●左肩手術からの復帰を目指す阪神・髙橋遥人投手(28=亜細亜大學OB)が 8日、年が明けて初めて鳴尾浜を訪れ、春季キャンプ中のフリー打撃登板を目標にしていることを明かした。 昨年 6月に左肩にメスを入れ、同11月にはブルペン投球を再開。年末は岩崎優投手(32)らと故郷の静岡で自主トレを行った。今季から育成契約となる左腕は完全復活への覚悟を口にし、復活への道をイメージした。
●木浪聖也内野手(29=亜細亜大學OB)、近本光司外野手(29)が今季から久保田運動具店(久保田スラッガー)とアドバイザリー契約を結んだことが 8日、分かった。
昨季 2塁手として同じく日本一に貢献した中野拓夢内野手(27)も同様の契約を結んでおり、虎が誇る 2遊間コンビがそろう形に。過去に同社が契約してきた 2遊間コンビは西武黄金期の石毛宏典氏(67)と辻発彦氏(65)や、阪神の鳥谷敬氏(42=日刊スポーツ評論家)と上本博紀 2軍野手コーチ(37)らがいたが、中堅・近本も含めた虎の〝トライアングル〟が新たな看板として加わった。
●近本光司が鹿児島・沖永良部島での自主トレのため現地入りした。同地で行うのは 4年連続 4回目。空路で入島し、夕方には島が企画した手づくりの「優勝パレード」が実施された。近本光司外野手が〝優勝パレード〟に参加したようすを自身のインスタグラムでライブ配信した。同島の東部に位置する和泊町の大通りで自動車の荷台に乗り、沿道のファンに手を振りながら笑顔で応えた。 4年連続 4度目となる同島での自主トレで、連覇への土台を作る。和泊町の職員によると、沿道からは約1000人の島民が見守り、その後に行われたトークショーにも 500人ほどが参加した。島の人々との交流も大切にしながら、24年シーズンの土台をつくる。
●佐藤輝明内野手(24)が 8日、母校・近大の生駒総合グラウンドで自主トレを公開した。昨年12月は米ワシントン州シアトル郊外の最新トレーニング施設「ドライブライン」を訪問。自らの体を分析し、独自のトレーニングドリルを手に入れた。この日はそのドリルを取り入れた打撃練習を行うなど、約 2時間練習。プロ 3年目の2023年は、 6月に 2軍降格を味わうなどしながら、勝負の後半戦で大活躍。打率.263、チームトップでキャリアハイの24本塁打、92打点。新たな取り組みで進化を続け、昨年以上の成績を目指す。2024年の目標を色紙にしたためる際は、アレ(優勝)と連覇をかけた「アレンパ」と一筆。佐藤輝明内野手の“成長”に、恩師が仰天した。近大在籍時の監督だった田中秀昌前監督(66)は目を丸くした。午前10時が自主トレ開始予定時刻だったが、同 9時50分に佐藤輝の愛車がグラウンドのある敷地内に滑り込んできた。まさかの思いで息をのんだ。
もれ聞く遅刻癖に、恩師も心を痛めてきた。新年早々の改心に一安心。矢野前監督は自主性を認めて長所を引き出そうとしたが、現在のベテラン首脳陣は要所で引き締めた。その厳格さに感謝した。本拠地・甲子園の広さも浜風も克服し、阪神の日本人打者では1984年掛布雅之氏(68)以来となる本塁打王奪取を恩師は熱望した。
●佐藤輝明内野手が 8日、甲子園球場で行われた「令和6年 西宮市二十歳のつどい」にビデオメッセージを送った。式典の途中で球場のオーロラビジョンに表示されると会場がどっと沸き、お祝いした。この日は3640人が二十歳のつどいに参加。人生の節目を迎えてお祝いムードに包まれるなか、同市出身の虎の大砲が花を添えた。
●わが道こそ飛躍への近道! 阪神の新人全 8選手が 8日、入寮から一夜明け鳴尾浜での初練習となる自主トレを行った。ドラフト1位・下村海翔投手(21=青山学院大學)はアップで逆立ち歩きを披露すると、ランメニューでは最も距離の長いポール間走をこなすなど、いきなり〝主役級〟の躍動を見せた。自身に必要なメニューを選んで黙々とこなし、明るい未来への第一歩を刻んだ。輝く水色のランニングシューズが、空に向かって勢いよく持ち上げられる。午前10時すぎ、鳴尾浜のグラウンドに姿を見せたD1位・下村が披露したのは逆立ち!? 両腕でもしっかり〝自立〟して、右腕が入寮翌日の練習メニュー選びから意識の高さを示した。

記事をまとめてみました。



 昨年11月、キャッチボールする髙橋遥人投手
 左肩手術からの復帰を目指す阪神・髙橋遥人投手が 8日、年が明けて初めて鳴尾浜を訪れ、春季キャンプ中のフリー打撃登板を目標にしていることを明かした。
 「トレーナーさんとも話をして(再発する)リスクがなければ、全然いっていいのかなと」
 昨年 6月に左肩にメスを入れ、同11月にはブルペン投球を再開。年末は岩崎らと故郷の静岡で自主トレを行った。今季から育成契約となる左腕は「(静岡で)応援してくれる方がいる。頑張らないと」と完全復活への覚悟を口にした。


 髙橋遥人投手 (23年11月撮影)
 左肘手術などからの復活を目指す髙橋遥人投手が、鳴尾浜で始動した。年末年始は地元静岡で過ごし、先輩左腕岩崎の自主トレにも数日スポット参加。今季から育成契約となったが、ブルペンにも入っており「左肘以外はずっと動きまくっているんで。左手以外は元気なんで、走ります」。打者相手には「 2月中に…まあ早くを目指して。投げながら腕とかももっと動いてくると思う」と、復活への道をイメージした。

 

 木浪聖也内野手、近本光司外野手が今季から久保田運動具店(久保田スラッガー)とアドバイザリー契約を結んだことが 8日、分かった。
 木浪は「プロに入ってからずっとサポートしてもらった。契約を結んでもらい本当に感謝しています」と声を弾ませた。


  6日に自主トレを公開した木浪聖也内野手。信頼するメーカーとともに、連覇へ踏み出す=阪神甲子園球場室内練習場
 昨季 2塁手として同じく日本一に貢献した中野も同様の契約を結んでおり、虎が誇る 2遊間コンビがそろう形に。過去に同社が契約してきた 2遊間コンビは西武黄金期の石毛宏典と辻発彦や、阪神の鳥谷敬と上本博紀らがいたが、中堅・近本も含めた虎の〝トライアングル〟が新たな看板として加わった。
担当者は「弊社はセンターラインを重視しています。 3人はすごく大きな意味を持った選手」と期待を語り、木浪も「もっと(同社に)いい思いをしていただけるように頑張りたい」と力を込めた。


 阪神近本光司外野手(奥)、木浪聖也内野手(手前左)、中野拓夢内野手の新グラブ
 近本と木浪が、今季から久保田運動具店とアドバイザリー契約を結んだ。昨季からの中野と合わせ、ゴールデングラブ賞を獲得した虎のセンターライン3人が同社のブランド「スラッガー」を愛用する契約選手となった。木浪は「自分がふがいない時もサポートしてくださった。これからもっといい思いをしていただけるように頑張りたい」と決意を込めた。

 阪神木浪聖也内野手の新グラブ
 阪神の 2遊間が同時に同社とアドバイザリー契約を結ぶのは、鳥谷敬氏(日刊スポーツ評論家)と上本博紀 2軍野手コーチが現役だった時以来だ。木浪も中野もグラブは基本的な型を変えずに臨む予定。同社の担当者は「全員ゴールデングラブですね。ありがたいです。ぜひ、取り続けてほしい」と期待を寄せた。

 


 昨年12月、契約更改交渉に臨んだ近本光司外野手=阪神球団事務所
 近本光司外野手が 8日、自主トレ先の鹿児島・沖永良部島の〝優勝パレード〟に参加したようすを自身のインスタグラムでライブ配信した。同島の東部に位置する和泊町の大通りで自動車の荷台に乗り、沿道のファンに手を振りながら笑顔で応えた。
 これまでにも「暖かいだけじゃなくて、人の温かさというのが僕は気に入っている」と話してきた第 2の故郷で喜びを分かち合った。 4年連続 4度目となる同島での自主トレで、連覇への土台を作る。


 沖永良部島で開催された「優勝パレード」で島民に手を振る近本光司外野手
 近本光司が鹿児島・沖永良部島での自主トレのため現地入りした。同地で行うのは 4年連続 4回目。空路で入島し、夕方には島が企画した手づくりの「優勝パレード」が実施された。オープンカー型の専用車には「おかえりなさい! 近本光司選手」と記載されたオリジナルパネルがとりつけられ、多くの祝福を受けた。和泊町の職員によると、沿道からは約1000人の島民が見守り「近本さんのすごさが伝わりました」。その後に行われたトークショーにも 500人ほどが参加した。島の人々との交流も大切にしながら、24年シーズンの土台をつくる。

 


 ポーズをとる佐藤輝明内野手=近畿大學の生駒総合グラウンド
 佐藤輝明内野手が 8日、母校・近大の生駒総合グラウンドで自主トレを公開した。
 「昨年以上の成績を残して、今年もアレできるように頑張ります」
 昨年12月は米ワシントン州シアトル郊外の最新トレーニング施設「ドライブライン」を訪問。自らの体を分析し、独自のトレーニングドリルを手に入れた。この日はそのドリルを取り入れた打撃練習を行うなど、約 2時間練習。「新たな発見や気づきもあった。そういうのを踏まえつつ 1月はしっかり動いていく」と意気込む。プロ 3年目の2023年は、 6月に 2軍降格を味わうなどしながら、勝負の後半戦で大活躍。打率.263、チームトップでキャリアハイの24本塁打、92打点。新たな取り組みで進化を続け、昨年以上の成績を目指す。

 2024年の目標を色紙にしたためる際は「決めているやつがある」と、アレ(優勝)と連覇をかけた「アレンパ」と一筆。「昨年はいい思いができた。またその思い出を皆さんと作るために、頑張ってアレンパしたいと思います!」と誓った。

 自主トレを公開し笑顔でバットを振る佐藤輝明内野手=近畿大學の生駒総合グラウンド
 佐藤輝明内野手の“成長”に、恩師が仰天した。近大在籍時の監督だった田中秀昌前監督(66)は「まずビックリしたのが、10分前に来たんですよ。人として成長したのかな」と目を丸くした。
 午前10時が自主トレ開始予定時刻だったが、同 9時50分に佐藤輝の愛車がグラウンドのある敷地内に滑り込んできた。「えっと驚きました。(それが)まず、第一印象ですね」と、まさかの思いで息をのんだ。


 佐藤輝明内野手の自主トレを見守る前近大野球部前監督の田中秀昌氏=近畿大學の生駒総合グラウンド
 もれ聞く遅刻癖に、恩師も心を痛めてきた。「時間の観念がどうなのかと。いい意味で言ったらおおらかというか、マイペースというか。時間ぐらい守らなあかんのちゃうかという。人として当たり前のことをやってほしいし。だから、今日はまず第一印象驚きました、10分前に来たのは」と新年早々の改心に一安心。成長を促した要因として「矢野監督があかんとかじゃなくて。岡田監督とか平田ヘッドコーチの下でやるのが、彼にとってはいいのではないかなと。(昨年) 6月にも岡田監督にファームに落とされて、打撃の不振だけじゃなくて、阪神のレギュラー選手として立ち振る舞いから見直せという意味で落とされたんかなと勝手に自分は想像してたんですけど。そういうことを経て、彼は後半に非常に活躍して、優勝に貢献したと思いますし」と分析。矢野前監督は自主性を認めて長所を引き出そうとしたが、現在のベテラン首脳陣は要所で引き締めた。その厳格さに感謝した。


 自主トレを公開しランニングする佐藤輝明内野手(左)=近畿大學の生駒総合グラウンド
 その上で「個人的には彼のポテンシャルはもっともっとあると思ってるので。ゆくゆくはホームラン王を取って欲しいし、チャンスに強い選手になってくれたら」と期待。かつてレッドソックス吉田正尚外野手が佐藤輝を見て「体をより柔らかく使えたら、もっとすごい選手になる」と話したことが、鮮烈な記憶として恩師の耳に残っている。本拠地・甲子園の広さも浜風も克服し、阪神の日本人打者では1984年掛布雅之以来となる本塁打王奪取を恩師は熱望した。

 

 佐藤輝明内野手が 8日、甲子園球場で行われた「令和6年 西宮市二十歳のつどい」にビデオメッセージを送った。
 式典の途中で球場のオーロラビジョンに表示されると会場がどっと沸き、「皆さんが節目の年である二十歳を迎えられたこと、本当におめでとうございます」とお祝いした。


 佐藤輝明内野手のビデオメッセージを聞く参加者
 「二十歳の皆さんは、伸びしろだらけです。これから壁にぶつかることもあると思いますが、失敗を恐れずにどんどん挑戦してください。僕は野球で精いっぱいのプレーをすることしかできませんが、生まれ育った西宮市を盛り上げていければなと思っていますので、皆さん、一緒に盛り上げていきましょう」
 この日は3640人が二十歳のつどいに参加。人生の節目を迎えてお祝いムードに包まれるなか、同市出身の虎の大砲が花を添えた。

 

 わが道こそ飛躍への近道! 阪神の新人全 8選手が 8日、入寮から一夜明け鳴尾浜での初練習となる自主トレを行った。ドラフト1位・下村海翔投手はアップで逆立ち歩きを披露すると、ランメニューでは最も距離の長いポール間走をこなすなど、いきなり〝主役級〟の躍動を見せた。自身に必要なメニューを選んで黙々とこなし、明るい未来への第一歩を刻んだ。
 輝く水色のランニングシューズが、空に向かって勢いよく持ち上げられる。午前10時すぎ、鳴尾浜のグラウンドに姿を見せたD1位・下村が披露したのは逆立ち!? 両腕でもしっかり〝自立〟して、右腕が入寮翌日の練習メニュー選びから意識の高さを示した。


 鳴尾浜での練習初日、見事な逆立ち歩きを披露した下村海翔投手。ドラ1らしく、いきなり目立った

 「ポール間走が一番長くてきついメニューだったので、今日はそれを選びました。本格的に練習が始まってから、へばりたくなかったので」
 D3位・山田(仙台育英高)らが横で見守る中、アップの逆立ち歩きで抜群の安定感と存在感を披露。育成D2位・福島が続いて挑戦するもすぐさま転倒した様子に笑いながら、「気持ちが上がりすぎて、けがだけしないように気をつけて」体を温めた。その後は育成D2位・福島(白鷗大)とのキャッチボールなどを終えると、ランメニューへ。他の新人投手 4人が両翼ポールから中堅までを走った中で、下村だけはその倍にあたるポール間を駆けた。


 阪神鳴尾浜球場で自主トレする下村海翔投手
 入寮から一夜明け、阪神ドラフト1位下村海翔投手が 8日、鳴尾浜デビューでいきなり追い込みをかけた。前日7日に入寮。「『次の日から体を動かしていいよ』と言われたので」と 9日の新人合同自主トレ開始を待たず、この日の午前中から兵庫・西宮市の鳴尾浜球場で始動。ほかの新人選手も全員参加。球団からは事前に練習メニューを与えられているが、あくまで任意のもの。それぞれが自主練習する中、下村は自ら最もキツい「ポール間走」を選んだ。
 「本格的に(合同自主トレが)始まってからヘバりたくなかった。だから最初に一番きついのをやって、ちょっとでも感覚に慣れるように意識して今日はやろうと思っていた」


 阪神鳴尾浜球場で自主トレする下村海翔投手(手前)ら。左から松原快投手、津田淳哉投手、 1人おいて石黒佑弥投手
 ストップウオッチを片手に、全身をバネのように弾ませた。両翼ポール間を片道30秒で走り、60秒の休憩を挟んで計12セット。甘えを見せず、追い込みをかけた。
 終盤には同期の投手陣らも参戦。「普通にしんどかったです」と振り返ったが、疲労を感じさせずに走り終えた。「やるからにはちゃんとやった方がいいなと思って。無理なくできる範囲の中で全力というか、自分なりにやっていました」。中距離走は得意だ。新年の箱根駅伝では 2年ぶり総合優勝を果たした青学大の「魂」を感じさせる走りにに、同じ新人選手から「速っ!」と驚きの声が飛んでいた。


 阪神鳴尾浜球場で自主トレする下村海翔投手

 ランメニュー前には育成ドラフト2位福島と最大約70メートルの距離を空け、キャッチボールも行った。入寮 2日目にして選手同士の交流も進み、練習の合間には各選手で談笑する姿も見られた。
 「入ってしまえば順位は関係ない。全員が意識高くやると思う。みんなで一緒にやっていけたら」
 仲間と高め合い、プロのスタートダッシュを決める。


 阪神鳴尾浜球場で自主トレする福島圭音外野手(右)は下村海翔投手と笑顔で話す
 阪神育成2位の福島圭音(けいん)が、同期入団でドラフト1位下村のボールのキレに驚いた。
 鳴尾浜での自主練習でキャッチボール相手を務め「落ちてこない。後半からめちゃくちゃ伸びるように。また新しい感覚、捕っていて面白いなと思いました。手が痛かった」と振り返った。
 自身もランニングなどで体を動かし、 9日から始まる新人合同自主トレへ準備OK。「楽しみですね、夜中でも打てるので」と室内練習場での夜間練習も視野に入れた。

 

 2024年シーズンのチームスローガン『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』

 リーグ優勝と日本一に輝き、王者として迎える2024年。
しかし王者といえど、野球に王道という道はない。ただ確かなことは、歩みを止めてはいけないということ。
 2024年も、阪神タイガースは挑戦をやめない。チャレンジャーとして、アレに向かって挑み続ける。
 そんな挑み続ける阪神タイガースの姿勢をスローガンにしたのが『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』です。

 

 

2024年 日程表と結果(02月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(03月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(04月)

 

※コメントを下さった最初の方に、坂本誠志郎捕手のサイン色紙をプレゼント!

 

 

 

 

 

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