●今こそ、嫌われる勇気-。阪神は14日、甲子園で全体練習を行った。藤川球児監督(45)は、1番に定着しつつある髙寺望夢内野手(23)の躍動について問われ、指導論に言及。〝甘い言葉〟だけでは導けないと説いた。15日からは5位広島との3連戦(甲子園)。首位浮上、陥落を繰り返し一進一退の戦いが続くが、選手とチームの将来まで見据えたマネジメントで、セ・リーグ連覇へ一歩ずつ進む。快晴の下、甲子園のグラウンドで汗を流すナインを藤川監督はじっと見つめた。2年連続の頂点に立つため、嫌われることはいとわない。厳しい言葉を投げかけるのは、選手の将来を思っているからこそ。若虎にかつての自分を重ね、虎将は振り返った。心の中にいつまでも残る師を見つけてほしい。それは決して、優しさがもたらしてくれるものではない。就任1年目の昨季、当時高卒5年目だった髙寺に「おこちゃまレベル」と苦言を呈したこともあった。その言葉がどれだけ響いたかはわからない。ただ、その髙寺は負傷離脱中の近本光司外野手(31)の代わりに「1番・中堅」を任せられるまでに成長してくれた。今季も門別啓人投手(21)や早川太貴投手(26)に厳しい言葉をぶつけたことがある。たとえ嫌われたとしても、選手の将来につながってくれたらそれでいい。15日の広島戦(甲子園)の先発には中6日の村上頌樹投手(27)ではなく、中5日となる大竹耕太郎投手(30)を選んだ。13日の東京ヤクルト戦(神宮)で勝ち越しの押し出し死球を与えたダウリ・モレッタ投手(30=前パイレーツ)は出場選手登録を抹消し、リフレッシュの機会を与えた。これも選手の将来を見据えたマネジメント術の一つだ。チームは首位東京ヤクルトと1ゲーム差の2位。救援陣が精彩を欠き、直近8試合で4度の逆転負けを喫するなど苦境は続くが、信念を貫く。シーズン終盤、さらに先の未来まで強くなり続けるタイガースを、藤川監督は育てていく。
●開幕からカード頭での登板が続いていた村上頌樹投手が、16日の広島との2戦目(甲子園)で先発することが14日、有力となった。 8日の横浜DeNA戦(同)では 7回5安打2失点(自責0)で3敗目。今季初勝利を挙げた 4月 3日の広島戦(マツダ)を最後に、登板5戦連続で白星に見放されており、6戦勝ちなしとなれば2024年 5~ 6月以来で自己ワーストタイとなる。
●甲子園で15日に行われる阪神-広島の予告先発投手が14日に発表された。阪神は広島キラーの大竹耕太郎投手が中5日で先発する。前回 9日の横浜DeNA戦では 8回3失点で敗戦投手となったが、球数は93球だった。登板間隔を詰めて今季初となるカード頭を任され、チームの勢いをつくる。広島の先発は、ここまで3勝1敗、防御率0.96の好成績を残す栗林良吏投手(29)。阪神は今季2度の対戦で1点しか奪えていないが、本塁打で唯一の得点を生み出している佐藤輝明内野手(27)に期待がかかる。
●阪神は14日、甲子園で全体練習を行った。藤川球児監督は「右ハムストリングの筋損傷」から12日に実戦復帰したドラフト1位・立石正広内野手(22=創価大)について言及した。2軍戦で順調に出場を続ければ、実戦で立たせたい打席数として当初基準にしていた「50、60打席」に交流戦前には到達する。金の卵の1軍デビューの時期を、慎重に見極めていく。
●チームがリーグ5位の救援防御率4.15という苦しい状況の中で、2年目右腕の工藤泰成投手(24)は開幕から8戦連続無失点と存在感を示している。計9回を投げ8安打を許しており、登板2戦連続で複数安打を許しているものの踏ん張っている。
●いい投手ほど、燃える!佐藤輝明内野手が14日、甲子園での全体練習に参加。15日の広島戦(甲子園)の相手先発、栗林良吏投手との対戦に腕をぶした。栗林は先発転向した今季、3勝1敗、防御率0.96と抜群の安定感を誇っているが、たった1本許した本塁打が4月26日(○1-0=甲子園)に佐藤が浴びせたものだ。再現を目指し「TORACO DAY」に勝利をもたらす!!リーグ屈指の投手を相手に、チームを勝利に導いたひと振りを再現する。甲子園での全体練習で心地よい汗を流した佐藤は、今季3度目となる栗林との対戦に向けて力を込めた。今季から先発に転向した栗林は、ここまで防御率0.96で、リーグ1位の阪神・髙橋遥人投手(30=亜細亜大學OB)(0.38)には及ばないものの抜群の安定感をみせている。阪神とは 4月 5日、同26日と2度対戦して1勝1敗だが、虎打線は計15イニングで2点しか奪うことができていない。広島との3連戦は女性ファン向けイベント「TORACO DAY 2026」として行われる。虎は昨季まで同イベント開催日は4連勝中で、佐藤も昨年は2戦連続で適時打をマークした。TORACOのための活躍を誓った佐藤。豪快な一打でコイを沈め、甲子園を黄色い歓声で埋めてみせる。今年のイベントテーマは「ハチャメチャかわいい」。勝利を導く一打で会心の笑顔を届ける。
●NPBが14日、公示を発表し、阪神のダウリ・モレッタ投手、小野寺暖外野手(28)の2選手が1軍の出場登録から抹消された。新外国人のモレッタは15試合に登板して2勝1敗、防御率6.39。開幕から1軍での帯同を続けていたため、今季初抹消となった。打率0.154だった小野寺も登録抹消。13日の東京ヤクルト戦では「6番・左翼」で今季2度目のスタメン出場を果たすも、3三振を喫して途中交代していた。これで1軍にいる外国人はラファエル・ドリス投手(38)だけ。モレッタを含め、今季加入した4人の外国人は全員が1軍に不在となった。イーストン・ルーカス投手(29)は開幕ローテ入りしたが3試合で未勝利。球団が今月10日に腰の疲労骨折と発表し、長期離脱が必至となった。身長 203センチのカーソン・ラグズデール投手(27)は開幕から2軍調整中で、初の昇格を目指している。唯一の野手、キャム・ディベイニー内野手(29)もまだ1軍に昇格していない。2軍では3本塁打と調子を上げている。チーム最年長のラファエル・ドリス投手が14日、甲子園で行われた全体練習で同郷の後輩を気遣う姿勢を見せた。この日抹消となったモレッタ(前パイレーツ)を練習中に指導。
●阪神は14日、15日からの広島3連戦(甲子園)で当日券を発売しないと発表した。3連戦は女性向け企画が盛りだくさんの「TORACOデー」として開催される。

記事をまとめてみました。

 

 今こそ、嫌われる勇気-。阪神は14日、甲子園で全体練習を行った。藤川球児監督は、1番に定着しつつある髙寺望夢内野手の躍動について問われ、指導論に言及。〝甘い言葉〟だけでは導けないと説いた。15日からは5位広島との3連戦(甲子園)。首位浮上、陥落を繰り返し一進一退の戦いが続くが、選手とチームの将来まで見据えたマネジメントで、セ・リーグ連覇へ一歩ずつ進む。
 快晴の下、甲子園のグラウンドで汗を流すナインを藤川監督はじっと見つめた。2年連続の頂点に立つため、嫌われることはいとわない。厳しい言葉を投げかけるのは、選手の将来を思っているからこそ。若虎にかつての自分を重ね、虎将は振り返った。
 「優しかった指導者の方って残っていないのよね、記憶に。あの人に会うとシャキッとするとか。一番つらいのは何も言われなくなったときですよね」

阪神タイガース監督と選手
 選手と話す藤川球児監督。選手自身のためにも、厳しい言葉をかけることをためらわない=阪神甲子園球場
 心の中にいつまでも残る師を見つけてほしい。それは決して、優しさがもたらしてくれるものではない。「歴代の監督さん、指導者の方々が厳しく選手に接してきたという一面は、いずれそういう部分が彼らにとっての自分の中の先生となるため」。厳しい言葉をかけづらい時代になったことも分かっている。ただ、その厳しさが形を変えて成長を促してくれることも経験している。
 就任1年目の昨季、当時高卒5年目だった髙寺に「おこちゃまレベル」と苦言を呈したこともあった。その言葉がどれだけ響いたかはわからない。ただ、その髙寺は負傷離脱中の近本の代わりに「1番・中堅」を任せられるまでに成長してくれた。
 「昨今こういう時代だからこそ刺激というか。選手が成長していく段階では、時には厳しく感じるような言葉でね。決してののしっているわけではなくて、二度とそういう姿にならないでいよう、というところ」

阪神タイガース 髙寺望夢選手 バットを担ぐ
 かつて指揮官から厳しい言葉をかけられた髙寺望夢内野手だが、欠かせぬ選手となりつつある=阪神甲子園球場
 今季も門別や早川に厳しい言葉をぶつけたことがある。たとえ嫌われたとしても、選手の将来につながってくれたらそれでいい。「選手たちは満員のスタンドの中(グラウンドに)立つわけで。りんとしていないといけない部分では、一番大事なのはそこかもしれないですね」。厳しさが生む緊張感は、プロ野球選手としての品格すらも作ってくれる。
 15日の広島戦(甲子園)の先発には中6日の村上ではなく、中5日となる大竹を選んだ。「村上もずっと中6日とか中5日になる。多少なりとも間隔を空けながら、コンディション管理の一つですね」。13日の東京ヤクルト戦(神宮)で勝ち越しの押し出し死球を与えたモレッタ(前パイレーツ)は出場選手登録を抹消し、リフレッシュの機会を与えた。これも選手の将来を見据えたマネジメント術の一つだ。
 「一年かけてやっていく。フィニッシュストロング(終わりを力強く)というのがテーマですから。まだ交流戦前。交流戦に向けても選手の状態を上げていかないといけないですからね」

阪神・大竹投手、広島戦先発
 村上頌樹投手=阪神甲子園球場 (2026年 5月 9日撮影)
 チームは首位東京ヤクルトと1ゲーム差の2位。救援陣が精彩を欠き、直近8試合で4度の逆転負けを喫するなど苦境は続くが、信念を貫く。シーズン終盤、さらに先の未来まで強くなり続けるタイガースを、藤川監督は育てていく。
■藤川監督の苦言アラカルト
★野手 就任1年目の春季キャンプで捕手の榮枝に「グラウンドで監督代わりの司令塔。考えるスピードをあげていかないといけない」と注文。榮枝には公式戦でも「グラウンドが勝負だというところをもっと突き詰めていかなければいけない。歯がゆかった」と苦言を呈した。髙寺は犠打失敗後、ベンチ後方へ。その姿勢に「おこちゃまレベル」と怒った。
★投手  4月28日の東京ヤクルト戦(神宮)で先発の才木が 2回6失点。「試合の中で試しているようなところが出たらだめ。あってはならない」と叱咤した。 5月 5日、 6日の中日戦(バンテリンドーム)は、門別、早川が先発。ともに大量失点で降板し「まだまだアマチュア」と厳しい言葉を投げかけた。

 

村上投手の投球フォーム
 練習に臨む村上頌樹投手。中5日での登板は避け、完全復活へ進む=阪神甲子園球場
 開幕からカード頭での登板が続いていた村上頌樹投手が、16日の広島との2戦目(甲子園)で先発することが14日、有力となった。この日は甲子園で行われた全体練習でダッシュなどで調整した。
 「(直球の質は)良くなってきていると思うので、試合に出していくだけ」
  8日の横浜DeNA戦(同)では 7回5安打2失点(自責0)で3敗目。今季初勝利を挙げた 4月 3日の広島戦(マツダ)を最後に、登板5戦連続で白星に見放されており、6戦勝ちなしとなれば2024年 5~ 6月以来で自己ワーストタイとなる。

 

藤川球児監督 阪神タイガース 練習風景
 大竹耕太郎投手=阪神甲子園球場
 甲子園で15日に行われる阪神-広島の予告先発投手が14日に発表された。阪神は広島キラーの大竹耕太郎投手が中5日で先発する。
 前回 9日の横浜DeNA戦では 8回3失点で敗戦投手となったが、球数は93球だった。登板間隔を詰めて今季初となるカード頭を任され、チームの勢いをつくる。今季ここまで2勝1敗。

阪神タイガース 髙寺望夢選手 投球練習
 キャッチボールをする大竹耕太郎投手=阪神甲子園球場
 広島の先発は、ここまで3勝1敗、防御率0.96の好成績を残す栗林良吏投手。阪神は今季2度の対戦で1点しか奪えていないが、本塁打で唯一の得点を生み出している佐藤輝明内野手に期待がかかる。
阪神タイガース選手たちの練習風景
 大竹耕太郎投手は投手陣と笑顔を見せる=阪神甲子園球場
 通算16勝2敗の鯉キラー、大竹耕太郎投手が、15日の広島戦で栗林と投げ合う。今季2度目の中5日。村上に代わって今季初めてカード初戦を担う。安定した投球が続く2勝1敗左腕は「気持ちは普段通り。調整は異なりますが、中5日でもより良い登板になるように考えてトレーニングしてきました。全て大事な試合なので、やるべきことに集中してやるのみ」と静かに気合をたぎらた。今季防御率0.96の栗林は阪神打線にとっても難敵。注目のタテホコ対決になりそうだ。


 阪神は14日、甲子園で全体練習を行った。藤川球児監督は「右ハムストリングの筋損傷」から12日に実戦復帰したドラフト1位・立石正広内野手(創価大)について言及した。

阪神・佐藤輝明が栗林を打つ
 阪神D1位・立石正広内野手=阪神甲子園球場室内練習場
 「段階を追ってになりますけど。もうすぐ交流戦も始まるし。ファームの方から、守備も走塁も体が非常に動けているというのは聞いていますね」
 2軍戦で順調に出場を続ければ、実戦で立たせたい打席数として当初基準にしていた「50、60打席」に交流戦前には到達する。金の卵の1軍デビューの時期を、慎重に見極めていく。

 

 チームがリーグ5位の救援防御率4.15という苦しい状況の中で、2年目右腕の工藤泰成投手は開幕から8戦連続無失点と存在感を示している。

阪神タイガースの選手、投球フォーム
 全体練習に臨む工藤泰成投手。その剛腕で虎を救いたい=阪神甲子園球場
 キャッチボールなどで汗を流し「去年よりは落ち着いて投げられているんですけど、もう少し投球内容をよくしていきたい」と意気込んだ。
 計9回を投げ8安打を許しており、登板2戦連続で複数安打を許しているものの踏ん張っている。「ランナーを出す日も続いていますし、もう一度気を引き締めて初心に戻って投げていきたい」と誓った。

 

阪神・佐藤輝明、栗林投手への意気込み
 笑顔で練習に臨む佐藤輝明内野手。難敵を前にしてこそ燃える!=阪神甲子園球場
 いい投手ほど、燃える! 佐藤輝明内野手が14日、甲子園での全体練習に参加。15日の広島戦(甲子園)の相手先発、栗林良吏投手との対戦に腕をぶした。栗林は先発転向した今季、3勝1敗、防御率0.96と抜群の安定感を誇っているが、たった1本許した本塁打が4月26日(○1-0=甲子園)に佐藤が浴びせたものだ。再現を目指し「TORACO DAY」に勝利をもたらす!!
 リーグ屈指の投手を相手に、チームを勝利に導いたひと振りを再現する。甲子園での全体練習で心地よい汗を流した佐藤は、今季3度目となる栗林との対戦に向けて力を込めた。

栗林良吏投手の投球フォーム
 栗林良吏投手
 「いつも通り、しっかり準備して、という感じですね。いい投手になればなるほど、打てたときにうれしいので、頑張りたいと思います」
 今季から先発に転向した栗林は、ここまで防御率0.96で、リーグ1位の阪神・髙橋(0.38)には及ばないものの抜群の安定感をみせている。
 主にクローザーを務めていた昨季までとスタイルを変え、すでに3勝をマーク。阪神とは 4月 5日、同26日と2度対戦して1勝1敗だが、虎打線は計15イニングで2点しか奪うことができていない。

阪神タイガースの佐藤輝明内野手
 笑顔を見せる佐藤輝明内野手=阪神甲子園球場
 その2点のうち1点をたたき出し、栗林に土をつけたのが佐藤だ。26日の試合で高めの直球を高々と打ち上げて6号ソロを放ち、この1点を守り切って 1― 0勝藤川監督の監督通算100勝となるメモリアルな白星をもたらした。
 栗林は中8日と感覚を空けて甲子園に乗り込んでくる。万全の状態での対戦となるが、相手にとって不足はない。「いいピッチャーなので、しっかり対策してやらないといけないとは思います」と闘志を燃やした。

阪神タイガースの佐藤輝明選手、瞑想
 甲子園球場の外野フェンスに寄りかかって瞑想する佐藤輝明内野手
 広島との3連戦は女性ファン向けイベント「TORACO DAY 2026」として行われる。虎は昨季まで同イベント開催日は4連勝中で、佐藤も昨年は2戦連続で適時打をマークした。「そうなんですね。頑張ります」と小さくほほ笑み、TORACOのための活躍を誓った佐藤。豪快な一打でコイを沈め、甲子園を黄色い歓声で埋めてみせる。
 今年のイベントテーマは「ハチャメチャかわいい」。勝利を導く一打で会心の笑顔を届ける。

 

阪神タイガースの投手、ダウリ・モレッタ
 ダウリ・モレッタ投手=明治神宮野球場
 NPBが14日、公示を発表し、阪神のダウリ・モレッタ投手、小野寺暖外野手の2選手が1軍の出場登録から抹消された。新外国人のモレッタは13日の東京ヤクルト戦(神宮)では 8回一死満塁から登板して押し出し死球を与えるなどして失点し、「デッドボールの場面は自分の失投」とコメントしていた。15試合に登板して2勝1敗、防御率6.39。開幕から1軍での帯同を続けていたため、今季初抹消となった。打率0.154だった小野寺も登録抹消。13日の東京ヤクルト戦では「6番・左翼」で今季2度目のスタメン出場を果たすも、3三振を喫して途中交代していた。

阪神タイガースのラファエル・ドリス投手
 キャッチボールをするダウリ・モレッタ投手=阪神甲子園球場
 阪神新外国人のダウリ・モレッタ投手が14日、再調整のため出場選手登録を抹消された。開幕からセットアッパーに近い役割を任されてきたが初の2軍降格となる。
 パイレーツ所属の23年に58回で76三振を奪った実力派。片鱗は見せたが、ここのところ安定感を欠き、登板15試合で防御率は6.39まで悪化していた。
 これで1軍にいる外国人はラファエル・ドリス投手だけ。モレッタを含め、今季加入した4人の外国人は全員が1軍に不在となった。

阪神タイガースの選手、練習風景
 ラファエル・ドリス投手はダウリ・モレッタ投手を指導する=阪神甲子園球場

 イーストン・ルーカス投手は開幕ローテ入りしたが3試合で未勝利。球団が今月10日に腰の疲労骨折と発表し、長期離脱が必至となった。身長 203センチのカーソン・ラグズデール投手は開幕から2軍調整中で、初の昇格を目指している。
 唯一の野手、キャム・ディベイニー内野手もまだ1軍に昇格していない。2軍では3本塁打と調子を上げている。

阪神タイガース選手、練習風景
 ダウリ・モレッタ投手にアドバイスを送るラファエル・ドリス投手ら=阪神甲子園球場
 チーム最年長のラファエル・ドリス投手が14日、甲子園で行われた全体練習で同郷の後輩を気遣う姿勢を見せた。
 「本人も困っていると思う。みんなこういう瞬間は訪れると思うので、そこで自分が一役買えれば」
 この日抹消となったモレッタ(前パイレーツ)を練習中に指導。NPB通算101セーブを誇るベテラン右腕らしく、救援陣の苦境にも動じていない。「もちろんパーフェクトじゃない。シーズンも始まったばかり。最終的に良くなるようにと思ってみんな取り組んでいる」と頼もしく語った。

 

TORACO DAY 2026 阪神甲子園球場 イベントポスター
 発表された「TORACO DAY 2026」 (球団提供)
 阪神は14日、15日からの広島3連戦(甲子園)で当日券を発売しないと発表した。
 3連戦は女性向け企画が盛りだくさんの「TORACOデー」として開催される。15、16日の入場者には先着2万人にTORACOユニホームをプレゼント。17日はTORACOニットバッグをプレゼント。
 TORACOグッズも多数販売される。

大山悠輔選手、ペイントローラーを持つ姿
 TORACO DAY2026で発売されるフェイスタオル
◆TORACO(トラコ)15年に三戸なつめらがモデルに就任してスタートしたタイガースを応援する女子の総称。今年の広島3連戦の「TORACODAY」では、ナインの写真が飾られている甲子園外周のメモリアルウォールがテーマの「ハチャメチャかわいい」仕様にチェンジ。選手紹介ビジョンも特別演出となり、「あの時一緒に笑った選手」に各選手が答える。各日先着2万人の女性に、15日と16日はユニホーム、17日はニットバックがプレゼントされる。他球団の女性ファンの呼称には広島「カープ女子」やオリックス「オリ姫」などがある。
阪神ファン、応援旗を掲げ観戦
 声援を送るたくさんの女性ファン=阪神甲子園球場 (2025年 5月10日撮影)

 

※ 5月15日の予告先発は、阪神・大竹耕太郎投手(30)―広島・栗林良吏投手(29)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。

 

阪神タイガース 2026スローガン「熱闘」

2026年シーズンスローガン

 

阪神タイガース 2024年ドラフト選手リスト

交渉権獲得選手

 

オープン戦順位表 阪神2位

2026年オープン戦順位表

 

セ・リーグ順位表:阪神2位、広島5位

2026年 公式戦順位表

 

阪神タイガースの交流戦順位表

2025年 交流戦最終順位表

 

2026年4月野球試合日程表

2026年 公式戦日程表と結果(04月)

 

2026年5月野球日程表

2026年 公式戦日程表と結果(05月)

 

 

 

 

 

 ペタしてね      

 

●日本野球機構(NPB)は13日、3、4月度「大樹生命月間MVP賞」の受賞選手を発表した。セ・リーグ投手部門は阪神・髙橋遥人投手(30=亜細亜大學OB)が初受賞。4試合に先発し、3勝0敗、リーグトップの防御率0.27をマーク。4登板中3登板で完封勝利を挙げ、チームの月間首位(4月終了時点)の原動力となった。投手部門での阪神からの受賞は昨年8月度の才木浩人投手(27)以来となる。打者部門は阪神・佐藤輝明内野手(27)が3度目の受賞。全27試合に4番で先発し、打率0.376、38安打、7本塁打(トップタイ)、25打点、長打率0.743、出塁率0.444と打撃成績全般でリーグトップの成績をマーク。打者部門での阪神からの受賞は24年8月度の近本光司外野手(31)以来となる。パ・リーグの投手部門は、埼玉西武・平良海馬投手(26)が初受賞となった。5試合に先発し、2勝0敗。リーグトップの防御率0.49、リーグ2位の奪三振36をマーク。今季から先発へ再転向した獅子の新エースが、最高のスタートをきった。プロ入り9年目で初受賞。打者部門は福岡ソフトバンク近藤健介外野手(32)が4度目の受賞。全26試合に先発し、打率0.292。長打率0.562と出塁率0.425はリーグトップ。19打点はトップタイ。6本塁打はリーグ2位の好成績を収めた。24年6月度以来の受賞となった。各連盟から記念盾、大樹生命保険株式会社から賞金50万円とトロフィーが贈られる。髙橋は初の開幕ローテーション入りを果たすと、3、4月は4試合に先発し、3勝無敗3完封、防御率0.27。4月までに3完封は球団左腕初となった。登板した試合はいずれも伏見寅威捕手(36)とバッテリー。感謝した。幾度の手術を乗り越え、セ界を無双する左腕。4月までに3完封も、髙橋は満足していない。
●阪神が 2- 4で逆転負けし、一夜で首位陥落となった。先発した髙橋遥人投手は東京ヤクルト打線を圧倒した。 1回に2本の安打で 4月12日の中日戦(バンテリンドーム)以来、4試合33イニングぶりに失点。それでも最少失点で切り抜けると、 2回から 5回まで一人の走者も許さない完全投球。 6回に鈴木叶捕手(20)に安打を許したが3三振で危なげなくゼロを刻み、今季自己最多の11三振を奪ってマウンドを降りた。打線は1点を追う 3回、二死から佐藤輝明内野手が右越え2塁打で好機を演出すると、4番・大山悠輔内野手(31)の適時2塁打で同点。なおもチャンスで5番・中野拓夢内野手(29)が左前に勝ち越し打を放った。しかし、1点リードの 8回に救援陣がつかまった。3番手で登板した桐敷拓馬投手(26)が先頭から連打で同点に追いつかれると、一死満塁でマウンドに上がったダウリ・モレッタ投手(30=ピッツバーグ・パイレーツ)が押し出し死球を与えて決勝点を献上。さらに犠飛で1点を失った。先発の髙橋遥人投手はプロ野球61年ぶりの4戦連続完封勝利を逃すも、 6回3安打1失点の好投。今季最多の毎回11奪三振をマークした。 7回は湯浅京己投手(26)が無失点でつないだが、 8回に暗転。3番手の桐敷拓馬投手が無死2塁で東京ヤクルト・ドラフト6位新人の石井巧内野手(24=NTT東日本)にプロ初安打初打点を献上。終盤に追いつかれ、髙橋の5勝目が消えた。なお一死満塁のピンチを招いて桐敷は降板。4番手でダウリ・モレッタ投手が登板したが、古賀優大捕手(27)に死球を与え逆転を許した。 9回は東京ヤクルト守護神ホセ・キハダ投手(30)に抑え込まれた。
●また逃げ切れなかった。過ぎ去ったはずの雨雲は再び虎の頭上に舞い戻る。1点リードを守り切れず、終盤に痛恨の逆転負けで首位陥落。ピリッとしない中継ぎ陣が目立つが、藤川球児監督(45)は凡事徹底できなかった攻撃面に苦言を呈した。1点差のまま迎えた 8回。3番手の桐敷が先頭・武岡龍世内野手(24)に右前打を浴びると、代走・並木秀尊外野手(27)に2盗を許した。D6位・石井にプロ初安打を浴び、あっさり同点とされた。その後無死 1、 2塁とされると、東京ヤクルトベンチは強硬策を指示。ここは鈴木叶捕手(20)を三振に仕留めたが、東京ヤクルトにとって、犠打をしないことが凡事徹底。一死満塁で登板したモレッタが押し出し死球と勢いを止めることはできなかった。藤川監督は言及こそしなかったが、中継ぎの整備も喫緊の課題だ。昨季1点台だった救援防御率はこれでまさかの4.15に。勝ちパターンで起用されていた岩崎優投手(34)は、連投でもない中、この日はプルペン投球も行っていなかった。その岩崎について、指揮官は不安は残る。虎の頭上に立ち込める暗雲。この課題を吹き飛ばさなければ、球団史上初のセ・リーグ連覇は見えてこない。
●先発した髙橋遥人投手が先制点を献上した。先頭の丸山和郁外野手(26)にいきなり右前打を許すと、続くドミンゴ・サンタナ外野手(33)の打席で暴投により走者を2塁に置いた。サンタナは空振り三振に仕留めたものの、3番・増田珠外野手(26)に中前打を許し、先制点を与えた。1点リードで迎えた 8回だった。この回から3番手でマウンドに上がった桐敷が同点打を献上。無死 2塁から石井に対し、内角低め直球をセンターへ運ばれ、2塁走者の並木がホームに生還した。髙橋が演じた雨中の快投劇もむなしく、試合を振り出しに戻された。雨の影響で試合開始は15分遅れの午後 6時15分に。 1回表の阪神の攻撃が終了後、雨脚が再び強くなる。髙橋は先頭の丸山和に右前に運ばれ、暴投で無死2塁のピンチ。サンタナを空振り三振に仕留めたが、続く増田に痛恨の中前適時打を浴びた。33イニングぶりの失点。そして1965年の城之内邦雄氏(巨人=86)以来の4試合連続完封が夢に終わった瞬間だが、いつか記録は止まる。東京ヤクルトとの首位攻防戦は1勝1敗。虎は1日で2位に陥落したが、藤川監督は悪天候でも制球を乱すことなく無四球で 6回を投げ切った左腕をねぎらった。連続完封は途切れたが、開幕から打者167人と対戦し、長打はなし。リーグトップの防御率0.38で、最多奪三振のタイトルも夢ではない。
●髙橋遥人投手がプロ野球61年ぶりの快挙とハーラートップタイの5勝目を逃した。1点リードをリリーフ陣が踏ん張れず、白星がするりと逃げたが、 6回を投げ3安打1失点。毎回の今季最多11奪三振も記録した。尻上がりに調子を上げた。 1回に33イニングぶりの失点で4戦連続完封勝利が早々に消えるも65年以来の偉業達成への意識はなかった。雨降る敵地神宮で先発の役目を果たし、藤川監督も最敬礼だった。試合前時点での直近3戦はいずれも 9回を完封勝ち。4試合ぶりの自責点がつき、防御率0.21から0.38も12球団唯一の0点台前半をキープ。まだ1試合で複数失点はない。3・4月度の月間MVPにも選ばれたサウスポーの背中があまりにも頼もしい。
●1点リードの 8回に3番手で登板した桐敷拓馬投手は、悔しい救援失敗で今季2敗目を喫した。先頭の武岡に安打を許すと、代走・並木の2盗で無死2塁。得点圏に走者を背負い、D6位・石井(NTT東日本)にプロ初安打となる同点適時2塁打を浴びた。さらに澤井廉外野手(25)に死球、丸山に左前打を許して一死満塁のピンチを作り降板。代わったモレッタが勝ち越し点を献上した。 8日の横浜DeNAA戦(甲子園)でも6失点を喫した左腕は前を向いた。 9回表は守護神キハダを追い込んだが、再逆転とはいかなかった。勝利の方程式ではベテラン岩崎もベンチに控えていたが、藤川監督は起用しなかった理由は語らなかった。直近では 8日の横浜DeNAA戦(甲子園)で 9回にリリーフ陣が8失点。桐敷も6失点で精彩を欠いていた。 8回以降の合計失点35は、中日の36失点に次ぐリーグワースト2位。昨季は盤石だったブルペン陣が今季は安定感がない。疲労感の残る神宮の夜だった。
●主砲のバットから快音が止まらない。2試合続けて3番で出場した佐藤輝明内野手が、一時逆転への口火を切った。1点を追う 3回二死で打席に立つと、東京ヤクルトの先発・山野太一投手(27)がカウント 2- 2から投じた浮いたスライダーを捉えた。打球は 170キロの速度で右翼の頭を越え、佐藤は一気に2塁へ到達。12球団のトップを走る今季15本目の2塁打でつなぐと、大山の適時2塁打で同点のホームを踏んだ。山野に対しては、前回対戦の 4月29日に3打席で3つの空振り三振。リベンジを果たす形となった。

記事をまとめてみました。

 

阪神 髙橋遥人投手、月間MVP初受賞

 

 <東京ヤクルト 2- 4阪神>◇第 8回戦◇阪神 5勝 3敗 0分◇13日◇明治神宮野球場
 日本野球機構(NPB)は13日、3、4月度「大樹生命月間MVP賞」の受賞選手を発表した。。
 セ・リーグ投手部門は阪神・髙橋遥人投手が初受賞。4試合に先発し、3勝0敗、リーグトップの防御率0.27をマーク。4登板中3登板で完封勝利を挙げ、チームの月間首位(4月終了時点)の原動力となった。
 投手部門での阪神からの受賞は昨年8月度の才木以来となる。
 打者部門は阪神・佐藤輝明内野手が3度目の受賞。全27試合に4番で先発し、打率0.376、38安打、7本塁打(トップタイ)、25打点、長打率0.743、出塁率0.444と打撃成績全般でリーグトップの成績をマーク。打者部門での阪神からの受賞は24年8月度の近本以来となる。

阪神 髙橋遥人投手 月間MVP受賞
 3、4月度「大樹生命月間MVP賞」を受賞した佐藤輝明内野手
 阪神からの投打同時受賞は21年5月度のR.スアレス、佐藤輝明以来となる。
 パ・リーグの投手部門は、埼玉西武・平良海馬投手が初受賞となった。5試合に先発し、2勝0敗。リーグトップの防御率0.49、リーグ2位の奪三振36をマーク。今季から先発へ再転向した獅子の新エースが、最高のスタートをきった。プロ入り9年目で初受賞。

ソフトバンク近藤健介、月間MVP受賞
 3、4月度の大樹生命月間MVP賞を受賞した福岡ソフトバンク近藤健介外野手
 打者部門は福岡ソフトバンク近藤健介外野手が4度目の受賞。全26試合に先発し、打率0.292。長打率0.562と出塁率0.425はリーグトップ。19打点はトップタイ。6本塁打はリーグ2位の好成績を収めた。24年6月度以来の受賞となった。
 各連盟から記念盾、大樹生命保険株式会社から賞金50万円とトロフィーが贈られる。

平良海馬、大樹生命月間MVP賞受賞
 3、4月度の大樹生命月間MVP賞の埼玉西武・平良海馬投手
 佐藤輝明内野手が13日、3、4月度の「大樹生命月間MVP賞」を受賞した。23年9、100月度以来の受賞で自身3度目。「しっかりいい準備ができていたと思いますし、いろんな方にサポートをしてもらったので、そのおかげだと思っています」と振り返った。投手部門では髙橋遥人投手が選出され、阪神勢がダブル受賞となった。

阪神・髙橋遥人投手、月間MVP受賞時の笑顔
 3、4月度「大樹生命月間MVP賞」を受賞し喜びを語る佐藤輝明内野手
 佐藤の月間成績は27試合出場で101打数38安打の打率3割7分6厘、7本塁打、25打点。出塁率4割4分4厘、長打率7割4分3厘と圧倒的な成績を残した。1試合4安打は2度記録。一時は打率4割超えというハイアベレージを保った。「率っていうところは、ラッキーなヒットもありましたけど、しっかりいい当たりを打てた中で残せたので良かったかなと思います」。昨季はセ・リーグ本塁打、打点の2冠に輝き、シーズンMVPまで獲得した男が開幕好スタートを切った。今後に向けては「去年は1回も月間(MV))取れなかったので取れたのは良かったなと思います。まあまた今後ね、何回も取れるように頑張りたいなと思います」と意気込んだ。

髙橋遥人投手の月間MVP受賞記者会見
 大樹生命月間MVP賞を受賞した髙橋遥人投手
 髙橋遥人投手が13日、3、4月度の「大樹生命 月間MVP」を受賞した。プロ9年目で初受賞。「選んでいただいてすごく光栄で、本当にうれしい」と笑みを浮かべた。また、セ・リーグ打者部門では佐藤輝明内野手が受賞し、阪神勢ダブル受賞となった。
 髙橋は初の開幕ローテーション入りを果たすと、3、4月は4試合に先発し、3勝無敗3完封、防御率0.27。4月までに3完封は球団左腕初となった。一番印象に残っている試合には3安打完封した、開幕2戦目 3月28日巨人戦(東京ドーム)を挙げた。「今シーズン初めての試合だったので、いつもと違う緊張に打ち勝てて、いい結果が出たというのがすごくよかった」とうなずいた。

髙橋遥人投手、月間MVP賞初受賞
 大樹生命月間MVP賞を受賞した髙橋遥人投手
 登板した試合はいずれも伏見寅威捕手とバッテリー。「伏見さんが自分の
持っているものを最大限引き出してくれるというか、自分のことをすごく知ってくれようとずっとキャンプからしてくれた。そのミットに思い切って投げ込めている結果がストライク先行でリズム良く球数少なくなってるのかなと思います」と感謝した。
 幾度の手術を乗り越え、セ界を無双する左腕。「ずっとけがしてきて、8年間いろんなことを試行錯誤してきて、そういうのを今選択できているからかなと。でもまだ始まって1カ月なので、未知なことがたくさんこれからあると思うので、先輩投手を参考にしながらまた体と向き合っていきたい」。4月までに3完封も、髙橋は満足していない。「自分の中でも周りからの目で見ても、投げながら成長してるなというのを感じさせられるように。あとはどんな形でも1年間けがしないように、投げ続けられるようにしていきたい」と力を込めた。

 

 阪神が 2- 4で逆転負けし、一夜で首位陥落となった。
 先発した髙橋遥人投手は東京ヤクルト打線を圧倒した。 1回に2本の安打で 4月12日の中日戦(バンテリンドーム)以来、4試合33イニングぶりに失点。それでも最少失点で切り抜けると、 2回から 5回まで一人の走者も許さない完全投球。 6回に鈴木叶に安打を許したが3三振で危なげなくゼロを刻み、今季自己最多の11三振を奪ってマウンドを降りた。

阪神タイガースの選手たち、月間MVP受賞
 八回を終え、モレッタ投手、桐敷拓馬投手らをねぎらう髙橋遥人投手=明治神宮野球場
 打線は1点を追う 3回、二死から佐藤輝明内野手が右越え2塁打で好機を演出すると、4番・大山悠輔内野手の適時2塁打で同点。なおもチャンスで5番・中野拓夢内野手が左前に勝ち越し打を放った。
 しかし、1点リードの 8回に救援陣がつかまった。3番手で登板した桐敷拓馬投手が先頭から連打で同点に追いつかれると、一死満塁でマウンドに上がったダウリ・モレッタ投手が押し出し死球を与えて決勝点を献上。さらに犠飛で1点を失った。

阪神 髙橋遥人投手の捕球シーン
  8回裏東京ヤクルト無死 2塁、石井巧内野手に同点適時2塁打を打たれた桐敷拓馬投手=明治神宮野球場
 阪神が東京ヤクルトに逆転負けを喫し、首位から陥落した。これで3カード連続勝ち越しなし。東京ヤクルトが首位に浮上した。
 先発の髙橋遥人投手はプロ野球61年ぶりの4戦連続完封勝利を逃すも、 6回3安打1失点の好投。今季最多の毎回11奪三振をマークした。
 打線は 0- 1の 3回二死から3番佐藤輝明内野手、4番大山悠輔内野手の右翼フェンス直撃の適時2塁打で同点。さらに、5番中野拓夢内野手も左前適時打で続き、一気に逆転した。新クリーンアップが機能し、先発髙橋を援護した。

阪神タイガース 髙橋遥人投手の力投
  8回裏東京ヤクルト無死 2塁、石井巧内野手に適時2塁打を浴びた桐敷拓馬投手=明治神宮野球場
  7回は湯浅京己投手が無失点でつないだが、 8回に暗転。3番手の桐敷拓馬投手が無死2塁で東京ヤクルト・ドラフト6位新人の石井巧内野手にプロ初安打初打点を献上。終盤に追いつかれ、髙橋の5勝目が消えた。
 なお一死満塁のピンチを招いて桐敷は降板。4番手でダウリ・モレッタ投手が登板したが、古賀優大捕手に死球を与え逆転を許した。 9回は東京ヤクルト守護神ホセ・キハダ投手に抑え込まれた。

阪神・髙橋遥人投手とヤクルト石井巧選手
  8回裏東京ヤクルト無死 2塁、石井巧内野手に適時打を浴びた桐敷拓馬投手=明治神宮野球場
 リリーフ陣が、東京ヤクルト打線の勢いに飲み込まれた。
  1点リードで迎えた 8回だった。この回から3番手でマウンドに上がった桐敷拓馬投手が同点打を献上。無死 2塁から石井に対し、内角低め直球を中堅へ運ばれ、試合を振り出しに戻された。
 なおも一死満塁のピンチを招いたところで、桐敷は無念の降板。ダウリ・モレッタ投手を投入するも、先頭の古賀にまさかの押し出し死球。なおも一死満塁とし、増田には中犠飛を献上。1点リードが一転、2点ビハインドの展開となった。
 先発髙橋遥人投手は 6回を投げ1失点の好投。リーグトップタイの今季5勝目の権利を手にするも、中継ぎ陣が踏ん張れず、勝ちも消えた。

 

阪神・藤川監督と審判の会話
  7回を終え、選手交代を告げる藤川球児監督=明治神宮野球場
 また逃げ切れなかった。過ぎ去ったはずの雨雲は再び虎の頭上に舞い戻る。1点リードを守り切れず、終盤に痛恨の逆転負けで首位陥落。ピリッとしない中継ぎ陣が目立つが、藤川球児監督は凡事徹底できなかった攻撃面に苦言を呈した。
 「( 8回の守備より)その前だね。ランナー 1塁でうちが追加点を取らなければいけないというゲーム展開でした」

阪神・髙橋遥人投手、佐藤輝明内野手、月間MVP受賞
  7回表阪神無死 1塁、小幡竜平内野手がバントできず厳しい表情の藤川球児監督=明治神宮野球場
 指揮官が振り返ったのは 2- 1で迎えた 7回の攻撃だった。先頭の伏見が右前打で出塁。どうしても追加点が欲しい場面でやってきた千載一遇の好機。続く小幡には犠打を指示した。しかし、2球ファウルで送れない。結局、小幡は空振り三振。流れが変わった。
 「こちらが有利に進めなければいけないところで進めなかった。やっぱり1点を守るというのはいつでも、どんなときでも難しいですからね」
 やるべきことをきっちりやる。就任直後から口酸っぱく言い続けてきた「凡事徹底」ができなければ、当然相手に流れがいってしまう。

阪神タイガース選手、ベンチで観戦
  9回表阪神二死 1、 3塁、森下翔太外野手が捕邪飛に倒れぼうぜんとする髙橋遥人投手ら=明治神宮野球場

 1点差のまま迎えた 8回。3番手の桐敷が先頭・武岡に右前打を浴びると、代走・並木に2盗を許した。D6位・石井(NTT東日本)にプロ初安打を浴び、あっさり同点とされた。その後無死 1、 2塁とされると、東京ヤクルトベンチは強硬策を指示。ここは鈴木叶を三振に仕留めたが、東京ヤクルトにとって、犠打をしないことが凡事徹底。一死満塁で登板したモレッタが押し出し死球と勢いを止めることはできなかった。
 「今日の現状ではなかなか(中継ぎ陣のことは)言いづらいですね。今日はゲーム落としてますからね」

阪神タイガースのユニフォームを着た選手
 試合に敗れ引き揚げる藤川球児監督=明治神宮野球場
 藤川監督は言及こそしなかったが、中継ぎの整備も喫緊の課題だ。昨季1点台だった救援防御率はこれでまさかの4.15に。勝ちパターンで起用されていた岩崎は、連投でもない中、この日はプルペン投球も行っていなかった。その岩崎について、指揮官は「また明後日から」とけむに巻いたが不安は残る。
 「攻め手に転じたときのリズムが作れなかったというのをまた反省して、明後日からいくしかないですね。やり返すということですね」
 虎の頭上に立ち込める暗雲。この課題を吹き飛ばさなければ、球団史上初のセ・リーグ連覇は見えてこない。

 

阪神 髙橋遥人投手の力投
 雨の中、力投を続けた髙橋遥人投手=明治神宮野球場
 先発した髙橋遥人投手が先制点を献上した。
 先頭の丸山和にいきなり右前打を許すと、続くサンタナの打席で暴投により走者を2塁に置いた。サンタナは空振り三振に仕留めたものの、3番・増田に中前打を許し、先制点を与えた。

阪神・髙橋遥人投手の力投と走る打者
  1回裏東京ヤクルト一死 2塁、増田珠外野手に適時打を浴びた髙橋遥人投手=明治神宮野球場
 髙橋遥人投手が 6回1失点の好投を見せ、リーグトップタイの今季5勝目の権利を持って降板した。だが、 8回から桐敷拓馬投手が同点打を許し、髙橋の勝ちが消えた。
 1点リードで迎えた 8回だった。この回から3番手でマウンドに上がった桐敷が同点打を献上。無死 2塁から石井に対し、内角低め直球をセンターへ運ばれ、2塁走者の並木がホームに生還した。
 髙橋が演じた雨中の快投劇もむなしく、試合を振り出しに戻された。

阪神 髙橋遥人投手の投球シーン
  1回、東京ヤクルト・増田珠外野手に中前適時打を浴びた髙橋遥人投手=明治神宮野球場
 遥人、さすがや! 阪神は 8回に逆転され、 2- 4で東京ヤクルトに敗れ、1日で首位から陥落した。先発した髙橋遥人投手は 6回1失点11奪三振の力投。雨の中、3、4月度の「大樹生命月間MVP賞」に初めて選ばれた左腕の連続完封が3試合で止まったが、快投は止まらない。

阪神・髙橋遥人投手、捕球体勢で投球

1回裏東京ヤクルト一死 2塁、増田珠外野手に先制適時打を打たれ失点する髙橋遥人投手=明治神宮野球場
 3試合連続完封で臨んだ一戦で、新たな歴史に名を刻むことはできなかった。チームもまさかの逆転負けで、ハーラートップ&自己最多に並ぶ5勝目はゲットできず。それでも雨が降りしきる中、髙橋は 6回を投げて3安打1失点。11奪三振の力投に、納得の表情だった。
 「(記録は)全く頭に入ってないです。相手もいいピッチャーだったんですけど、先制点を取られてから粘れた」

阪神タイガースの選手、髙橋遥人選手と佐藤輝明選手
  1回に失点し厳しい顔でベンチに戻る髙橋遥人投手=明治神宮野球場

 雨の影響で試合開始は15分遅れの午後 6時15分に。 1回表の阪神の攻撃が終了後、雨脚が再び強くなる。髙橋は先頭の丸山和に右前に運ばれ、暴投で無死2塁のピンチ。サンタナを空振り三振に仕留めたが、続く増田に痛恨の中前適時打を浴びた。
 33イニングぶりの失点。そして1965年の城之内邦雄氏(巨人)以来の4試合連続完封が夢に終わった瞬間だが、いつか記録は止まる。

阪神 髙橋遥人投手、雨中の力投
  4回裏東京ヤクルト無死、ドミンゴ・サンタナ外野手から見逃し三振を奪った髙橋遥人投手=明治神宮野球場
 「点を取られてもバタバタと崩れないように。ちょっと動揺とかするかもしれないけど、そう思っておけば(ピンチに)備えられる」
 その言葉通り、 2回以降は4イニング連続で3者凡退に。 6回一死から鈴木叶に中前打を許したが、丸山和を 147キロ直球で見逃し三振、続くオスナをスライダーで空振り三振。 7回の攻撃で代打を告げられて降板したが、奪三振数は才木(57)に次ぐリーグ2位の48個。「(伏見)寅威さんにいろんなボールを使ってもらったのでありがたい」と、これまで全試合でバッテリーを組む36歳に感謝した。

阪神・髙橋遥人投手と伏見寅威捕手
  5回、この回を3者凡退に抑え伏見寅威捕手とタッチを交わす髙橋遥人投手=明治神宮野球場
 この日は3、4月度の「大樹生命月間MVP賞」が発表され、セ・リーグ投手部門で、髙橋が初受賞した。5月に入っても快投は続く。3日の中日戦(バンテリンドーム)でも2桁の10三振を奪って無四球完封。そして、この日は 6回で今季最多11奪三振だ。さらに先を見据えていることを明かした。
 「僕は1年間、先発ローテを守って投げたことがない。けがをしないでシーズンを通してマウンドに立つことが目標」 岩崎からは遠投の大事さや肩の力を抜いて投げること。西勇からはマウンド上での心得やアフターケアの方法を学び、SGLで育成選手が体幹トレーニングをするのをみて「体を大きくするためにいいと思った」と取り入れた。
 東京ヤクルトとの首位攻防戦は1勝1敗。虎は1日で2位に陥落したが、藤川監督は「素晴らしい投球でしたね、きょうもね。難しい天気でしたけど、いいピッチングでしたね」と悪天候でも制球を乱すことなく無四球で 6回を投げ切った左腕をねぎらった。

阪神タイガース 髙橋遥人投手 29番
  6回裏東京ヤクルト二死 1塁、ドミンゴ・サンタナ外野手を三振に切り、雄たけびを上げる髙橋遥人投手=明治神宮野球場
 連続完封は途切れたが、開幕から打者167人と対戦し、長打はなし。リーグトップの防御率0.38で、最多奪三振のタイトルも夢ではない。「ズルズルといくことなく粘りの投球ができたと思う」。これが一番大きな収穫だった。
■データBOX
❶阪神・髙橋の連続完封勝利が3試合でストップ。 4月12日の中日戦(バンテリン)から3試合連続で完封しており、ここまで4勝全てが完封勝利(0敗)。この日は勝ち負けがつかず、開幕から6試合で4勝0敗、防御率0.38。
❷2リーグ制(1950年)以降、4試合以上続けて完封勝利を挙げたのは、1958年の国鉄・金田正一氏(4試合= 5月 7日の巨人戦-同21日の大洋戦)、62年の阪神・小山正明氏(5試合= 7月 7日の中日戦-同22日の中日戦)、65年の巨人・城之内邦雄氏(4試合= 9月11日の広島戦-同24日の阪神戦)の3人。髙橋が達成すれば、61年ぶりの快挙で球団では小山氏以来64年ぶり2人目、左投手では初となるはずだった。
❸髙橋は 1回に失点し、 4月 5日の広島戦(マツダ)の 2回から続いていた連続無失点イニングが32でストップした。

 

阪神・髙橋遥人投手の投球シーン
  1回裏東京ヤクルト一死 2塁、増田珠外野手に先制適時打を打たれ失点した髙橋遥人投手=明治神宮野球場
 髙橋遥人投手がプロ野球61年ぶりの快挙とハーラートップタイの5勝目を逃した。1点リードをリリーフ陣が踏ん張れず、白星がするりと逃げたが、 6回を投げ3安打1失点。毎回の今季最多11奪三振も記録した。
 「先制点を取られてから粘れました。早めに逆転をしてもらったので、リズム良く投げられた」

阪神 髙橋遥人投手が雨中の力投
  1回裏東京ヤクルト一死 2塁、増田珠外野手に先制適時打を許した髙橋遥人投手=明治神宮野球場
 尻上がりに調子を上げた。 1回に33イニングぶりの失点で4戦連続完封勝利が早々に消えるも「頭に入ってなかった」と65年以来の偉業達成への意識はなかった。 2回以降は低めにボールを集め、 5回まで打者12人を完全投球。 6回一死から中前打を許すも、後続を連続三振。2戦連続の2桁奪三振もマークし、初回の立ち上がりを除けば、東京ヤクルト打線をきりきり舞いに。雨降る敵地神宮で先発の役目を果たし、藤川監督も「素晴らしい投球でしたね。難しい天気でしたけど、いいピッチングでしたね」と最敬礼だった。
阪神・髙橋投手が帽子をかぶりながら悩む姿
  8回、ベンチから試合を見る髙橋遥人投手=明治神宮野球場
 今季は6試合に先発し、ここまで4勝はすべて 9回シャットアウト劇だった。試合前時点での直近3戦はいずれも 9回を完封勝ち。4試合ぶりの自責点がつき、防御率0.21から0.38も12球団唯一の0点台前半をキープ。まだ1試合で複数失点はない。3・4月度の月間MVPにも選ばれたサウスポーの背中があまりにも頼もしい。

 

阪神・髙橋遥人投手の力投、月間MVP受賞
  8回裏、阪神3番手で登板し力投した桐敷拓馬投手=明治神宮野球場
 1点リードの 8回に3番手で登板した桐敷拓馬投手は、悔しい救援失敗で今季2敗目を喫した。先頭の武岡に安打を許すと、代走・並木の2盗で無死2塁。得点圏に走者を背負い、D6位・石井(NTT東日本)にプロ初安打となる同点適時2塁打を浴びた。さらに澤井に死球、丸山に左前打を許して一死満塁のピンチを作り降板。代わったモレッタが勝ち越し点を献上した。 8日の横浜DeNAA戦(甲子園)でも6失点を喫した左腕は「また切り替えて頑張ります」と前を向いた。
髙橋遥人投手の力投、月間MVP受賞
  8回に登板した桐敷拓馬投手=明治神宮野球場
 阪神はリリーフ陣が打たれてまさかの逆転負け。1日で首位陥落となった。
  2- 1の 7回から藤川球児監督は継投策に出た。先発髙橋は 6回1失点、97球で降板。指揮官は「あそこからは逃げ切っていかないと」と救援陣に託したが、 8回に暗転した。

阪神タイガース、試合後の選手たちの様子
  8回裏東京ヤクルト一死満塁、降板する桐敷拓馬投手=明治神宮野球場
 3番手左腕の桐敷が無死2塁で東京ヤクルトのドラフト6位石井巧内野手にプロ初安打初打点を献上。同点に追いつかれ、髙橋の無傷5勝目の権利が消滅した。なお一死満塁のピンチを招いて降板。4番手モレッタも古賀に死球、増田に中犠飛で逆転。 9回表は守護神キハダを追い込んだが、再逆転とはいかなかった。
阪神タイガースの選手たち。
  8回裏を終え桐敷拓馬投手の背中をたたきねぎらう髙橋遥人投手=明治神宮野球場
 勝利の方程式ではベテラン岩崎もベンチに控えていたが、藤川監督は「また明後日(15日)から」と起用しなかった理由は語らなかった。直近では 8日の横浜DeNAA戦(甲子園)で 9回にリリーフ陣が8失点。桐敷も6失点で精彩を欠いていた。 8回以降の合計失点35は、中日の36失点に次ぐリーグワースト2位。昨季は盤石だったブルペン陣が今季は安定感がない。「今日の現状ではなかなか言いづらいですね」と指揮官。疲労感の残る神宮の夜だった。

 

佐藤輝明、月間MVP受賞で打撃好調
  3回、 2塁打を放った佐藤輝明内野手=明治神宮野球場
 主砲のバットから快音が止まらない。2試合続けて3番で出場した佐藤輝明内野手が、一時逆転への口火を切った。
 「しっかりいいスイングっていうのを心がけていました」
 1点を追う 3回二死で打席に立つと、東京ヤクルトの先発・山野がカウント 2- 2から投じた浮いたスライダーを捉えた。打球は 170キロの速度で右翼の頭を越え、佐藤は一気に2塁へ到達。12球団のトップを走る今季15本目の2塁打でつなぐと、大山の適時2塁打で同点のホームを踏んだ。
 山野に対しては、前回対戦の 4月29日に3打席で3つの空振り三振。リベンジを果たす形となったが、「また当たると思うんで、次ですね」と、リーグ最多の5勝を挙げる左腕との次回対戦を見据えた。

 

※今年こそ日本一だ!行け、行け!我らの阪神タイガース!GO!GO!阪神タイガース!

 

阪神タイガース 2026 スローガン「熱響」

2026年シーズンスローガン

 

阪神タイガース 2024年ドラフト交渉権獲得選手リスト

交渉権獲得選手

 

オープン戦順位表 阪神2位

2026年オープン戦順位表

 

NPB月間MVP発表、阪神髙橋・佐藤が受賞

2026年 公式戦順位表

 

プロ野球交流戦順位表

2025年 交流戦最終順位表

 

2026年4月野球試合日程表

2026年 公式戦日程表と結果(04月)

 

2026年5月野球試合日程

2026年 公式戦日程表と結果(05月)

 

 

 

 

 

 ペタしてね      

 

●阪神が東京ヤクルトに大勝を飾り、首位に返り咲いた。先発した西勇輝投手(35)は今季最長の 6回74球を投げて2安打無失点で今季2勝目を挙げた。三振は計5つ奪い、通算1500奪三振まであと「8」に。右腕は11年10月13日から先発登板を続けており、この日でプロ野球史上3人目となる300試合連続を達成した。打線は初回先頭の髙寺望夢内野手(23)が今季2号となるプロ初の先頭打者本塁打でいきなり先制。 7回に代打で出場した嶋村麟士朗捕手(22)はプロ1号となる2点本塁打を放った。さらに 8回には昨年10月以来に4番に入った大山悠輔内野手(31)がとどめの5号ソロ。大山は第1打席にも適時打を放っており、2安打2打点と打線をけん引した。 9回にはプロ初の2番に入った森下翔太外野手(25)が今季10号となるダメ押しの満塁本塁打を放った。阪神が東京ヤクルトとの直接対決を制し、首位奪回に成功した。まずは髙寺望夢内野手の先頭打者アーチで先制。さらに3試合ぶりにスタメン復帰した大山悠輔内野手がタイムリーを放った。一死 1塁で東京ヤクルト小澤怜史投手(28)から中堅への適時2塁打。1塁ランナーの佐藤輝明内野手(27)が一気に生還した。 2- 0の 7回二死 1塁では代打の嶋村麟士朗捕手がプロ初本塁打を放った。東京ヤクルト廣澤優投手(25)の4球目、 152キロ外角直球をフルスイング。左翼へ豪快に運び、右手を突き上げた。 9回にはこの日36歳の誕生日を迎えた伏見寅威捕手にも適時打が飛び出した。藤川球児監督(45)が打線改造について言及した。
●西勇輝投手が芸術的な投球で 6回2安打無失点。史上3人目の300試合連続の先発登板を今季2勝目で飾った。西勇輝投手が今季最長の 6回74球を投げて2安打無失点で降板した。 1回先頭の丸山和に初球で2塁打を許すなど二死 1、 3塁を招いたが、5番・武岡をボテボテの3ゴロに退けた。以降は被安打1と安定感抜群。 4、 5回は3者凡退で斬ると、 6回二死 1塁では4番・内山を外角へのスライダーで見逃し三振に仕留めた。三振は計5つ奪い、通算1500奪三振まであと「8」とした。11年10月13日から先発登板を続けており、この日でプロ野球史上3人目となる300試合連続。2勝目の権利を得てマウンドを託した。年末年始は米ロサンゼルスで自主トレを行った。開幕ローテには入れなかったが、今季初登板だった 4月30日の髙寺望夢内野手戦(神宮)で 5回2失点で初勝利を挙げてから連勝だ。連続先発登板の100試合目、200試合目に続いてこの日の300試合目も勝利で飾り、通算1500奪三振にもあと8個。
●髙寺望夢内野手が先頭打者本塁打を放った。初回にいきなり試合が動いた。右腕・吉村の2球目 149キロを一閃。ぐんぐんと伸びた打球は左中間スタンドに吸い込まれた。 6日の中日戦(バンテリンD)以来、4試合ぶりの今季2号。早くも昨季の自己最多に並んだ。さらに、中堅守備では3回、右中間への打球に左手を目いっぱい伸ばして好捕。髙寺望夢内野手が放った初回先頭打者アーチが「ホームランではないのでは?」とSNSで話題になった。ギリギリ左中間のラバーフェンス(地上 1.8メートル)を越えたが、その上にある約 1.5メートルの金網上部の黄色いラインは越えず、金網の下部をくぐり抜けてスタンドに入った。野球規則 5.05では、打球がダイレクトで外野のラバーフェンスを越えるか、スタンドに入った場合は本塁打となる。打球が到達した地点のネットを確認すると、ボールが抜けることができる穴があいていた。
●大山悠輔内野手が3試合ぶりの復帰戦を自らの快打で飾った。初回、髙寺の先頭打者アーチに続いて一死 1塁で打席へ。アクシデントで緊急登板した小澤のスライダーを強くたたいて中越え2塁打。佐藤を迎え入れた。死球や守備での接触などが重なり、コンディションを配慮されて2試合を休んだ。藤川監督は大山の責任感の強さを口にしていたが、出たい気持ちは我慢。休日も含めて3日間、心技体の調整に努めた。大山の存在はただのプラス1ではない。それを証明するような試合だった。
●東京ヤクルトに10― 0で大勝し、 5日ぶりに首位に返り咲いた。打順組み替えが功を奏し、今季2度目の1試合4本塁打。 9回には4年目で初めて2番で出場した森下翔太外野手が、プロ初の満塁本塁打となる10号を放って10試合ぶりに2桁得点をマーク。〝新打線〟が機能して首位攻防戦を制した藤川虎が、一気にライバルを突き放していく。神宮の夜空に、仕上げの放物線を描いた。森下が駄目押し10号満塁弾でド派手に締めくくった。ダイヤモンドを駆け抜けてホームを踏むと、鬱憤を晴らすかのように雄たけびを上げた。森下翔太外野手が自身初のグランドスラムで佐藤輝明内野手に並ぶセ・リーグトップの10号を決めた。プロ初の「2番右翼」で出場。 6- 0の 9回一死満塁。東京ヤクルト拓也投手(31)の初球、 137キロフォークをバックスクリーン左へ放り込んだ。球団では田淵幸一氏(79)、岡田彰布氏(68=現球団オーナー付顧問)、佐藤に続いて4人目の新人から4年連続2ケタ本塁打となった。
●佐藤輝明内野手が森下翔太外野手の満塁弾が飛び出した直後の 9回第5打席で1塁から回ったオスナと対戦し、スイングすることなく四球を選んだ。今季初の3番起用。1回は投手強襲の内野安打を放った。佐藤輝明内野手は冷静だった。 9回、前の打者森下の満塁弾で10点差となるとオスナが登板。異様な空気の中で、初球ストライクのあと4連続でボールを見極めた。
●伏見寅威捕手が36歳の誕生日を適時打で彩った。 9回無死 2塁で拓也投手のフォークを捉え、左中間に適時2塁打。直前には自打球に悶絶(もんぜつ)も、痛みをこらえて放った一打にうなずいた。快勝で飾った忘れられないバースデーとなった。適時打には照れ笑い。先発右腕をねぎらった。
●「暴投」が取り消しになる珍しいプレーがあった。 8回に登板した工藤泰成投手(24)が無死 1塁、2ボールからの3球目を投じたが、ワンバウンドして捕手の伏見寅威捕手が後逸。走者が2塁に進み工藤に暴投が記録された。ただ、直後に審判団がグラウンド上で集まって協議。東京ヤクルトのドミンゴ・サンタナ外野手(33)は空振りしていたが、振り切ったバットの先が捕手の伏見に当たっていた。野球規則では故意ではなく、空振りしたあとのバットが捕手や投球に当たった場合はボールデッドとし、走者の進塁を許さないと定めている。NPBはこの日から、すっぽ抜けたバットに関する「危険スイング」の新規定の適用を始めたが、それとは全く別の規則となる。

記事をまとめてみました。

 

阪神ヤクルト戦、先発西勇輝勝利、打線爆発で首位奪還

 

 <東京ヤクルト 0ー10阪神>◇第 7回戦◇阪神 5勝 2敗  分◇12日◇明治神宮野球場
 阪神が東京ヤクルトに大勝を飾り、首位に返り咲いた。先発した西勇輝投手は今季最長の 6回74球を投げて2安打無失点で今季2勝目を挙げた。三振は計5つ奪い、通算1500奪三振まであと「8」に。右腕は11年10月13日から先発登板を続けており、この日でプロ野球史上3人目となる300試合連続を達成した。打線は初回先頭の髙寺望夢内野手が今季2号となるプロ初の先頭打者本塁打でいきなり先制。 7回に代打で出場した嶋村麟士朗捕手はプロ1号となる2点本塁打を放った。さらに 8回には昨年10月以来に4番に入った大山悠輔内野手がとどめの5号ソロ。大山は第1打席にも適時打を放っており、2安打2打点と打線をけん引した。 9回にはプロ初の2番に入った森下翔太外野手が今季10号となるダメ押しの満塁本塁打を放った。

嶋村麟士朗、プロ初本塁打で追加点
  7回、2ランを放った嶋村麟士朗捕手=明治神宮野球場
 阪神が東京ヤクルトとの直接対決を制し、首位奪回に成功した。

 まずは髙寺望夢内野手の先頭打者アーチで先制。さらに3試合ぶりにスタメン復帰した大山悠輔内野手がタイムリーを放った。一死 1塁で東京ヤクルト小澤怜史投手から中堅への適時2塁打。1塁ランナーの佐藤輝明内野手が一気に生還した。
  2- 0の 7回二死 1塁では代打の嶋村麟士朗捕手がプロ初本塁打を放った。東京ヤクルト廣澤優投手の4球目、 152キロ外角直球をフルスイング。左翼へ豪快に運び、右手を突き上げた。 9回にはこの日36歳の誕生日を迎えた伏見寅威捕手にも適時打が飛び出した。
 先発の西勇輝投手は 6回無失点の好投。この日は300試合連続先発登板の節目の試合で、メモリアル勝利を飾った。西勇は連続100試合目、200試合目も勝利している。

髙寺望夢、大山悠輔、森下翔太の活躍
  1回表阪神無死、左越え先頭打者本塁打を放った髙寺望夢内野手=明治神宮野球場
 藤川球児監督が打線改造について言及した。
 森下2番、佐藤3番、大山4番、中野5番という新打順で10得点の大勝。試合後は「今日はこういう形だったというところ」と語り、今後も状況に応じて打線を組み替える。指揮官は「常に動いてるもんですよね。ペナントレースですから。選手の状態もあるし、いろんなケースを想定しながら行かなければいけないですけど、っていうところ」と説明した。

阪神タイガース打順表、髙寺、森下、佐藤輝、大山、中野、福島、伏見、西
 阪神は大山悠輔が4番で復帰した=明治神宮野球場
 今季は2番中野、3番森下、4番佐藤、5番大山で戦ってきた。定型オーダーを入れ替える形になったが「選手頼みにあまりならないようにとは思っていますけど。どんな選手が入ってもチームとして機能するような形をつくらないといけない。慌てても仕方ないですから」と冷静に振り返った。
 この日は森下がプロ初2番、中野は4年ぶりの5番起用だった。

西勇輝投手300試合連続登板にハイタッチ
 東京ヤクルトに勝利しタッチを交わす藤川球児監督と西勇輝投手=明治神宮野球場
▼この日の阪神は髙寺が先頭打者本塁打、嶋村が代打本塁打、森下が満塁本塁打をマーク。同一試合で先頭打者、代打、満塁の3種類の本塁打を記録したのは、54年 4月28日巨人(先頭・与那嶺、満塁・南村、代打・柏枝)74年 5月10日巨人(先頭・高田、満塁・矢沢、代打・柳田)03年 5月 2日近鉄(先頭・大村、満塁・大村、代打・益田)に次いでプロ野球4度目。03年の近鉄は3種の本塁打に加え、ローズのサヨナラ本塁打も飛び出している。

 

西勇輝投手が300試合連続登板を達成
  5回を投げ終えた西勇輝投手=明治神宮野球場
 西勇輝投手が今季最長の 6回74球を投げて2安打無失点で降板した。
  1回先頭の丸山和に初球で2塁打を許すなど二死 1、 3塁を招いたが、5番・武岡をボテボテの3ゴロに退けた。以降は被安打1と安定感抜群。 4、 5回は3者凡退で斬ると、 6回二死 1塁では4番・内山を外角へのスライダーで見逃し三振に仕留めた。三振は計5つ奪い、通算1500奪三振まであと「8」とした。
 11年10月13日から先発登板を続けており、この日でプロ野球史上3人目となる300試合連続。2勝目の権利を得てマウンドを託した。

阪神タイガース 西勇輝 投手 300試合登板
  6回二死 1塁で三振を奪った西勇輝投手=明治神宮野球場
 西勇輝投手が芸術的な投球で 6回2安打無失点。史上3人目の300試合連続の先発登板を今季2勝目で飾った。
 「3人目と言われてもピンとこないですね」

西勇輝投手の300試合連続登板
  6回裏東京ヤクルトの攻撃を無失点に抑え雄たけびをあげる阪神先発の西勇輝投手=明治神宮野球場
 ニヤリと笑った。バッテリーを組んだのは、この日が36歳の誕生日だった伏見寅威捕手。「同級生なので言いたいことをお互い言える」。前日から打ち合わせを行い、74球のほとんどが変化球。 1回、先頭の丸山和に右翼線2塁打を浴び、二死 1、 3塁とされたが、武岡をチェンジアップで3ゴロに。 2回以降も右打者には内角にシュートを多投。カーブ、チェンジアップ、スライダーを投げ分けて燕打線に的を絞らせなかった。

西勇輝投手と伏見寅威捕手のバッテリー
  6回裏東京ヤクルト二死 1塁、マウンドで話しをする西勇輝投手と伏見寅威捕手=明治神宮野球場
 「この年齢も(球の)スピードもそう。プライドとか関係なく、ゼロで抑えることが大事」
 年末年始は米ロサンゼルスで自主トレを行った。「(昨年に)膝を痛めて太ももとか筋肉の衰えを感じていた。昔のようには無理だけど、感覚はよくなっている」。開幕ローテには入れなかったが、今季初登板だった 4月30日の髙寺望夢内野手戦(神宮)で 5回2失点で初勝利を挙げてから連勝だ。

阪神タイガース西勇輝投手300試合連続登板
 勝利投手となりファンにあいさつする西勇輝投手=明治神宮野球場
 西勇輝投手が 6回無失点と好投し、2勝目を挙げた。
 初回二死 1、 3塁で武岡を3塁ゴロに、 6回二死 1塁で内山を三振。前回 4月30日の対戦で2者連続アーチを打たれた2人を抑え込んだ。連続先発登板の100試合目、200試合目に続いてこの日の300試合目も勝利で飾り、通算1500奪三振にもあと8個。「300試合は3人目と言われてもピンとこないですけど、これからも投げる試合は丁寧に自分のゲームが作れるように頑張っていきたい」とクールに語った。

 

阪神・髙寺選手、先頭打者アーチで先制
  1回表阪神無死、ソロ本塁打を放った髙寺望夢内野手=明治神宮野球場
 髙寺望夢内野手が先頭打者本塁打を放った。初回にいきなり試合が動いた。右腕・吉村の2球目 149キロを一閃。ぐんぐんと伸びた打球は左中間スタンドに吸い込まれた。 6日の中日戦(バンテリンD)以来、4試合ぶりの今季2号。早くも昨季の自己最多に並んだ。
阪神・髙寺望夢、先頭打者ホームラン
  1回表阪神無死、左越えに先頭打者本塁打を放った髙寺望夢内野手=明治神宮野球場
 阪神1番の髙寺望夢内野手が自身初の先頭打者本塁打で口火を切った。
 髙寺望夢内野手先発吉村の2球目直球を左中間へ運んだ。「1球で仕留めることができた。先頭でしっかり出られたのでよかった」。2号ソロで幸先良くスタートした。さらに、中堅守備では3回、右中間への打球に左手を目いっぱい伸ばして好捕。「練習通りできた」とうなずいた。攻守で存在感を放った。

髙寺望夢、先頭打者本塁打で阪神首位奪回
  1回、先頭打者本塁打を放った髙寺望夢内野手=明治神宮野球場
 髙寺望夢内野手が放った初回先頭打者アーチが「ホームランではないのでは?」とSNSで話題になった。
 ギリギリ左中間のラバーフェンス(地上 1.8メートル)を越えたが、その上にある約 1.5メートルの金網上部の黄色いラインは越えず、金網の下部をくぐり抜けてスタンドに入った。

ネットの破れた部分とグリーンの背景
  1回表阪神無死、髙寺望夢内野手が放ったソロ本塁打は破れたネットを通過した=明治神宮野球場

 野球規則 5.05では、打球がダイレクトで外野のラバーフェンスを越えるか、スタンドに入った場合は本塁打となる。
 打球が到達した地点のネットを確認すると、ボールが抜けることができる穴があいていた。
 東京ヤクルト側からのアピールなどはなく、そのまま試合は続行された。

阪神・髙寺望夢、中堅守備で好捕
  3回一死 1塁、東京ヤクルトのドミンゴ・サンタナ外野手の中飛を好捕する髙寺望夢内野手=明治神宮野球場
 髙寺望夢内野手がファインプレーでチームを救った。 2― 0の 3回。一死 1塁で迎えたサンタナの右中間への難しい打球を中堅手・髙寺が激走しダイビングキャッチ。抜ければ長打という当たりを見事に防いだ。 1回には先頭打者本塁打を放った髙寺。本職は内野手ながら、長期離脱の近本に代わる「1番・中堅」として攻守で輝きを放っている。バックの守備にも助けられ、先発の西勇輝投手は3回まで無得点に抑えている。

 

大山悠輔内野手の5号ソロホームラン
  1回表阪神1死一塁、適時2塁打を放った大山悠輔内野手=明治神宮野球場
 大山悠輔内野手が3試合ぶりの復帰戦を自らの快打で飾った。初回、髙寺の先頭打者アーチに続いて一死 1塁で打席へ。アクシデントで緊急登板した小澤のスライダーを強くたたいて中越え2塁打。佐藤を迎え入れた。
 「初回からいい攻撃ができたと思う。1点で終わらずに追加点が取れてよかった。テルもよく走ってくれました」と振り返った。

阪神、ヤクルトに大勝。打線爆発で首位奪還。
  8回表阪神二死、ソロ本塁打を放った大山悠輔内野手。投手は拓也投手=明治神宮野球場
 死球や守備での接触などが重なり、コンディションを配慮されて2試合を休んだ。「本人は出たがっていた」と藤川監督は大山の責任感の強さを口にしていたが、出たい気持ちは我慢。休日も含めて3日間、心技体の調整に努めた。
阪神タイガース選手たちのハイタッチ
  8回表阪神二死、ソロ本塁打を放ち笑顔でタッチを交わす大山悠輔内野手=明治神宮野球場
  8回には阪神ファンがひしめく左翼席へ、高々と打ち上げる5号ソロ。完全復活を高らかに告げた。グラウンドを歩いて引き揚げる際は、一番と言っていい大歓声が響いた。「チームが勝ったのが一番。それまで試合に出られず、迷惑をかけていたので、そういう意味では勝利に貢献できたので良かったなと思います。また明日しっかり頑張りたいと思います」。大山の存在はただのプラス1ではない。それを証明するような試合だった。

 

 森下翔太外野手が自身初のグランドスラムで佐藤輝明内野手に並ぶセ・リーグトップの10号を決めた。
 プロ初の「2番右翼」で出場。 6- 0の 9回一死満塁。東京ヤクルト拓也投手の初球、 137キロフォークをバックスクリーン左へ放り込んだ。
 球団では田淵、岡田、佐藤に続いて4人目の新人から4年連続2ケタ本塁打となった。

阪神・大山悠輔、復帰戦で5号ソロ&適時打
  9回表阪神一死満塁、満塁本塁打を放った森下翔太外野手。投手は拓也投手=明治神宮野球場
 ダン、ダン、ダン、ダ~ン!! 阪神は東京ヤクルトに10― 0で大勝し、 5日ぶりに首位に返り咲いた。打順組み替えが功を奏し、今季2度目の1試合4本塁打。 9回には4年目で初めて2番で出場した森下翔太外野手が、プロ初の満塁本塁打となる10号を放って10試合ぶりに2桁得点をマーク。〝新打線〟が機能して首位攻防戦を制した藤川虎が、一気にライバルを突き放していく。
 神宮の夜空に、仕上げの放物線を描いた。森下が駄目押し10号満塁弾でド派手に締めくくった。ダイヤモンドを駆け抜けてホームを踏むと、鬱憤を晴らすかのように雄たけびを上げた。
 「風もあったんでいってくれるかなと。最近の試合でチャンスでうまく打てていなかったので。打点を取れたのは良かった」

阪神、ヤクルトに大勝し首位奪還
  9回、満塁本塁打を放ち、ポーズを決める森下翔太外野手。右は佐藤輝明内野手=明治神宮野球場
  6― 0の 9回一死満塁、拓也投手の初球、高めに浮いたフォークボールを捉えた。バックスクリーン左へのプロ4年目で初めての満塁弾で、4試合ぶりのアーチ&打点をマーク。「(試合の中で)自分なりに修正ができた」とうなずいた。
 試合前から虎党がざわついた。その理由は打線の大改造だ。2番に森下、3番に佐藤、4番には大山が入り、5番は中野が務めた。森下はプロ通算403試合目で初めての2番。アマチュア時代もほとんど記憶にないという打順も「1回に常に回ってくる打順(3番)で打っていたので、変わらずにいきました」と平常心。頼もしさは変わらなかった。

 

阪神・髙寺望夢、先頭打者ホームラン
 佐藤輝明内野手=明治神宮野球場
 佐藤輝明内野手が森下翔太外野手の満塁弾が飛び出した直後の 9回第5打席で1塁から回ったオスナと対戦し、スイングすることなく四球を選んだ。「(野手との対戦は)初めてだったので、あんな感じかなと思います」。今季初の3番起用。1回は投手強襲の内野安打を放った。
ヤクルト投手、背番号13
  9回表阪神一死、佐藤輝明内野手に四球を与えた投手ホセ・オスナ=明治神宮野球場
 佐藤輝明内野手は冷静だった。
  9回、前の打者森下の満塁弾で10点差となるとオスナが登板。異様な空気の中で、初球ストライクのあと4連続でボールを見極めた。
 「(野手との対戦は)初めての経験なので…あんな感じかなと思います」。初回は一死から投手強襲打で出塁。吉村を負傷交代させる一打となったが、続く大山の2塁打で、1塁から好判断で一気に生還。大きな1点をつかみ取った。

 

野球、打撃シーン、キャッチャー、ピッチャー
  9回無死 2塁、適時2塁打を放った伏見寅威捕手。投手は拓也投手=明治神宮野球場
 伏見寅威捕手が36歳の誕生日を適時打で彩った。 9回無死 2塁で拓也投手のフォークを捉え、左中間に適時2塁打。直前には自打球に悶絶(もんぜつ)も、痛みをこらえて放った一打に「ギリギリ最後に…。内容は悪かったけど、最後にヒットが出てよかった」とうなずいた。同学年の盟友・西勇輝投手を好リードし、「よりいいバッテリーになってきている感覚はありました」。快勝で飾った忘れられないバースデーとなった。
阪神タイガース 17番 大山悠輔選手
  9回無死 2塁、適時2塁打を放った伏見寅威捕手=明治神宮野球場
 伏見寅威捕手が36回目の誕生日を、守って打って勝って祝った。左翼スタンドからバースデーソングを贈られた2回の初打席は三振だったが、先発の西勇ら4投手を完封リード。 9回無死 2塁で適時2塁打を放った。適時打には「ギリギリ最後に…内容は悪かったけど、最後にヒット出て良かったです」と照れ笑い。先発右腕を「よりいいバッテリーになってきてる感覚はありました。前回よりもより丁寧に強気に投げてくれたんでナイスピッチだと思います」とねぎらった。

 

阪神・西勇輝投手の投球フォーム
  8回に登板した工藤泰成投手=明治神宮野球場
 「暴投」が取り消しになる珍しいプレーがあった。
  8回に登板した工藤泰成投手が無死 1塁、2ボールからの3球目を投じたが、ワンバウンドして捕手の伏見寅威捕手が後逸。走者が2塁に進み工藤に暴投が記録された。
 ただ、直後に審判団がグラウンド上で集まって協議。東京ヤクルトのドミンゴ・サンタナ外野手は空振りしていたが、振り切ったバットの先が捕手の伏見に当たっていた。

西勇輝投手の300試合連続登板
  8回裏、阪神3番手で登板し力投した工藤泰成投手=明治神宮野球場
 審判は「スイングの余勢が捕手に当たりました。走者を1塁に戻します」と場内にアナウンス。走者は1塁に戻され、無死1塁、カウント 2- 1でプレー再開した。
 野球規則では故意ではなく、空振りしたあとのバットが捕手や投球に当たった場合はボールデッドとし、走者の進塁を許さないと定めている。
 NPBはこの日から、すっぽ抜けたバットに関する「危険スイング」の新規定の適用を始めたが、それとは全く別の規則となる。

 

※ 5月13日の予告先発は、東京ヤクルト・山野太一投手(27)―阪神・髙橋遥人投手(30=亜細亜大學OB)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。

 

阪神タイガース 2026シーズンスローガン「熱覇」

2026年シーズンスローガン

 

阪神ドラフト指名選手一覧

交渉権獲得選手

 

オープン戦順位表 阪神2位

2026年オープン戦順位表

 

プロ野球順位表、セ・パ両リーグのチーム別成績

2026年 公式戦順位表

 

プロ野球交流戦順位表、阪神8位

2025年 交流戦最終順位表

 

2026年4月野球試合日程表

2026年 公式戦日程表と結果(04月)

 

2026年5月試合日程表

 

2026年 公式戦日程表と結果(05月)

 

 

 

 

 

 

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