●追い込みながら、最後のところでの現在の実力を痛感した。門別啓人投手(19)が満を持して伝統の一戦で今季初先発。プロ初勝利を目指したマウンドは、悔しさの残る内容だった。大山悠輔内野手(29)の2号ソロで 1点を返した。簡単に二死を奪ったものの、吉川の飛球をシェルドン・ノイジー外野手(29)が落球。二死 2塁で岡本和真内野手(27)との勝負だったが、コントロールミスで高めにいった直球を左翼スタンドにたたき込まれた。痛恨のプロ初被弾だった。 3回は変化球や高めも使って無失点だったが、 3回75球、6安打6失点(自責点4)で降板。
●阪神の先発・門別啓人投手は 1回に 4点を失った。先頭の丸佳浩外野手(34)を中飛、増田大輝外野手(30)を空振り三振に仕留めて二死を奪うも、吉川尚輝内野手(29)に右中間へ運ばれる 2塁打浴び、岡本には四球で 1、 2塁。ここで5番・坂本勇人内野手(35)を迎えると、左翼線に落ちる左前適時打を許した。今季中継ぎで 3試合に登板し無失点だった左腕は、これが今季初失点。なお二死 1、 3塁で続く長野久義外野手(39)にも左前に運ばれる適時打を浴び、 2失点目。小林誠司捕手(34)、門脇誠内野手(23)にも適時打を続けて浴び、 1四球挟む 5連打で 4点を奪われ、打者一巡の猛攻を許した。 3回は無失点に抑えたものの、持ち味の直球で空振りが取れず、変化球も見逃される場面が目立った。 4回からマウンドには2番手の岡留英貴投手(24=亜細亜大學OB)が上がり、失策のノイジーに代わって前川右京外野手(20)が途中出場した。門別啓人投手は 3回6失点(自責4)で降板した。
●加治屋蓮投手(32)、門別啓人投手が2軍に降格することが 3日、分かった。同日の巨人戦後、岡田彰布監督(66)が明かした。また門別の 2軍再調整に伴い、先発ローテーションの登板順を一度飛ばして 2軍調整中の青柳晃洋投手(30)が1軍に合流する。10日の横浜DeNA戦(横浜)での先発が見込まれる。
●阪神は 0― 4の 2回、大山悠輔内野手のソロ本塁打で 1点を返した。戸郷翔征投手(24)が 2球目に投じたカーブを捉え、左中間スタンドの最前列に運んだ。 4月19日の中日戦(甲子園)以来、10試合ぶりの2号ソロ。「長嶋茂雄DAY」と銘打たれた一戦で阪神の背番号「3」が快音を響かせ、先発の 2年目左腕・門別が一回に 4点を失う苦しい立ち上がりとなった中で反撃の一打とした。 3- 6とビハインドの 8回。一死から打席に立つと、巨人の4番手・船迫大雅投手(27)の甘く入った 113キロのカーブを一閃。高々と舞い上がった打球が虎党が待つ左翼スタンドに着弾するのを見届けると、表情を変えずにダイヤモンドを 1周した。大山は2022年 6月17日横浜DeNA戦(甲子園)以来となる 1試合2発。「長嶋茂雄デー」に、虎の背番号「3」が反撃の一打でチームを鼓舞した。

記事をまとめてみました。

 

 

 <巨人 8- 5阪神>◇ 7回戦◇阪神 3勝 3敗 1敗◇ 3日◇東京ドーム
 あと一死、あと 1球―。追い込みながら、最後のところでの現在の実力を痛感した。門別が満を持して伝統の一戦で今季初先発。プロ初勝利を目指したマウンドは、悔しさの残る内容だった。
 「ファウルは取れていたけど、決め球はしっかりコースに行かないと意味がない。自信はあったが、どうしても力が入ってしまって真ん中にというのが多かった。久々にこんなに打ち込まれたので、また考えないといけないです」


  1回、門別啓人投手は門脇誠内野手に中前打を浴び、4連続適時打を許す。3回6失点の悔しい結果となった=東京ドーム
 いずれも二死からの失点だった。 1回は先頭の丸を中飛、増田大は直球を 9球続けて空振り三振を奪う。しかし吉川にフルカウントから 2塁打を浴びると、岡本和を歩かせ二死 1、 2塁で迎えたのは坂本。外角低めのツーシームを左前適時打とされ、今季初失点を喫した。さらに長野、小林、門脇にも連続適時打を浴び、 4点を失った。

 門別啓人投手の1軍登板成績
 大山の2号ソロで 1点を返した直後の 2回も同様だった。簡単に二死を奪ったものの、吉川の飛球をノイジーが落球。二死 2塁で岡本和との勝負だったが、コントロールミスで高めにいった直球を左翼スタンドにたたき込まれた。痛恨のプロ初被弾だった。 3回は変化球や高めも使って無失点だったが、 3回75球、6安打6失点(自責点4)で降板。「追い込んだときの力みが多かった。全部、中に入っていったことが原因」と唇をかんだ。

 


  1回、巨人・吉川尚輝に 2塁打を浴びた門別啓人投手=東京ドーム
 阪神の先発・門別啓人投手は 1回に 4点を失った。先頭の丸を中飛、増田大を空振り三振に仕留めて二死を奪うも、吉川に右中間へ運ばれる 2塁打浴び、岡本には四球で 1、 2塁。ここで5番・坂本を迎えると、左翼線に落ちる左前適時打を許した。今季中継ぎで 3試合に登板し無失点だった左腕は、これが今季初失点。なお二死 1、 3塁で続く長野にも左前に運ばれる適時打を浴び、 2失点目。小林、門脇にも適時打を続けて浴び、 1四球挟む 5連打で 4点を奪われ、打者一巡の猛攻を許した。

  1回、長野久義外野手に適時打を許した門別啓人投手=東京ドーム
 門別啓人投手が 4― 1の 2回、岡本和に2ランを浴びた。 1回に 4点を失い、仕切り直しの 2回にまさかの落とし穴が待っていた。簡単に二死を奪うと、吉川尚の打球は左翼へ。十分間に合うフライだったが、打球がノイジーのグラブをかすめてグラウンドに落ちた。失策で 2塁に走者を置き、4番・岡本和との対戦。高めに浮いた直球を左翼スタンド中断まで運ばれた。門別はこれがプロ初被弾。 2イニングで 6点を失う登板となったが、 3回は代打を送られることなく第 1打席を迎えた。


  2回、岡本和真内野手に2点本塁打を許すした門別啓人投手=東京ドーム
 門別啓人投手は 3回6失点(自責4)で降板した。今季初先発は苦しい登板になった。 1回二死 1、 2塁から坂本に先制の適時打を浴びると、長野、小林、門脇にも続けて適時打を浴び 4失点。 2回は二死から左翼のノイジーがフライを落球し、続く岡本和に左翼へ2ラン本塁打を許した。 3回は無失点に抑えたものの、持ち味の直球で空振りが取れず、変化球も見逃される場面が目立った。 4回からマウンドには2番手の岡留が上がり、失策のノイジーに代わって前川が途中出場した。


  2回で6点を失った門別啓人投手=東京ドーム
 門別啓人投手は 3回6失点(自責4)で降板した。今季初先発は苦しい登板になった。 1回二死 1、 2塁から坂本に先制の適時打を浴びると、長野、小林、門脇にも続けて適時打を浴び 4失点。 2回は二死から左翼のノイジーがフライを落球し、続く岡本和に左翼へ2ラン本塁打を許した。 3回は無失点に抑えたものの、持ち味の直球で空振りが取れず、変化球も見逃される場面が目立った。 4回からマウンドには2番手の岡留が上がった。門別は「ファウルは取ることができていたのですが、決めにいったボールが甘くなってしまいました。初回の4点までで粘っていかなければいけないと思い投げていましたが、重ねて失点を許しチームや中継ぎのみなさんに負担をかけてしまいました」とコメントした。

 


  8回、投球する加治屋蓮投手=東京ドーム
 加治屋蓮投手、門別啓人投手が2軍に降格することが 3日、分かった。同日の巨人戦後、岡田彰布監督が明かした。
 加治屋は 8回に登板。無死 1塁でバント処理した際に 2塁悪送球でピンチを広げ、門脇に左前 2点打を浴びて、登板 2試合連続失点。「ああいう所で間一髪アウトを取れる技術を磨くしかない」と猛省した。岡田監督は「状況がわかってない。打順を見てみい。一番経験があるのに」と苦言。代わって石井大智投手が昇格するとみられる。
 また門別の 2軍再調整に伴い、先発ローテーションの登板順を一度飛ばして 2軍調整中の青柳晃洋投手が1軍に合流する。10日の横浜DeNA戦(横浜)での先発が見込まれる。

 


  2回表阪神無死、大山悠輔内野手は左越え本塁打を放った。投手は戸郷翔征投手=東京ドーム
 阪神は 0― 4の 2回、大山悠輔内野手のソロ本塁打で 1点を返した。戸郷が 2球目に投じたカーブを捉え、左中間スタンドの最前列に運んだ。 4月19日の中日戦(甲子園)以来、10試合ぶりの2号ソロ。「長嶋茂雄DAY」と銘打たれた一戦で阪神の背番号「3」が快音を響かせ、先発の 2年目左腕・門別が一回に 4点を失う苦しい立ち上がりとなった中で反撃の一打とした。「打ったのはスライダー。先に点は取られてしまいましたが、まだまだ序盤ですし、ここからつないで粘り強く戦いたいと思います。次の打席もチームに貢献できるように頑張ります」とコメントした。


  2回、本塁打を放った大山悠輔内野手=東京ドーム
 阪神が大山悠輔内野手の3号ソロ本塁打で追い上げた。完全に主砲に火が付いた。 3- 6とビハインドの 8回。一死から打席に立つと、巨人の4番手・船迫の甘く入った 113キロのカーブを一閃。高々と舞い上がった打球が虎党が待つ左翼スタンドに着弾するのを見届けると、表情を変えずにダイヤモンドを 1周した。大山は2022年 6月17日横浜DeNA戦(甲子園)以来となる 1試合2発。「長嶋茂雄デー」に、虎の背番号「3」が反撃の一打でチームを鼓舞した。


  8回表阪神一死、大山悠輔内野手は左越え本塁打を放った=東京ドーム
 大山悠輔内野手が22年 6月17日横浜DeNA戦(甲子園)以来となる、 1試合複数本塁打を決めた。
 まずは 2回。今季初先発の門別啓人投手が初回に 4点を失った直後だった。先頭で巨人戸郷翔征投手(24)の 2球目、高めのスライダーを左中間スタンドに運んだ。本塁打は19日の中日戦(甲子園)以来、10試合ぶり。ダイヤモンドを 1周し、ベンチに戻ると、満面の笑みの門別とハイタッチした。


  8回、本塁打を放った大山悠輔内野手=東京ドーム
 「先に点は取られてしまいましたが、まだまだ序盤ですし、ここからつないで粘り強く戦いたいと思います。次の打席もチームに貢献できるように頑張ります」とコメントした。
  3- 6の 8回には巨人の4番手船迫大雅投手(27)の 2球目だ。 113キロの変化球を阪神ファンが待つ左翼スタンドへ3号ソロを運んだ。
 大山の 1試合複数本塁打は今季初で、自身10度目。この日は「長嶋茂雄デー」として開催され、虎の背番号「3」が敵地で豪快弾を見せつけた。


  2回表阪神無死、ソロ本塁打を放った大山悠輔内野手を迎える門別啓人投手=東京ドーム
 虎の背番号3が巨人の永久欠番3の前で意地の 2発を運んだ。大山悠輔内野手が「長嶋茂雄DAY」として開催された 3日の巨人戦(東京ドーム)で2号、3号を連発し、 2年ぶりの2本塁打をマーク。チームの連勝が3で止まり、2位巨人に 2ゲーム差に迫られた試合で強烈な輝きを放った。記念の伝統の一戦で体現した4番の奮闘は敗戦の光。ミスタータイガースへ突っ走れ!
           ◇   ◇   ◇
 大山が左中間席の最前列へ放ったアーチは10歳下の門別を始め、多くの人を勇気づけた。いきなり 4点ビハインドでもすぐに 1点を取り返した4番の 1発。静かに燃える主砲は、勝利への執念をバットに乗せた。


  2回表阪神無死、大山悠輔内野手は左越えソロ本塁打を放ちベンチのナインとタッチした=東京ドーム
 今季初先発の門別が初回に 4点を失った直後の 2回先頭。巨人戸郷の高めのスライダーを捉えた。10試合ぶりの2号ソロ。岡田彰布監督は「あんまり納得いく当たりじゃないやろけどな。ここはあんなんでもホームランなるからな」と心中を代弁した。だが一方的な展開になりかけた中で、主砲らしく振り切ったからこそ、反撃ののろしが上がった。
 「長嶋茂雄DAY」として開催された伝統の一戦。通算444本塁打で誰もが認める長嶋氏本人が 5回終了後にグラウンドに登場すると、大歓声が送られた。その背番号3は巨人の永久欠番。虎の背番号3もそのメモリアルゲームで存在感を発揮した。ダイヤモンドを 1周し、ベンチに戻ると、満面の笑みの門別とハイタッチ。この 1本では満足しなかった。


  8回表阪神一死、左越え本塁打を放った大山悠輔内野手をタッチで迎える岡田彰布監督=東京ドーム
  2本目は 3- 6の 8回だ。巨人の4番手船迫から虎党が待つ左翼スタンドへ確信の3号ソロ。 1試合 2本塁打は22年 6月17日横浜DeNA戦(甲子園)以来686日ぶりで、自身10度目の快感。一時 2点差に迫り、勝負を分からなくした。
 そして 9回。 3連打で 1点をかえして 3点差に迫り、なお二死 1、 3塁で再び打席が回った。 1発出れば同点だ。岡田監督も「 9回な、ゲームセットまで何が起こるか分からんのやから、この球場やから」と期待せずにはいられなかった。だが代わった巨人泉の 5球目、 149キロ外角直球を打ち上げる 2飛で試合終了。帰りの通路で真っ先に口にしたのは 2本のアーチではなく、この場面だった。
 「最後のチャンスが全て。ああいうところでつなげられるようにしないと。個人的にはそこが一番」と唇をかんだ。連勝は 3で止まり、2位巨人に 2差に縮められた。それでも最後まで諦めず、心底悔しがる主砲がいる。「僕が明日ズルズルいかないことが大事。そこを止められるように反省して、また明日頑張ります」。頼れる虎の背番号「3」が力強く勝利への貢献を約束した。

 

※ 5月4日の予告先発は、巨人・菅野智之投手(34)―阪神・西勇輝投手(33)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。

 

 2024年シーズンのチームスローガン『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』

 リーグ優勝と日本一に輝き、王者として迎える2024年。
しかし王者といえど、野球に王道という道はない。ただ確かなことは、歩みを止めてはいけないということ。
 2024年も、阪神タイガースは挑戦をやめない。チャレンジャーとして、アレに向かって挑み続ける。
 そんな挑み続ける阪神タイガースの姿勢をスローガンにしたのが『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』です。

 

 

2024年 オープン戦順位表

 

2024年 公式戦順位表

 

2024年 公式戦日程表と結果(03月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(04月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(05月)

 

 

 

 

 

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