●吉兆の快晴よ。球団初の連覇を目指す阪神の春季キャンプは、真夏のような青空の下で始まった。岡田彰布監督(66)もついもらすほど。明るい日差しがチームの未来を照らしているようだ。
 この日の最高気温は25度。指揮官が 1軍守備走塁コーチの03年に沖縄・宜野座村でキャンプを張ってから、一番の晴れ空だった。カラッとした暑さが心地よい。コロナ禍の入場制限が解けた今年は、約2500人の観客が集まった。「六甲おろし」が流れる中で日本一を祝うプチパレードを行い、歓迎セレモニーでは沖縄のファンへ「連覇」とはっきり口にした。掲げられたチャンピオンフラッグの下で気持ちも新た。晴れやかに連覇への道のりが始まった。
●阪神の春季キャンプが沖縄・バイトするならエントリー宜野座スタジアムでスタート。岡田彰布監督が虎党にチーム一丸での連覇を約束した。異例のキャンプ地での〝優勝パレード〟でセ・リーグ制覇、日本一を祝福され、昨季勝ち取った日本一のペナントも球場に掲げられた。王者の証しである優勝旗がたなびく南国の球場でナインを鍛え、偉業達成へ進めていく。キャンプ初日最初のイベントは異例の「キャンプインパレード」が用意されていた。道の両端を埋めた虎党から祝福の声を浴び続け、列の先頭を歩く岡田監督は笑みを浮かべながら歓声に応えた。球場のグラウンドへ着くと、歓迎セレモニーでマイクを握り、観客席の虎党へ連覇を力強く約束した。温暖な天候と優勝旗に後押しされながら、球団初の偉業達成に突き進む。
●充実の球春到来!プロ野球はオリックスと西武を除く10球団がキャンプインした。佐藤輝明内野手(24)は、初日から異例の個別特守を行うなど課題の守備力向上へ猛特訓。フリー打撃では柵越え5本を放ち、手応えをつかんだ。攻守でキャンプ初日を盛り上げた虎の大砲は、球団史上初の連覇に向け、南国・沖縄の地で充実の汗を流す。球春到来を告げるノックの音が宜野座に響き渡った。さわやかな青空の下、佐藤輝はグッと腰を落として前を見つめる。黒土で照りかえる太陽の日差しも心地いい。一心不乱に白球を追いかけ、充実の汗をぬぐった虎の大砲はアツいキャンプ初日を振り返った。キャンプの方針を示した岡田監督の言葉通り、佐藤輝は午後からさっそく個別特守を敢行した。昨年11月の安芸キャンプは侍ジャパン招集のため不参加。その分の練習量を確保するため、馬場敏史内野守備走塁コーチ(58)が初日から守備の猛特訓を佐藤輝の練習メニューに組み込んだ。現役時代は岡田監督に「自衛隊」と呼ばれ、オリックスで 2度ゴールデングラブ賞に輝いた名手からノックの嵐。体力も削られ、両手を膝につけるシーンもあったが、ファンからの声が飛ぶたびに踏ん張った。オフは米シアトルでの武者修行など鍛錬に励んできた背番号8も手応え十分だ。プロ 4年目。さらに進化の予感が漂う 2.1だった。
●キャンプ初日から16人がブルペンに入った。西勇輝投手(33)、青柳晃洋投手(30)、伊藤将司投手(27)の 3人が一番乗りで登場。途中から岡田彰布監督もメーングラウンドから視察に訪れ、独特の緊張感の中で日本一の投手陣が腕を振った。期待の 2年目左腕、門別啓人投手(19)が最後に登場すると、岡田監督もブルペン投球が終わるまで熱視線を送った。阪神の 2年目左腕・門別啓人投手が初のブルペン入りで直球のみ37球を投じる上々スタート。先発ローテ入りに挑戦する。まぶしい日差しに汗ばむ宜野座で、まだあどけない19歳が初めての 1軍キャンプをスタートさせた。門別は上々の初ブルペンを振り返り、笑顔でうなずいた。 2試合のみの登板だったルーキーイヤーからの飛躍を期す。目標とする開幕ローテ入りへ―。先輩に負けじと、沖縄の地で牙を研いでいく。
●青柳晃洋投手が一番乗りでブルペンに入った。サブグラウンドでの投内連係を終えた午前、真っ先にブルペンに現れた。30歳は、スライダーやカーブも交えて27球を投じた。昨季は開幕投手を務め8勝。日本シリーズ第 7戦で先発を務め日本一に貢献したが、全く満足していない。覚悟を持って沖縄で鍛錬を積む。
●湯浅京己投手(24)がブルペンで47球を投じると、個別練習でもラケットを手にトレーニングを行った後、もう一度ブルペンで腕を振った。岡田監督からも復活に期待を寄せられている右腕。ランニングなどでも爽やかに汗を流した。
●桐敷拓馬投手(24)が初日からフル回転。まずはブルペンでフォークやスライダーも織り交ぜ45球を投げると、午後の個別練習でもブルペンに入って歩きながら投球するドリルを行い、捕手を座らせて追加で12球を投じた。
●昨季10勝の伊藤将司投手(28)は初日からブルペン入りし、オール直球で25球。練習後は、能登半島地震災害における被災者支援のため、阪神と阪神選手会が実施する募金活動に参加。協力してくれたファンと握手を交わした。イベントに参加したのは伊藤将司投手、大竹耕太郎投手(28)、浜地真澄投手(25)、ジェレミー・ビーズリー投手(28)の 4選手。列を作ったファン一人ひとりの目を見て握手をしながら募金を受け取った。 1軍の他にファームが使用する具志川野球場でも 2月27日まで募金活動を行う。

記事をまとめてみました。

 


 ファンに手を振る岡田彰布監督=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 吉兆の快晴よ。球団初の連覇を目指す阪神の春季キャンプは、真夏のような青空の下で始まった。岡田彰布監督もつい「いやー、暑いな。汗かいてきたわ」ともらすほど。明るい日差しがチームの未来を照らしているようだ。
 この日の最高気温は25度。指揮官が 1軍守備走塁コーチの03年に沖縄・宜野座村でキャンプを張ってから、一番の晴れ空だった。「初日雨の時だけBクラスなんよな。2004年のな。だからそれを考えたら天気良すぎ(笑い)」。カラッとした暑さが心地よい。


 セレモニーであいさつする岡田彰布監督=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 唯一Bクラスの 4位だった04年。歓迎セレモニーの直前にいきなり滝のような雨粒が降り始め、ルーキー鳥谷と藤本の居残り特打も雨の中で行われた。それを思えば、24年は縁起の良い 1日目。「そんなん天気で決めることじゃない」と一笑に付したが、05年に頂点に立った時も実はお天気からスタート。「05年は快晴やんか。18度くらいで、今日みたいなこんな晴れじゃないけど」。ついつい期待せずにはいられない。


 練習の合間に笑顔を見せる岡田彰布監督=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 コロナ禍の入場制限が解けた今年は、約2500人の観客が集まった。「六甲おろし」が流れる中で日本一を祝うプチパレードを行い、歓迎セレモニーでは沖縄のファンへ「連覇」とはっきり口にした。「今年は『アレ』を言わずに『連覇』を第一目標で1年間また戦って行きたい。たまに『アレンパ』も言います」。掲げられたチャンピオンフラッグの下で気持ちも新た。「旗に見守られていると言うたらおかしいけど、去年頑張った証しなので、誇りを持って練習したらいい」。晴れやかに連覇への道のりが始まった。

 


 キャンプ初日の練習前にパレードを行う阪神の選手たち=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 阪神の春季キャンプが沖縄・バイトするならエントリー宜野座スタジアムでスタート。岡田彰布監督が虎党にチーム一丸での連覇を約束した。異例のキャンプ地での〝優勝パレード〟でセ・リーグ制覇、日本一を祝福され、昨季勝ち取った日本一のペナントも球場に掲げられた。王者の証しである優勝旗がたなびく南国の球場でナインを鍛え、偉業達成へ進めていく。
 キャンプ初日最初のイベントは異例の「キャンプインパレード」が用意されていた。道の両端を埋めた虎党から「おめでとう~!!」という祝福の声を浴び続け、列の先頭を歩く岡田監督は笑みを浮かべながら歓声に応えた。球場のグラウンドへ着くと、歓迎セレモニーでマイクを握り、観客席の虎党へ連覇を力強く約束した。


 プチパレードでファンに手を振る岡田監督ら阪神ナイン=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 「昨年以上の新しい力を加えて、素晴らしいチームをこの宜野座から作っていって、今年の目標はひとつ、連覇ということで、それに向かって全員で邁進(まいしん)したいと思います」
 昨季勝ち取った日本一のペナントもこの日からスコアボード上に掲げられた。晴天の沖縄の空にはためく紫紺の旗を見上げるたびに、岡田監督もナインも球団初の連覇への思いを強くする。
 「旗に見守られていると言うたらおかしいけど、去年がんばった証し。誇りを持って練習したらいい」
 プロ野球界の頂点に立った自信を胸に過ごしたオフの成果も、さっそく感じとった。〝米国留学〟も経験した佐藤輝はフリー打撃で快音を響かせ、将も「よかったよ。そんな悪なかったよ、今日な」とうなずき、輝が守備練習に時間を割いたことには「そんなのもう反復練習やんか。(ノックを)受けた数ほど上手なるわ」と期待をかけた。


 プチパレードを行い球場入りする阪神岡田監督ら=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 午前中のシートノックではナインの連係面を確認し、「自主トレとかやってきたなあという感じは受けましたね」。ブルペンでは高卒 2年目の門別の投球に熱視線を送り、午後にはメーン球場で特打を行った森下の99スイングをチェックした。前日 1月31日のチームミーティングで「勝ちたい」という思いを何度もナインにぶつけて迎えた「2・1」に、連覇を達成するためのチーム力を再確認できた。
 「当然みんなわかっているし、球団としても長い歴史の中で達成していないのもある。今年はすごくチャンスだと思う。その一点に向かって今年はやっていきたい」
 気温は23度まで上がり、岡田監督が「初めて」と話すほど暑かったキャンプイン。温暖な天候と優勝旗に後押しされながら、球団初の偉業達成に突き進む。

 

 充実の球春到来! プロ野球はオリックスと西武を除く10球団がキャンプインした。佐藤輝明内野手は、初日から異例の個別特守を行うなど課題の守備力向上へ猛特訓。フリー打撃では柵越え5本を放ち、「だんだん打撃が分かってきた」と手応えをつかんだ。攻守でキャンプ初日を盛り上げた虎の大砲は、球団史上初の連覇に向け、南国・沖縄の地で充実の汗を流す。
 球春到来を告げるノックの音が宜野座に響き渡った。さわやかな青空の下、佐藤輝はグッと腰を落として前を見つめる。黒土で照りかえる太陽の日差しも心地いい。一心不乱に白球を追いかけ、充実の汗をぬぐった虎の大砲はアツいキャンプ初日を振り返った。
 「(気が)引き締まってます。暑いですね~沖縄は。(初日は)暑かったです。(特守は)熱かったです」


 馬場敏史内野守備走塁コーチのノックを受ける佐藤輝明内野手=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 気温23度と絶好の野球日和の中で連覇への旅路が始まった。 1月31日の全体ミーティングで「とにかく守備から入る。もう一回、守備を重点的に」とキャンプの方針を示した岡田監督の言葉通り、佐藤輝は午後からさっそく個別特守を敢行した。昨年11月の安芸キャンプは侍ジャパン招集のため不参加。その分の練習量を確保するため、馬場内野守備走塁コーチが初日から守備の猛特訓を佐藤輝の練習メニューに組み込んだ。


 特守でノックを受け続けた佐藤輝明内野手。 3塁線への打球を逆シングルで捕球することに重きを置いた=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 前方にはノッカーの馬場コーチ。そして、後方から平田ヘッドコーチが活を入れる。課題とする 3塁線の打球を足を使って追いかけた。何度も何度も逆シングルで捕球。40分間ノックの嵐を浴び続け、終了後は肩で息をするほどヘロヘロ。それでも、サブグラウンドに集まった約 100人のファンから「輝、頑張れ!」「ナイスキャッチ!」と力をもらって初日の守備特訓をやり切った。
 全体練習を含め、この日受けたノックは 203本。昨季、 3塁手としてリーグワースト 2番目の20失策を犯した佐藤輝は「逆シングルでも捕れるように練習していきたい。しっかり足を使って送球につなげるのが守備。基本はそこです」と特訓の意図を語る。馬場コーチも「今年は(間隔を)詰めて特守をやるつもり。課題はまだまだ。最低きょうくらいは受けさせたいし、続けていかないといけない」と全力でサポートしていくつもりだ。


 特守のノックでボールを追いかける佐藤輝明内野手=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 佐藤輝明内野手が、キャンプ初日から「鬼ノック」で鍛え抜いた。 1日、沖縄・宜野座での春季キャンプで徹底的な守備練習を敢行。午前にメイングラウンドでシートノック、午後からはサブグラウンドで 3塁の個別守備練習に臨んだ。全体練習中に約10分間ノックを受けると、さらに約40分間の特守。馬場 1軍内野守備走塁コーチのノックをおかわりし「暑いですね、沖縄は」と歯をくいしばった。
 最高気温は25度。汗だくになりながら白球を追った。現役時代は岡田監督に「自衛隊」と呼ばれ、オリックスで 2度ゴールデングラブ賞に輝いた名手からノックの嵐。体力も削られ、両手を膝につけるシーンもあったが、ファンから「テル、頑張れ!」の声が飛ぶたびに踏ん張った。


 打撃練習を行う佐藤輝明内野手=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 特に 3塁線への打球を何度も反復。馬場コーチからは「スライディング禁止令」が出ており「しっかり足を使って送球につなげるのが守備だと思う」と意図を理解。「全部課題なので頑張ります」とハンドリング、足さばきなど全ての面でレベルアップを目指す。同コーチは「最低今日くらいはやっていきたい」と予告。ノックを受けることで下半身強化のプラス効果も期待できる。
 守備練習前に行ったフリー打撃では、岡田監督が見守る前で77スイングし5本の柵越え。右翼席に新設された“アレネット”を越えていく推定 130メートル弾もあった。昨年の春季キャンプ初日は柵越え0本に終わりカツを入れていた指揮官も「まだ今日よかったよ」とうなずく。オフは米シアトルでの武者修行など鍛錬に励んできた背番号8も「このオフで、だんだんバッティングが分かってきたのが実感できた」と手応え十分だ。プロ 4年目。さらに進化の予感が漂う 2.1だった。

 

 キャンプ初日から16人がブルペンに入った。
 西勇輝投手、青柳晃洋投手、伊藤将司投手の 3人が一番乗りで登場。途中から岡田彰布監督もメーングラウンドから視察に訪れ、独特の緊張感の中で日本一の投手陣が腕を振った。
 期待の 2年目左腕、門別啓人投手が最後に登場すると、岡田監督もブルペン投球が終わるまで熱視線を送った。


 ブルペンで投球する門別啓人投手=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 阪神の 2年目左腕・門別啓人投手が初のブルペン入りで直球のみ37球を投じる上々スタート。先発ローテ入りに挑戦する。
 まぶしい日差しに汗ばむ宜野座で、まだあどけない19歳が初めての 1軍キャンプをスタートさせた。門別は上々の初ブルペンを振り返り、笑顔でうなずいた。
 「真っすぐのキレや、フォームを再確認など、いろいろなことを意識しながら投げた。いい感じで投げられたので、キャンプ最後までこの調子でいければいいなと思いました」
 注目の若虎はブルペン入りした16人の投手のうち最後に登場した。梅野を相手に「一番自信のある球が真っすぐ。しっかり確認してから真っすぐから始めようと思った」と、すべて直球で37球。前半こそ力みがあったものの、後半は「自分としてもいい球を投げられた」と納得のいく直球で乾いたミットの音を響かせた。


 ブルペンで投球する門別啓人投手=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 周りが投球練習を済ませる中、ブルペン視察に訪れた岡田監督はとっておきの秘蔵っ子を最後まで見つめた。「よかったんちゃう。この時期で 147キロくらい、ずっと平均して投げとった言うとったからな」と変わらぬ高評価。昨年11月の秋季キャンプで一目ぼれし、即 1軍キャンプ内定。今年に入ってからは 3月 2、 3日に故郷の札幌で開催される北海道日本ハムとのオープン戦での登板を示唆した。 1カ月後のマウンドに、最高の状態を持っていく。
 「(テーマは)真っすぐの質の向上と、変化球のキレ、精度。そこの課題をひとつでも多く埋められれば。毎日充実するキャンプにできたらいいなと思います」
  2試合のみの登板だったルーキーイヤーからの飛躍を期す。目標とする開幕ローテ入りへ―。先輩に負けじと、沖縄の地で牙を研いでいく。


 ブルペンで投球を終えた門別啓人投手(右)は梅野隆太郎捕手のアドバイスを聞く=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 門別啓人投手がキャンプ初日の 1日、岡田彰布監督の熱視線を浴びながらブルペン入り。直球のみで37球を投げ、うならせた。
◆中日加藤スコアラー:真っすぐが強いなという感じ。 1軍にいるということは、やっぱり投げる可能性はあるので。見ていかないといけない
◆巨人・中里スコアラー:真っすぐしか投げていないけど、球は強いしきれいにラインで投げていて、完成度は高い。これから見ていかないといけない

 


 ブルペンで投げ込む青柳晃洋投手=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 青柳晃洋投手が一番乗りでブルペンに入った。サブグラウンドでの投内連係を終えた午前、真っ先にブルペンに現れた。
 30歳は「年功序列の準備ができた順なので関係ないです(笑い)」。そう笑ってみせ、スライダーやカーブも交えて27球を投じた。昨季は開幕投手を務め8勝。日本シリーズ第 7戦で先発を務め日本一に貢献したが、全く満足していない。「アピールしないといけない立場」と危機感すら抱いている。「自分の持っているものの最低限を上げないと」と覚悟を持って沖縄で鍛錬を積む。

 


 ブルペンで投球する湯浅京己投手=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 湯浅京己投手がブルペンで47球を投じると、個別練習でもラケットを手にトレーニングを行った後、もう一度ブルペンで腕を振った。岡田監督からも「一番の〝新戦力〟は湯浅」と、復活に期待を寄せられている右腕。ランニングなどでも爽やかに汗を流し、「気温も暑いし、ユニホームを着たら熱かった。初日ならではだなと思ったので、慣れていけたら」と順調に調子を上げていく。

 


 桐敷拓馬投手=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 桐敷拓馬投手が初日からフル回転。まずはブルペンでフォークやスライダーも織り交ぜ45球を投げると、午後の個別練習でもブルペンに入って歩きながら投球するドリルを行い、捕手を座らせて追加で12球を投じた。「ある程度球数は投げていかないといけないと思う。アピールするときはしながら、自分のペースを崩さないことを目標にやりたい」と、 3年目のキャンプへ気合を入れた。

 


 能登半島地震の義援金募金を呼びかける伊藤将司投手と大竹耕太郎投手=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 昨季10勝の伊藤将司投手は初日からブルペン入りし、オール直球で25球。「結構ちゃんとした直球を投げられていたのであとはどんどん強度を上げていければいいかなと思う」。練習後は、能登半島地震災害における被災者支援のため、阪神と阪神選手会が実施する募金活動に参加。協力してくれたファンと握手を交わし、「ファンの方々が募金してくれて感謝したいと思います」と話した。


 能登半島地震の義援金募金を呼びかける(左から)大竹耕太郎投手、伊藤将司投手、浜地真澄投手、ビーズリー投手=バイトするならエントリー宜野座スタジアム
 阪神の選手がキャンプを行う「バイトするならエントリー宜野座スタジアム」で能登半島地震災害の被災地復興のため、募金活動を行った。
 イベントに参加したのは伊藤将司投手、大竹耕太郎投手、浜地真澄投手、ジェレミー・ビーズリー投手の 4選手。列を作ったファン一人ひとりの目を見て握手をしながら募金を受け取った。
 伊藤将は「ファンの方々が募金をしてくれて感謝したい」と話した。阪神の選手会は 1月31日に 100万円の寄付も発表。 1軍の他にファームが使用する具志川野球場でも 2月27日まで募金活動を行う。

 

 2024年シーズンのチームスローガン『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』

 リーグ優勝と日本一に輝き、王者として迎える2024年。
しかし王者といえど、野球に王道という道はない。ただ確かなことは、歩みを止めてはいけないということ。
 2024年も、阪神タイガースは挑戦をやめない。チャレンジャーとして、アレに向かって挑み続ける。
 そんな挑み続ける阪神タイガースの姿勢をスローガンにしたのが『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』です。

 

 

2024年 日程表と結果(02月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(03月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(04月)

 

 

 

 

 

 ペタしてね