●「1番・中堅」で出場した近本光司外野手(29)が 1回、巨人の開幕投手に決まっている戸郷翔征投手(23)に先制パンチを浴びせた。カウント 2- 2からの 5球目。 145キロの直球を左前へ運ぶ。昨季、打率.429(21打数9安打)、2本塁打と打ちまくった戸郷に苦手意識を芽生えさせる一打となった。 2回二死 1、 2塁の好機で迎えた打席は2番手・赤星優志投手(24)の直球に少し押されて右飛に。 4回の打席で代打を告げられてベンチに退いた。開幕カード(東京ドーム)で巨人と当たる。レギュラーシーズン初打席で再び戸郷から安打を放ち、今度はチームを勝利に導く。中堅守備も万全の状態を目指していく。
●「8番・遊撃」で先発した木浪聖也内野手(29=亜細亜大學OB)が実戦初安打をマーク。胸をなでおろした。紅白戦も含めて今季11打席目となった 2回に中前打を放つと、 6回にも右翼へ 2塁打。いずれも真っすぐに力負けせず振り抜いた。打席でタイミングを合わせることを意識。恐怖の8番がようやく目覚めた。
●佐藤輝明内野手(24)が 3にオープン戦第 1号となる 2ランを放った。逆風をものともせず、右中間席後方の防球ネット最上部に直撃する特大弾でファンを沸かせた。 1カ月後の東京ドームでも頼むで!一撃必殺のひと振りで放った打球が、逆風を切り裂いた。右中間スタンドで待つ観客のはるか上空に飛んだボールを見届け、佐藤輝がゆっくりとダイヤモンドを一周する。オープン戦の開幕を彩る、豪快な第 1号本塁打。新生阿部巨人を相手に特大の存在感を示した。これまで苦手としていた内角への直球を仕留めた打球は、右中間の防球ネットの最上部まで届く推定 125メートルの本塁打。今春のオープン戦で12球団最速の一発となった。開幕カード( 3月29-31日)で対戦する阿部巨人との前哨戦となった一戦で、開幕ローテ入りが有力な若手右腕を打ち砕き、手応えをにじませた。仕留めたのは初球。キャンプ中、フリー打撃からミスショットを少なくスタンドインを連発してきた。練習試合を含め、ここまで全 6試合で安打を放ち、15打数8安打で打率5割3分3厘をマークする。好球必打で確実性の増した「24年版テル」が 143試合を戦えばどうなるのか。慢心もない。初回の 3塁守備ではオコエの 3塁線の打球を好捕し、キャンプの成果も見せた。開幕まで35日。攻守に隙のない男に仕上がりつつある。
●先発マスクをかぶった坂本誠志郎捕手(30)は 2安打 1打点。 2回は二死 1、 2塁から中前適時打を放った。伊藤将司投手(27)と組んで初回こそ大量失点したものの、今年の巨人打線を近くで感じ、前を向いた。守備では反省しきりだった。バッテリーを組んだ先発伊藤将が初回にまさかの 7失点。梅野隆太郎捕手(32)が右肩痛を訴える中、自身初の開幕マスクへ着々と準備を進める。
●梅野隆太郎捕手の右肩痛が重傷であることが23日、分かった。前日22日に痛みを訴え、 1軍宜野座キャンプでの練習を中断。この日、宜野座での残留練習後にチームドクターから右肩の肉離れと診断された。幸いにも骨や靱帯(じんたい)の損傷などはなかった。ただ、岡田監督は巨人とのオープン戦後に深刻な状態を示唆した。今後については未定。 1軍沖縄キャンプ残留、 2軍キャンプ合流、帰阪など、さまざまな可能性の中から最善の選択を判断する。オフから「8年連続」で「9度目」の開幕戦スタメン出場を目指してきた。いずれも捕手では田淵幸一氏(77)を超える球団生え抜き最多記録だ。過去の症例では、巨人大竹寛投手(40)が20年に右肩周辺の肉離れから約 7週間でフリー打撃登板。昨季は千葉ロッテ髙部瑛斗外野手(26)が右肩甲下筋肉離れで全治 4~ 6週間の診断を受けている。開幕戦を戦う 3月29日までは残り約 5週間。回復具合によって、シーズン開幕に間に合わない可能性も出てきた。 1日も早い戦列復帰を目指す。

記事をまとめてみました。

 

 オープン戦<巨人 9ー 4阪神>◇23日◇沖縄セルラースタジアム那覇
 「1番・中堅」で出場した近本光司外野手が 1回、巨人の開幕投手に決まっている戸郷翔征投手に先制パンチを浴びせた。
 「しっかりボールを見れました。(戸郷は)シーズンとは違うし、ストレートも違ったなって感じです」
 カウント 2- 2からの 5球目。 145キロの直球を左前へ運ぶ。昨季、打率.429(21打数9安打)、2本塁打と打ちまくった戸郷に苦手意識を芽生えさせる一打となった。 2回二死 1、 2塁の好機で迎えた打席は2番手・赤星の直球に少し押されて右飛に。「ちょっと力んでいたけど。(打席で)見える部分もあった」と収穫を強調した。 4回の打席で代打を告げられてベンチに退いた。


 1回、巨人・戸郷翔征投手から左前打を放った近本光司外野手=沖縄セルラースタジアム那覇
 今春の実戦 4試合目(紅白戦 2試合を含む)。ここまで 3試合で 6打席しか立っていないが、これは開幕をベストの状態で迎えるため。岡田監督は「自分のペースで開幕に合わせてやってくれればええ」と調整法に信頼を寄せている。
 「(きょうは)しっかりボールを見れたし、スライダーも投げてくれた。やりたいことは打席の中で、できたのでよかった」
 開幕カード(東京ドーム)で巨人と当たる。レギュラーシーズン初打席で再び戸郷から安打を放ち、今度はチームを勝利に導く。


 1回表阪神無死、近本光司外野手は左前打を放った=沖縄セルラースタジアム那覇
 近本光司外野手がオープン戦チーム初安打を放った。
 「1番中堅」で先発。初回の第 1打席、開幕投手に内定している巨人戸郷から左前打をマークした。「しっかりボールを見られました」と収穫を口にした。 2回には岡本和の左中間最深部への飛球をキャッチ。「実戦の打球と練習とは違う打球が(飛ぶ)。そういうのも、もう少し捕っていかないと」。中堅守備も万全の状態を目指していく。

 


  6回、 2塁打を放った木浪聖也内野手=沖縄セルラースタジアム那覇

 「8番・遊撃」で先発した木浪聖也内野手が実戦初安打をマーク。「沖縄に来てあまり打てていなかったので、ホッとした」と胸をなでおろした。紅白戦も含めて今季11打席目となった 2回に中前打を放つと、 6回にも右翼へ 2塁打。いずれも真っすぐに力負けせず振り抜いた。試合は続いていくが「やることは変わらない。特に守備をしっかり優先して、打つ方でも結果を出せたら」と意気込む。恐怖の8番がようやく目覚めた。

  2回表阪神二死 1塁、中前打で出塁した木浪聖也内野手=沖縄セルラースタジアム那覇
 木浪聖也内野手が実戦 6試合目で今季初安打を放った。
 「8番遊撃」で出場。いずれも直球をとらえ、 2回の 1打席目に中前打、 6回の 3打席目に右翼線 2塁打を決めた。初実戦だった11日の 1、 2軍合同紅白戦から待ちに待った24年初安打。「沖縄に来てまともに打っていなかったので。ホッとした気持ちが一番」と胸をなで下ろした。打席でタイミングを合わせることを意識。「役割的につなぐとか、それは去年から変わっていない」と力を込めた。

 

 開幕戦のデモンストレーションや! プロ野球のオープン戦が23日、スタート。阪神は 3月29日からの今季開幕カードで当たる巨人に 4― 9で敗れたが、佐藤輝明内野手が 3にオープン戦第 1号となる 2ランを放った。逆風をものともせず、右中間席後方の防球ネット最上部に直撃する特大弾でファンを沸かせた。 1カ月後の東京ドームでも頼むで!
 一撃必殺のひと振りで放った打球が、逆風を切り裂いた。右中間スタンドで待つ観客のはるか上空に飛んだボールを見届け、佐藤輝がゆっくりとダイヤモンドを一周する。オープン戦の開幕を彩る、豪快な第 1号本塁打。新生阿部巨人を相手に特大の存在感を示した。


  3回表阪神二死 2塁、右越え 2点本塁打を放った佐藤輝明内野手=沖縄セルラースタジアム那覇
 「 1球で打てたので、そこがよかったと思います。しっかり角度がついていい当たりが打てた」
  1― 7の 3回、二死 2塁で 2番手の赤星と対戦した第 2打席。初球の 145キロ真っすぐを迷うことなくフルスイングした。これまで苦手としていた内角への直球を仕留めた打球は、右中間の防球ネットの最上部まで届く推定 125メートルの本塁打。今春のオープン戦で12球団最速の一発となった。開幕カード( 3月29-31日)で対戦する阿部巨人との前哨戦となった一戦で、開幕ローテ入りが有力な若手右腕を打ち砕き、「いい形で(打球が)上がってくれた」と手応えをにじませた。


  3三回、 2点本塁打を放った佐藤輝明内野手=沖縄セルラースタジアム那覇
 今年はひと味もふた味も違う。佐藤輝明内野手が、沖縄セルラースタジアム那覇に集まったファン 1万4581人の度肝を抜いた。オープン戦 1号は右中間スタンドの防球ネット上部に直撃。あわや場外弾の一撃は推定飛距離 125メートル。ボールが道路に飛び出していれば、負傷者が出てもおかしくない弾道だった。
 「しっかり角度がついて良い当たりが打てたのでよかった。いいホームランだと思います」


  3回表阪神二死 2塁、右越え 2点本塁打を放った佐藤輝明内野手=沖縄セルラースタジアム那覇
 自画自賛の一打は、6点ビハインドの 3回二死 2塁に飛び出した。巨人赤星の内角 145キロを強振。一振りで仕留め、スタンドインを確信するかのように白球を目で追った。
 12日の紅白戦以来、 4試合ぶりとなる今キャンプ実戦 2本目の本塁打。オープン戦初戦の本塁打はルーキー時代の21年以来、 3年ぶり 2度目だ。岡田監督も「別にもう、なんにもないよ。使うんやから、使う選手やねんから」と言うことなし。3月29日に開幕ゲームを戦う巨人にあいさつ代わりの1発をお見舞いし、視界は良好だ。


  3回表阪神二死 2塁、右越え 2点本塁打を放った佐藤輝明内野手=沖縄セルラースタジアム那覇
 仕留めたのは初球。キャンプ中、フリー打撃からミスショットを少なくスタンドインを連発してきた。「 1球で打てたので、そこはよかったかなと思います」。 8回には右腕松井に見逃し三振に仕留められたが、これが今春実戦17打席目での初三振。紅白戦、練習試合を含め、ここまで全 6試合で安打を放ち、15打数8安打で打率5割3分3厘をマークする。
 好球必打で確実性の増した「24年版テル」が 143試合を戦えばどうなるのか。「まだまだ凡退の打席もあるので、なんとかもっと良い当たりにできるように持っていきたい」と慢心もない。初回の 3塁守備ではオコエの 3塁線の打球を好捕し、キャンプの成果も見せた。開幕まで35日。攻守に隙のない男に仕上がりつつある。

 


  4回、安打を放った坂本誠志郎捕手=沖縄セルラースタジアム那覇

 先発マスクをかぶった坂本誠志郎捕手は 2安打 1打点。 2回は二死 1、 2塁から中前適時打を放ち、「点を取られた後だったし、ああいうヒットが追い込まれてからでも出ると大きい」とうなずいた。伊藤将と組んで初回こそ大量失点したものの、今年の巨人打線を近くで感じ、「いろいろなことを試してくれたのでこれを開幕に生かすことが大事。オープン戦でよかったな、と言えるように確認していきたい」と前を向いた。

  2回表阪神二死 1、 3塁、中前適時打で出塁する坂本誠志郎捕手=沖縄セルラースタジアム那覇
 坂本誠志郎捕手はマルチ安打でこの日も存在感を示した。
 巨人戦に「9番捕手」で先発。 7点を追う 2回二死 1、 3塁の第 1打席で追い込まれてからの 3球目、赤星の低め変化球を中前に運び、 3塁走者をかえした。 4回一死ではバルドナードから左前打。「追い込まれてからでしたし、点を取られた後で早く(反撃したい)というのがあったので、 1打席目の内容はすごく良かった」と手応えを示した。


  3回裏を投げ終え、坂本誠志郎捕手(右)と言葉を交わしながらベンチへ戻る伊藤将司投手=沖縄セルラースタジアム那覇
 守備では反省しきりだった。バッテリーを組んだ先発伊藤将が初回にまさかの 7失点。「ほとんど構えたところに投げてくれていた。僕がもうちょっとうまいことやればよかった」と責任を感じつつ、「打たれたことよりもいろんなことを試してやってくれたので、それを今後に生かす方が大事。しっかり話し合って膨らませていきたい」と前を向いた。梅野が右肩痛を訴える中、自身初の開幕マスクへ着々と準備を進める。

 


 アップを行う梅野隆太郎捕手(中央)ら阪神ナイン=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 梅野隆太郎捕手の右肩痛が重傷であることが23日、分かった。前日22日に痛みを訴え、 1軍宜野座キャンプでの練習を中断。この日、宜野座での残留練習後にチームドクターから右肩の肉離れと診断された。幸いにも骨や靱帯(じんたい)の損傷などはなかった。ただ、岡田監督は巨人とのオープン戦後に「だいぶ悪いんちゃう」と深刻な状態を示唆した。今後については未定。 1軍沖縄キャンプ残留、 2軍キャンプ合流、帰阪など、さまざまな可能性の中から最善の選択を判断する。


 練習を終え引き揚げる梅野隆太郎捕手=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 オフから「8年連続」で「9度目」の開幕戦スタメン出場を目指してきた。いずれも捕手では田淵幸一を超える球団生え抜き最多記録だ。過去の症例では、巨人大竹が20年に右肩周辺の肉離れから約 7週間でフリー打撃登板。昨季はロッテ高部が右肩甲下筋肉離れで全治 4~ 6週間の診断を受けている。開幕戦を戦う 3月29日までは残り約 5週間。回復具合によって、シーズン開幕に間に合わない可能性も出てきた。

 チームドクターの診察を受けた梅野隆太郎捕手=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 昨夏に負った死球による左尺骨骨折からはすでに実戦復帰した。対外試合復帰戦となった17日の 1軍練習試合・楽天戦(宜野座)ではいきなり右前適時打も放った。新たな打撃フォームも試すなど完全復活を期す24年。沖縄キャンプ最終クールでまさかの危機に立たされた。この日の練習ではスローイングや打撃は行わず、軽めのダッシュなどで体を動かした。自身の状態については「(走るのは)大丈夫」と話すにとどめた。 1日も早い戦列復帰を目指す。

 

 2024年シーズンのチームスローガン『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』

 リーグ優勝と日本一に輝き、王者として迎える2024年。
しかし王者といえど、野球に王道という道はない。ただ確かなことは、歩みを止めてはいけないということ。
 2024年も、阪神タイガースは挑戦をやめない。チャレンジャーとして、アレに向かって挑み続ける。
 そんな挑み続ける阪神タイガースの姿勢をスローガンにしたのが『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』です。

 

 

2024年 日程表と結果(02月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(03月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(04月)

 

 

 

 

 

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