●村上頌樹投手(25)が「岡本斬り」でチームに勢いを呼び込む。16日の巨人戦(甲子園)に先発予定。智弁学園高校の 2学年上にあたる主砲岡本和真内野手(27)は、現在打率、打点、本塁打でリーグトップを走っている。村上頌樹投手が15日、甲子園での投手指名練習に参加した。先発する16日の巨人戦(甲子園)に向けてキャッチボールなどで調整。主砲の岡本和封じに気合をみなぎらせた。奈良・智弁学園高時代の 2学年先輩は打率.389、3本塁打、12打点でセ・リーグ打撃部門3冠と絶好調。だが、昨季のMVP右腕に恐れはない。6連勝と勢いに乗る巨人のキーマンに仕事をさせず、昨季は初先発での7回完全投球を含め 2試合計13イニングで自責点0だった難敵として今季も立ちはだかる。新生巨人は顔なじみのある面々が並ぶ。ドラフト3位佐々木俊輔外野手(24)は東洋大學の1学年後輩。相手先発の山﨑伊織投手(25)は大学ジャパンで共闘した同学年だ。前回 9日広島戦では7回無失点で今季初勝利。この日は甲子園で調整を行った。隙を見せず、自身の連勝を狙う。勝利すれば岡田彰布監督(66)にとって球団監督通算485勝目。吉田義男氏(90=日刊スポーツ評論家)を超えて単独2位の勝利数となる。ナイン一丸となり、伝統の一戦で節目の白星を届けてみせる。
●伊藤将司投手(27)は15日、先発予定の17日の巨人戦に向け甲子園で約30球のブルペン投球などを行った。10日の広島戦(甲子園)では自己ワーストタイの6失点で 2回KO。開幕から 2試合ともに 1、 2回に失点しており、立ち上がりが第一関門だ。前回の悔しさも踏まえ力を込めた。本拠地での巨人戦は3完封を含む通算4勝2敗で、22年 5月22日から3連勝中。隙を見せずに腕を振る。
●甲子園で汗を流した才木浩人投手(25)は15日、今後に向けての課題を明かした。14日の中日戦では 7回 1失点の好投で今季初勝利。次回登板に向けて、武器を生かすためにも直球の切れを追い求めていく。
●森下翔太外野手(23)が15日、16日の巨人戦から始まる甲子園6連戦に向けて意気込んだ。打線は現在 7試合連続で 2得点以下と元気がないが、セ・リーグトップタイの 3本塁打を放つ若虎が持ち前の一発でムードを変える。鮮やかなアーチで暗雲を吹き飛ばし、本拠地での進撃を開始する。その一発で何度も虎を救ってきた。今度も鋭いスイングでチームに立ち込める暗雲を吹き飛ばす。16日の巨人戦の当日券の発売はない。甲子園の満員のスタンドを脳裏に浮かべ、森下が誓った。 2戦目の17日は1985年(昭60)の同日に3番R.バース氏(70)、 4番掛布雅之氏(68=現HANSHIN LEGEND TELLER(ハンシン・レジェンド・テラー(略称:HLT))、5番岡田彰布氏(66=現阪神1軍監督)の「バックスクリーン3連発」が生まれた伝説の記念日だ。今年は「甲子園&巨人戦&水曜日&ナイター」のすべてが39年ぶりに重なる巡り合わせ。セ界本塁打争いでトップタイに立つ背番号1が、豪快な再現弾でチームを勢いづける。今季の3本塁打は巨人岡本和、中日細川成也外野手(25)と並びリーグ最多。打率1割台で14日の敵地中日戦で今季初めて7番に下がったが、インパクトのある2本の決勝アーチを放つなど、その勝負強さはチームに不可欠だ。昨年神宮ではバックスクリーンに運んだことがあるが、甲子園ではまだない。会心の一打で本塁打争いも単独トップに立てれば、これ以上のシナリオはない。巨人3連戦は、毎年恒例の夏イベント「ウル虎の夏」で着用する限定ユニホームのお披露目試合でもある。開場100周年に合わせ、甲子園をイメージする「緑」を前面に押し出し、両サイドには「100」と「∞(無限)」を表す黄色のラインが入った斬新なデザイン。活躍で聖地を盛り上げる意気込みだ。背番号1が吉兆弾を中越えに運び、虎を浮上させる。
●出場2試合連続安打中の前川右京外野手(20)が15日、16日からの対巨人 3連戦へ気合を入れ直した。今季は12試合で打率.290とバットで猛アピール中。勢いに乗る若虎がホームでも沸かせる。
●17日のウエスタン・リーグのオリックス戦(鳴尾浜)での実戦復帰が濃厚な髙橋遥人投手(28=亜細亜大學OB)が、ブルペン投球などで調整した。度重なる手術からの復活が近く、和田豊 2軍監督(61)は天候を見ながらベストコンディションを用意したい意向があり明かした。

記事をまとめてみました。

 


 前日調整を行った村上頌樹投手=阪神甲子園球場
 村上頌樹投手(25)が15日、甲子園での投手指名練習に参加した。先発する16日の巨人戦(甲子園)に向けてキャッチボールなどで調整。主砲の岡本和封じに気合をみなぎらせた。
 「4番に仕事をさせなければ勝つ確率は上がるし、点を取られないと思う。岡本さんに仕事をさせないようにやりたい」
 奈良・智弁学園高時代の 2学年先輩は打率.389、3本塁打、12打点でセ・リーグ打撃部門3冠と絶好調。だが、昨季のMVP右腕に恐れはない。昨年は4打数無安打に封じ「高校時代からすごい打者だったので、より力が入るというか、無意識に気合が入っている。対戦するのは楽しい」。6連勝と勢いに乗る巨人のキーマンに仕事をさせず、昨季は初先発での7回完全投球を含め 2試合計13イニングで自責点0だった難敵として今季も立ちはだかる。
 「(個人成績が)1勝1敗なので貯金を作れていない。まずは貯金を作れるようにやっていきたい」


 投手指名でリラックスした表情を見せる村上頌樹投手と青柳晃洋投手=阪神甲子園球場
 村上頌樹投手が「岡本斬り」でチームに勢いを呼び込む。16日の巨人戦(甲子園)に先発予定。智弁学園の 2学年上にあたる主砲岡本和真は、現在打率、打点、本塁打でリーグトップを走っている。
 「4番に仕事をさせなければ勝つ確率も上がる。岡本さんに仕事をさせないようにやりたい」
 昨季は計 5打席で4打数無安打。今季も「低めに丁寧に」と慎重な投球を心がける。「岡本さんと対戦するのは楽しい。変な力みというより楽しみに変わっています」。高校時代は、甲子園でもともに戦った先輩。「無意識に気合が入る」という対決を制し、打線の流れを断ち切る。


 投内連係で汗を流す阪神投手陣、左から、伊藤将司投手、村上頌樹投手、才木浩人投手=阪神甲子園球場
 新生巨人は顔なじみのある面々が並ぶ。ドラフト3位佐々木は東洋大の1学年後輩。相手先発の山崎伊は大学ジャパンで共闘した同学年だ。「伊織はいいピッチャーなので。多彩で、なかなか点は取れない。粘り強く先制点を取られないように」。前回 9日広島戦では7回無失点で今季初勝利。この日は甲子園で調整を行った。隙を見せず、自身の連勝を狙う。
 勝利すれば岡田監督にとって球団監督通算485勝目。吉田義男氏(日刊スポーツ評論家)を超えて単独2位の勝利数となる。
 「自分の試合で絶対、とか気負いはせず。全員で勝ちたいと思います」
 ナイン一丸となり、伝統の一戦で節目の白星を届けてみせる。

 


 投手指名練習に参加した伊藤将司投手=阪神甲子園球場
 伊藤将は15日、先発予定の17日の巨人戦に向け甲子園で約30球のブルペン投球などを行った。「前回やられているので、直球の制球などは確認した」。10日の広島戦(甲子園)では自己ワーストタイの6失点で 2回KO。開幕から 2試合ともに 1、 2回に失点しており、立ち上がりが第一関門だ。前回の悔しさも踏まえ「繰り返さないようにやるだけ」と力を込めた。

 投内連係で 3塁に送球する伊藤将司投手=阪神甲子園球場
 17日の巨人戦に先発する阪神伊藤将司投手が、好相性を生かして復調を目指す。
 前回10日の広島戦は、自己ワーストタイの6失点で 2回KO。この 1週間は直球の制球を重点的に確認し「前回の反省ももちろんあるんですけど、やっぱり繰り返さないようにやるだけ」と力を込めた。本拠地での巨人戦は3完封を含む通算4勝2敗で、22年 5月22日から3連勝中。「去年は去年なんで」と隙を見せずに腕を振る。

 


 笑顔で体を動かす才木浩人投手=阪神甲子園球場
 甲子園で汗を流した才木は15日、今後に向けての課題を明かした。「真っすぐの調子がもうちょっと上がれば、フォークもどんどん振ってくれるかな、という感じはする」。14日の中日戦では 7回 1失点の好投で今季初勝利。 3試合に先発したが、感覚的には落ちる球に対して相手が振ってくれていないという。次回登板に向けて、武器を生かすためにも直球の切れを追い求めていく。

 


 森下翔太外野手=阪神甲子園球場
 森下翔太外野手が15日、16日の巨人戦から始まる甲子園6連戦に向けて意気込んだ。打線は現在 7試合連続で 2得点以下と元気がないが、セ・リーグトップタイの 3本塁打を放つ若虎が持ち前の一発でムードを変える。鮮やかなアーチで暗雲を吹き飛ばし、本拠地での進撃を開始する。
 その一発で何度も虎を救ってきた。今度も鋭いスイングでチームに立ち込める暗雲を吹き飛ばす。16日の巨人戦の当日券の発売はない。甲子園の満員のスタンドを脳裏に浮かべ、森下が誓った。


 森下翔太外野手(24年 4月 9日撮影)=阪神甲子園球場
 「ホームなのでお客さんもたくさん来てくれると思う。何とか6連戦でしっかり勝ち越したいなと思います」
 昨季、リーグ優勝、日本一に輝いたチームは、15試合を終えて6勝8敗1分けの4位に甘んじている。顕著なのが低調な打線だ。 7日の東京ヤクルト戦(神宮)から、 7試合連続で 2得点以下。チーム打率.206は12球団ワーストだ。チーム計99安打も広島と並んでセ・リーグワーストで、とにかく打てていない。岡田監督は守り勝つ野球を信条としているが、点を取らなくては勝てるわけがない。


 85年4月17日、阪神対巨人 2回戦  7回裏阪神二死 1、 2塁、逆転の3点本塁打を放ったバース内野手=阪神甲子園球場
 森下翔太外野手が甲子園初のバックスクリーン弾に腕ぶした。
 16日から6連勝中の2位巨人と甲子園で今季初の3連戦。 2戦目の17日は1985年(昭60)の同日に3番バース、 4番掛布雅之、5番岡田彰布の「バックスクリーン3連発」が生まれた伝説の記念日だ。今年は「甲子園&巨人戦&水曜日&ナイター」のすべてが39年ぶりに重なる巡り合わせ。セ界本塁打争いでトップタイに立つ背番号1が、豪快な再現弾でチームを勢いづける。
            ◇   ◇   ◇
 バース、掛布、岡田。ファンの記憶に深く刻まれる85年のバックスクリーン3連発は、まだ生まれていなかった森下にとっても胸躍るシチュエーションだ。16日から甲子園で始まる巨人3連戦の 2戦目が、昭和の「バックスクリーン3連発」記念日の 4月17日。「ファンの人たちは期待してもらったらいいんじゃないですかね」と令和の特大弾再現に意欲を見せた。


 85年4月17日、阪神対巨人  7回裏阪神二死、本塁打を放った掛布雅之内野手=阪神甲子園球場
 85年のあと、 4月17日に甲子園で巨人戦が行われたのは15年と22年の 2度で阪神はともに敗戦。15年は金曜日のナイター、22年は日曜日のデーゲームで、あの日と同じ水曜日のナイターは、意外にも39年の時を経て初めになる。そんな偶然の巡り合わせでバックスクリーンまで飛ばせば、ファンも最高の 1日になる。
 今季の3本塁打は巨人岡本和、中日細川と並びリーグ最多。打率1割台で14日の敵地中日戦で今季初めて7番に下がったが、インパクトのある2本の決勝アーチを放つなど、その勝負強さはチームに不可欠だ。昨年神宮ではバックスクリーンに運んだことがあるが、甲子園ではまだない。会心の一打で本塁打争いも単独トップに立てれば、これ以上のシナリオはない。
 巨人3連戦は、毎年恒例の夏イベント「ウル虎の夏」で着用する限定ユニホームのお披露目試合でもある。開場100周年に合わせ、甲子園をイメージする「緑」を前面に押し出し、両サイドには「100」と「∞(無限)」を表す黄色のラインが入った斬新なデザイン。「ファンの人が喜んでくれれば」と活躍で聖地を盛り上げる意気込みだ。


 85年4月17日、阪神対巨人  7回裏阪神二死、本塁打を放った岡田彰布内野手=阪神甲子園球場
 14日の中日戦は4番大山を含めて全打順を入れ替えた打線が当たり、何とか連敗を3で止めた。だが、打線は7試合連続2得点以下と低調が続き、借金も2つある。幸いにも週末の中日戦も含め、今季初めて6連戦を甲子園で戦える。「ホームなので、お客さんもたくさん来てくれると思うので、6連戦でしっかり勝ち越したいなと思います」。85年は巨人に逆転勝ちしたバックスクリーン3連発が開幕ダッシュを導き、日本一まで駆け上がるきかっけとなった。背番号1が吉兆弾を中越えに運び、虎を浮上させる。
◆85年 4月17日阪神-巨人戦(甲子園)シーズンの開幕 4戦目。阪神は 1- 3の 7回、巨人先発の槙原寛己投手
を攻めて二死 1、 2塁とし、3番バースが初球をバックスクリーンへの1号逆転3ラン。4番掛布はバックスクリーンやや左に2号ソロ。5番岡田も中堅クロマティが見上げる1号を描き、バックスクリーンのへ3者連続本塁打となった。工藤-福間を継いだ中西がプロ初セーブでこのリードを守り、阪神が 6- 5で逆転勝利。64年以来の優勝へ快進撃をスタートさせた。
▼阪神は 4月 6日東京ヤクルト戦での 4得点を最後に7試合連続2得点以下。これは12年 4月26日広島戦(甲子園)から 5月 6日巨人戦(甲子園)にかけての10試合連続以来、12年ぶり。10試合連続が59年と並んで球団ワーストタイ。この間は 1、 1、 2、 0、 2、 2、 2得点で2勝4敗1分けと負け越し。森下ら打線の奮起が待たれる。

 


 前川右京外野手=阪神甲子園球場
 出場2試合連続安打中の前川が15日、16日からの対巨人 3連戦へ気合を入れ直した。「ちゃんと準備して入ることが大事だと思う。そこは、今までと変わりなくやりたい」。今季は12試合で打率.290とバットで猛アピール中。14日の中日戦(バンテリンドーム)は 1― 1の 7回一死から右翼線 2塁打を放ち、中野の適時打で勝ち越しのホームを踏んだ。勢いに乗る若虎がホームでも沸かせる。

 


 キャッチボールをする髙橋遥人投手
 17日のウエスタン・リーグのオリックス戦(鳴尾浜)での実戦復帰が濃厚な髙橋遥人投手が、ブルペン投球などで調整した。
 度重なる手術からの復活が近く、和田 2軍監督は天候を見ながらベストコンディションを用意したい意向があり「 3つ(16日からのオリックス戦)のうち(どこか)でいければなという風には思っています」と明かした。髙橋は「緊張するんじゃないですか。(出力も)変わると思う。いつでも投げられるように。今の力を出せれば」と意気込んだ。

 

※ 4月16日の予告先発は、阪神・村上頌樹投手(25)―巨人・山﨑伊織投手(25)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね

 

 2024年シーズンのチームスローガン『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』

 リーグ優勝と日本一に輝き、王者として迎える2024年。
しかし王者といえど、野球に王道という道はない。ただ確かなことは、歩みを止めてはいけないということ。
 2024年も、阪神タイガースは挑戦をやめない。チャレンジャーとして、アレに向かって挑み続ける。
 そんな挑み続ける阪神タイガースの姿勢をスローガンにしたのが『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』です。

 

 

2024年 オープン戦順位表

 

2024年 公式戦順位表

 

2024年 公式戦日程表と結果(03月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(04月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(05月)

 

 

 

 

 

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