●阪神は 7日、大阪市内で激励会を実施。冒頭のあいさつに臨んだ岡田彰布監督(66)が、 3月29日の巨人戦(東京ドーム)の開幕戦先発に青柳晃洋投手(30)を起用すると明言した。青柳は昨季に続き、2年連続で開幕投手を務める。最終試験の前から決めていた。岡田監督は壇上に呼ばれると、主席者をぐるりと見渡した。球団初のセ・リーグ連覇への道は青柳から-。打倒・巨人を30歳右腕に託す。
●岡田彰布監督が15日の中日戦(バンテリンドーム)から〝ガチンコ采配〟をすることを 7日、語った。オープン戦は開幕6連敗中。 8日のヤクルト戦で7戦7敗となれば球団ワースト記録となるが、意に介さず、ノーサインで選手たちの状態アップを最優先させるという。ドーム球場なら天候を気にすることなく、主力の出場機会を存分に確保できる。天候とにらめっこしながら、土台作りに専念させる。開幕投手を青柳と発表。昨季からの底上げを実感しているだけに焦る必要はない。ベストメンバーはまだ先。岡田監督は青写真をしっかりと描いている。
●阪神は 7日、大阪市内で激励会を実施し、岡田彰布監督が冒頭のあいさつで、今季の開幕投手( 3月29日、対巨人、東京ドーム)に青柳晃洋投手を起用することを明言。これを受けて青柳は取材に応じ、心境を語った。大役は今季が 2年連続 2度目だ。自身初の開幕投手を務めた昨季は18試合登板で8勝6敗、防御率4.57。思うような成績は残せず、一方でオフの自主トレをともに行った村上頌樹投手(25)はMVP&新人王を獲得するブレークを果たし、今季の開幕投手争いは混とんとしていた。その中で受けた指名だけに、身が引き締まる思いも強い。開幕まで丸 3週間前となる登板予定の 8日のオープン戦・東京ヤクルト戦(甲子園)から、「3.29」に向けて動き出す。
●阪神は 7日、兵庫・西宮市内の西宮神社で必勝祈願を行い、岡田彰布監督は絵馬に「連覇」と書き込み、決意を新たにした。西宮神社の吉井良英権宮司は、リーグ連覇を目指す阪神について油断大敵を指摘した。
●阪神は 7日、西宮神社で必勝祈願、甲子園で全体練習を行った。発熱の影響で 6日の練習を欠席していた才木浩人投手(25)が復帰し、短い距離でのキャッチボールなどを行った。当初に予定していた 9日の東京ヤクルト戦(甲子園)の登板は回避するが見通しを明かした。先発が有力となっている開幕 3戦目の31日巨人戦へ、次戦は来週となる。
●佐藤輝明内野手(24)は開幕前最後の甲子園で快音締めといきたいところだ。佐藤輝が 8日からの甲子園 3連戦での打撃復調を誓った。オープン戦は 3日の北海道日本ハム戦(札幌ドーム)から2試合連続無安打中だが、全体練習では感覚を確かめるようにバットを振った。また、西宮神社では連覇を祈願した。
●髙寺望夢内野手(21)が、 8日の東京ヤクルト戦から 1軍に昇格することが 7日、分かった。鳴尾浜でノックを受けるなど汗を流し、アピールを誓った。高卒 4年目は春季キャンプ中からの対外試合7試合で打率.520(25打数13安打)と絶好調。 2、 3日の教育リーグ広島戦(由宇)では計9打数5安打の大暴れだった。 6日の同福岡ソフトバンク戦は無安打も、絶好調を維持している若武者が開幕 1軍をかけて甲子園に乗り込む。現状、内野手の控えは植田海内野手(27)や熊谷敬宥内野手(28)ら走守が目立つ中、指揮官は定着に期待を込めた。若虎がチームを活性化する。
●前川右京外野手(20)が筒井壮外野守備走塁コーチ(49)から左翼守備の指導を受けた。キャッチボール、送球練習など20分にわたって確認。 6日の東北楽天戦(甲子園)で左前打をファンブルし、走者の生還を許した場面もあり改善に取り組んだ。外野のレギュラー奪取に向けて、守備でもレベルアップを続ける。前日 6日の東北楽天戦では捕球をミスする失策を犯しており、左翼を狙う若虎が挽回を期した。
●井上広大外野手(22)が甲子園でのオープン戦残り 3戦に向けて意気込んだ。 6日の東北楽天戦(甲子園)では左越えの適時 2塁打を放つなど 2安打。チャンスをつかんだ。目の前の 1打席に集中し、アピールを続ける。確認ポイントについては「走攻守すべてです」とアピールを誓った。
●カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024<欧州代表-日本代表>関西のファンに背中を押され、痛烈な打球が遊撃手のグラブの左をかすめる。森下翔太外野手(23)が泥臭く、トップチームで〝初めて〟安打を放った。昨年11月のアジアチャンピオンシップに続いて代表に選出されたが、24歳以下または入団 3年目以内という参加資格(オーバーエージ枠を除く)の下だった。今回は年齢の近い大学生も招集されたこともあり、積極的に後輩に話しかけた。この日の試合前練習では宗山塁内野手(21=明治大學)に追い込まれてからの対応について問われ助言。追い込まれてからでもHランプを灯して、自ら試合で実演してみせた。近藤健介外野手(福岡ソフトバンク=30)と村上宗隆内野手(東京ヤクルト=24)というWBC優勝メンバーに挟まれ、試合に臨んだ。背番号1に快音が響いたのは 3回。一死 1塁、カウント 2― 2から真ん中に入った変化球をとらえ鋭く 3遊間を抜いた。 1回は併殺打と先制の好機をつぶしていただけに、つなぐ一心で放った。今秋に開催されるプレミア12に向けても井端監督にアピールし、胸を張ってシーズン開幕を見据えた。
●中野拓夢内野手(27)は「7番・2塁」で先発出場した。 4回に粘って 7球目を左翼線へ運ぶ 2塁打を放って持ち味を発揮。 8日からは甲子園に合流する。選手会長として虎を引っ張っていく。

記事をまとめてみました。

 

 阪神は 7日、大阪市内で激励会を実施。冒頭のあいさつに臨んだ岡田彰布監督が、 3月29日の巨人戦(東京ドーム)の開幕戦先発に青柳晃洋投手を起用すると明言した。
 壇上で指揮官は「 3月29日は、青柳でタイガースはスタートしたいと思うので。日本シリーズから連投なるけど、大丈夫なん?(笑) 去年もそうでしたけど、青柳で 3月29日、東京ドームでね、2024年のまた新しい、強いタイガースをお披露目するね、一番の絶好の機会なので」と語った。青柳は昨季に続き、2年連続で開幕投手を務める。


 激励会であいさつをする岡田彰布監督。サプライズで開幕投手・青柳を発表した=大阪市内のホテル
 岡田彰布監督が 7日、大阪市内のホテルで行われた「2024年 阪神タイガース激励会」に出席。29日の巨人との開幕戦(東京ドーム)で青柳晃洋投手を先発させることを発表した。「新しい、強いタイガースをお披露目する」-。2年連続で大役を任される青柳は満面の笑みを浮かべながら「ベストな状態」にすると約束した。
 最終試験の前から決めていた。岡田監督は壇上に呼ばれると、主席者をぐるりと見渡した。球団初のセ・リーグ連覇への道は青柳から-。打倒・巨人を30歳右腕に託す。
 「 3月29日は青柳でタイガースはスタートしたい。2024年の新しい、強いタイガースをお披露目する、一番の絶好の機会なんで」


 キャッチボールをする青柳晃洋投手。 2年連続の大役が決まった=阪神甲子園球場
 西宮神社で必勝祈願をし、甲子園で全体練習。そこでも大役について明言することはなかったが、杉山オーナーらが見守る阪神電鉄本社主催のビッグイベントで温めていた考えを解き放った。
 青柳は昨年11月 5日のオリックスとの日本シリーズ第 7戦(京セラ)で先発し、 5回途中無失点。日本一へ貢献した。指揮官は「日本シリーズから〝連投〟になるけど、大丈夫か?」とジョークを交えて打倒・巨人を厳命した。サプライズ発表に青柳も激励会中に急きょ取材対応。「突然でした」と驚きつつも「昨年のふがいない成績(8勝)から、こうやって期待して開幕ゲームに選んでもらえるのはすごく光栄。期待に応えられるように、ベストな状態で開幕を迎えられるように頑張っていきたい」と決意を新たにした。

 

 岡田彰布監督が15日の中日戦(バンテリンドーム)から〝ガチンコ采配〟をすることを 7日、語った。
 「まだ、サイン決めてないんよ。ミーティングも何もしていない。もう少ししたらチームとして機能するように、チームとしてゲームに勝ちにいく」
 オープン戦は開幕6連敗中。 8日のヤクルト戦で7戦7敗となれば球団ワースト記録となるが、意に介さず、ノーサインで選手たちの状態アップを最優先させるという。
 「千葉(12日、対千葉ロッテ、ZOZOマリン)もなぁ。また、ちょっと寒いとか。明日、雪らしいで。東京、また…。(15日の)名古屋から、ちゃんとできるからな」


 神社参拝する岡田彰布監督=兵庫県西宮市・西宮神社
 ドーム球場なら天候を気にすることなく、主力の出場機会を存分に確保できる。天候とにらめっこしながら、土台作りに専念させる。開幕投手を青柳と発表。昨季からの底上げを実感しているだけに焦る必要はない。
 「そんな(サインで)縛ることもない。(選手は)打席の中では今年自分が目指している打ち方を早く確立するようにやっているだけやから。何もしてないから打ったら点が入るし、打たんかったら点は入らん。今はそれだけのことやからな」
 ベストメンバーはまだ先。岡田監督は青写真をしっかりと描いている。

 

 阪神は 7日、大阪市内で激励会を実施し、岡田彰布監督が冒頭のあいさつで、今季の開幕投手( 3月29日、対巨人、東京ドーム)に青柳晃洋投手を起用することを明言。これを受けて青柳は取材に応じ、心境を語った。
 「突然でした。びっくりはしましたけど、うれしく思ったのが一番。『よっしゃ』でも『おお』でもなく、頑張ろうという気持ちが一番ですね」


 激励会で取材に応じる青柳晃洋投手=大阪市内のホテル
 大役は今季が 2年連続 2度目だ。自身初の開幕投手を務めた昨季は18試合登板で8勝6敗、防御率4.57。思うような成績は残せず、一方でオフの自主トレをともに行った村上はMVP&新人王を獲得するブレークを果たし、今季の開幕投手争いは混とんとしていた。その中で受けた指名だけに、「自分が狙っていたところにしっかりと当てはめてもらえたというのはうれしく思いますし、去年の結果的にはふがいないところで、ほかに活躍した選手がいる中で、開幕ゲームに選んでもらえたのはすごくうれしいことですね」と身が引き締まる思いも強い。


 青柳晃洋投手=阪神甲子園球場
 壇上では岡田監督が「日本シリーズから連投になるけど、大丈夫なん?(笑)」とジョークを飛ばしたが、右腕も「ちょっと肩が張っているので、厳しいですね(笑)」と華麗にジョークを発した。続けて「でも、そういう大事な試合で選んでもらえたというのを意気に感じて、自分の中でベストなパフォーマンスが出せるように調整していくだけだと思う」と意欲満々。開幕まで丸 3週間前となる登板予定の 8日のオープン戦・東京ヤクルト戦(甲子園)から、「3.29」に向けて動き出す。

 


 西宮神社を参拝する岡田彰布監督=兵庫県西宮市・西宮神社
 阪神は 7日、兵庫・西宮市内の西宮神社で必勝祈願を行い、岡田彰布監督は絵馬に「連覇」と書き込み、決意を新たにした。

 西宮神社を参拝した岡田彰布監督=兵庫県西宮市・西宮神社

 この日は選手、フロントも含めて約 130人で参拝。事前の告知はなかったが、阪神ファン約 300人が集まった。

 必勝祈願で西宮神社を訪れ、おはらいを受ける阪神ナインら。右奥は岡田彰布監督=兵庫県西宮市・西宮神社
 西宮神社の吉井良英権宮司は、リーグ連覇を目指す阪神について「久しぶりの優勝ということで、みなさん気が緩まないように、引き締めて試合に臨んでいただきたい」と油断大敵を指摘した。

 必勝祈願後に、自身が書いた絵馬を手に取材に応じる岡田彰布監督=兵庫県西宮市・西宮神社
 祝詞の際には「六甲おろしの吹くがごとく、攻めに攻め、守りては六甲の山並みのごとく、堅く守り抜きて、輝かしき連覇への道に向け」と必勝祈願。「2連覇をかなえていただけるようにお祈り申し上げました」と話した。

 


 必勝祈願祭に臨む、左から青柳晃洋投手、才木浩人投手、伊藤将司投手=兵庫県西宮市・西宮神社
 阪神は 7日、西宮神社で必勝祈願、甲子園で全体練習を行った。発熱の影響で 6日の練習を欠席していた才木が復帰し、短い距離でのキャッチボールなどを行った。「熱も昨日( 6日)の夜くらいには下がったので、大丈夫だった」。当初に予定していた 9日の東京ヤクルト戦(甲子園)の登板は回避するが「ちょっと(登板の)間が空くので(ブルペンで) 2回くらい調整する感じ」と見通しを明かし、安藤投手コーチは次回登板に関して「とりあえず一旦、様子見で。体の状態を見ながら」と話した。


 キャッチボールを行う才木浩人投手=阪神甲子園球場
 才木浩人投手が甲子園で 1軍全体練習に復帰した。
 発熱で前日 6日の練習を欠席。 5日夜は39度 5分の熱があったが、熱は下がってインフルエンザや新型コロナウイルスも陰性だった。この日はアップから練習に入り、キャッチボールでも元気な姿を披露した。当初予定していた 9日東京ヤクルト戦先発は回避するが「全然大丈夫だと思います。明後日の登板が飛んだだけで、そこから普通に行くと思う。全然問題なしです」と笑顔。先発が有力となっている開幕 3戦目の31日巨人戦へ、次戦は来週となる。

 


 必勝祈願祭に臨む佐藤輝明内野手(中央)=兵庫県西宮市・西宮神社
 阪神は 7日、西宮神社で必勝祈願、甲子園で全体練習を行った。佐藤輝が 8日からの甲子園 3連戦での打撃復調を誓った。「いい感触をつかんでいきたい。いい当たりを打てればいいかなと思います」。オープン戦は 3日の北海道日本ハム戦(札幌ドーム)から2試合連続無安打中だが、全体練習では感覚を確かめるようにバットを振った。また、西宮神社では「しっかりと参拝したので、気持ちが伝わった」と連覇を祈願した。

 ティー打撃を行う佐藤輝明内野手=阪神甲子園球場
 佐藤輝明内野手は開幕前最後の甲子園で快音締めといきたいところだ。
 キャンプから好調を維持しながら、オープン戦打率は 6試合出場で1割6分7厘とやや湿り気味。開幕前の甲子園ゲームは 8日からの東京ヤクルト 2連戦、10日巨人戦で最後となるだけに「いい感触をつかんで。いい当たりを打てるように頑張ります」。前日 6日楽天戦では風に流された飛球を落球しており、甲子園の風や土についても「しっかり確認していきます」と力を込めた。

 


 阪神タイガース必勝祈願祭でお神酒をいただく髙寺望夢内野手=兵庫県西宮市・西宮神社
 髙寺望夢内野手が、 8日の東京ヤクルト戦から 1軍に昇格することが 7日、分かった。鳴尾浜でノックを受けるなど汗を流し、「 1打席でもなんでも、準備が大切になってくる」とアピールを誓った。
 高卒 4年目は春季キャンプ中からの対外試合7試合で打率.520(25打数13安打)と絶好調。岡田監督は「ずっと調子ええみたいでなぁ」と話した。現状、内野手の控えは植田や熊谷ら走守が目立つ中、指揮官は「そこでねぇ、打つ方でアピールできるヤツがおった方がええわ、そらなぁ」と定着に期待を込めた。
 「レギュラーの先輩と競えるくらいの技術をつけていかないといけないと思ってやってきた」と高寺。若虎がチームを活性化する。


  6日、福岡ソフトバンク戦に出場した髙寺望夢内野手=阪神鳴尾浜球場(愛称=タイガース・デン)
 阪神 4年目の高寺望夢内野手が、 8日の東京ヤクルト戦(甲子園)から 1軍に合流することが決まった。 2軍からの推薦を受けた岡田監督は「ずっと調子ええみたいでなあ」と期待。 2、 3日の教育リーグ広島戦(由宇)では計9打数5安打の大暴れだった。 6日の同福岡ソフトバンク戦は無安打も、絶好調を維持している若武者が開幕 1軍をかけて甲子園に乗り込む。


 教育リーグの福岡ソフトバンクに出場した髙寺望夢内野手=阪神鳴尾浜球場
 指揮官は映像でのチェックはしていないというが、状態の良さを 2軍首脳陣から聞いていた。現状、 1軍の代打枠は糸原、原口らが控えるが「そら当然当然、そらあるよ」と、結果を残せば 1軍メンバーとして生き残りもあるとした。熊谷、植田ら代走要員は「重宝できるけど、ちょっとバッティングしんどいしなあ」とし「そこでね、打つ方でアピールできるヤツがおった方がええわ」とヒットメーカーの出現を待ち望んだ。 2軍鳴尾浜で練習した高寺は「 1打席でもなんでも。準備が大切。アピールできれば」と力を込めた。

 


 シートノックの前川右京外野手=阪神甲子園球場
 阪神は 7日、西宮神社で必勝祈願、甲子園で全体練習を行った。前川が筒井外野守備走塁コーチから左翼守備の指導を受けた。キャッチボール、送球練習など20分にわたって確認。 6日の東北楽天戦(甲子園)で左前打をファンブルし、走者の生還を許した場面もあり「昨日エラーしてしまったので、それを生かせるように、もっと視野を広くしてという感じです」と改善に取り組んだ。外野のレギュラー奪取に向けて、守備でもレベルアップを続ける。

 シートノックで左翼に入る前川右京外野手=阪神甲子園球場
 前川右京外野手がスローイング練習に時間を割いた。
 甲子園での全体練習では、打撃練習中に筒井 1軍外野守備走塁コーチとマンツーマンで守備練習。左翼守備の際、左翼線の打球を処理して回転しながら送球する練習を繰り返した。「ちょっと(腕が)下がっていたので、ちょっと上から投げるって感じです」と意識。前日 6日の東北楽天戦では捕球をミスする失策を犯しており、左翼を狙う若虎が挽回を期した。

 


 打撃練習する井上広大外野手=阪神甲子園球場
 阪神は 7日、西宮神社で必勝祈願、甲子園で全体練習を行った。井上が甲子園でのオープン戦残り 3戦に向けて「走攻守すべてやってゲームに出続けられる。準備をして頑張るだけ」と意気込んだ。 6日の東北楽天戦(甲子園)では左越えの適時 2塁打を放つなど 2安打。岡田監督が「甲子園の間は( 1軍に)置いとくよ」と話し、チャンスをつかんだ。「先のことを見ていてもダメだと思う。明日は明日だと思って、しっかりとやっていきたい」と目の前の 1打席に集中し、アピールを続ける。

 フリー打撃練習をする井上広大外野手=阪神甲子園球場
 井上広大外野手は1軍外野枠争い生き残りへ、 1打席 1打席に集中する。
 前日 6日東北楽天戦では左翼フェンス直撃の 2塁打を放つなど 2安打を放ち、 1軍に生き残っている状態だ。 8日からの甲子園3連戦でメンバーが絞り込まれる可能性があり「 1日 1日頑張らないといけない。先のことを見ていてもダメ。明日は明日でしっかりやっていきたい」と強調。確認ポイントについては「走攻守すべてです」とアピールを誓った。

 

 カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024<欧州代表 0- 2日本代表>◇7日◇京セラドーム大阪
 関西のファンに背中を押され、痛烈な打球が遊撃手のグラブの左をかすめる。森下翔が泥臭く、トップチームで〝初めて〟安打を放った。
 「状態としてはそこまで良くなかったが、その中でもこういう一本が出ることは次につながる。これを生かして、自信をもってシーズンを迎えるようにしたい」
 昨年11月のアジアチャンピオンシップに続いて代表に選出されたが、24歳以下または入団 3年目以内という参加資格(オーバーエージ枠を除く)の下だった。今回は年齢の近い大学生も招集されたこともあり、積極的に後輩に話しかけた。


  3回、安打を放った侍ジャパン・森下翔太外野手=京セラドーム大阪
 この日の試合前練習では宗山(明大)に追い込まれてからの対応について問われ「それでも失投を逃さないように割り切ることが大事」と助言。追い込まれてからでもHランプを灯して、自ら試合で実演してみせた。
 近藤(福岡ソフトバンク)と村上(東京ヤクルト)というWBC優勝メンバーに挟まれ、試合に臨んだ。背番号1に快音が響いたのは 3回。一死 1塁、カウント 2― 2から真ん中に入った変化球をとらえ鋭く 3遊間を抜いた。 1回は併殺打と先制の好機をつぶしていただけに、つなぐ一心で放った。今秋に開催されるプレミア12に向けても井端監督にアピールし、胸を張ってシーズン開幕を見据えた。
 「野球のつながりもできた 4日間で、楽しかった。もうあとはチームのことだけ。シーズンを終えたときに(侍ジャパンに)選んでもらえるようなシーズンを迎えたい」
 今年も虎の一員として成績を残して、もう一度、日の丸を背負う。自信をつけた侍が、開幕に向けて仕上げていく。

 


  4回、 2塁打を放った侍ジャパン・中野拓夢内野手=京セラドーム大阪
 中野は「7番・2塁」で先発出場した。 4回に粘って 7球目を左翼線へ運ぶ 2塁打を放って持ち味を発揮。「ヒットを打たないで帰るのは嫌だった。森下も先に打ちましたし、打たなかったら何言われるかわからなかったので」と後輩の安打に奮起した。 8日からは甲子園に合流する。「ここで緊張感を経験できたのは非常に大きなこと」と、選手会長として虎を引っ張っていく。

 

 2024年シーズンのチームスローガン『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』

 リーグ優勝と日本一に輝き、王者として迎える2024年。
しかし王者といえど、野球に王道という道はない。ただ確かなことは、歩みを止めてはいけないということ。
 2024年も、阪神タイガースは挑戦をやめない。チャレンジャーとして、アレに向かって挑み続ける。
 そんな挑み続ける阪神タイガースの姿勢をスローガンにしたのが『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』です。

 

 

2024年 日程表と結果(02月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(03月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(04月)

 

 

 

 

 

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