●岡田彰布監督(66)が 5日、今季の先発ローテーションの理想型を明かした。東北楽天戦(甲子園)は雨天中止となり、今後は 2軍戦も活用。シーズンが開幕すれば 1カード 3連戦の真ん中に伊藤将司投手(27)、大竹耕太郎投手(28)ら左腕を入れるプランを語った。強力な先発陣が〝オカダの策〟でさらに輝き、連覇を実現させる。右、左、右! 右、左、右!! 岡田流、連覇への大号令だ。開幕を力強く踏み出し、それぞれの力を最大限に引き出すために-。並べ方は、おのずと見えてくる。先発ローテーションへの揺るぎない理想を、岡田監督が明かした。この日は、甲子園100周年の〝開幕戦〟となるはずだった東北楽天とのオープン戦が雨天中止となり、先発陣の貴重な調整の場も奪われたが、確固たる理想があるから、慌てず騒がず準備を進めさせるだけだ。まず「右」の 2投手はがっちりとローテにハマってくれている。この日先発予定だった村上頌樹投手(25)は、中止を受けて 6日の教育リーグ・ソフトバンク戦(鳴尾浜)での登板に回ることとなった。このまま〝週の前半〟での調整を続ける見込みで、開幕 4戦目の横浜DeNA戦のカード頭( 4月 2日、京セラ)での登板が有力だ。才木浩人投手(25)は 3日の北海道日本ハム戦(札幌ドーム)に先発し 4回無失点と好投したが、このまま中 6日で投げ続け巨人との開幕カード 3戦目(東京ドーム)に回ると見られる。速球派右腕の 2人は配置できており〝理想〟まではもう少しだ。勝負どころになれば、臨機応変に策を打つのも岡田流。理想のローテから、連覇への道が開ける。
●村上は先発予定だった 5日の東北楽天戦が雨天中止となり、 6日の教育リーグ・福岡ソフトバンク戦(鳴尾浜)に登板する。次回登板は球数次第で 3ー 4回を消化する予定。昨年のセ・リーグMVP右腕が状態を上げる。
● 6日の東北楽天戦(甲子園)に先発する伊藤将はキャッチボール、ランニングなどで調整した。前回 2月23日の巨人戦(那覇)では 1回に集中打を浴びて 7失点。それでも岡田監督の信頼は揺るがなかった。
●実戦初登板に臨む予定だった大竹は、 6日の同戦に回る。左肩のガングリオン(良性腫瘍)除去の処置で出遅れたが万全だ。先発が有力な開幕 5戦目となる 4月 3日の横浜DeNA戦(京セラ)に向けて急ピッチで仕上げる。
●阪神育成ドラフト2位の福島圭音外野手(22=白鴎大學)が工藤隆人 2軍守備走塁コーチ(42)とマンツーマンで外野守備練習を行った。 5日の教育リーグ・ソフトバンク戦(鳴尾浜)は雨で中止。他の外野陣と背走練習に励んだあと、福島は工藤コーチと2人で追加レッスン。力まないことは武器の走塁面でも課題。「忍者」のような動きで攻守に技術力アップを目指す。
●「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024 日本対欧州代表」( 6、 7日、京セラ)に臨む日本代表が 5日、大阪市内で初の公式練習を行った。森下翔太外野手(23)は、積極的に大学生 4人衆ともコミュニケーションを取り雰囲気作りに奔走。攻撃だけでなくチームワークでも〝中軸〟を担う、侍のアニキとなる!特別なチーム、特殊なメンバー構成だと分かっているから、森下は練習初日から動きまくった。持ち前の明るさと屈託のない笑顔で侍と侍をつなぎ、大学生 4人も組み込まれたジャパンの〝接着剤〟となった。雨のため練習は室内で行われたが、同じ班で打撃練習を回った西川史礁外野手(青山学院大學)と話し込み、宗山塁内野手(明治大學)とも練習後に語り合った。虎の先輩らが自分を迎え入れてくれて日本一のチームが出来上がっていったように-。自身も〝アニキ〟として、この侍を一つにしていく。グラウンド内外で役割を果たし、井端ジャパンに欠かせない存在となってみせる。
●中野拓夢内野手(27=阪神)は源田壮亮内野手(31=埼玉西武)との競演へ胸を高鳴らせた。源田、宗山と同じ班で練習し、並んでノックも受けた。昨年のWBCとは違い 2塁手一本で選出された自信も胸に、 2試合に臨む。名手の守備を吸収し、成長を目指す。
●女子ゴルフの今季第 2戦「明治安田レディス ヨコハマタイヤ」は 7日に高知・土佐CC(6273ヤード、パー72)で開幕する。明治安田所属の勝みなみ(25)は 5日、前夜祭が行われた高知市内のホテルで、プロ野球・阪神の藤川球児球団本部付スペシャルアシスタント(SA、43)、明治安田の永島英器取締役代表執行役社長とクロストークを開催。熱烈虎党のホステスプロは大会初優勝を誓った。勝が生まれた1998年の秋に藤川氏は阪神からドラフト1位指名されてプロの世界に飛び込んだ。猛虎の熱いハートに間近に触れ、テンションもMAXまで上がってきた。永島社長からはエールを送られた。〝社命〟は絶対。 2月の欧州ツアー「サウジレディース国際」では 3位に入った今大会の主役は、ハッピーエンドの今季初Vに自信ありだった。

記事をまとめてみました。

 

 

 オープン戦<阪神 - 東北楽天=雨天中止>◇ 5日◇阪神甲子園球場
 岡田彰布監督が 5日、今季の先発ローテーションの理想型を明かした。東北楽天戦(甲子園)は雨天中止となり、今後は 2軍戦も活用。シーズンが開幕すれば 1カード 3連戦の真ん中に伊藤将司投手、大竹耕太郎投手ら左腕を入れるプランを語った。強力な先発陣が〝オカダの策〟でさらに輝き、連覇を実現させる。
 右、左、右! 右、左、右!! 岡田流、連覇への大号令だ。開幕を力強く踏み出し、それぞれの力を最大限に引き出すために-。並べ方は、おのずと見えてくる。先発ローテーションへの揺るぎない理想を、岡田監督が明かした。

 雨でグラウンドにシートが敷かれる阪神甲子園球場

 「俺がずっとやってきたのは、 3連戦で左を 1枚ずつ入れて。タイプがあんまり似通っているピッチャーは続けないようにしとったよ」
 どんな意識で先発投手をローテに並べていくのかを問われ、語った。パズルのように当てはめているわけではない。敵が嫌がること、選手のためになることを突き詰めて考える虎将にとっては、すべて必然だ。「西純と才木は(昨季も)連続で投げさせてないよ、だから。そういう力で押すとか、タイプ的にな、あんまりひっつけんようにしとった」。 3月29日の巨人との開幕戦(東京ドーム)まで 3週間あまりとなった。この日は、甲子園100周年の〝開幕戦〟となるはずだった東北楽天とのオープン戦が雨天中止となり、先発陣の貴重な調整の場も奪われたが、確固たる理想があるから、慌てず騒がず準備を進めさせるだけだ。


 室内練習場で練習を見守る岡田彰布監督。右は安藤優也コーチ=西宮市・阪神甲子園球場
 まず「右」の 2投手はがっちりとローテにハマってくれている。この日先発予定だった村上は、中止を受けて 6日の教育リーグ・ソフトバンク戦(鳴尾浜)での登板に回ることとなった。このまま〝週の前半〟での調整を続ける見込みで、開幕 4戦目の横浜DeNA戦のカード頭( 4月 2日、京セラ)での登板が有力だ。才木は 3日の北海道日本ハム戦(札幌ドーム)に先発し 4回無失点と好投したが、このまま中 6日で投げ続け巨人との開幕カード 3戦目(東京ドーム)に回ると見られる。速球派右腕の 2人は配置できており〝理想〟まではもう少しだ。
 万全となって戻ってくる、頼もしい男たちもいる。 8日の東京ヤクルト戦(甲子園)では、臀部の張りを訴えていた青柳が 2月17日の東北楽天との練習試合(宜野座)以来の実戦登板に臨む。キャンプ中に右ふくらはぎの張りを抱えていた西勇も、村上と同じ 6日の 2軍戦で今季初実戦に臨む。いずれも開幕投手の経験もある右腕が、そろってここから状態を上げてくる。

 中止が発表された阪神対東北楽天戦=阪神甲子園球場
  6日の東北楽天戦(甲子園)には伊藤将が先発し、左肩のガングリオン(良性腫瘍)除去の処置で出遅れていた大竹も実戦初登板に臨む。その左腕 2人がアクセントとなる理想のローテーションが、今季もここへきてくっきりと浮かび上がってきた。
 岡田監督も「メンバー的に見て〝それ〟ができる可能性はあるわな」とうなずく。もちろん、これは序盤戦の理想にすぎない。「最後のな、 8月以降は調子のいいピッチャーをどんどん投げさせるけど」-。勝負どころになれば、臨機応変に策を打つのも岡田流。理想のローテから、連覇への道が開ける。

★昨季もバランス良く配置
 昨季は青柳が開幕投手となり、伊藤将の出遅れで 2戦目は秋山が登板。 3戦目は才木が務めた。 2カード目は西勇、大竹、西純の 3人で組まれ、右腕と左腕、速球派と技巧派がバランスよく配置された。雨天中止や村上の台頭、伊藤将の復帰後もこれらの傾向は続いたが、マジック13で2位広島を甲子園に迎えた 9月 8-10日の 3連戦では 3本柱となっていた村上、大竹、伊藤将の 3人を先発でぶつけ、3連勝した。

 


 キャッチボールする村上頌樹投手=西宮市・阪神甲子園球場
 村上は先発予定だった 5日の東北楽天戦が雨天中止となり、 6日の教育リーグ・福岡ソフトバンク戦(鳴尾浜)に登板する。「このまま投げたら風邪ひきそうなんで、よかった」と報道陣を笑わせた。前回登板した 2月24日の東京ヤクルト戦(浦添)は 3回 3安打 1失点と順調な調整ぶりを披露し、次回登板は球数次第で 3ー 4回を消化する予定。「イニングが増えて、疲れてきたらコントロールがどうなるか、確かめたい」。昨年のセ・リーグMVP右腕が状態を上げる。

 


 キャッチボールをする伊藤将司投手=西宮市・阪神甲子園球場
  6日の東北楽天戦(甲子園)に先発する伊藤将はキャッチボール、ランニングなどで調整した。「もう(開幕まで) 1カ月切っているので、本格的な配球だったりもできたらいい」。前回 2月23日の巨人戦(那覇)では 1回に集中打を浴びて 7失点。それでも岡田監督の信頼は揺るがなかった。開幕 2戦目となる30日の巨人戦(東京ドーム)の先発が有力な左腕は「(23日は)高めを打たれたので、そこは意識しながらストレートを投げ切りたい」と雪辱を誓った。

 


 キャッチボールをする大竹耕太郎投手=西宮市・阪神甲子園球場
 実戦初登板に臨む予定だった大竹は、 6日の同戦に回る。「真っすぐをしっかり投げる。ブルペンで投げた感覚が打者に対してどういう感じかとか、その辺の確認をしたい」。左肩のガングリオン(良性腫瘍)除去の処置で出遅れたが「もちろん痛みとかはない」と万全だ。昨季チームトップの12勝を挙げた左腕が、先発が有力な開幕 5戦目となる 4月 3日の横浜DeNA戦(京セラ)に向けて急ピッチで仕上げる。

 

 阪神育成ドラフト2位の福島圭音外野手が工藤 2軍守備走塁コーチとマンツーマンで外野守備練習を行った

 工藤隆人 2軍守備走塁コーチと背走練習に励む、阪神育成ドラフト2位の福島圭音外野手(左)=阪神鳴尾浜球場(愛称=タイガース・デン)
  5日の教育リーグ・ソフトバンク戦(鳴尾浜)は雨で中止。他の外野陣と背走練習に励んだあと、福島は工藤コーチと2人で追加レッスン。「自分の動きは力みが入る。コーチから『何するのも 8割ぐらいで忍者みたいな感じで』と」。力まないことは武器の走塁面でも課題。「忍者」のような動きで攻守に技術力アップを目指す。

 工藤隆人 2軍守備走塁コーチと背走練習に励む、阪神育成ドラフト2位の福島圭音外野手(左)=阪神鳴尾浜球場
 引き続き、ファームでの教育リーグが控えている。「アピールするところは脚と守備。だけど、走塁や盗塁するには塁に出ないとできない。スタメンでは、特にどうやって塁に出るかとか、打つだけじゃなくてもフォアボールとかも取れれば一番いい」と実戦へのイメージを膨らませた。

 


 笑顔の侍ジャパン・森下翔太外野手。右は小園海斗内野手(広島)=杉本商事バファローズスタジアム舞洲
 「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024 日本対欧州代表」( 6、 7日、京セラ)に臨む日本代表が 5日、大阪市内で初の公式練習を行った。森下翔太外野手は、積極的に大学生 4人衆ともコミュニケーションを取り雰囲気作りに奔走。攻撃だけでなくチームワークでも〝中軸〟を担う、侍のアニキとなる!
 特別なチーム、特殊なメンバー構成だと分かっているから、森下は練習初日から動きまくった。持ち前の明るさと屈託のない笑顔で侍と侍をつなぎ、大学生 4人も組み込まれたジャパンの〝接着剤〟となった。


 アップで侍ジャパン・森下翔太外野手(中央右)は宗山塁内野手(明治大學)に声をかけた=杉本商事バファローズスタジアム舞洲
 「みんな年齢関係なくしゃべれたので、いい雰囲気でやっているなと感じた。大学生も含めて、なじめていないなっていう人は話しかけたりして良い雰囲気を作りたい」
 昨年 3月のWBCで世界一に輝いたメンバーから大学生 4人も含めた若手まで、幅広い年齢層が選出された今回のジャパン。森下自身もまだ大卒 2年目だが、チーム全体を見つめ、年齢の近い大学生には積極的に話しかけた。
 雨のため練習は室内で行われたが、同じ班で打撃練習を回った西川(青山学院大學)と話し込み、宗山(明治大學)とも練習後に語り合った。「宗山とは大学ジャパンで面識がある。西川くんも同じ東都でやっていたのを見ていた」。虎の先輩らが自分を迎え入れてくれて日本一のチームが出来上がっていったように-。自身も〝アニキ〟として、この侍を一つにしていく。


 ウオーミングアップ中、宗山塁内野手(右)と談笑する森下翔太外野手=杉本商事バファローズスタジアム舞洲
 侍ジャパンの阪神森下翔太外野手が、兄貴分的な役割を果たす。この日は大阪府内で日本代表としてのチーム初練習。 6日からの欧州代表 2連戦(京セラドーム大阪)に向けて緊張感も漂う中、面識のある明大・宗山、同じ東都リーグだった青学大・西川ら大学生組に積極的に声をかけた。「そんな濃い内容のものではないですけど。リラックスする感じで距離感近く話しました」。
 昨秋のアジアプロ野球チャンピオンシップに続く侍選出。若手主体だった同大会と違い、幅広い年代が集う今回のチームだ。「アジチャンでやってた面々もいる。そこの人たちとはコミュニケーションを取りつつ。そのつながりで初対面の人だったり、大学生も含めてなじめていない人は話しかけたりして。いい雰囲気を作りたい」と世代間をつなぐ役割を目指す。
 もちろん、グラウンド上でも求められるものは大きい。アジアチャンピオンシップでは大会ベストナインにも選出。井端監督からは勝負強さも評価されており、中軸を担う可能性もある。「 2試合しかないですけど、しっかりアピールして。『森下が上位打った方がチームが回る』みたいな状態になれば」。
 グラウンド内外で役割を果たし、井端ジャパンに欠かせない存在となってみせる。

 


 守備練習に臨む侍ジャパン・中野拓夢内野手と源田壮亮内野手(奥)=杉本商事バファローズスタジアム舞洲
 「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024 日本対欧州代表」( 6、 7日、京セラ)に臨む日本代表が 5日、大阪市内で初の公式練習を行った。中野(阪神)は源田(埼玉西武)との競演へ胸を高鳴らせた。
 「もちろん( 2遊間を)守ってみたい気持ちもある。組めれば、いいダブルプレーを見せられればと思います」
 源田、宗山と同じ班で練習し、並んでノックも受けた。「源田さんが独り言で『柔らかく、柔らかく』と。それに乗っかって柔らかくやろうという意識の中でノック受けることができた」と充実の表情だ。昨年のWBCとは違い 2塁手一本で選出された自信も胸に、 2試合に臨む。


 ショートダッシュのスタートを切る中野拓夢内野手=杉本商事バファローズスタジアム舞洲
 侍ジャパンの中野拓夢内野手が、源田との併殺完成を心待ちにした。23年WBCでは遊撃手として指導も仰いだ存在。阪神で 2塁手にコンバートされ、今回は 2遊間としてタッグを組む可能性も大きい。
 「もちろん守ってみたい気持ちもありますし。組めれば、いいダブルプレーを見せられれば」。昨季はともにゴールデングラブ賞を獲得したコンビ。この日の初練習では明大・宗山も交えながらノックを行い、間近でグラブさばきを目の当たりにした。「柔らかさもあり、スピードもあり。なかなかマネできる守備ではないです」。名手の守備を吸収し、成長を目指す。

 

 女子ゴルフの今季第 2戦「明治安田レディス ヨコハマタイヤ」は 7日に高知・土佐CC(6273ヤード、パー72)で開幕する。明治安田所属の勝みなみは 5日、前夜祭が行われた高知市内のホテルで、プロ野球・阪神の藤川球児球団本部付スペシャルアシスタント(SA、43)、明治安田の永島英器取締役代表執行役社長とクロストークを開催。熱烈虎党のホステスプロは大会初優勝を誓った。
 自然と声のトーンは高くなる。幼い頃から阪神ファンの勝と、高知市出身で元阪神の炎のストッパー、藤川氏とのビッグな対談。明治安田の永島社長を交えた、大会を盛り上げるためのスペシャルイベントに、誰よりも盛り上がっていたのは主役である勝だった。
 「もちろん藤川さんの現役時代はリアルタイムで見ていました。絶対に抑えてくれるクローザーという印象です」


 前夜祭前にクロストークを行い、フォトセッションにおさまる左から藤川球児氏、勝みなみ、明治安田・永島英器社長=高知市内ホテル

 2021年12月にテレビ番組で初めて会い、ペアを組んでラウンドして以来の再会。「藤川さんはめちゃくちゃうまかった。でも、ちょっとパットが…」と話すと、藤川氏はすかさず「僕はちょっとストレートが強すぎるんです」と笑顔で反論。和気あいあいの雰囲気の中、 7日に始まる自身の今季国内初戦への意気込みを問われた勝は表情を引き締めて、力強くV宣言した。
 「もちろんいい成績を残したい。一番の恩返しは優勝ですよね」
 この大会はアマ時代の15年に初出場し、今年で 9大会連続 9度目の出場。過去最高は昨年と19年の 6位だけに、主戦場を移して 2年目の米ツアーに勢いをつけて戻るためにも「今年こそは」と気合が入る。
 勝が生まれた1998年の秋に藤川氏は阪神からドラフト1位指名されてプロの世界に飛び込んだ。「知らなかった。なんかすごいですね」。猛虎の熱いハートに間近に触れ、テンションもMAXまで上がってきた。
 永島社長からは「優勝を期待しています」とエールを送られた。〝社命〟は絶対。 2月の欧州ツアー「サウジレディース国際」では 3位に入った今大会の主役は「上り調子です」と、ハッピーエンドの今季初Vに自信ありだった。

 

 2024年シーズンのチームスローガン『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』

 リーグ優勝と日本一に輝き、王者として迎える2024年。
しかし王者といえど、野球に王道という道はない。ただ確かなことは、歩みを止めてはいけないということ。
 2024年も、阪神タイガースは挑戦をやめない。チャレンジャーとして、アレに向かって挑み続ける。
 そんな挑み続ける阪神タイガースの姿勢をスローガンにしたのが『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』です。

 

 

2024年 日程表と結果(02月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(03月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(04月)

 

 

 

 

 

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