阪神甲子園球場

 

 甲子園球場が 8月 1日に開場100周年を迎えたことを記念し「KOSHIEN CLASSIC SERIES」として開催。試合前に記念式典が行われた。スペシャルプレゼンターを務めた俳優の渡辺謙氏(64)の第一声で開幕。能楽師・大倉正之助が鼓の演出を披露すると、ギタリスト・MMIYAVIがギターで「栄冠は君に輝く」を演奏。さらにMIYAVIと太鼓演奏家・山部泰嗣の演奏に乗って、スペシャルゲストの面々が紹介された。球場に詰めかけた満員のファンともに聖地100周年を祝福すると、シンガー・ソングライターのAIが「アルデバラン」を熱唱。試合開始に先立ち、甲子園を一つにした。

 100周年記念セレモニー 渡辺謙氏=阪神甲子園球場
スペシャルゲストは以下の通り
・吉田義男氏 (タイガースOB)
・堀内恒夫氏 (ジャイアンツOB)
・荒木大輔氏 (甲子園大会5度出場)
・ランディ バース氏 (タイガースOB)


 100周年記念セレモニー 荒木大輔氏=阪神甲子園球場
・上原浩治氏 (ジャイアンツOB)
・藤川球児氏 (タイガースOB)
・佐渡裕氏 (指揮者)
・長嶋三奈さん (スポーツキャスター)
・坂本花織さん (フィギュアスケーター)


 セレモニー 太鼓演奏家・山部泰嗣氏、ギタリストのMIYAVI氏=阪神甲子園球場
 甲子園球場が 8月 1日に開場100周年を迎えたことを記念し「KOSHIEN CLASSIC SERIES」として開催。 5回裏終了時にはシンガー・ソングライターのAIがスペシャルライブを行った。人気曲「Happy Birthday to You」を熱唱。スタンドのファンと「ハピーバースデー、甲子園!」と100歳の誕生日を迎えた聖地を祝福した。

 100周年記念セレモニー 熱唱するAIさん=阪神甲子園球場
 歌手のAIさん(42)が、痛恨の言い間違えを犯した。試合前の記念式典でNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の主題歌にもなった「アルデバラン」を熱唱。その後、スペシャルプレゼンターの渡辺謙を紹介する際、「たかくら…」と「高倉健」と言いそうになる痛恨のミスを犯した。これには渡辺も苦笑いでスタンドからも笑いが起きた。
 さらに 5回裏終了後には、バックスクリーン上のステージから「Happy Birthday to You」を熱唱。サビの部分で「Happy Birthday 甲子園!」とアレンジも加えた。


 100周年記念セレモニー 渡辺謙氏の名前を間違いそうになる痛恨のミスを犯した=阪神甲子園球場
 開場100周年当日を迎えた甲子園で1日、甲子園歴史館の試合前イベント「上原浩治氏×藤川球児氏トークショー」が行われた。
 イベントは阪神が試合前練習を行う様子が見渡せる球場のバックネット裏で行われ、用意された  250席は完売。球音も聞こえるなかで阪神、巨人のレジェンド 2人が思い出話などを披露した。


 100周年記念セレモニーを写真に納まる巨人OBの上原浩治氏と阪神OBの藤川球児氏=阪神甲子園球場
 藤川氏は過去に 2度、スタンドで試合を観戦したことがあるといい、 1度目は高知商高 2年の頃にチームメートとともにライトスタンドで高校野球を観戦。 2度目は新人の年にドラフト同期とともにバックネット裏に並んで阪神―巨人を観戦。「仁志さん、清水さん、(高橋)由伸さんで4番が松井さん。5番が清原さんで6番にマルティネスとかがいて。その打順をここで見て『こんなん打ち取れるかよ!』って思いました」と当時の心境を明かした。

 100周年記念セレモニー 藤川球児さんとランディ・バースさん=阪神甲子園球場
 もともとは阪神ファンだった上原氏も「先発をやっていたので、とりあえず 7回まで。ジェット風船をマウンドで見るというのを目標にしていた。あそこ(マウンド)って投手しかいられない場所なので、あそこから見るのは最高の景色ですね」とコロナ禍前の風物詩だったジェット風船飛ばしに関する思い出話を披露。すると、藤川氏も「JFKの頃は、僕は最初は七回の男だった。例えば二死 2、 3塁で抑えたらそのまま(ラッキーセブンの音楽が流れるん)だけど、打たれるとそのときにファンがブチ切れて(風船が)上がってしまった」とリリーフ視点の風船トークを繰り広げ、盛り上げていた。

 100周年記念セレモニーに出席した阪神OBで球団本部付SAの藤川球児氏=阪神甲子園球場
 阪神OB藤川球児氏(球団本部付スペシャルアシスタント、44)が甲子園球場100周年の記念式典にサプライズで出席した。名前が呼ばれると、球場からは大歓声。現役時代さながらに球場を沸かせた。
 「今はユニホームを脱いで、普通に生活している自分では起こりえないこと。ファンのみなさんの記憶とともに残っているという意味では、自分の現役生活も非常にいい生活ができたのかなと思います」と振り返った。
 また、午前中には甲子園歴史館が主催したトークショーで対談した巨人OBの上原浩治氏(49=日刊スポーツ評論家)も同じく式典にサプライズ出席。「まさか自分が呼ばれると思っていなかったので。すごい舞台に参加できて、本当によかったなと思います」と振り返った。

 100周年記念セレモニーに出席した巨人OBの上原浩治氏、タレントでモデルのアンミカさん、元ヤクルトの荒木大輔氏、フィギュアスケート女子の坂本花織さん、石井登志郎西宮市長、俳優の渡辺謙氏、巨人OBの堀内恒夫氏、阪神OBの吉田義男氏、世界的指揮者の佐渡裕氏、阪神OBのランディ・バース氏、スポーツキャスターの長島三奈さん、阪神OBで球団本部付SAの藤川球児氏=阪神甲子園球場
スペシャルゲストのコメントは以下の通り
◆吉田義男氏(タイガースOB)
 「甲子園は私の人生のような気がしますね。高校野球を入れますともう76年くらいですかね。100周年ということで非常にめでたいんですが、次の100年に向かってより盛り上がるようにしてほしいですね。やっぱり甲子園球場はお客さんがたくさん入るんです。その中でね、プロ野球の場合、巨人戦となると超満員になる。選手はお客さんが育ててくれる、そういう球場だと思いますね。巨人とは長年のライバルで、お客さんもたくさん入りますので、それが1つの大きな盛り上がりにつながっていると思いますね」
◆堀内恒夫 (ジャイアンツOB)
 「巨人に氏入ってから結構勝たせてもらいました。ここのマウンド投げやすいんですよ。ここでホームラン打たれたら仕方ないというくらい広いから投手は投げやすいに決まっている。大好きです。お客さんたくさんいて、阪神ファンが多いけど自分の味方と思えばいいわけだから。逆にとってやりましたけどね。でもね、阪神の人たちは幸せだよね。これだけお客さんが入ってくれるからね」
◆荒木大輔氏 (甲子園大会5度出場)
 「(甲子園は)学校というか、教室みたいな感じで、常に仲間がいて仲間を感じられてプラス野球をすごく上達させてくれた場所でもある。学校、教室みたいな感じです」
◆ランディ・バース(タイガースOB)

 「長い歴史の中で短い間しか甲子園でプレーできませんでしたが、これだけ長くプレーされている球場はすばらしく、これからも長くプレーしてほしいなと思います」
◆上原浩治氏(ジャイアンツOB)
 「甲子園は本当に野球をしている人たちみんなの憧れの場所です。みなさんも目指したことがあると思いますし、目指していない方は応援とかそういう形でもぜひ甲子園の方に足を運んでほしいなと思います。よろしくお願いします」
◆藤川球児氏(タイガースOB)
 「やっぱりこう100年という歴史の中でもちろん今日ね、 そこに登場する前は自分でいいのかななんて思いながらでしたけど。後ろにバースさんもいるということで、なんかその歴史を感じながら。しかもこう、つなぐという意味では、伝説の助っ人のバースさんの前で。つなげたという意味では後ろがバースさんで良かったなという感じでしたね」
◆佐渡裕氏(指揮者)
 「本当に光栄なこと。タイガースのファンの1人として出させてもらったっていう、こんな光栄なことはないなと思いました。もう本当に圧巻の景色でした」
◆長嶋三奈さん(スポーツキャスター)

 「とにかく今日は100年目ということで、200年目、300年目、これから次の世代の方たちに、どんどん野球を愛する気持ちと野球の素晴らしさ、思いを繋いでいって、どんどん200年、300年と続いていってほしいなと思います。一緒に応援していきたいです」
◆坂本花織さん(フィギュアスケーター)
 「100周年という記念すべき日に、式典に呼んでいただけたことをすごくうれしく思います。暑いですけど、お客さんの熱気もすごいあるので、それはすごい温かいなっていうのを感じました」
◆アンミカさん(タレント)
 「甲子園を愛するファンの方々がいるから、甲子園が輝いて、聖地であり続けるんだと思います。これからもここで世界に飛び立っていく若者、そしてここで試合をする、たくさんの勇気をもらう選手の方々をみんなで応援していきましょう!」

 

※ 8月 2日の予告先発は、横浜DeNA・アンドレ・ジャクソン投手(28)―阪神・村上頌樹投手(26)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。

 

 2024年シーズンのチームスローガン『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』

 リーグ優勝と日本一に輝き、王者として迎える2024年。
しかし王者といえど、野球に王道という道はない。ただ確かなことは、歩みを止めてはいけないということ。
 2024年も、阪神タイガースは挑戦をやめない。チャレンジャーとして、アレに向かって挑み続ける。
 そんな挑み続ける阪神タイガースの姿勢をスローガンにしたのが『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』です。

 

 

2024年 オープン戦順位表

 

2024年 公式戦順位表

 

2024年 交流戦最終順位表

 

2024年 公式戦日程表と結果(07月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(08月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(09月)

 

 

 

 

 

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