●天候不良のため、試合は午後 3時50分に中止が発表された。阪神は大竹耕太郎投手(28)、広島はトーマス・ハッチ投手(29)の予告先発が発表されていた。阪神の試合中止は今季 2度目。 7、 8日にも同戦が予定されている。村上頌樹投手(25)が、 7日の広島戦(甲子園)に予定通り先発することが決まった。 6日、日本野球機構(NPB)が 7日の予告先発を発表した。
●阪神がまたセ・リーグの貯金を独占した。阪神は 6日広島戦(甲子園(が雨天中止となったが、2位巨人が同日に行われた中日戦(バンテリンドーム)で 0- 2の完封負け。これで巨人は15勝15敗3分けとなり、16勝11敗4分けの阪神が貯金を独り占めする形となった。
● 6日の阪神-広島戦(甲子園)が雨天中止隣、この日先発予定だった大竹耕太郎投手は、 8日の同戦に回ることになった。 7日の広島戦(甲子園)には村上頌樹投手が予定通り先発する。昨年は 5月だけで14の貯金を作ったが、岡田彰布監督(66)が 6日、混戦模様のセ・リーグについて言及。見立てを語り、この争いを制するカギの一つに「脱1割打者」を掲げた。昨年は月間19勝の快進撃でセ・リーグ制覇への足がかりを作った 5月を、今季は打線のつながりを取り戻す期間とする!ドアの隙間から雨雲を何度ものぞき込み、岡田監督はつぶやいた。今季 2度目の中止。小休止となった一日に、虎将は今季のセ界を語り、分厚い雲を抜け出す策に目を光らせた。各球団との戦いは 3巡目に突入した。虎は貯金5で首位を堅持。巨人が中日に敗れたことで再び虎が貯金を独占する形にはなったが、下位との差は簡単には広がっていかない。投手力向上による〝つぶし合い〟を、どうにかして抜け出していかなくてはいけない-。阪神もここまで12球団屈指の投手陣を軸とした守り勝つ野球で接戦を拾ってきた。野手陣の奮起で、投手力はさらに際立つ。そしてここで〝ホンネ〟も漏れた。打率.191と不振の佐藤輝明内野手(25)に加えて、捕手の梅野隆太郎捕手(32)&坂本誠志郎捕手(30)も 2人合わせると打率.160と苦しい。 5月28日の北海道日本ハム戦(甲子園)から始まる交流戦までに、佐藤輝を始めとする野手陣が〝普段通り〟を取り戻すことが、一番の光となる。「脱1割台の 5月」で連覇への足がかりへ。つぶし合いのセ界を抜け、虎が勢いを加速させる。
●大竹耕太郎投手はスライド登板せず、中10日で 8日広島戦(甲子園)に先発する。雨男としても知られ「大雨降太郎」の愛称も持つ左腕。先発予定だったこの日の広島戦も、試合前から雨天中止となった。前回登板で 107球を投じた伊藤将司投手(27)に代わり、 4月27日東京ヤクルト戦以来の登板に向かう。
●阪神は 6日、同日の広島戦(甲子園)が天候不良で中止となったことを受けて先発ローテーションに変更を加えた。 7日の広島戦には予定通り村上頌樹投手が先発し、 8日の同戦には 6日に先発予定だった大竹耕太郎投手が回る。村上は 2週続けて前日が雨天中止となったが、リーグトップの防御率1.06を誇るだけに影響を受けず。普段通りの調整を行い、意気込んだ。 4月29日のマツダスタジアムでの同戦も雨で中止となり、翌日に村上が 9回 1失点で完投勝利を挙げている。この男にとっては“吉兆”かもしれない月曜日広島戦の雨天中止だ。2戦連続完投勝利なら22年 4月の青柳晃洋投手(30)以来、チーム 2年ぶりだ。防御率1.06でリーグトップ。とりわけ広島戦は 2戦2勝、16イニングで 1失点、防御率0.56と圧倒している。 2週続けて同じ相手との対戦にも前向き。自然体で「コイキラー」ぶりを発揮する。
●阪神の新外国人でWストッパーの一角を担うハビー・ゲラ投手(28=前レイズ)が、中止を前向きに捉えた。ここまで両リーグトップタイの16試合に登板。シーズン換算すると「73.8試合ペース」。恵みの雨を今後のさらなるフル回転につなげる。訪れた突然のホリデーに〝パナマジョーク〟も飛び出すほどに上機嫌!?首位を走る虎を誰より支えてきた男、ゲラはいつになく冗舌だった。来日 1年目の序盤を勢いよく踏み出している。ここまで0勝1敗5セーブ、9ホールドを挙げ防御率1.13。岩崎優投手(32)とWストッパーを形成し、勝敗を左右する試合終盤の重要局面で役割を果たしている。31試合を消化し、登板数は両リーグトップタイの16試合。最大で中 5日の登板間隔はあったが、 2連投はすでに 5度を数え、 2試合に 1試合はマウンドに立つ。次なる出番に視線を向ける表情は晴れやか。この休息を、長いシーズンでのフル回転につなげていく。 4日と 5日の巨人戦で 2連投していた岩崎と桐敷拓馬投手(24)が休めたことに、岡田監督は10日からの横浜DeNA戦(横浜)以降も見据えた。白星を支えてきたブルペン陣が、再び万全な状態で腕を振る。
● 5日の巨人戦(東京ドーム)で左脇腹付近に死球を受け倒れ込むシーンもあった森下翔太外野手(23)だが、一夜明けて元気な姿で練習を行った。雨の降らないうちにグラウンドで外野ノックを受けると、その後は室内練習場へ入って打撃練習。今季6打数無安打と抑えられている広島・床田寛樹投手(29)へのリベンジへ準備を済ませた。岡田監督も安心した様子。
●阪神は 6日、「Family with Tigers」の一環として、子どもたちとの交流イベントを行った。昨季の同イベント限定ユニホームのチャリティーオークション収益金を寄付した「日本財団子どもサポート基金」を通じて甲子園に招待。子どもたちからメッセージ入りのボードが贈られ、前川右京外野手(20)はサインや記念撮影で交流した。活躍を誓った。広島戦は雨天中止となったが、子どもたちは笑顔のひとときを過ごした。
記事をまとめてみました。
<阪神 - 広島=打てん(雨天)試合中止>◇ 6回戦◇阪神 2勝 2敗 1敗◇ 6日◇阪神甲子園球場
天候不良のため、試合は午後 3時50分に中止が発表された。
阪神は大竹耕太郎投手、広島はトーマス・ハッチ投手の予告先発が発表されていた。阪神の試合中止は今季 2度目。 7、 8日にも同戦が予定されている。
甲子園球場外観
阪神-広島 6回戦の雨天中止が、午後 3時50分に発表された。
前週の 4月29日の広島戦(マツダスタジアム)も雨天中止となっており、これで 2週連続で月曜日の試合が流れた。大竹耕太郎投手の先発が予定されていた。
大竹耕太郎投手=阪神甲子園球場 (2024年 4月27日撮影)
村上頌樹投手が、 7日の広島戦(甲子園)に予定通り先発することが決まった。 6日、日本野球機構(NPB)が 7日の予告先発を発表した。
この日の広島戦が雨天中止となり、先発予定だった大竹耕太郎投手はスライド登板せず、次回へ備えることになった。
天候不良で試合が中止となった阪神甲子園球場
阪神がまたセ・リーグの貯金を独占した。
阪神は 6日広島戦(甲子園(が雨天中止となったが、2位巨人が同日に行われた中日戦(バンテリンドーム)で 0- 2の完封負け。これで巨人は15勝15敗3分けとなり、16勝11敗4分けの阪神が貯金を独り占めする形となった。
セ・リーグの順位と貯金数
阪神は 1日広島戦(マツダスタジアム)で今季最長の 4時間36分に及ぶ延長戦で 2- 2のドローとなった際、2位巨人と3位中日が敗れたため、今季初めて貯金を独占。この日試合はなかったが、再び独り占めとなった。
練習を見つめる岡田彰布監督。下位打線のつながりが今後の戦いのカギだ=阪神甲子園球場
6日の阪神-広島戦(甲子園)が雨天中止隣、この日先発予定だった大竹耕太郎投手は、 8日の同戦に回ることになった。 7日の広島戦(甲子園)には村上頌樹投手が予定通り先発する。
昨年は 5月だけで14の貯金を作ったが、岡田彰布監督は「そんないけへんわそんなん(笑い)。点取れへんのに。混戦て言うよりも『つぶし合い』やろ」と話した。
練習を見つめる岡田彰布監督=阪神甲子園球場
岡田彰布監督が 6日、混戦模様のセ・リーグについて言及。「混戦っていうよりも『つぶし合い』やろ」と見立てを語り、この争いを制するカギの一つに「脱1割打者」を掲げた。昨年は月間19勝の快進撃でセ・リーグ制覇への足がかりを作った 5月を、今季は打線のつながりを取り戻す期間とする!
ドアの隙間から雨雲を何度ものぞき込み、岡田監督はつぶやいた。「予報悪いからな。しようがないよ」。今季 2度目の中止。小休止となった一日に、虎将は今季のセ界を語り、分厚い雲を抜け出す策に目を光らせた。
「どこも3連勝できひんからな、やっぱり。つぶし合いやんなあ。みんな2勝1敗、1勝2敗やから。そら貯金も増えへんし、その分あんまり借金もいけへんみたいな。そういう感覚やで」
岡田彰布監督が見つめる前で打撃練習を行う近本光司外野手=阪神甲子園球場
各球団との戦いは 3巡目に突入した。虎は貯金5で首位を堅持。巨人が中日に敗れたことで再び虎が貯金を独占する形にはなったが、下位との差は簡単には広がっていかない。打順をなかなか固定できないが、と問われると指揮官は「打てへんからや」と漏らした。「ことしは全体的にピッチャーええよな、どこの球団もな」とも語った。この投手力向上による〝つぶし合い〟を、どうにかして抜け出していかなくてはいけない-。
「まあ、どんだけ点取れるかやろうなあ。これからなあ。おーん」
阪神もここまで12球団屈指の投手陣を軸とした守り勝つ野球で接戦を拾ってきた。「点(を)取ることによって、そら先発もなぁ。今までよりは 1、 2イニング(多く)投げられるし。そら楽に投げられるわけやからさ。おーん」。野手陣の奮起で、投手力はさらに際立つ。そしてここで〝ホンネ〟も漏れた。
嶌村聡球団本部長と話し合う岡田彰布監督=阪神甲子園球場
「だから、 9人のうち 3人(打率)1割台やもん。そやろ? ピッチャー入れたら。やっぱりなかなかつながらんよ」
打率.191と不振の佐藤輝に加えて、捕手の梅野&坂本も 2人合わせると打率.160と苦しい。 5月28日の北海道日本ハム戦(甲子園)から始まる交流戦までに、佐藤輝を始めとする野手陣が〝普段通り〟を取り戻すことが、一番の光となる。
「 3、 4点取れたらそら楽よ、毎試合。はっきり言うて。なんとかもう(勝ち切る)やりくりは全然できるよ。そのくらいの計算はできたらなぁ。 1、 2点になるからしんどなってくるんや」
昨年の 5月は19勝5敗の快進撃でリーグ優勝への足がかりを作った。今年は「脱1割台の 5月」で連覇への足がかりへ。つぶし合いのセ界を抜け、虎が勢いを加速させる。
阪神の今季の主なスタメン打者の打撃成績。佐藤輝明内野手や捕手が打率2割を下回ってしまうと当然、攻撃はつながりを欠くことになる。
★不振の佐藤輝明内野手については「そら不思議」
岡田監督は不振に苦しむ佐藤輝明内野手について、「そら不思議なままやろ。うん」と評した。昨季も状態の良しあしを判別しづらい大砲を「不思議」と表現していた。ひと振りで試合の流れを変え大量得点を導く佐藤輝の存在は「つぶし合い」を抜け出すためには必要不可欠。不思議な男の完全復活を指揮官も待っている。
■データBOX
◉…阪神は 5月に入ってから1勝2敗1分け。昨年は 5月に3連勝、7連勝、9連勝をマークするなど加速し、1964年 8月、68年 8月と並ぶ球団記録の月間19勝を挙げた。
器具を使って投球練習をする大竹耕太郎投手=阪神甲子園球場
大竹耕太郎投手はスライド登板せず、中10日で 8日広島戦(甲子園)に先発する。
雨男としても知られ「大雨降太郎」の愛称も持つ左腕。先発予定だったこの日の広島戦も、試合前から雨天中止となった。岡田監督は「(広島の) 3戦目行く予定やけどな。伊藤もこないだ、ぎょうさん投げているから」と明言。前回登板で 107球を投じた伊藤将に代わり、 4月27日東京ヤクルト戦以来の登板に向かう。
キャッチボールする村上頌樹投手=阪神甲子園球場
阪神は 6日、同日の広島戦(甲子園)が天候不良で中止となったことを受けて先発ローテーションに変更を加えた。 7日の広島戦には予定通り村上頌樹投手が先発し、 8日の同戦には 6日に先発予定だった大竹耕太郎投手が回る。
リラックスした表情の村上頌樹投手(中央)ら投手陣=阪神甲子園球場
岡田監督は「スライドは絶対せえへん。スライドしたら(中止当日と翌日の先発) 2人に迷惑かけるやん」などと意図を明かし、大竹と代わり登板間隔が空く形となる伊藤将については「伊藤もこないだ( 1日の広島戦で)ちょっとぎょうさん( 5回 107球)投げてるから」などと語った。
村上は 2週続けて前日が雨天中止となったが、リーグトップの防御率1.06を誇るだけに影響を受けず。「(中 6日で)回らせてもらっているのは自分のリズムで入れるのでいい」と普段通りの調整を行い、意気込んだ。
天候不良で試合が中止となった阪神甲子園球場
雨のち完投、再びあるぞ! 村上頌樹投手が 7日の広島戦(甲子園)に予定通り先発する。 6日の同戦が雨で流れ、先発予定だった大竹はスライドせず 8日へ向かう予定だ。
4月29日のマツダスタジアムでの同戦も雨で中止となり、翌日に村上が 9回 1失点で完投勝利を挙げている。この男にとっては“吉兆”かもしれない月曜日広島戦の雨天中止だ。「前日に試合があった方がバッターの状況とかも分かる。そこの難しさはある」と本音を漏らしつつ「でも、もう慣れてきている感じはあるので、大丈夫かな」と力強く言った。
GW最終日、阪神甲子園球場のグラウンドにはシートが敷き詰められていたが、夜間の降雨が予想され開門を前に中止が発表された
前回の完投翌日、チームは延長12回を戦った。結果的に中継ぎを休ませていたことが大きかった。「ああいう形になったので『投げていてよかった』と思いました。また明日、イニングを投げられるように頑張っていきたい」と気合十分。今季最多タイ 112球で 9回を投げ切ってからは「いつも通り過ごした」と回復も問題ない。2戦連続完投勝利なら22年 4月の青柳以来、チーム 2年ぶりだ。
GW最終日、阪神甲子園球場のグラウンドにはシートが敷き詰められていたが、夜間の降雨が予想され開門を前に中止が発表された
防御率1.06でリーグトップ。とりわけ広島戦は 2戦2勝、16イニングで 1失点、防御率0.56と圧倒している。 2週続けて同じ相手との対戦にも「前回打たれていたら考えますけど、最少失点でいけたので良い感じで入っていける」と前向き。「いつも通り、初回からいけるように」。自然体で「コイキラー」ぶりを発揮する。
キャッチボールするハビー・ゲラ投手=阪神甲子園球場
阪神の新外国人でWストッパーの一角を担うハビー・ゲラ投手(28=前レイズ)が、中止を前向きに捉えた。ここまで両リーグトップタイの16試合に登板。シーズン換算すると「73.8試合ペース」だが、疲労感を問われても「覚悟している」と頼もしい。恵みの雨を今後のさらなるフル回転につなげる。
訪れた突然のホリデーに〝パナマジョーク〟も飛び出すほどに上機嫌!? 首位を走る虎を誰より支えてきた男、ゲラはいつになく冗舌だった。
キャッチボールするハビー・ゲラ投手=阪神甲子園球場
「きょうはいい試合だったね」
いや、開門もしてへんやないかい!! とツッコミを入れたくなるボケを放ったのは、中止発表から 1時間20分後の午後 5時10分。甲子園から帰途につくタクシーを待ちながら曇天を見上げ、この〝休日〟を大歓迎した。
来日 1年目の序盤を勢いよく踏み出している。ここまで0勝1敗5セーブ、9ホールドを挙げ防御率1.13。岩崎とWストッパーを形成し、勝敗を左右する試合終盤の重要局面で役割を果たしている。31試合を消化し、登板数は両リーグトップタイの16試合。最大で中 5日の登板間隔はあったが、 2連投はすでに 5度を数え、 2試合に 1試合はマウンドに立つ。シーズンに換算すれば73.8試合登板というハイペースだ。
キャッチボールするハビー・ゲラ投手=阪神甲子園球場
ただ、岡田監督は「うまいこと間隔空いとるからな。投げている割には」と心配ではなく信頼をして、球審に名前を告げる。右腕自身も「もちろん体に疲労はたまっているだろうけど、それも当然というか、覚悟していることだから問題はないよ」と頼もしい。気温の高い出身地のパナマに加え、高湿度のフロリダでもプレー経験があり、体力を削る日本の夏にも不安はない。
「(体を)休めることができるという意味では大きいし、あす( 7日)に向けてしっかりと準備をする日でもあったので、そういう意味では本当にいい一日になった。いい時間を過ごせたよ」
次なる出番に視線を向ける表情は晴れやか。この休息を、長いシーズンでのフル回転につなげていく。
体を動かす桐敷拓馬投手。奥はハビー・ゲラ投手=阪神甲子園球場
ブルペン陣にとっては恵みの雨となった。 6日広島戦(甲子園)が雨天中止となり、ここまでフル稼働を続けている救援陣に貴重な休養が与えられた。今季チーム最多の16試合に登板し、5セーブ、9ホールドを挙げているゲラは「残念ではあるけど、前向きに捉えて休めたし、明日( 7日)へ準備もできたという意味ではいい時間を過ごせました」と充実した表情だった。
前日 5日の巨人戦(東京ドーム)では 6回から 4人の救援陣で無失点を守った。特にゲラ、岩崎のダブル守護神が同一ゲームでそろって登板した試合は10勝4分けと「不敗神話」が続いており、厚い信頼を得ている。重要な場面を任される新助っ人右腕は「体に疲労がたまっているんでしょうけど、覚悟していることなので、問題はありません」と力強い。
4日と 5日の巨人戦で 2連投していた岩崎と桐敷が休めたことに、岡田監督は「そうや。まあ今日( 6日)で。またしかし、次 3試合やしな」と10日からの横浜DeNA戦(横浜)以降も見据えた。桐敷は「しっかり休めたかなと思います。また明日からしっかり頑張りたい」と力を込めた。白星を支えてきたブルペン陣が、再び万全な状態で腕を振る。
練習中に笑顔がのぞく森下翔太外野手=阪神甲子園球場
5日の巨人戦(東京ドーム)で左脇腹付近に死球を受け倒れ込むシーンもあった森下だが、一夜明けて元気な姿で練習を行った。「大丈夫です。赤くはなっているけど紫とかにはなっていないので」と表情も明るい。雨の降らないうちにグラウンドで外野ノックを受けると、その後は室内練習場へ入って打撃練習。今季6打数無安打と抑えられている広島・床田へのリベンジへ準備を済ませた。
打撃練習を行う森下翔太外野手=阪神甲子園球場
前日 5日の巨人戦で左脇腹付近に死球を受けた森下翔太外野手が、通常通り試合前練習に参加した。広島戦(甲子園)は雨天中止となったが、室内でフリー打撃、グラウンドでノックを行い調整した。岡田監督も「全然大丈夫」と安心した様子。巨人戦の 8回に右腕京本から死球を受け、その場に倒れ込んだがプレーを続行。試合後には「大丈夫。骨じゃなくてよかった」と負傷箇所を説明していた。
ファミリーデーに招待されたファンと記念撮影する前川右京外野手
阪神は 6日、「Family with Tigers」の一環として、子どもたちとの交流イベントを行った。
昨季の同イベント限定ユニホームのチャリティーオークション収益金を寄付した「日本財団子どもサポート基金」を通じて甲子園に招待。子どもたち12人が参加し、試合前練習を終えた前川右京外野手が登場すると、拍手が送られた。
子どもたちからメッセージ入りのボードが贈られ、前川はサインや記念撮影で交流した。「チームの勝利に貢献できるように頑張ります」と活躍を誓った。広島戦は雨天中止となったが、子どもたちは笑顔のひとときを過ごした。
※ 5月 7日の予告先発は、阪神・村上頌樹投手(25)―広島・床田寛樹投手(29)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。
2024年シーズンのチームスローガン『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』
リーグ優勝と日本一に輝き、王者として迎える2024年。
しかし王者といえど、野球に王道という道はない。ただ確かなことは、歩みを止めてはいけないということ。
2024年も、阪神タイガースは挑戦をやめない。チャレンジャーとして、アレに向かって挑み続ける。
そんな挑み続ける阪神タイガースの姿勢をスローガンにしたのが『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』です。
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