●阪神OBの赤星憲広氏(47=亜細亜大學OB)が 3日、 1軍宜野座キャンプで臨時コーチを務めた。期待を寄せていた森下翔太外野手(23)をはじめ、俊足の植田海内野手(27)や熊谷敬宥内野手(28)らに指導を行った。岡田彰布監督(66)はメイングラウンド、ドーム内で行われた〝赤星塾〟を間近で見守った。走塁面のメリットを期待。 2塁走者が打球判断してスタートするケース、 3塁走者がゴロゴーで本塁突入するケースを入念にチェックした。
●木浪聖也内野手(29=亜細亜大學OB)は走塁練習中、赤星氏に帰塁の仕方などを質問。助言を求めた。ベースランニングで場面ごとの意識づけなども学び、走力向上に取り組む。木浪聖也内野手が走塁面のレベルアップへヒントをつかんだ。赤星氏の走塁指導を受け、「帰塁」に関する内容の一部を明かした。
●近本光司外野手(29)は 2年連続で指導を受けた赤星氏との時間を振り返った。内容に関しては秘密だが、充実の一日を過ごしたようす。この日は走塁練習に加えて、打撃練習に守備練習と通常メニューで汗を流したリードオフマンは「ゆっくり」とマイペースにキャンプを過ごしていく。赤星憲広臨時コーチが「チカナカ」コンビに30盗塁指令を出した。盗塁王4回の近本光司外野手、同1回の中野拓夢内野手(27)の韋駄天(いだてん)コンビで1&2番を形成。ただし昨季盗塁王の近本の28個も、中野の20盗塁も物足りないと感じていた。中野も貪欲にエキスを吸収した。 2人で30盗塁、さらに森下翔太外野手(23)も2桁盗塁なら、連覇は間違いない!?
●〝はじめの3歩〟で盗塁増! 森下翔太外野手が 3日、沖縄・宜野座キャンプで臨時コーチを務めた球団OBの赤星憲広氏から走塁のマンツーマン指導を受けた。上体がすぐ起き上がってしまう癖を指摘され、レッドスター直伝の練習メニューで改善に向けて意識づけ。昨季は 1盗塁に終わったが、2桁盗塁達成に向けて太鼓判を押され、「走れる3番」を目指す。レッドスターの教えに導かれ、森下の走りが 1歩、 2歩、 3歩とみるみる変わった。打つだけの選手では終わらない。赤星氏が植え付けた〝はじめの3歩〟の走塁改革に感銘を受け、背番号1は大きくうなずいた。宜野座ではこの日のみの臨時コーチを務めた赤星氏は、練習前のあいさつでロックオン。キャンプ訪問前に森下の盗塁シーンを映像でチェックし、すでに改善点を見抜いていた。〝赤星塾〟でみっちり鍛えられた森下は、昨季からの盗塁数10倍増を見据えた。生まれ変わったスタートダッシュで、〝走れる3番〟が2024年の猛虎打線を活性化する。
●右の大砲コンビがお昼時の宜野座を沸かせた。ランチ特打に登場したのは大山悠輔内野手(29)と井上広大外野手(22)。大山が鋭いスイングで 2本の柵越えを放つと、井上は78スイングで柵越え7本と自慢の長打力を発揮した。週末ということもあって、この日のスタンドには多くのファンが詰めかけた。声援を背に、大砲コンビが快音を響かせた。赤星憲広氏の指導を受けた大山悠輔内野手も走塁の重要性を再確認した。4番も走りに磨きをかける。
●前川右京外野手(20)はシートノック後に赤星氏に呼ばれ、捕球時の姿勢について指摘を受けた。金言を胸に守備の向上にも励む。
●昨年 9月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、今季から育成契約となった小川一平投手(26)が、硬球を使ったネットスローを行った。復活への階段を一段ずつのぼっていく。
●原口文仁内野手(31)は汗をぬぐった。午後の特打では柵越えこそ 1本だったが、充実の 115スイング。これから始まる長い戦いに向けて、ひと振りにこだわっていく。
●阪神ドラフト1位の下村海翔投手(21=青山学院大學)ら新人投手 4人が頭脳を鍛えた。 2軍の沖縄・具志川キャンプ 3日目。午後のメニューに「脳トレ」が組み込まれ、室内で 3種類のボールを投げ合った。 4人は苦笑いだったが収穫も大きかった様子。
●阪神ドラフト1位の下村海翔投手と同3位の山田脩也内野手(18=仙台育英高校)が、恵方巻きにかぶりついた。顔を見合わせ、口を大きく開けてがぶり。方角は東北東で、 2軍キャンプ地の沖縄・具志川から 1軍キャンプ地宜野座の方向だ。

記事をまとめてみました。

 


 赤星憲広臨時コーチと話をする岡田彰布監督=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 阪神OBの赤星憲広氏が 3日、 1軍宜野座キャンプで臨時コーチを務めた。期待を寄せていた森下翔太外野手をはじめ、俊足の植田海内野手や熊谷敬宥内野手らに指導を行った。

 赤星憲広氏と言葉を交わす岡田彰布監督=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 岡田監督はメイングラウンド、ドーム内で行われた〝赤星塾〟を間近で見守った。「盗塁のためじゃなしに。一死 1塁で(カウント) 3- 2になったら、当然ランエンドヒットでな。強い打球でゲッツーになるのといいスタートを切ってセカンドでセーフになるのと。そのへんは小さいことやけど、めっちゃ大きいよ」と走塁面のメリットを期待。 2塁走者が打球判断してスタートするケース、 3塁走者がゴロゴーで本塁突入するケースを入念にチェックした。

 


 木浪聖也内野手=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 木浪聖也内野手は走塁練習中、赤星氏に帰塁の仕方などを質問。「手から戻るスタイルだったんですけど、足でも戻れるように。自分がもっと良くなるためにっていう意味で」と助言を求めた。ベースランニングで場面ごとの意識づけなども学び、「意識することで変わってくると思う。それがしっかり生かせれば」と走力向上に取り組む。

 赤星憲広臨時コーチと話をする木浪聖也内野手=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 木浪聖也内野手が走塁面のレベルアップへヒントをつかんだ。赤星氏の走塁指導を受け、「帰塁」に関する内容の一部を明かした。
 「自分は手から戻るスタイルだったんですけど、足で戻れるようにとかですね。打撃と守備だけではなく、走塁も意識することで変わってくると思う。生かしたいです」と感銘を受けていた。

 


 雨が強くなりサブグラウンドから笑顔で引き揚げる木浪聖也内野手と近本光司外野手(右)=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 近本光司外野手は 2年連続で指導を受けた赤星氏との時間を「野球以外のことを話したので、いい話を聞くことができました」と振り返った。内容に関しては秘密だが、充実の一日を過ごしたようす。この日は走塁練習に加えて、打撃練習に守備練習と通常メニューで汗を流したリードオフマンは「ゆっくり」とマイペースにキャンプを過ごしていく。

 赤星臨時コーチの話を聞く(左)小幡竜平内野手、近本光司外野手、シェルドン・ノイジー外野手、植田海内野手、森下翔太外野手、ヨハン・ミエセス外野手、佐藤輝明内野手、小野寺暖外野手、中野拓夢内野手、藤田健斗捕手=バイトするならエントリー宜野座スタジアム

 赤星憲広臨時コーチが「チカナカ」コンビに30盗塁指令を出した。盗塁王4回の近本光司外野手、同1回の中野拓夢内野手の韋駄天(いだてん)コンビで1&2番を形成。ただし昨季盗塁王の近本の28個も、中野の20盗塁も物足りないと感じていた。「注文は、もっと走ってほしいです。最低30はね、 2人には走ってもらわないといけないかなと思う」と語気を強めた。

 赤星臨時コーチ(左から 2人目)が見つめる中、走塁練習をする中野拓夢内野手(手前)=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 中野も貪欲にエキスを吸収した。「昨年盗塁でうまくいかなかったことを質問しました。『自分が一番走りやすい形で走ればいい』と言われました。自分の考えと赤星さんの考えを合わせて、より良い形を見つけていければ」。野球以外のことを話したという近本も「いい勉強になりました」と振り返った。 2人で30盗塁、さらに森下も2桁盗塁なら、連覇は間違いない!?

 


 赤星憲広臨時コーチの指導を受けながら、走塁練習する森下翔太外野手=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 〝はじめの3歩〟で盗塁増! 森下翔太外野手が 3日、沖縄・宜野座キャンプで臨時コーチを務めた球団OBの赤星憲広氏から走塁のマンツーマン指導を受けた。上体がすぐ起き上がってしまう癖を指摘され、レッドスター直伝の練習メニューで改善に向けて意識づけ。昨季は 1盗塁に終わったが、2桁盗塁達成に向けて太鼓判を押され、「走れる3番」を目指す。
 レッドスターの教えに導かれ、森下の走りが 1歩、 2歩、 3歩とみるみる変わった。打つだけの選手では終わらない。赤星氏が植え付けた〝はじめの3歩〟の走塁改革に感銘を受け、背番号1は大きくうなずいた。


 赤星憲広臨時コーチの指導で走塁練習する森下翔太外野手=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 「自分の感覚と走塁のスペシャリストが見た感覚って、やっぱりずれたり違うものがあった。客観的に、外から見たときのことを言われるのがすごく良かった」
 宜野座ではこの日のみの臨時コーチを務めた赤星氏は、練習前のあいさつで「いろいろ聞いてください。森下くん、特に」とロックオン。キャンプ訪問前に森下の盗塁シーンを映像でチェックし、すでに改善点を見抜いていた。
 「不器用ですよね。全てにおいて力が入ってしまったりする。スピードがあるにも関わらず、体が起きることによってロスしてしまっている」


 赤星憲広臨時コーチの指導を受け、走塁練習する森下翔太外野手=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 スタートを切る瞬間に力が入り、上体が起き上がってうまく加速できない。「僕は(盗塁は) 3歩目までが勝負だと思うので、そこでスピードが乗らない」と気付いたのに対し、昨季は 1盗塁に終わった森下も「なかなか直し方がわからなかった。気になっていたことを、赤星さんが最初に言ってくれた」と感謝。 2人の特訓が始まった。
 全体メニュー中の走塁練習で約10分のマンツーマン指導を受けると、その後の個別練習でもグラウンドで盗塁のスタートを練習。岡田監督も見守る中、急な大雨で途中から室内に移動して計35分走りまくった。姿勢を改善して〝はじめの3歩〟をスピードアップさせるべく、地面にラインを引いて走路に集中。映像も撮影しながら何度も見直し、「自分の中でつかんだものはある」と手応えを口にした。


 赤星憲広臨時コーチの指導を受ける森下森下翔太外野手=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 「十分走れる力があると思っていたので。今日 1日見ただけで、これは行けるなっていうのはありましたし。普通にやれば10個はいける。最低でも」
 赤星氏は森下の2桁盗塁に太鼓判を押した。さらに、3番・森下の走力向上により、「 1、 2、 3番が走れるってなったら、去年よりも相手からすると脅威になるんじゃないか」。盗塁王4度の1番・近本、同 1度の2番・中野は文句なしのスペシャリスト。そこに森下が加わることで、「大山くん、佐藤(輝)くんにしてもそうですけど、ある程度打ちやすい配球に変わってきたりもする」と相乗効果にも期待した。
 「走れば走るほどプレッシャーもかかると思うので、打つだけじゃなくて走れる選手を目指したい。2桁、目指していきたいと思います」
 〝赤星塾〟でみっちり鍛えられた森下は、昨季からの盗塁数10倍増を見据えた。生まれ変わったスタートダッシュで、〝走れる3番〟が2024年の猛虎打線を活性化する。

 


 ランチ特打でフリー打撃を行う大山悠輔内野手=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 右の大砲コンビがお昼時の宜野座を沸かせた。
 ランチ特打に登場したのは大山悠輔内野手と井上広大外野手。大山が鋭いスイングで 2本の柵越えを放つと、井上は78スイングで柵越え7本と自慢の長打力を発揮した。週末ということもあって、この日のスタンドには多くのファンが詰めかけた。声援を背に、大砲コンビが快音を響かせた。


 ランチ特打を行った大山悠輔内野手=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 赤星憲広氏の指導を受けた大山悠輔内野手も走塁の重要性を再確認した。
 「走塁で勝てる試合はたくさんある。ベースターン 1つにしても、ほんの数ミリで得点か、得点じゃないというときもある。打撃、守備が注目されますが、走塁はもっともっとやらないといけないというのが、自分の中でもあります」。4番も走りに磨きをかける。

 


 前川右京外野手(中央左)に守備指導を行う赤星憲広氏(中央右)=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 前川はシートノック後に赤星氏に呼ばれ、捕球時の姿勢について指摘を受けた。「『ゴロを捕る位置がバラバラだ』って言われました。これまでも意識していたんですけど、これからもっと意識するようにしたい」。岡田監督は前川について「守備はちょっとは目つぶるとこあるよ。どっちかと言うとバッティングで生きる方やもん」と話したが、金言を胸に守備の向上にも励む。

 


 ネットピッチングを行う小川一平投手=うるま市具志川野球場
 阪神 1軍春季キャンプ( 3日、沖縄・うるま市具志川野球場)
 昨年 9月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、今季から育成契約となった小川が、硬球を使ったネットスローを行った。スロー練習は 1月25日にテニスボールを使ったネットスローで再開。硬球は今キャンプから試投を始め、メニューに組み込まれたのはこの日が初めてだった。「ボールがデカいし、重く感じます」というのが正直な感想。「今年中に試合に投げられるように、いまから頑張ります」と復活への階段を一段ずつのぼっていく。

 


 特打の原口文仁内野手=うるま市具志川野球場
 原口は「できる範囲でしっかりと強度も上げていけている。いい練習ができています」と汗をぬぐった。午後の特打では柵越えこそ 1本だったが、充実の 115スイング。「まだ外で打つのもそんなに数多くない。投手との感覚や打球の伸び方(の確認)、そっちの方が大事ですね」。これから始まる長い戦いに向けて、ひと振りにこだわっていく。

 


 下村海翔投手 (2024年 2月 1日撮)
 阪神ドラフト1位の下村海翔投手ら新人投手ら 4人が頭脳を鍛えた。
  2軍の沖縄・具志川キャンプ 3日目。午後のメニューに「脳トレ」が組み込まれ、室内で 3種類のボールを投げ合った。 3つはそれぞれ投げる際に言う言葉が異なり、自分の名前や投げる相手の名前、受け手が次にパスする人の名前を言うバージョンなど、頭の体操が必要だ。 4人は「頭ごっちゃごっちゃになる」と苦笑いだったが収穫も大きかった様子。下村は「頭を使うので(野球にも)生きてくるんじゃないかなと。頭を柔軟に動かせたら」と意識を高めていた。

 


 下村海翔投手(左)と山田脩也内野手は恵方巻をがぶりっ!
 阪神ドラフト1位の下村海翔投手と同3位の山田脩也内野手が、恵方巻きにかぶりついた。顔を見合わせ、口を大きく開けてがぶり。方角は東北東で、 2軍キャンプ地の沖縄・具志川から 1軍キャンプ地宜野座の方向だ。下村は「ここにいる人たちはみんなそっちを目指してやってると思う。宜野座目指して頑張ります」と気合十分。山田も「自分の目標をしっかり達成できるように頑張っていきたい」と力を込めた。

 

 2024年シーズンのチームスローガン『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』

 リーグ優勝と日本一に輝き、王者として迎える2024年。
しかし王者といえど、野球に王道という道はない。ただ確かなことは、歩みを止めてはいけないということ。
 2024年も、阪神タイガースは挑戦をやめない。チャレンジャーとして、アレに向かって挑み続ける。
 そんな挑み続ける阪神タイガースの姿勢をスローガンにしたのが『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』です。

 

 

2024年 日程表と結果(02月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(03月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(04月)

 

 

 

 

 

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