいな感じもないですし、お互い抑えた結果だと思う」。ただ一つ、チームの勝利だけを追い求める。自身の数字は、その先についてくるものだと強調した。

岩貞祐太投手、阪神タイガースで活躍
 練習の合間に笑顔を見せる村上頌樹投手=阪神甲子園球場室内練習場

 甲子園で行われた全体練習でキャッチボールなどで調整した右腕は、10月 1日の巨人戦での先発が有力。29日からの東京ヤクルト2連戦(ともに甲子園)の結果次第では、優勝決定のXデーとなる可能性もある。前半戦最終戦となった 7月26日には、同じ本拠地・巨人戦で完封勝利。頂点を争う宿敵との大一番で、再び右腕に大役が託される。
 球団史上初のリーグ連覇が目前に迫れば、見えないプレッシャーに襲われるかもしれない。それでも選手会長は、過去の経験を胸に泰然自若の構えで臨む。
 「自分だけじゃなく、他の選手も2回優勝を経験していますし。いろいろ経験しているので、どっしりとできれば」

9月セ・リーグ貯金数推移グラフ
 9月のセ・リーグ貯金数推移 (2026年9月28日現在)
 23年は、18年ぶりのリーグ優勝と38年ぶりの日本一を経験。さらに、セ・リーグ史上初の新人王&MVPのダブル受賞を果たした。25年は投手3冠に輝き、再び優勝に貢献。虎の歓喜の輪に村上の姿あり。3度目の頂点をつかみ、またひとつ球団史に名を刻む。
 「投げた試合は勝ちたいなと思いますし、そういうピッチングができるように、あとは準備したいなと思います」
 重圧さえも力に変え、最後のマウンドへ向かう。甲子園の大声援を背に、最高のフィナーレを飾る。

 

佐藤輝明がバッティング練習
 打撃練習を行う佐藤輝明内野手=阪神甲子園球場室内練習場
 佐藤輝明内野手が28日、甲子園3連戦に向けて気合を入れた。全体練習を終え「頑張ります!」とまずは29日東京ヤクルト戦を見据えた。3連勝すれば自力で本拠地胴上げができる。「(その思いは)もちろんありますけど、頑張るだけです」。現在100打点で、残り7試合あればキャリアハイ102打点超えも射程圏内。「そこはね、チームのために勝てるように」と口元を締めた。

佐藤輝明、バットを構え気合を入れる
 打撃練習を行う佐藤輝明内野手=阪神甲子園球場室内練習場
 伝説を残した次は、昨年の自分を超える。佐藤輝明内野手は28日、甲子園球場で行われた全体練習に参加し、29日からの甲子園3連戦でのキャリアハイ更新へ、気合を入れた。
 「そこ(打点)はね、チームのために勝てるように頑張りたい」
 26日の横浜DeNA戦(横浜)で37号ソロを含む2打点を挙げ、2年連続のシーズン100打点に到達。そして、自己最多を記録した昨季(102)まで、あと「2打点」に迫っている。29、30日に迎える東京ヤクルトからは今季カード別最多の26打点を挙げており、10月 1日に対戦する巨人からも19打点をマーク。まさに格好の稼ぎ時だ。
 その先に見えてくるのが甲子園での胴上げ。最速では10月 1日にもVが決まる状況にも、「もちろん(甲子園で優勝を決めたい気持ちは)ありますけど、頑張るだけです。それだけ」。そのバットで最高のフィナーレを引き寄せる。

 

岩貞祐太投手の引退発表時の笑顔
 練習の合間に笑顔を見せる藤川球児監督=阪神甲子園球場室内練習場
 藤川球児監督が天候を案じた。29日東京ヤクルト戦(甲子園)は雨予報。試合開催は微妙なところで「雨が降らず(甲子園で)3試合やりたいなというのが一番気になるところ。天候に恵まれたいです」と話した。優勝マジック4で2位巨人とは2ゲーム差。「天候良くゲームができることが一番いい。それだけです」と目の前の一戦に集中する。この日は全体練習でナインの動きを見守った。

 

※ 9月29日の予告先発は、阪神・大竹耕太郎投手(31)―東京ヤクルト・中村優斗投手(23)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。

 

阪神タイガース「熱魂」スローガンロゴ

2026年シーズンスローガン

 

阪神タイガース 2024年ドラフト指名選手一覧

交渉権獲得選手

 

阪神タイガースオープン戦順位表

2026年オープン戦順位表

 

阪神タイガースのセ・パ両リーグ順位表

2026年 公式戦順位表

 

阪神タイガース交流戦順位表

2026年 交流戦最終順位表

 

2026年9月阪神タイガース試合日程

2026年 公式戦日程表と結果(09月)

 

2026年10月 阪神タイガース 試合日程

2026年 公式戦日程表と結果(10月)

 

 

 

 

 

 ペタしてね      

 

●阪神の優勝マジックは「4」のまま変わらなかった。27日は試合がなく、2位巨人は東京ヤクルトに快勝した。最短優勝は1日延びて10月 1日。甲子園で直接対決を戦う日だ。阪神は29日東京ヤクルト、30日東京ヤクルト、10月 1日巨人と甲子園で3連戦がある。本拠地での胴上げの可能性が残っている。
●優勝マジックを4とする阪神は27日、甲子園で投手指名練習を行った。大竹耕太郎投手(31)、才木浩人投手(27)、髙橋遥人投手(30=亜細亜大學OB)が参加した。前日26日の敵地東京ヤクルト戦に先発し、 5回を4安打3失点で今季10勝目を手にした才木は軽めのメニューで調整。大竹、髙橋は次回登板へキャッチボールなどで調整した。チームは最短で30日にも球団初めてのリーグ連覇が決まる状況にある。歓喜のゴールテープはもう目前だ。〝最強〟を超えて投手3冠や!髙橋遥人投手が27日、甲子園球場で行われた投手指名練習に参加し、先発が有力な30日の東京ヤクルト戦(甲子園)に備えた。すでに手中に収めつつある最多勝、最高勝率に加え、視界に捉えるのは現在2位につける最優秀防御率のタイトル。「最強」と表す同僚・村上頌樹投手(28)を超え、3冠も、連覇もつかみとる。9年目で初めて開幕ローテーション入りを果たした今季は、3試合連続完封勝利を記録するなど異次元の投球を見せつけてきた。勝利数はリーグトップの15勝を挙げており、2位に3差をつける圧倒ぶり。勝率0.833も断トツの数字で、すでに2冠を手中に収めつつあるが、もう一つ狙えるのが現状2位につける最優秀防御率のタイトルだ。この日、2位巨人が東京ヤクルトに大勝し、2ゲーム差となった。優勝マジックは「4」のまま。最短で直接対決の10月 1日に優勝が決まる。連覇へのラストスパートの最中。周囲の熱気とは裏腹に、左腕の言葉には一切の力みがなかった。目の前の一試合、一球に全力を注いだ先に、2年連続の頂も、タイトルも待っている。髙橋がその手で、すべてをつかみとる。
●大竹耕太郎投手が27日、甲子園での投手指名練習に参加。先発が見込まれる29日の東京ヤクルト戦(甲子園)に向け、キャッチボールなどで調整した。ここまで6勝9敗と負けが先行しているが、防御率2.82と安定感は健在だ。前回登板した18日の広島戦(甲子園)は 7回2安打無失点と好投し手応えもある。阪神が本拠地・甲子園での優勝へ、ラストスパートをかける。29日から東京ヤクルト2連戦(甲子園)。先陣は大竹耕太郎投手、2戦目は髙橋遥人投手が先発する見込みだ。両左腕は27日、才木とともに甲子園球場での投手指名練習に参加し、入念に調整を行った。25日は同じ移籍組の先輩・西勇輝投手(35)が現役引退を発表した。惜別の思いを持って立つマウンド。リーグ優勝をグッと近づける快投で先輩の花道を飾ってみせる。髙橋も燃えないはずがない。最多勝(15勝)、最高勝率(8割3分3厘)でトップを独走。防御率も1.97で、首位の村上とはわずかに0.12差だ。タイトル争いよりも、チームの勝利が最優先。故障、手術を乗り越えてきただけに、期する思いは強い。いよいよカウントダウン。巨人が勝って優勝マジックは4のまま。Xデーは最短で10月 1日となった。最高のパフォーマンスで歓喜の瞬間へと導く。
●坂本誠志郎捕手(32)はリーグ優勝が目前に迫る戦いを前に気を引き締めた。26日の横浜DeNA戦(横浜)では 6回に2点2塁打を放つなど、出場16試合ぶりの打点を挙げた。頼もしい主将が攻守で虎に勝利をもたらす。優勝マジックは相手次第で2個減ることもある。10月 1日の直接対決がまさにそう。しかしあくまで阪神が日々、目指すのは自力による「1減」だけだ。いつも以上のムードになるであろう甲子園3連戦も平常心が旗印となる。坂本自身、大きな浮き沈みを経験してきた。出番が少なかったシーズン前半、打棒爆発だった 8月、そして 9月の大不振と現在の復調。そんな中でも自信も過信もすることなく歩んできた結果が今ここにある。最高のフィナーレへ、脇目もふらず突き進む。
●佐藤輝明内野手(27)が29日からの甲子園3連戦に向け気合を入れた。東京ヤクルト2連戦、10月 1日は巨人戦の3連戦が予定されている。今季甲子園では13本塁打。すでにほぼ当確ランプをともしている首位打者と打点王に加え、チームメートの森下翔太外野手(26)に2本差をつけている本塁打王のタイトルも確固たるものとし、本拠地胴上げに導く。自力で甲子園胴上げだ。セ・リーグ連覇が近づく阪神は27日、全体練習を行わず休養に努めた。28日も試合がなく29日からは甲子園で東京ヤクルト、東京ヤクルト、巨人との3連戦。昨年に続く自力での本拠地胴上げの可能性が横たわっている。巨人の動向はもはや関係ない。眼前にいる敵を倒していくだけ。一戦必勝で136試合を戦ってきた。 9月に入ってどん底の7連敗もあった。巨人にゲーム差なしに迫られた日もあったが、修羅場をくぐり抜けたナインはたくましかった。連敗後は7勝2敗。打線がつながり、息を吹き返した。一気にVロードに突入した。佐藤は前の試合で2年連続の100打点をクリア。調子を上げている。打率3割1分5厘、37本塁打と合わせた打撃3冠にばく進中。佐藤が本拠地3連戦で最高の景色をファンに届ける。
●SGLで午後 1時から開催予定だったファーム・リーグ西地区、福岡ソフトバンク戦は、12時55分に雨天のため中止が発表された。この日が2026年のファーム・リーグ最終戦で多くのファンも詰めかけていたが無念の中止に。球場アナウンスで発表されると場内はため息に包まれた。阪神2軍は126試合を行い49勝63敗、14分けで勝率0.438。最終順位は大阪シティ信用金庫スタジアムで行われるオリックス-広島の結果次第となる。ルーキーイヤーの2軍戦で51試合に出場し、打率0.246、4本塁打、25打点を残した立石正広内野手(22=創価大學)は、レギュラーシーズン最終盤とポストシーズンで1軍の戦力としての貢献を誓った。SGLに無情の雨が降りしきった。福岡ソフトバンクとのファーム・リーグ最終戦。試合開始5分前に中止が発表されると、詰めかけた大勢のファンからため息が漏れた。それでも虎党は受け入れ、室内練習場へ引き揚げる選手たちに激励の言葉を送る。温かいエールに背中を押されるように球場を後にした立石は、1年目のファームでの戦いを振り返った。けがから復帰し、 3月17日の2軍・オリックス戦で実戦初出場を果たすと、19日の同戦ではプロ初本塁打を豪快な満塁弾で飾り、ファンを熱狂させた。 5月19日の中日戦(倉敷)で1軍デビュー。24日の巨人戦(東京ドーム)では右中間に1号2ランを放ち、初出場から5試合連続安打は球団新記録となった。酸いも甘いも味わった黄金ルーキー。ファーム・リーグは幕を閉じたが、1年目のシーズンはまだ終わらない。悔しさも、喜びも、すべてを糧に。立石はさらなる成長を誓い、1軍の舞台を目指す。

記事をまとめてみました。

 

 

阪神タイガースの旗
 阪神球団旗
 阪神の優勝マジックは「4」のまま変わらなかった。27日は試合がなく、2位巨人は東京ヤクルトに快勝した。
 最短優勝は1日延びて10月 1日。甲子園で直接対決を戦う日だ。
 28日は両チームとも試合がない。阪神は29日東京ヤクルト、30日東京ヤクルト、10月 1日巨人と甲子園で3連戦がある。本拠地での胴上げの可能性が残っている。
 巨人は29日に広島戦(東京ドーム)を戦う。

 

阪神タイガースの選手2名が練習
 ウオーミングアップする大竹耕太郎投手と髙橋遥人投手=阪神甲子園球場
 優勝マジックを4とする阪神は27日、甲子園で投手指名練習を行った。
 大竹耕太郎投手、才木浩人投手、髙橋遥人投手が参加した。
 前日26日の敵地東京ヤクルト戦に先発し、 5回を4安打3失点で今季10勝目を手にした才木は軽めのメニューで調整。大竹、髙橋は次回登板へキャッチボールなどで調整した。
 チームは最短で30日にも球団初めてのリーグ連覇が決まる状況にある。歓喜のゴールテープはもう目前だ。

阪神・髙橋遥人投手、投球練習
 投手指名練習でキャッチボールする髙橋遥人投手=阪神甲子園球場
 〝最強〟を超えて投手3冠や! 髙橋遥人投手が27日、甲子園球場で行われた投手指名練習に参加し、先発が有力な30日の東京ヤクルト戦(甲子園)に備えた。すでに手中に収めつつある最多勝、最高勝率に加え、視界に捉えるのは現在2位につける最優秀防御率のタイトル。「最強」と表す同僚・村上頌樹投手を超え、3冠も、連覇もつかみとる。この日、2位巨人が勝ったため優勝マジックは「4」で変わらず、現日程での最短優勝決定日は10月 1日となった。
 最強の右腕に食らいつく。初めてシーズン完走を果たそうとしている髙橋の目の前に見えてきたのは投手3冠。しかし、そこに立ちはだかるのは、ほかならぬチームメート・村上だ。〝ハルト節〟全開で最大のライバルをたたえつつも、珍しく自身の奮闘を認めた。

阪神タイガース、髙橋遥人投手が練習
 フェンス際、ジャンプしてボールをキャッチする髙橋遥人投手=阪神甲子園球場
 「いや、普通に村上が最強なんで。すごいっすよ。あいつ(村上)は。これでも食らいつけてきた方だと思うんで。自分の中では精いっぱいだし、自分なりには頑張っているかなと思います」
 9年目で初めて開幕ローテーション入りを果たした今季は、3試合連続完封勝利を記録するなど異次元の投球を見せつけてきた。勝利数はリーグトップの15勝を挙げており、2位に3差をつける圧倒ぶり。勝率0.833も断トツの数字で、すでに2冠を手中に収めつつあるが、もう一つ狙えるのが現状2位につける最優秀防御率のタイトルだ。

阪神タイガースの選手が水分補給
 練習を終え、水分補給する髙橋遥人投手=阪神甲子園球場
 トップに君臨する村上(1.85)を、髙橋(1.97)は0.12差で追う。残す登板機会は2試合あるとみられ、今後10回を投げて自責ゼロなら1.84となり、上回る可能性は十分にある。「試合を作れているっていうのは最低限(の仕事)。チームが勝てるように頑張りたい」。自らの役割を果たし切れば、おのずと〝村上超え〟も見えてくる。

9月セ・リーグ貯金数推移、阪神17、巨人12
 9月のセ・リーグ貯金数推移 ( 9月26日現在)
 前回23日東京ヤクルト戦(神宮)では 6回1失点と好投し、チームを7連戦の白星フィニッシュに導いた。次なる出番は30日の予定。対するは再び東京ヤクルトだ。今季は敵地で4度対戦し、負けなしの3勝、防御率1.32と抜群の相性を誇る。勝ち慣れた相手だが、甲子園では今季初対戦で「球場が違うので、また変わってくるかもしれない。相手が知っている分、こっちも知っているので。(それでも)相手関係なく、自分のボールしっかり投げられるように」と油断はない。
阪神優勝マジック4、巨人と2ゲーム差
 セ・リーグの優勝ライン ( 9月26日現在)
 この日、2位巨人が東京ヤクルトに大勝し、2ゲーム差となった。優勝マジックは「4」のまま。最短で直接対決の10月 1日に優勝が決まる。連覇へのラストスパートの最中。周囲の熱気とは裏腹に、左腕の言葉には一切の力みがなかった。
 「別にいつもと変わらず。勝ちを(より)最近は意識しているので、それを達成できるように」
 目の前の一試合、一球に全力を注いだ先に、2年連続の頂も、タイトルも待っている。髙橋がその手で、すべてをつかみとる。

 

 大竹耕太郎投手が27日、甲子園での投手指名練習に参加。先発が見込まれる29日の東京ヤクルト戦(甲子園)に向け、キャッチボールなどで調整した。
 「とりあえず勝つことしか今は頭にない。とにかく勝つために自分ができることをやっていく」
 ここまで6勝9敗と負けが先行しているが、防御率2.82と安定感は健在だ。前回登板した18日の広島戦(甲子園)は 7回2安打無失点と好投し「この1球すごくよかったという球もあった。中村奨成選手への外の真っすぐの見逃し三振。右(打者へ)の外角直球でいい感覚で投げたのは久しぶり」と手応えもある。

阪神タイガース、投手指名練習
 キャッチボールをする大竹耕太郎投手=阪神甲子園球場
 25日は同じ移籍組の先輩・西勇輝投手が現役引退を発表した。「去年けがをしたとき、どういう風に気持ちを整えてリハビリするかお風呂場で話してもらった。こうやって4年間ある程度安定して投げられたのは、いろいろ教えてもらったのが大きかった」。惜別の思いを持って立つマウンド。リーグ優勝をグッと近づける快投で先輩の花道を飾ってみせる。
阪神タイガースの選手、投球練習
 サイドスローでキャッチボールする大竹耕太郎投手=阪神甲子園球場

 阪神が本拠地・甲子園での優勝へ、ラストスパートをかける。29日から東京ヤクルト2連戦(甲子園)。先陣は大竹耕太郎投手、2戦目は髙橋遥人投手が先発する見込みだ。両左腕は27日、才木とともに甲子園球場での投手指名練習に参加し、入念に調整を行った。
 優勝争いの真っ只中。独特の緊張感に包まれるが、それを味わえるのは、勝利を積み重ねてきたからだ。大竹は「 9月とか10月に向かって調子を上げていくイメージで、 7月とか 8月に取り組んできた。『投げさせたら勝てる』という期待があるから投げさせてもらっているわけであって、それに対して自分は応えるしかない」と意気込んだ。

阪神タイガースの選手が投球練習
 キャッチボールをする大竹耕太郎投手=阪神甲子園球場
 髙橋も燃えないはずがない。最多勝(15勝)、最高勝率(8割3分3厘)でトップを独走。防御率も1.97で、首位の村上とはわずかに0.12差だが、「普通に村上が最強なんで。すごいっすよ、あいつは」と笑い飛ばした。
 タイトル争いよりも、チームの勝利が最優先。「チームが勝てるように頑張りたいです」。故障、手術を乗り越えてきただけに、期する思いは強い。いよいよカウントダウン。巨人が勝って優勝マジックは4のまま。Xデーは最短で10月 1日となった。最高のパフォーマンスで歓喜の瞬間へと導く。

 

 坂本誠志郎捕手はリーグ優勝が目前に迫る戦いを前に気を引き締めた。「やっていることを一つずつ丁寧にやっていくっていうだけだと思う。(マジックナンバーは)1個しか減らせないし、いつもと同じようにやれたらいいと思います」。26日の横浜DeNA戦(横浜)では 6回に2点2塁打を放つなど、出場16試合ぶりの打点を挙げた。頼もしい主将が攻守で虎に勝利をもたらす。
阪神タイガース 坂本誠志郎捕手
 坂本誠志郎捕手=阪神甲子園球場
 阪神の主将・坂本誠志郎捕手がチームの指針を代弁した。歓喜のゴールが差し迫る中でも「あまり変わらないというか、いつもやっていることを一つずつ丁寧にやっていくだけだと思う。(マジックは)1個しか減らせないし、いつもと同じようにやれたらいいと思います」と落ち着いていた。
阪神タイガース・佐藤輝明選手、甲子園での打席
 坂本誠志郎捕手=阪神甲子園球場 (2026年 9月撮影)
 優勝マジックは相手次第で2個減ることもある。10月 1日の直接対決がまさにそう。しかしあくまで阪神が日々、目指すのは自力による「1減」だけだ。いつも以上のムードになるであろう甲子園3連戦も平常心が旗印となる。
 坂本自身、大きな浮き沈みを経験してきた。出番が少なかったシーズン前半、打棒爆発だった 8月、そして 9月の大不振と現在の復調。そんな中でも自信も過信もすることなく歩んできた結果が今ここにある。最高のフィナーレへ、脇目もふらず突き進む。

 

 佐藤輝明内野手が29日からの甲子園3連戦に向け気合を入れた。「やることは変わらないんで。目の前の戦いに集中してやっていきたいと思います」。東京ヤクルト2連戦、10月 1日は巨人戦の3連戦が予定されている。今季甲子園では13本塁打。すでにほぼ当確ランプをともしている首位打者と打点王に加え、チームメートの森下翔太外野手に2本差をつけている本塁打王のタイトルも確固たるものとし、本拠地胴上げに導く。
阪神タイガースの髙橋遥人投手
 佐藤輝明内野手
 自力で甲子園胴上げだ。セ・リーグ連覇が近づく阪神は27日、全体練習を行わず休養に努めた。
 28日も試合がなく29日からは甲子園で東京ヤクルト、東京ヤクルト、巨人との3連戦。昨年に続く自力での本拠地胴上げの可能性が横たわっている。
 巨人の動向はもはや関係ない。眼前にいる敵を倒していくだけ。打線をけん引する佐藤輝明内野手は「いやもう、やることは変わらないので。目の前の戦いに集中してやっていきたいと思います」とシンプルに語った。
 一戦必勝で136試合を戦ってきた。 9月に入ってどん底の7連敗もあった。巨人にゲーム差なしに迫られた日もあったが、修羅場をくぐり抜けたナインはたくましかった。連敗後は7勝2敗。打線がつながり、息を吹き返した。一気にVロードに突入した。

阪神タイガース佐藤輝明選手、優勝へ向け気合
 佐藤輝明内野手=阪神甲子園球場
 佐藤は前の試合で2年連続の100打点をクリア。調子を上げている。打率3割1分5厘、37本塁打と合わせた打撃3冠にばく進中。甲子園では22年に並ぶ自己最多13本塁打で、球場別でももちろんトップ。サク越えが難しい本拠地で力強く快打を連発してきた。佐藤が本拠地3連戦で最高の景色をファンに届ける。
◆胴上げメモ
 阪神は2リーグ分立後、セ・リーグを7度制覇。うち6度は甲子園で胴上げ。 8月にある長期ロードの影響で 9月以降に甲子園の試合が多く組まれる事情もある。62年はシーズン最終戦で勝利。64年はダブルヘッダー第1試合に勝って甲子園で胴上げ。85年は唯一のビジター。神宮で東京ヤクルトを下した。03年はマジック2のデーゲームにサヨナラ勝利。2時間後、東京ヤクルトが敗れたため「待ち」でV決定。再び選手がグラウンドに飛び出した。05年は巨人戦に勝って甲子園胴上げ。23年もマジック1で巨人を下して本拠地に歓喜の輪を作った。25年は史上最速 9月 7日に優勝。マジック1の甲子園で広島を倒した。

 

SGLスタジアムと球場への階段
 日鉄鋼板 SGLスタジアム 尼崎 - ゼロカーボンベースボールパーク
 ファーム・リーグ交流戦<阪神 - 福岡ソフトバンク=雨天中止>◇27日◇SGL
 SGLで午後 1時から開催予定だったファーム・リーグ西地区、福岡ソフトバンク戦は、12時55分に雨天のため中止が発表された。
 この日が2026年のファーム・リーグ最終戦で多くのファンも詰めかけていたが無念の中止に。球場アナウンスで発表されると場内はため息に包まれた。阪神2軍は126試合を行い49勝63敗、14分けで勝率0.438。最終順位は大阪シティ信用金庫スタジアムで行われるオリックス-広島の結果次第となる。

佐藤輝明、バットを握る
 立石正広内野手
 雨に打たれた分だけ強くなる-。阪神2軍は27日、福岡ソフトバンク戦(SGL)が雨天中止となり、2026年のファーム・リーグ全日程が終了した。ルーキーイヤーの2軍戦で51試合に出場し、打率0.246、4本塁打、25打点を残した立石正広内野手は、レギュラーシーズン最終盤とポストシーズンで1軍の戦力としての貢献を誓った。
 SGLに無情の雨が降りしきった。福岡ソフトバンクとのファーム・リーグ最終戦。試合開始5分前に中止が発表されると、詰めかけた大勢のファンからため息が漏れた。それでも虎党は受け入れ、室内練習場へ引き揚げる選手たちに激励の言葉を送る。温かいエールに背中を押されるように球場を後にした立石は、1年目のファームでの戦いを振り返った。

阪神タイガース 選手 装備
 降雨中止となり引き揚げる立石正広内野手=日鉄鋼板 SGLスタジアム 尼崎
 「プロで初めてのホームランもここで打ちましたし。1軍でなかなか結果が出ずに戻ってきたときも…。やっぱりいい記憶もあれば、しんどいことも(あった)。いい意味で1年目で全部経験できたと思っているので、(今後に)生かしたいなと思っています」
 けがから復帰し、 3月17日の2軍・オリックス戦で実戦初出場を果たすと、19日の同戦ではプロ初本塁打を豪快な満塁弾で飾り、ファンを熱狂させた。 5月19日の中日戦(倉敷)で1軍デビュー。24日の巨人戦(東京ドーム)では右中間に1号2ランを放ち、初出場から5試合連続安打は球団新記録となった。

阪神タイガース佐藤輝明選手バッティング練習
 打撃練習を行う立石正広内野手
 鮮烈なデビューを果たした一方で、苦い記憶もある。 6月16日の埼玉西武戦(甲子園)では4三振を喫し、ベンチで目を潤ませた。1年間で3度の2軍降格を経験。1軍では38試合で打率0.192、2本塁打、10打点。ファームでも51試合で打率0.246、4本塁打、25打点に終わり、「パワー、打球速度、スプリントの力、まだまだ伸びるところもあると思いました」と、自らの実力不足を実感した。
 「厳しい世界だとは思っていたんですけど、もうちょっと自信を持っていけばよかったと反省もありますし。〝自信しかない〟ぐらいの気持ちで来年は入っていけるように準備したいです」

髙橋遥人投手、メディシンボールで調整
 立石正広内野手は練習でメディシンボールを投げる
 酸いも甘いも味わった黄金ルーキー。ファーム・リーグは幕を閉じたが、1年目のシーズンはまだ終わらない。
 「残り、1軍での機会もあるかもしれないので、まずは貢献できるように。機会があったときに、変わった姿を見せられたら」
 悔しさも、喜びも、すべてを糧に。立石はさらなる成長を誓い、1軍の舞台を目指す。

 

※CSがすぐそこまで来ている!CSが終われば、直ぐに日本シリーズだ!今年こそ日本一だ!行け、行け!我らの阪神タイガース!GO!GO!阪神タイガース!

 

阪神タイガース 2026シーズンロゴ

2026年シーズンスローガン

 

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交渉権獲得選手

 

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2026年 公式戦日程表と結果(09月)

 

2026年10月 阪神タイガース試合予定カレンダー

2026年 公式戦日程表と結果(10月)

 

 

 

 

 

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