●阪神は東京ヤクルトに敗れ、 6月の負け越しが決定した。先発の伊藤将司投手(28)は 1回無死 1、 3塁でオスナに左翼線へ適時2塁打を許すなど3失点。 3回は一死 1塁でホセ・オスナ内野手(31)の 2ゴロを中野が遊撃の小幡へ送球するも、捕球できない失策でピンチが広がり、適時打2本を浴びてこの回途中で降板。5失点(自責4)と試合を作れなかった。打線は 5回に野口恭佑外野手(23)が代打でプロ初出場。死球で出塁し、島田海吏外野手(28)も四球でつなぐと、中野拓夢内野手(28)が適時打を放って 1点を返したが、この 1点止まりだった。これで 6月は9勝11敗1分けで、 1試合を残して 5月の10勝13敗1分けに続く2カ月連続の月間負け越しとなった。東京ヤクルト奥川恭伸投手(23)が珍しく制球を乱していた。 2回、先頭大山悠輔内野手(29)が四球。前川右京外野手(21)はランエンドヒットを仕掛け、走者を 2塁に進めた。佐藤輝明内野手(25)も四球で一死 1、 2塁となった。明らかに安定感を欠く右腕を一気に攻め落としたいイニングだったが、坂本誠志郎捕手(30)が中飛、小幡竜平内野手(23)が右飛に倒れた。球場の左半分を埋めた東都の阪神ファンからは大きなため息が漏れた。先発の伊藤将司投手が誤算だった。 3回途中5失点(自責4)で降板。初回に 3失点を喫し、 3回にも失点を重ねた。これで4敗目。 2試合連続で4失点以上と波に乗れていない。近本光司外野手(29)は 2試合連続でスタメンから外れた。その打線は東京ヤクルト奥川に 5回1失点と抑えられた。奥川には21年10月8日の阪神戦以来、 995日ぶりとなる神宮での勝利を献上。中継ぎ陣も打ち崩せなかった。
●打てん守れん…。阪神は東京ヤクルトに敗れ、3位に転落した。首位広島に今季最大に並ぶ4ゲーム差となり、2カ月連続の月間負け越しが決定。岡田彰布監督は 3回の小幡竜平内野手の失策を厳しく指摘した。12球団ワーストとなるチーム46失策。27日の中日戦(甲子園)で8得点した打線も1点止まりで、貧打に逆戻りだ。27日の中日戦で8得点した打線は1点止まり。相手先発奥川には21年10月 8日の阪神戦以来、 995日ぶりとなる神宮での勝利を献上してしまった。スタメンから外した近本は2試合連続の欠場。3打数無安打で途中交代した森下にはおかんむりだ。打てず守れず横浜DeNAと入れ替わり3位転落。 5月に続き、2カ月連続の月間負け越しと波に乗りきれない。首位広島には今季最大に並ぶ4ゲーム差を離され、4位巨人とは0.5ゲーム差。30日の 6月ラストゲームは勝って締めたい。
●阪神の先発・伊藤将司投手が 1回に3点を失った。4勝目を目指すマウンドでいきなり捕まった。先頭の丸山和郁外野手(24)を四球で出塁させ、宮本丈外野手(29)に右翼への安打を許して 1、 3塁。続くオスナには真ん中低めのツーシームを捉えられ、左翼線へ適時2塁打を許した。続く村上は 2ゴロに打ち取るも 3塁走者が生還して2失点目。ドミンゴ・サンタナ外野手(31)には粘られて10球目を右翼に運ばれる犠飛で3点目を失った。さらに長岡秀樹内野手(22)にも右前打で 0- 5。たまらず岡田彰布監督(66)は投手交代を告げた。伊藤将は 2回 1/3を投げ、5安打5失点(自責4)。試合を作ることができなかった。初回、先頭丸山和郁外野手に四球。続く宮本丈外野手の右越え打で無死 1、 3塁となり、3番オスナ内野手に左翼線へ先制の適時2塁打を浴びた。なお 2、 3塁で4番村上宗隆内野手(24)の 2ゴロ間に 2点目。さらに犠飛でこの回 3失点と、厳しい立ち上がりとなった。6番長岡秀樹内野手にも右前適時打を浴びて5点目を失い、2番手浜地真澄投手(26)に代わった。前日28日の試合が雨天中止となり、先発予定だった西勇輝投手(33)のスライド登板なども考えられた中、予定通りの登板。今季初の東京ヤクルト戦に意気込んでいた。
●野口恭佑外野手が 0― 5の 5回、代打でプロ初打席を迎え、結果は死球だった。浜地に代わって野口がコールされると、神宮球場の阪神ファンから歓声が上がった。カウント 1― 1からの 3球目、奥川の投じた変化球がすっぽ抜けて死球になり、出塁した。野口は2023年に育成ドラフト1位で九産大から入団し、同年秋に支配下昇格をつかんだ 2年目の外野手。28日にプロ入り後初めて選手登録されていた。 5回二死から代打でプロ初出場。死球で出塁し、そのまま右翼の守備に入った。その裏、初の守備機会はサンタナがポール際に放った大飛球。スムーズに処理すると、フェンス前からカットの 2塁手まで矢のような送球をして、サンタナを 1塁で止めた。創成館高校(長崎)、九州産業大學をへて22年育成ドラフト1位で入団。 1年目は2軍で力を蓄え、秋季キャンプ中に長打力を見込まれて支配下選手登録された。
●阪神が好機を逃した。森下翔太外野手(23)が東京ヤクルト先発・奥川の前に空振り三振に倒れた。 3回一死から2試合連続で「1番・中堅」に入った島田がチーム初安打となる右前打を放つと、中野拓夢内野手(27)の打席で 2盗に成功。中野は中飛に倒れたが二死 2塁の好機を作った。打席には3番・森下。カウント 2- 2から 5球目、外角のカーブにバットは空を切った。制球に苦しむ東京ヤクルトの先発・奥川から 2回、 3回と好機を作るも無得点。 1回の3失点が重くのしかかっている。
●小幡竜平内野手(23)が 3回の痛恨の失策を反省。一死 1塁でオスナのゴロを捕球した中野の 2塁送球を落球。このエラーを機に、 2点を失った。併殺を狙って勢いをつけてベースに入った分、反応が遅れ、送球に対応できなかった。岡田監督は苦言を呈した。
●阪神は 0― 5の 5回、中野拓夢内野手の適時打で 1点を返した。二死からプロ初打席の代打・野口が死球、島田が四球で 1、 2塁のチャンスを作り、中野が奥川から放った打球は中前へ。野口が生還して 1点を加えた。
●前川右京外野手は4打数無安打で、スタメン出場では5試合ぶりのノーヒットに終わった。その中でも1打席目はエンドランで強い打球が 1塁手の正面を突いて 1ゴロ、2打席目もとらえたライナー性の右飛など、状態の良さを感じさせる打席内容だった。

記事をまとめてみました。

 

 

 <東京ヤクルト 6-  1阪神>◇10回戦◇阪神 6勝 4敗 0分◇29日◇明治神宮野球場
 阪神は東京ヤクルトに敗れ、 6月の負け越しが決定した。先発の伊藤将司投手は 1回無死 1、 3塁でオスナに左翼線へ適時2塁打を許すなど3失点。 3回は一死 1塁でオスナの 2ゴロを中野が遊撃の小幡へ送球するも、捕球できない失策でピンチが広がり、適時打2本を浴びてこの回途中で降板。5失点(自責4)と試合を作れなかった。打線は 5回に野口恭佑外野手が代打でプロ初出場。死球で出塁し、島田も四球でつなぐと、中野拓夢内野手が適時打を放って 1点を返したが、この 1点止まりだった。これで 6月は9勝11敗1分けで、 1試合を残して 5月の10勝13敗1分けに続く2カ月連続の月間負け越しとなった。


  3回途中で降板した伊藤将司投手=明治神宮野球場
 阪神打線が格好のチャンスを逃した。
 東京ヤクルト奥川恭伸投手が珍しく制球を乱していた。 2回、先頭大山悠輔内野手が四球。前川右京外野手はランエンドヒットを仕掛け、走者を 2塁に進めた。佐藤輝明内野手も四球で一死 1、 2塁となった。


 東京ヤクルト先発の奥川恭伸投手=明治神宮野球場
 明らかに安定感を欠く右腕を一気に攻め落としたいイニングだったが、坂本誠志郎捕手が中飛、小幡竜平内野手が右飛に倒れた。
 球場の左半分を埋めた東都の阪神ファンからは大きなため息が漏れた。

 交代を告げにベンチを出る岡田彰布監督=明治神宮野球場
 阪神が東京ヤクルトに敗れ、3位に転落した。3位横浜DeNAが勝利したため、順位が入れ替わった。首位広島も勝利し、首位広島とのゲーム差は4に広がり、今季最大に並んだ。 6月は 1試合を残し、月間負け越しが決定。2カ月連続の負け越しとなった。貯金1で30日、東京ヤクルトとの 6月ラストゲームに臨む。

  3回表阪神二死 2塁、森下翔太外野手は三振に倒れる=明治神宮野球場
 先発の伊藤将司投手が誤算だった。 3回途中5失点(自責4)で降板。初回に 3失点を喫し、 3回にも失点を重ねた。これで4敗目。 2試合連続で4失点以上と波に乗れていない。
 近本光司外野手は 2試合連続でスタメンから外れた。その打線は東京ヤクルト奥川に 5回1失点と抑えられた。奥川には21年10月8日の阪神戦以来、 995日ぶりとなる神宮での勝利を献上。中継ぎ陣も打ち崩せなかった。
 27日の中日戦では8得点を奪っていた打線が、貧打に逆戻り。敵地で決定打を欠いた。

 


  3回裏ヤクルト一死 1塁、オスナ内野手の 2ゴロの送球を捕球しそこねる遊撃手小幡竜平内野手=明治神宮野球場
 打てん守れん…。阪神はヤクルトに敗れ、3位に転落した。首位広島に今季最大に並ぶ4ゲーム差となり、2カ月連続の月間負け越しが決定。岡田彰布監督は 3回の小幡竜平内野手の失策を厳しく指摘した。12球団ワーストとなるチーム46失策。27日の中日戦(甲子園)で8得点した打線も1点止まりで、貧打に逆戻りだ。
            ◇   ◇   ◇
 ゲッツーでチェンジ…かと思われた。小幡がはじいた。完全なイージーミスだった。 3回一死 1塁の守備。オスナの 2ゴロを中野が捕球する。併殺を狙って 2塁へ送球したが、遊撃小幡のグラブの中には収まらなかった。


  9回表阪神無死、野口恭佑外野手は 3直に倒れ天を見上げる=明治神宮野球場
 「打順的に一番ミスが出たらアカン打順やんか」
 岡田監督の言う通り、相手は中軸を迎える場面。直後、4番村上からの3連打で突き放された。2失点。この時点で5点差。12球団ワーストとなる46失策で序盤に試合の流れを失った。
 小幡の失策。打者走者はオスナだ。指揮官は厳しく指摘する。「バッターの足と打球の速さを考えたらおまえ、流れで(急いで)ゲッツーをとるケースじゃないやんか。 1個ずつ、ぽんぽんとやってもゲッツーとれる打球やろ?」。落ち着きを求められた小幡は「捕るべきだった。(先発の伊藤)将司さんに申し訳ないと思います」と猛省。「全然カバーできる範囲だと思うので、まず捕ってからというのをしっかり、また明日からやっていきたいです」と唇をかんだ。


 神宮球場を引き揚げる岡田彰布監督=明治神宮野球場
 27日の中日戦で8得点した打線は1点止まり。貧打に逆戻りだ。相手先発奥川には21年10月 8日の阪神戦以来、 995日ぶりとなる神宮での勝利を献上してしまった。制球が不安定な場面もあった右腕に対し、付け入る隙は「あったよ、それは」。ただ「完全に流れがこんわな」と嘆く。スタメンから外した近本は2試合連続の欠場。3打数無安打で途中交代した森下には「そんなん悪いどころちゃうよ。一緒や、ナンボ言うてもあかんわ」とおかんむりだ。
 打てず守れず横浜DeNAと入れ替わり3位転落。 5月に続き、2カ月連続の月間負け越しと波に乗りきれない。首位広島には今季最大に並ぶ4ゲーム差を離され、4位巨人とは0.5ゲーム差。30日の 6月ラストゲームは勝って締めたい。

 


  1回に3点を失った伊藤将司投手=明治神宮野球場
 阪神の先発・伊藤将司投手が 1回に3点を失った。4勝目を目指すマウンドでいきなり捕まった。先頭の丸山和を四球で出塁させ、宮本に右翼への安打を許して 1、 3塁。続くオスナには真ん中低めのツーシームを捉えられ、左翼線へ適時2塁打を許した。続く村上は 2ゴロに打ち取るも 3塁走者が生還して2失点目。サンタナには粘られて10球目を右翼に運ばれる犠飛で3点目を失った。

  1回裏東京ヤクルト一死 3塁、サンタナ外野手の犠飛で3点目を失う伊藤将司投手=明治神宮野球場

 阪神課題の守備のミスが生まれた。 3回一死から先発・伊藤将が宮本に死球を与え、出塁を許す。打席には先制打のオスナ。 4球目、完全に打ち取った打球は 2塁への平凡なゴロ。打球をさばいた 2塁・中野は遊撃・小幡へ送球した。しかし、併殺を焦った小幡がこれを捕球できず。小幡に失策が記録され、一死 1、 2塁のピンチとなった。ミスをカバーしたい伊藤将は続く4番・村上に右前打を浴びて満塁。サンタナの右前打で痛恨の4点目を失った。さらに長岡にも右前打で 0- 5。たまらず岡田監督は投手交代を告げた。伊藤将は 2回 1/3を投げ、5安打5失点(自責4)。試合を作ることができなかった。

 初回3失点の阪神先発の伊藤将司投手=明治神宮野球場
 阪神先発の伊藤将司投手が 3回途中5安打5失点でKOとなった。初回、先頭丸山和郁外野手に四球。続く宮本丈外野手の右越え打で無死 1、 3塁となり、3番オスナ内野手に左翼線へ先制の適時2塁打を浴びた。なお 2、 3塁で4番村上宗隆内野手の 2ゴロ間に 2点目。さらに犠飛でこの回 3失点と、厳しい立ち上がりとなった。


  3回途中で降板した伊藤将司投手=明治神宮野球場
 さらに 3回には一死 1塁からオスナの 2ゴロで併殺に打ち取ったと思われたが、 2塁中野拓夢内野手から送球を受けた遊撃小幡竜平内野手が痛恨の落球。一死 1、 2塁とピンチは広がり、村上の右前打で満塁となった。さらに5番サンタナ外野手に内角高めの球で詰まらせるも、右前に運ばれ、 4点目。6番長岡秀樹内野手にも右前適時打を浴びて5点目を失い、2番手浜地真澄投手に代わった。

  3回途中で降板する伊藤将司投手=明治神宮野球場
 前日28日の試合が雨天中止となり、先発予定だった西勇輝投手のスライド登板なども考えられた中、予定通りの登板。今季初の東京ヤクルト戦に「(相手の)打線はみんな状態が良いと思うので。自分は自分のピッチングをやれればいいかなと思います」と意気込んでいた。

 


  5回二死、代打で死球を受けた野口恭佑外野手=明治神宮野球場
 野口恭佑外野手が 0― 5の 5回、代打でプロ初打席を迎え、結果は死球だった。浜地に代わって野口がコールされると、神宮球場の阪神ファンから歓声が上がった。カウント 1― 1からの 3球目、奥川の投じた変化球がすっぽ抜けて死球になり、出塁した。野口は2023年に育成ドラフト1位で九産大から入団し、同年秋に支配下昇格をつかんだ 2年目の外野手。28日にプロ入り後初めて選手登録されていた。

  5回表阪神二死、死球を受けた野口恭佑外野手はオスナ内野手にサムズアップポーズを見せる=明治神宮野球場
 野口恭佑外野手がデビューを果たした。 5回二死から代打で登場。死球で出塁した。
 創成館(長崎)、九産大をへて22年育成ドラフト1位で入団。 1年目は2軍で力を蓄え、秋季キャンプ中に長打力を見込まれて支配下選手登録された。
  2年目を迎えた今春のキャンプでも1軍でアピールを続けたが、開幕は2軍で迎えていた。前日28日に初めて出場選手登録された。


  5回裏ヤクルト二死、野口恭佑外野手はサンタナ外野手の安打を処理する=明治神宮野球場
 1軍デビューした野口恭佑外野手が、さりげなく隠れた武器をアピールした。
  5回二死から代打でプロ初出場。死球で出塁し、そのまま右翼の守備に入った。
 その裏、初の守備機会はサンタナがポール際に放った大飛球。スムーズに処理すると、フェンス前からカットの 2塁手まで矢のような送球をして、サンタナを 1塁で止めた。


  5回表阪神二死、代打野口恭佑外野手は死球を受ける。投手は奥川恭伸投手=明治神宮野球場
 パワフルな打撃が最大の売りの野口だが、ネット上のファンは「もしかして肩強い?」「森下かと思ったら野口だった」「めっちゃ肩強いな」と喜んでいた。
 創成館(長崎)、九産大をへて22年育成ドラフト1位で入団。昨秋のキャンプ中に支配下選手登録され、前日28日に初めて出場選手登録された。

 


  3回二死 2塁、空振り三振に倒れた森下翔太外野手=明治神宮野球場
 阪神が好機を逃した。森下翔太外野手が東京ヤクルト先発・奥川の前に空振り三振に倒れた。 3回一死から2試合連続で「1番・中堅」に入った島田がチーム初安打となる右前打を放つと、中野の打席で 2盗に成功。中野は中飛に倒れたが二死 2塁の好機を作った。打席には3番・森下。カウント 2- 2から 5球目、外角のカーブにバットは空を切った。制球に苦しむ東京ヤクルトの先発・奥川から 2回、 3回と好機を作るも無得点。 1回の3失点が重くのしかかっている。

 


  3回、中野拓夢内野手の送球を落球した小幡竜平内野手=明治神宮野球場
 小幡竜平内野手が 3回の痛恨の失策を反省。「捕るべきだったので。(伊藤)将司さんに申し訳ない」。一死 1塁でオスナのゴロを捕球した中野の 2塁送球を落球。このエラーを機に、 2点を失った。併殺を狙って勢いをつけてベースに入った分、反応が遅れ、送球に対応できなかった。岡田監督は「打順的に一番ミスが出たらあかん打順やんか。バッターの足と打球の速さ考えたら、流れでゲッツーを取るケースじゃないやんか」と苦言を呈した。

 


  5回二死 1、 2塁、中野拓夢内野手は中前適時打を放った=明治神宮野球場
 阪神は 0― 5の 5回、中野拓夢内野手の適時打で 1点を返した。二死からプロ初打席の代打・野口が死球、島田が四球で 1、 2塁のチャンスを作り、中野が奥川から放った打球は中前へ。野口が生還して 1点を加えた。28日に誕生日を迎えた中野はこれが28歳初安打&初打点。続くチャンスで森下を迎えたが、 2ゴロに倒れて得点を重ねることはできなかった。


  5回二死 1、 2塁で中前適時打を放った中野拓夢内野手=明治神宮野球場
 中野拓夢内野手が唯一の得点をたたき出した。 5回二死 1、 2塁。真ん中に来たフォークをとらえ、左中間にライナーで落とした。「ちょっと苦しい状況だったので早めに点を返すのが大事。二死から回ってきたチャンスだったので、これを生かせばチームも勢いづくかなと思っていた。浮いた変化球をしっかりとらえられたと思う」。打点は 9日以来、13試合ぶりだった。

  5回二死 1、 2塁、中野拓夢内野手は中前適時打を放った=明治神宮野球場
 制球が不安定だったヤクルト奥川。 5回は二死から代打野口、島田の四死球で回ってきた打席だった。奥川については「いい感じに荒れていた。変化球の曲がりもあまり一定ではなく、ちょっと絞りにくかった」と、攻略し切れなかった理由を説明した。
 中止になった28日が28歳の誕生日だった。「一番はケガなく健康にやること」と抱負を話した1年は、上々のスタートとなった。

 


  6回、 3邪飛に倒れた前川右京外野手=明治神宮野球場
 前川右京外野手は4打数無安打で、スタメン出場では5試合ぶりのノーヒットに終わった。その中でも1打席目はエンドランで強い打球が 1塁手の正面を突いて 1ゴロ、2打席目もとらえたライナー性の右飛など、状態の良さを感じさせる打席内容だった。それでも「内容じゃないので、結果なので。(奥川は)いいピッチャーでした」と満足せず、貪欲に結果を求める。

 

※ 6月30日の予告先発は、東京ヤクルト・サイスニード投手(31)―阪神・西勇輝投手(33)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。

 

 2024年シーズンのチームスローガン『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』

 リーグ優勝と日本一に輝き、王者として迎える2024年。
しかし王者といえど、野球に王道という道はない。ただ確かなことは、歩みを止めてはいけないということ。
 2024年も、阪神タイガースは挑戦をやめない。チャレンジャーとして、アレに向かって挑み続ける。
 そんな挑み続ける阪神タイガースの姿勢をスローガンにしたのが『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』です。

 

 

2024年 オープン戦順位表

 

2024年 公式戦順位表

 

2024年 交流戦最終順位表

 

2024年 公式戦日程表と結果(05月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(06月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(07月)

 

 

 

 

 

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