●村上頌樹投手(25)が18日、甲子園の室内練習場での投手指名練習に参加し、登板予定となっている19日の福岡ソフトバンクとのオープン戦(ペイペイドーム)に向けてキャッチボールなどで調整した。オープン戦12球団最多の11本塁打を誇る重量打線を相手に真っ向勝負を宣言。山川穂高内野手(32)らをねじ伏せ、シーズンへ自信をつける。博多に乗り込み、待っているのは強打者がズラリと並ぶ重量打線とのマッチアップ。仕上がりを試すうえでうってつけの相手との一戦を前に、村上は誓った。福岡ソフトバンクはここまで8勝3敗1分けでオープン戦首位に立ち、打線は12球団トップの11本塁打とパワーを発揮。山川、アダム・ウォーカー外野手(32)と新戦力も加わって厚みを増したラインアップとの激突となる。確認事項も携えてマウンドに立つ。村上を含めた開幕ローテーション投手陣は、オープン戦ラスト 5試合で仕上げに入る。 4月 4日の横浜DeNA戦での先発が有力な西勇輝投手(33)は、22日のオリックス戦に2番手以降で登板予定。雨天中止もあり 2軍戦で登板を重ねてきたが、初のオープン戦マウンドで最終調整する。大竹耕太郎投手(28)は23日の同戦で先発する見込み。門別啓人投手(19)は 2軍戦で調整を続ける予定だ。開幕 2戦目となる30日の巨人戦(東京ドーム)の先発を争う両左腕にとって、最後のアピールウイーク。リーグ連覇の鍵を握る投手陣が、この 5試合でギアを上げる。
●投手指名練習に参加した伊藤将司投手(27)は18日、登板予定の20日の福岡ソフトバンクとのオープン戦(ペイペイドーム)に向けて投球練習などを行った。好打者ぞろいの中で特に横浜高の 3学年先輩・近藤健介外野手(30)との対戦。昨季は打点王(87)、本塁打王(26)、最高出塁率(.431)と結果を残した先輩を抑えられれば、大きな手応えを得られる。13日の千葉ロッテ戦(ZOZOマリン)ではプロ入り後で初めて長袖姿で登板したが、寒さもしのげるドームのマウンドで、本当の意味での腕まくりをにおわせた。伊藤将司投手が20日の福岡ソフトバンク戦に先発する。横浜(神奈川)の先輩、近藤との対戦を心待ちにし意気込んだ
●阪神新セットアッパー候補の岡留英貴投手(24=亜細亜大學OB)が無失点継続に意欲を見せた。岡留は18日、オープン戦残り 5試合での登板へテーマを掲げた。春季キャンプでは岡田彰布監督(66)から投手MVPに選出され、今季の対外試合もここまで5戦連続無失点と順調。19、20日の福岡ソフトバンク戦で同郷・沖縄出身の山川との対戦がかなえばと意気込んだ。競った場面の登板が多くなることを想定。 1球の精度を上げていくことを意識した。
●中野拓夢内野手(27)は残り 5試合で本番モードに合わせる。中野が18日、残り 5試合となったオープン戦での打撃の意識を明かした。 9日の東京ヤクルト戦(甲子園)から 5試合連続で安打が出ていない。シーズンインに向けて、限られた実戦機会で修正を図る。本来のスタイルも入れながら開幕に向かう。17日の中日戦は欠場し、 2連休明けのラストスパートになる。
●阪神 4年目髙寺望夢内野手(21)が開幕生き残りへ必死な姿勢を見せた。 1軍帯同を続ける高卒 4年目の髙寺は18日、鳴尾浜の室内で約 1時間打撃練習を行った。オープン戦はここまで打率.250(8打数2安打)。スタメン出場した17日の中日戦(バンテリンドーム)は 3三振に終わり、ティー打撃とマシン打撃でフォームをチェックした。オープン戦残り 5試合に向け、開幕 1軍へ生き残る。
●さあ、ラスト5番勝負! 開幕スタメンを狙う前川右京外野手(20)がオープン戦最後のアピールへ気を引き締めた。前川は18日、鳴尾浜で取材に応じ、オープン戦残り 5試合に向けて決意した。打率.290と好調だが、現状に甘んじず、戦い抜く。
シーズン開幕まで残すは 5試合。19日からの福岡ソフトバンク戦 2試合、22日からのオリックス 3連戦が運命の分かれ道だ。現状、外野陣は中堅近本光司外野手(29)、右翼森下翔太外野手(23)が当確。残す左翼争いは、前川とシェルドン・ノイジー外野手(29)が一騎打ちの様相を呈している。連覇へのカギとして、岡田監督は新戦力の台頭をポイントに挙げてきた。今春キャンプでは前川を野手MVPに選出。指揮官の期待通り、ここまで先発した試合は4戦連続安打、オープン戦打率も2割9分と好調を維持してきた。それでも前川に緩みはない。課題も自覚する。ペイペイドームは、ルーキーイヤーの22年 3月にオープン戦でプレーして以来、 2度目。開幕 1軍入りをかけて、がむしゃらにプレーした 2年前とは、立場も意味合いも違う。成長を遂げた高卒 3年目の20歳。初の開幕スタメンへ、速度を緩めず全力で走り抜ける。

記事をまとめてみました。

 

 村上頌樹投手が18日、甲子園の室内練習場での投手指名練習に参加し、登板予定となっている19日の福岡ソフトバンクとのオープン戦(ペイペイドーム)に向けてキャッチボールなどで調整した。オープン戦12球団最多の11本塁打を誇る重量打線を相手に真っ向勝負を宣言。山川らをねじ伏せ、シーズンへ自信をつける。
 博多に乗り込み、待っているのは強打者がズラリと並ぶ重量打線とのマッチアップ。仕上がりを試すうえでうってつけの相手との一戦を前に、村上は誓った。


 投手指名練習に参加した村上頌樹投手=阪神甲子園球場
 「打線が強いイメージ。そこでしっかりと自分の投球ができるように。逃げないように、攻めた投球ができたら。打ち取れれば自信になると思いますし、今年もいけるんじゃないか、という雰囲気にもなると思う」
 福岡ソフトバンクはここまで8勝3敗1分けでオープン戦首位に立ち、打線は12球団トップの11本塁打とパワーを発揮。山川、ウォーカーと新戦力も加わって厚みを増したラインアップとの激突となる。昨季のMVP右腕から見ても「なかなかすごいメンツ」。だが、気持ちで負けては何も始まらない。「自分の球が投げられているか、真っすぐが良くなっているかどうか」と確認事項も携えてマウンドに立つ。


 キャッチボール中に笑顔を見せる村上頌樹投手=阪神甲子園球場
 16年に智弁学園(奈良)でセンバツ優勝投手となった阪神村上頌樹投手が、ブラスバンドの演奏が響く甲子園の隣、室内練習場で臨戦態勢を整えた。
 「今日、開会式だったので。自分もこの後に試合してたなあと思いながら」。当時は福井工大福井との開幕戦で大会第 1球を投げた。そんな思い出を胸に、先発予定の19日福岡ソフトバンク戦(ペイペイドーム)へ向け調整。開幕 2カード目、 4月 2日の横浜DeNA戦(京セラドーム大阪)での先発へ、これが最後の 1軍ゲームとなる。


 ダッシュする村上頌樹投手=阪神甲子園球場
 相手に不足はない。近藤、柳田、山川とタカ打線には強力メンバーが並ぶ。「打線強いなあ…というイメージはあります。逃げないように。攻めたピッチングができたら」と真っ向勝負の構え。「ここで打ち取ることができれば自信になるし『今年もいけるんじゃないか』という雰囲気にもなると思う」。万全の状態で 4月を迎え「火曜日の男」として白星を量産したいところだ。
 照準を合わせる京セラドーム大阪でのホーム開幕戦で、女子マラソンの前田穂南(27=天満屋)が始球式を務めることが、この日発表された。 1月28日の大阪国際女子マラソンで19年ぶりの日本記録を樹立。パリ五輪出場内定の波に乗るアスリートが援軍として駆けつける。「(前田の勢いに)あやかりたいですね」と笑顔も見せた。


 伊藤将司投手と談笑する村上頌樹投手=阪神甲子園球場
 村上を含めた開幕ローテーション投手陣は、オープン戦ラスト 5試合で仕上げに入る。 4月 4日の横浜DeNA戦での先発が有力な西勇は、22日のオリックス戦に2番手以降で登板予定。雨天中止もあり 2軍戦で登板を重ねてきたが、初のオープン戦マウンドで最終調整する。大竹は23日の同戦で先発する見込み。門別は 2軍戦で調整を続ける予定だ。開幕 2戦目となる30日の巨人戦(東京ドーム)の先発を争う両左腕にとって、最後のアピールウイーク。リーグ連覇の鍵を握る投手陣が、この 5試合でギアを上げる。

 


 ブルペンで投球する伊藤将司投手=阪神甲子園球場
 投手指名練習に参加した伊藤将は18日、登板予定の20日の福岡ソフトバンクとのオープン戦(ペイペイドーム)に向けて投球練習などを行った。
 「いい打者がいっぱいいるので、そこでもストレートで押せるようにやっていけたら」


 キャッチボールする伊藤将司投手。後方は安藤優也投手コーチ=阪神甲子園球場
 好打者ぞろいの中で特に横浜高の 3学年先輩・近藤との対戦は「たぶんないと思う。そこで経験できたらいいなと思いますね」。昨季は打点王(87)、本塁打王(26)、最高出塁率(.431)と結果を残した先輩を抑えられれば、大きな手応えを得られる。

 


 ブルペンで投球練習する伊藤将司投手。左は安藤優也投手コーチ=阪神甲子園球場

 13日の千葉ロッテ戦(ZOZOマリン)ではプロ入り後で初めて長袖姿で登板したが、「そろそろ半袖でいきたいですね」。寒さもしのげるドームのマウンドで、本当の意味での腕まくりをにおわせた。

 福岡ソフトバンク近藤健介外野手封じに意欲を燃やす伊藤将司投手=阪神甲子園球場
 伊藤将司投手が20日の福岡ソフトバンク戦に先発する。
 横浜(神奈川)の先輩、近藤との対戦を心待ちにし「いいバッターが多いので、そこでもストレートで押せるように」と意気込んだ。 4月 3日の横浜DeNA戦(京セラドーム)での先発が有力な左腕は、 1軍ゲームは開幕までこれが最後となる。「残り試合が少ないので、良い調整ができたら」と力を込めた。

 


 岡留英貴投手=バンテリンドームナゴヤ
 岡留は18日、オープン戦残り 5試合での登板へ「一球一球の精度をもうちょっと上げること、打者を見て、しっかりと意図して投げること」とテーマを掲げた。春季キャンプでは岡田監督から投手MVPに選出され、今季の対外試合もここまで5戦連続無失点と順調。19、20日の福岡ソフトバンク戦で同郷・沖縄出身の山川との対戦がかなえば「なんとか(抑えられるように)頑張ります」と意気込んだ。

 岡留英貴投手=バンテリンドームナゴヤ
 阪神新セットアッパー候補の岡留英貴投手が無失点継続に意欲を見せた。
 ここまで紅白戦を含めて 7試合 9回無失点。「結果的にゼロというだけで、悪い時も守備にすごい助けられる時もあった。運もあるので、全然です」と納得はせず。競った場面の登板が多くなることを想定。 1球の精度を上げていくことを意識し「打者を見て、しっかり意図して投げたい」と語った。

 


 中野拓夢内野手=バンテリンドームナゴヤ
 中野が18日、残り 5試合となったオープン戦での打撃の意識を明かした。「最近ちょっと引っ張りにかかった部分が、自分の中ではあった。もう一回センターから逆方向というところを意識しながらやっていきたい」。 9日の東京ヤクルト戦(甲子園)から 5試合連続で安打が出ていない。シーズンインに向けて、限られた実戦機会で修正を図る。

 16日、中日戦で笑顔を見せる中野拓夢内野手=バンテリンドームナゴヤ
 中野拓夢内野手は残り 5試合で本番モードに合わせる。
 オープン戦打率0割9分1厘。強い打球を打つことをテーマに昨年までと違った打撃スタイルを試してきた。「最近ちょっと引っ張りにかかっていたので、中堅から逆方向を意識しながら、残りの 5試合をやっていきたい」と、本来のスタイルも入れながら開幕に向かう。17日の中日戦は欠場し、 2連休明けのラストスパートになる。

 


 髙寺望夢内野手=バンテリンドームナゴヤ
  1軍帯同を続ける高卒 4年目の阪神・髙寺は18日、鳴尾浜の室内で約 1時間打撃練習を行った。オープン戦はここまで打率.250(8打数2安打)。スタメン出場した17日の中日戦(バンテリンドーム)は 3三振に終わり、「昨日打ちたかった」とティー打撃とマシン打撃でフォームをチェックした。オープン戦残り 5試合に向け、「準備をして、しっかり思い切ってやるだけ」と開幕 1軍へ生き残る。

 10日、打撃練習に励む髙寺望夢内野手=阪神甲子園球場
 阪神 4年目髙寺望夢が開幕生き残りへ必死な姿勢を見せた。
 博多への出発前に鳴尾浜で約 1時間も打ち込んだ。 8日から 1軍昇格して8打数2安打。開幕 1軍への正念場を迎える。「昨日(17日)はダメだったので。 1軍は練習量がファームと比べて少ない。しっかりバット振りたかった。出たところでしっかりやれるように準備して、思い切ってやるだけです」と気合を込めた。

 

 前川は18日、鳴尾浜で取材に応じ、オープン戦残り 5試合に向けて決意した。「今までと同様にちゃんと気を引き締めて、一試合一試合、一打席一打席にしっかりと準備して入りたい」。打率.290と好調だが、「まだ打ってはいけない球とかに手を出したりしている。ちゃんと我慢して、打つべき球をしっかりと打てるようにしたい」と現状に甘んじず、戦い抜く。

 前川右京外野手
 さあ、ラスト5番勝負! 開幕スタメンを狙う前川右京外野手がオープン戦最後のアピールへ気を引き締めた。
 開幕戦まで残すは 5試合。左翼争いでシェルドン・ノイジー外野手(29)と一騎打ちの様相を呈する中、ここまでオープン戦打率は2割9分と好調を維持している。19日から始まる福岡ソフトバンク戦(ペイペイドーム)に向けて移動。今春キャンプの野手MVPが、開幕の定位置奪取へラストスパートをかける。

            ◇   ◇   ◇
 グラウンド外でも、前川の表情には覚悟がにじんでいた。福岡への移動前、スーツ姿で取材に対応。落ち着いた口調で、決意を口にした。
 「今まで同様、ちゃんと気を引き締めて。 1試合 1試合、 1打席 1打席。しっかり準備して入りたいなと思います」


 24年 3月 5日、ノックを受けて笑顔を見せる前川右京外野手=阪神甲子園球場

 シーズン開幕まで残すは 5試合。19日からの福岡ソフトバンク戦 2試合、22日からのオリックス 3連戦が運命の分かれ道だ。現状、外野陣は中堅近本、右翼森下が当確。残す左翼争いは、前川とノイジーが一騎打ちの様相を呈している。「その辺は僕はなんとも言えないと思うので。ちゃんと自分のできることはしっかりして、結果を残せるように頑張りたい」。地に足をつけ、自分の打席に集中する。
 連覇へのカギとして、岡田監督は新戦力の台頭をポイントに挙げてきた。今春キャンプでは前川を野手MVPに選出。指揮官の期待通り、ここまで先発した試合は4戦連続安打、オープン戦打率も2割9分と好調を維持してきた。それでも前川に緩みはない。「まだ打ったらいけない球に手を出したりしている。ちゃんと我慢して、打つべき球をしっかり打てるようにしたい」と課題も自覚する。


 24年 3月 6日、東北楽天戦の 2回、右前打を放った前川右京外野手=阪神甲子園球場

 29日開幕戦で先発予定の巨人戸郷とは昨季 5打席対戦。4打数2安打と好相性を誇る相手だ。一方、ノイジーは18打数3安打とデータ的には前川に分がある。ラスト 5試合で最後のアピールが決まれば、いよいよ定位置奪取も見えてくる。
 ペイペイドームは、ルーキーイヤーの22年 3月にオープン戦でプレーして以来、 2度目。「ドーム球場なので、もう 1回ちゃんとグラウンド状況とか(ボールの)見え方とかを確認して入りたい」。開幕 1軍入りをかけて、がむしゃらにプレーした 2年前とは、立場も意味合いも違う。成長を遂げた高卒 3年目の20歳。初の開幕スタメンへ、速度を緩めず全力で走り抜ける。

◆阪神の外野争いメモ
 岡田監督は中堅近本を除く両翼は白紙として沖縄・宜野座キャンプでバトルをあおった。右翼は森下に当確ランプがともっており、左翼はノイジーと前川の一騎打ちの様相。ミエセスは代打起用が濃厚で、小野寺は 1、 3塁も守れるユーティリティーとしての立ち位置。 1軍キャンプで力をつけた井上、野口らは 2軍戦で再浮上を期している。岡田監督は「3と6のとこやからな」と3番と6番の打順は両翼をつかんだ選手に任せる方針を明かしていた。

 

 2024年シーズンのチームスローガン『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』

 リーグ優勝と日本一に輝き、王者として迎える2024年。
しかし王者といえど、野球に王道という道はない。ただ確かなことは、歩みを止めてはいけないということ。
 2024年も、阪神タイガースは挑戦をやめない。チャレンジャーとして、アレに向かって挑み続ける。
 そんな挑み続ける阪神タイガースの姿勢をスローガンにしたのが『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』です。

 

 

2024年 日程表と結果(02月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(03月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(04月)

 

 

 

 

 

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