●ラッパーの呂布カルマ氏(41)が試合前に場内パフォーマンスライブ、シート紹介で球場を沸かせた。初めての甲子園球場に笑顔。場内ライブで『不惑』を選曲したついて説明した。この日は音楽と野球観戦を同時に楽しむ「トラフェス」として開催。大観衆の前で自身の楽曲「不惑」を歌い、スタメン呼び込みなども行った。充実感をにじませた。兵庫・西宮市で生まれ、 1歳頃までは甲子園球場の目の前に住んでいたという。
●阪神は横浜DeNAに敗れ、連勝が3でストップした。21日に1軍昇格し、 2試合続けて4番に入った大山悠輔内野手(29)が 2回の第1打席にソロ本塁打を放って先制。幸先よくリードしたが、先発の伊藤将司投手(28)が直後の 3回、渡邉諒内野手(29)の失策などで走者を許し、タイラー・オースティン内野手(32)に3ランを浴びて逆転を許した。阪神が雨雲との勝負に入った。今にも降り出しそうな空模様でプレーボールがかかり、 1- 3と逆転された 3回表の途中からついに雨粒が落ち始めた。スタンドには観戦用の雨がっぱで一気に黄色が広がった。 予報では試合途中から雨。ペース的に試合成立の可能性は高かったため、阪神は一刻も早く追いつく必要があった。大山は 4回にも適時打を放ったが、得点はこの 2点だけ。小刻みに失点し、点差を広げられた。チームはこの日3失策で今季44失策。打線も前夜の 1― 0サヨナラ勝ちから勢いに乗れず、カード成績は1勝1敗になった。阪神が横浜DeNAに敗れ、交流戦からの連勝は「3」で止まった。これで3位横浜DeNAには0.5ゲーム差に迫られた。岡田彰布監督(66)の監督通算700勝はお預けとなった。
●大山悠輔内野手が 2回、先制の4号ソロ本塁打を放った。4番の一振りで試合を動かした。先発の東克樹投手(28)が投じた 4球目のチェンジアップを完璧に捉え、打球は左翼スタンドへ一直線。スタンドに届いた瞬間、阪神ファンから大歓声が上がった。 5月 3日の巨人戦(東京ドーム)以来、50日ぶりの一発。不振による2軍落ちを経て、1軍再昇格2試合目で本領を発揮した。悩める4番の一撃に、ファンのどよめきがいつまでも収まらなかった。阪神は 1― 3の 4回、大山悠輔内野手の適時打で 1点を返した。中野拓夢内野手(27)が左前打で出塁し、シェルドン・ノイジー外野手(29)の当たりを 1塁手がはじく失策で無死 1、 3塁。ここで大山がこの日2度目の打席を迎えた。フルカウントから東の 6球目を捉え、左前へ。中野が生還して 1点差に迫った。大山は第 1打席で本塁打を放っており、この日 2打点目。本領を発揮する4番に続きたかったが、渡邉が 3ゴロ、豊田寛外野手(27)が 2ゴロ併殺に倒れてさらなる得点を奪うことはできなかった。
●渡邉諒内野手が珍しくエラーを連発、球場のファンから厳しいヤジが飛んだ。初回一死から度会隆輝外野手(21=ENEOS)の 3遊間寄りへの打球がグラブの下を通過。今季3個目の失策だった。 3回一死からは投手の東克樹の正面への打球にバウンドが合わずトンネルした。守備力には定評があったが、エラー連発にスタンドのファンからは激しいヤジが飛んだ。トンネルをきっかけにこの回3失点で逆転された。
●阪神の 2塁手、中野拓夢内野手が驚異のボディーバランスで沸かせた。 5回一死、度会隆輝外野手の打球は 1、 2塁間へのヒットコース。中野は俊足を飛ばして、度会をしとめた。
●先発の阪神・伊藤将司投手(28)は 6回4失点(自責1)で降板した。伊藤将司投手が痛恨の一発を浴びた。大山の4号ソロで先制した直後の 3回だった。一死から投手・東の打球を 3塁手・渡邉が後逸。渡邉のこの日 2つめの失策で一死 1塁とされると、関根大気外野手(19)に右前打でつながれて、 1、 2塁のピンチを背負った。度会は左飛に仕留め二死。予報通り、甲子園に雨が降り始める。3番・オースティンに投じた初球だった。 131キロカットボールを痛打されると、打球は無情にも左翼スタンドへ。逆転の3ランに甲子園は悲鳴に包まれた。 6回も粘る横浜DeNA打線に捕まり、佐野恵太外野手(29)に適時打を浴びて4失点。 5月の前回対戦でも 5回途中7失点と打ち込まれた相手にリベンジすることはできなかった。伊藤将は唇をかんだ。
●才木浩人投手(25)が22日、先発登板する23日の横浜DeNA戦(甲子園)へ向けてキャッチボールなどで調整した。横浜DeNA戦は 5月12日の前回登板(横浜)で4安打完封勝ち。自身最多を更新する9勝目が懸かる登板になるが、雨予報とあって苦笑い。それでも意気込んだ。
●小野寺暖外野手(26)が、左手首の靱帯(じんたい)を損傷していたことが22日、明らかになった。19日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦で左手を負傷。21日に診察を受けていた。復帰時期は未定。

記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 2- 5横浜DeNA>◇10回戦◇阪神 5勝 4敗 1分◇22日◇阪神甲子園球場
 ラッパーの呂布カルマ氏が試合前に場内パフォーマンスライブ、シート紹介で球場を沸かせた。初めての甲子園球場に「こんな初体験なかなかないです。贅沢な思いをさせてもらいました」と笑顔。場内ライブで『不惑』を選曲したついて「決意表明の曲。こういう戦いの場に合う」と説明した。



 阪神戦の試合前に登場した呂布カルマ氏=阪神甲子園球場
 ラッパーの呂布カルマ氏(41)が試合前から球場を盛り上げた。
 この日は音楽と野球観戦を同時に楽しむ「トラフェス」として開催。大観衆の前で自身の楽曲「不惑」を歌い、スタメン呼び込みなども行った。「気持ちよかったですね。球場来ること自体が初めてだったので。こんな初体験なかなかないです。ぜいたくな思いをさせてもらいました」と充実感をにじませた。


 試合前、パフォーマンスする呂布カルマ氏=阪神甲子園球場
 兵庫・西宮市で生まれ、 1歳頃までは甲子園球場の目の前に住んでいたという。「『故郷に錦』感がすごくあったので、うれしかったですね。もしかしたら今日のお客さんの中に、僕のその小学生の時の同級生がいるかもしれない。そう思うと、うれしかったです」と振り返った。

 


 試合に敗れ引き揚げる阪神ナイン=阪神甲子園球場
 阪神は横浜DeNAに敗れ、連勝が3でストップした。
 21日に1軍昇格し、 2試合続けて4番に入った大山悠輔内野手が 2回の第1打席にソロ本塁打を放って先制。幸先よくリードしたが、先発の伊藤将司投手が直後の 3回、渡邉の失策などで走者を許し、オースティンに3ランを浴びて逆転を許した。
 大山は 4回にも適時打を放ったが、得点はこの 2点だけ。小刻みに失点し、点差を広げられた。チームはこの日3失策で今季44失策。打線も前夜の 1― 0サヨナラ勝ちから勢いに乗れず、カード成績は1勝1敗になった。


  3回表横浜DeNA一死、渡邉諒内野手は東克樹投手の打球をエラーする=阪神甲子園球場
 阪神が雨雲との勝負に入った。
 今にも降り出しそうな空模様でプレーボールがかかり、 1- 3と逆転された 3回表の途中からついに雨粒が落ち始めた。スタンドには観戦用の雨がっぱで一気に黄色が広がった。
 予報では試合途中から雨。ペース的に試合成立の可能性は高かったため、阪神は一刻も早く追いつく必要があった。
 状況を分かっているかのように 4回に反撃開始。この日復活の先制4号ソロを放っていた大山悠輔内野手が無死 1、 3塁から左翼前に適時打を放って 1点差とした。


  3回表横浜DeNA一死、東克樹投手の 3ゴロを後逸した渡邉諒内野手=阪神甲子園球場
 阪神が横浜DeNAに敗れ、交流戦からの連勝は「3」で止まった。これで3位横浜DeNAには0.5ゲーム差に迫られた。岡田彰布監督の監督通算700勝はお預けとなった。


  4回裏阪神無死 1、 3塁、大山悠輔内野手は左前適時打を放った=阪神甲子園球場
 4番大山悠輔内野手の快音は、勝利に結びつかなかった。 2回先頭、横浜DeNA東から左翼への先制ソロ。 5月 3日以来となる4号弾で甲子園を沸かせた。不振を極めて 4日に出場選手登録を抹消され、21日から1軍に復帰。前日の2安打に続き、今度は豪快な一撃をくらわせた。大山は2点ビハインドの 4回にも、一時 1点差に迫る左前適時打。複数安打&複数打点で存在感を示した。

  4回裏阪神無死 1、 3塁、大山悠輔内野手は左適時打を放った=阪神甲子園球場
 先発の伊藤将司投手は、 3回にオースティンに逆転の3ランを浴びた。 1点差に迫った 6回には佐野に右前適時打を浴び、 2点差に広げられた。 6回4失点で降板し、3敗目を喫した。
  7回に3点差をつけられ、打線はその後も、今試合前まで22連続クオリティー・スタート(6回以上自責3以内)をマークしていた東を打ち崩すことができなかった。

 

 大山悠輔内野手が 2回、先制の4号ソロ本塁打を放った。
 4番の一振りで試合を動かした。先発の東が投じた 4球目のチェンジアップを完璧に捉え、打球は左翼スタンドへ一直線。スタンドに届いた瞬間、阪神ファンから大歓声が上がった。
 「打ったのはチェンジアップかな。チームとして先に点を取ることができてよかったです。このあとの打席でもチームに貢献して、逆転できるように頑張ります」
  5月 3日の巨人戦(東京ドーム)以来、50日ぶりの一発。不振による2軍落ちを経て、1軍再昇格2試合目で本領を発揮した。


  2回、本塁打を放った大山悠輔内野手=阪神甲子園球場
 大山悠輔内野手に 5月 3日以来の4号弾が飛び出した。
  2回の先頭で、東克樹投手の得意球チェンジアップをとらえて、左翼席に運んだ。


  2回裏阪神無死、大山悠輔内野手は左越えソロ本塁打を放った=阪神甲子園球場
 不動の4番は今季、不振を極めて 4日に出場選手登録を抹消。セ・リーグが再会した前日21日から1軍に復帰し、さっそく 2安打と復調の兆しを示していた。
 悩める4番の一撃に、ファンのどよめきがいつまでも収まらなかった。


  4回、適時打を放った大山悠輔内野手=阪神甲子園球場
 阪神は 1― 3の 4回、大山悠輔内野手の適時打で 1点を返した。
 中野が左前打で出塁し、ノイジーの当たりを 1塁手がはじく失策で無死 1、 3塁。ここで大山がこの日2度目の打席を迎えた。フルカウントから東の 6球目を捉え、左前へ。中野が生還して 1点差に迫った。大山は第 1打席で本塁打を放っており、この日 2打点目。本領を発揮する4番に続きたかったが、渡邉が 3ゴロ、豊田が 2ゴロ併殺に倒れてさらなる得点を奪うことはできなかった。

 


  3回表横浜DeNA一死、 3塁手渡邉諒内野手は東克樹投手の打球を後逸する=阪神甲子園球場
 渡邉諒内野手が珍しくエラーを連発、球場のファンから厳しいヤジが飛んだ。
 初回一死から度会隆輝外野手の 3遊間寄りへの打球がグラブの下を通過。今季3個目の失策だった。
  3回一死からは投手の東克樹の正面への打球にバウンドが合わずトンネルした。
 この日は左腕の東に合わせて佐藤輝明内野手に代わって 3塁で先発。攻守に精彩を欠いた佐藤輝が2軍調整中は、堅実な守備とバットで貢献していた。
 守備力には定評があったが、エラー連発にスタンドのファンからは激しいヤジが飛んだ。
 トンネルをきっかけにこの回3失点で逆転された。


  7回裏阪神無死、渡邉諒内野手は中前打を放った=阪神甲子園球場
 渡邉諒内野手が痛恨のミスを悔やんだ。初回に半身で受けようとした度会の 3ゴロが、グラブの下を通過。 3回には東の 3ゴロをトンネルしてしまい 2失策目。この出塁から好機を広げられ、オースティンの逆転3ランにつながった。
 「チームにも迷惑をかけたし、将司にも本当に迷惑をかけた。試合でしか取り返すところはないんで、取り返せるように頑張りたい」。打撃では 7回に中前打を放ち、 2戦連続の安打となった。

 


  4回裏阪神無死、中野拓夢内野手は左前打を放った。投手は東克樹投手=阪神甲子園球場
 阪神の 2塁手、中野拓夢内野手が驚異のボディーバランスで沸かせた。
  5回一死、度会隆輝外野手の打球は 1、 2塁間へのヒットコース。中野は俊足を飛ばして、ぎりぎりグラブの先でつかむと、 1回転しながら 1塁にストライク送球して、度会をしとめた。観衆からはどよめきが起こった。


  5回表横浜DeNA一死、 2塁手中野拓夢内野手は度会隆輝外野手の打球を好捕しアウトにする=阪神甲子園球場
 中野拓夢内野手が17打席ぶりの安打を放った。
  4回の先頭で、先発東の外角 143キロ直球をミートし、 3遊間を抜く左前打。15日福岡ソフトバンク戦以来の安打だ。 5回には度会の 1、 2塁間への安打性の 2ゴロを回転しながら送球する好守も披露。「まず確実に守るということが前提。打てない分守りで貢献しないといけないと思っているので。足を使っていけば打撃にも生きると思うので、守備はおろそかにしないようにやっていきたい」と引き締めた。

 


 阪神先発・伊藤将司投手=阪神甲子園球場
 伊藤将司投手が痛恨の一発を浴びた。大山の4号ソロで先制した直後の 3回だった。一死から投手・東の打球を 3塁手・渡邉が後逸。渡邉のこの日 2つめの失策で一死 1塁とされると、関根に右前打でつながれて、 1、 2塁のピンチを背負った。度会は左飛に仕留め二死。予報通り、甲子園に雨が降り始める。3番・オースティンに投じた初球だった。 131キロカットボールを痛打されると、打球は無情にも左翼スタンドへ。逆転の3ランに甲子園は悲鳴に包まれた。


  3回、横浜DeNA・オースティン内野手に3点本塁打を浴びた伊藤将司投手=阪神甲子園球場
 先発の阪神・伊藤将司投手は 6回4失点(自責1)で降板した。
 流れをつかめなかった。大山の4号ソロで先制した直後の 3回、一死から東の打球を 3塁手・渡邉が後逸。関根の右前打で 1、 2塁のピンチを背負い、二死から3番・オースティンに左翼へ逆転3ランを浴びた。 6回も粘る横浜DeNA打線に捕まり、佐野に適時打を浴びて4失点。 5月の前回対戦でも 5回途中7失点と打ち込まれた相手にリベンジすることはできなかった。
 伊藤将は「全体的には低めに集めることができたと思います。ミスがあった時こそ、絶対に抑えるという気持ちで投げていましたが、カバーすることができずに悔しいです」と唇をかんだ。


  6回に失点した伊藤将司投手は雨空を見上げながらベンチへ引き揚げる=阪神甲子園球場
 伊藤将司投手が痛い 1発で逆転を許し、今季3敗目を喫した。
  1点リードの 3回に一死から東が味方の失策で出塁。その後は関根に右前打でつながれ二死 1、 2塁。3番オースティンに初球 131キロ変化球を捉えられ、逆転の左翼3ランを浴びた。 1点ビハインドの 6回一死 3塁には、佐野にフルカウントから右前適時打を浴びて追加点を献上。97球を投げ、 6回7安打4失点(自責点1)で降板を喫した。「あの回( 3回)を粘れなかったというだけです。次やられないようにしていくだけです」と必死に前を向いた。

 


 才木浩人投手=阪神甲子園球場
 才木浩人投手が22日、先発登板する23日の横浜DeNA戦(甲子園)へ向けてキャッチボールなどで調整した。
 「打順もメンバーも変わると思う。あとは甲子園なので、普通に特に何も考えずにでいいかなと思います。どんどん思い切って攻めていけたら」
 横浜DeNA戦は 5月12日の前回登板(横浜)で4安打完封勝ち。自身最多を更新する9勝目が懸かる登板になるが、雨予報とあって「もう(今季) 4回、 5回目くらいなので…。そろそろだるいですけど」と苦笑い。それでも「雨の中でもしっかり投げられるように、対策をしっかりして挑めれば」と意気込んだ。

 


 小野寺暖外野手 (2024年 5月10日撮影)
 小野寺暖外野手が、左手首の靱帯(じんたい)を損傷していたことが22日、明らかになった。19日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦で左手を負傷。21日に診察を受けていた。
 復帰時期は未定で、今後は鳴尾浜でのリハビリ組に合流する。小野寺は 7日に出場選手登録を抹消され、2軍で再調整していた。

 

※ 6月23日の予告先発は、阪神・才木浩人投手(25)―横浜DeNA・アンソニー・ケイ投手(29)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。

 

 2024年シーズンのチームスローガン『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』

 リーグ優勝と日本一に輝き、王者として迎える2024年。
しかし王者といえど、野球に王道という道はない。ただ確かなことは、歩みを止めてはいけないということ。
 2024年も、阪神タイガースは挑戦をやめない。チャレンジャーとして、アレに向かって挑み続ける。
 そんな挑み続ける阪神タイガースの姿勢をスローガンにしたのが『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』です。

 

 

2024年 オープン戦順位表

 

2024年 公式戦順位表

 

2024年 交流戦最終順位表

 

2024年 公式戦日程表と結果(05月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(06月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(07月)

 

 

 

 

 

 ペタしてね