●森木大智投手(20)が 7日、高知県土佐市内で開催された「はたちの式典」に参加。20歳を代表して壇上に上がり、謝辞を披露した。2022年にドラフト1位で入団し、今季が勝負の 3年目。プロ初勝利を挙げてリーグ連覇に貢献することを誓った。紺色のスーツにキリッと締められた茶色のネクタイがよく似合う。森木が新成人として迎える一年に誓いを立てた。高知・土佐市に帰郷すると、式典開始前からサインや写真撮影が殺到。式典では新成人 215人を代表して謝辞を読みあげた。
森木にとってのビジョンが 1軍初勝利だ。今季のテーマは精神面でも技術面でも自分の弱さと向き合うこと。投球時に踏み出す足の動きを強化するため、姿勢とリズムを徹底的に体にたたき込み、 2月10日前後に予定されている春季キャンプ紅白戦を見据える。あとは白星をつかむのみ。その右腕で球団初の連覇に貢献する。
●村上頌樹投手(25)と森下翔太外野手(23)が 7日、日本テレビ系で放送された「超プロ野球 ULTRA」で存在感を示した。各球団 2選手ずつ全24選手が出場。村上は右から左へ動く的10枚を狙う「ULTRAターゲットピッチ」に挑戦。会場のパーフェクト予想では、村上が37%と 1番人気だった。中日高橋宏斗投手(21)がいきなりパーフェクトを達成し、後続選手にプレッシャーがかかる中、最後に登場した村上は 7枚に終わり、森下から突っ込まれ苦笑いしていた。連覇を目指す20224年シーズンのスタートを前に、村上と森下が最高の結果で弾みをつけた。
●阪神のドラフト1位・下村海翔投手(21=青山学院大學)が 7日、鳴尾浜球場に隣接する「虎風荘」に入寮した。施設には午前 9時55分に到着。プロ野球選手としての日々が始まることへの自覚を口にした。地元・西宮市出身で、九州国際大付高、青山学院大學から引き続いて寮生活は 8年目に突入するが、緊張感も胸に据えながら、新生活をスタートさせる。ドラフト1位下村海翔投手は小学生時代からバイブルにする、人気漫画「ドラゴンボール」全42巻を持参。自身を主人公・孫悟空のライバルにあたるベジータに例えた。孫悟空は青学大の同学年右腕・広島ドラフト1位常廣羽也斗投手(22)。新たなライバル物語が始まる。父毅さん(53)の影響でハマった同作。小学校低学年の頃、周囲の友達が仮面ライダーなどに熱中する中で、親子の会話はドラゴンボールであふれていたという。作品の中で特に好きなキャラクターは主人公・孫悟空のライバル「ベジータ」だ。下村も青学大時代は、広島からドラフト1位指名された同学年の常広と切磋琢磨(せっさたくま)してきた。ライバルに負けないためにも、ストレッチなどを練習の中心に「逆算して」入寮日に照準を合わせてきた。 9日からは新人合同自主トレも開始。スタートダッシュへ心構えは万全だ。
●セ・リーグの大物も、タイトルだって釣り上げる。すでに入寮していた阪神のドラフト2位・椎葉剛投手(21=四国IL徳島)は 7日、虎風荘に届いた釣りさおを手に力強く意気込んだ。釣り歴は小学校 4年生からと、すでにベテラン?の域。最速 159キロを誇る自慢の肩で、豪快にビュンとさおを振り下ろし、釣果の最大サイズは60センチ近いメジロ(出世魚ブリの成長過程の関西での呼び名。関東ではワラサ)だ。ヤクルト・村上宗隆内野手(23)、巨人・岡本和真内野手(27)ら、セ・リーグ大物選手にも動じない強心臓で真っ向から立ち向かう。虎の守護神に向かって、どんどん出世する。本業では将来的な守護神を目標に掲げており、セーブ王などのタイトルもと“大漁”を思い描いた。
●阪神の育成を含む新人全 8選手が 7日、西宮市の球団寮「虎風荘」に入った。ドラフト3位・山田脩也内野手(18=仙台育英)はまさかの迷子になりながらも、無事、鳴尾浜へたどり着いた。あれ、阪神電車はどこ?! 新大阪駅に降り立った山田は頭上の発車案内板を見てきょろきょろ、そして携帯とにらめっこ。ちょっぴり遅刻で鳴尾浜へと到着したルーキーは初々しい表情でどたばた珍道中を振り返った。東京駅から新幹線に乗ったのが午前 9時頃。順調な電車旅も新大阪駅でつまずいた。高校 3年間で計14試合も戦った甲子園の申し子も知らなかった。新大阪から甲子園駅にいくには 1駅先の大阪(梅田)駅で阪神電車に乗り継ぎをしなくてはいけない。埼玉県から車を走らせた山田の両親は正午過ぎに鳴尾浜へと到着している。その後部座席からは荷物とともに、抱き枕として持参したプーさんの人形も。代わりに車に乗っていれば、遅刻はしなかったのかも…。疲れを癒してくれる相棒と抱き合って再会した。アクシデントのプロ生活スタートも、高校球界屈指の守備力をもつ男は野球では迷わない。真っすぐ、目的地へと突き進んでいく。

記事をまとめてみました。
 

 森木大智投手が 7日、高知県土佐市内で開催された「はたちの式典」に参加。20歳を代表して壇上に上がり、謝辞を披露した。2022年にドラフト1位で入団し、今季が勝負の 3年目。プロ初勝利を挙げてリーグ連覇に貢献することを誓った。
 紺色のスーツにキリッと締められた茶色のネクタイがよく似合う。森木が新成人として迎える一年に誓いを立てた。
 「今年はまずは初勝利することが一番のビジョン。連覇の一員になれるように、チームの勝利に貢献できるように取り組んでいきたい」


  20歳のつどいに参加した森木大智投手=土佐市
 高知・土佐市に帰郷すると、式典開始前からサインや写真撮影が殺到。「すごい応援の言葉をくれたので、より一層頑張ろうって思いました」と元気をもらった。式典では新成人 215人を代表して謝辞を読みあげ、「自分の見据えたビジョンに向けて諦めず粘り強く挑戦することで、意思がある未来へ近づいていけると信じています」と語りかけた。
 森木にとってのビジョンが 1軍初勝利だ。ルーキーイヤーの2022年には 2試合に登板するも白星に恵まれず。昨季はけがで出遅れ、 1軍登板なしだった。今季のテーマは精神面でも技術面でも自分の弱さと向き合うこと。投球時に踏み出す足の動きを強化するため、姿勢とリズムを徹底的に体にたたき込み、 2月10日前後に予定されている春季キャンプ紅白戦を見据える。
 「まずはそこ(紅白戦)に照準を合わせて。僕はどんどんアピールしていく立場。それでも気負わずにやっていけたらと思います」
 視界は開けている。あとは白星をつかむのみ。その右腕で球団初の連覇に貢献する。

 


 トレーニングの合間に笑顔を見せる村上頌樹投手 (2023年12月28日撮影)
 村上頌樹投手と森下翔太外野手が 7日、日本テレビ系で放送された「超プロ野球 ULTRA」で存在感を示した。各球団 2選手ずつ全24選手が出場。村上は右から左へ動く的10枚を狙う「ULTRAターゲットピッチ」に挑戦。会場のパーフェクト予想では、村上が37%と 1番人気だった。
 中日高橋宏斗投手がいきなりパーフェクトを達成し、後続選手にプレッシャーがかかる中、最後に登場した村上は 7枚に終わり「期待に応えられず申し訳ないです」。森下から「新人王を譲ってもらいたいですね」と突っ込まれ苦笑いしていた。


 森下翔太外野手 (2023年12月22日撮影)
 村上頌樹投手と森下翔太外野手が 7日、日本テレビ系で放送された「超プロ野球 ULTRA」に出場。各球団 2選手ずつ全24選手で対決し阪神コンビが“アレ”を達成した。村上は動く的10枚を狙う「ターゲットピッチ」に挑戦。中日高橋宏がパーフェクトを達成する中、 7枚に終わり「期待に応えられなくて申し訳ない」。打球で障害物を押し、最後は的を狙う「バッティングダービー」に出場した森下は、北海道日本ハム万波との対決を制した。クイズやリレーでも対決し、総合成績で阪神が“日本一”に輝いた。森下は「(村上)頌樹さんが足を引っ張ったので、カバーしました」と笑った。


 村上頌樹投手と森下翔太外野手
 村上頌樹投手、森下翔太外野手が参加した読売テレビ系「大和地所スペシャル 超プロ野球 ULTRA」が 7日、放送され、12球団対抗で行われたチーム戦で阪神がナンバーワンに輝いた。
 村上は10枚の動く的を打ち抜くコントロール対決で 7枚を〝ストライク投球〟で沈めた。森下は打球で壁を押し、最後はパネルを倒すバッティング対決で北海道日本ハム・万波に勝利し、 2チーム対抗のリレーでも 1番手で激走を披露して勝利に貢献。日本一を達成した〝虎代表〟として番組を盛り上げた。
 村上は「最後、森下が走って勝ってくれると信じてよかった」と声を弾ませ、森下は「(村上)頌樹さんが足を引っ張ったので、先輩のカバーをしました。いいスタートが切れたかなと思います。(日本一)頑張ります!」と会場を沸かせた。連覇を目指す20224年シーズンのスタートを前に、村上と森下が最高の結果で弾みをつけた。

 


 入寮する下村海翔投手=鳴尾浜・虎風荘
 阪神のドラフト1位・下村海翔投手が 7日、鳴尾浜球場に隣接する「虎風荘」に入寮した。施設には午前 9時55分に到着。「入寮日が決まってから、自分でずっと練習するなかで、この日に逆算して練習とかを自分なりにやってきたので、いよいよだなという気持ちが強いです」とプロ野球選手としての日々が始まることへの自覚を口にした。地元・西宮市出身で、九州国際大付高、青学大から引き続いて寮生活は 8年目に突入するが、「不安とワクワクといろんな感情が混ざっています」と緊張感も胸に据えながら、新生活をスタートさせる。

 荷物を手に虎風荘に入寮する下村海翔投手=鳴尾浜・虎風荘

 阪神のドラフト新入団選手が 7日、兵庫・西宮市鳴尾浜の選手寮「虎風荘」に入寮した。
 ドラフト1位下村海翔投手は小学生時代からバイブルにする、人気漫画「ドラゴンボール」全42巻を持参。自身を主人公・孫悟空のライバルにあたるベジータに例えた。孫悟空は青学大の同学年右腕・広島ドラフト1位常廣羽也斗投手(22)。新たなライバル物語が始まる。
◇   ◇   ◇
 スーツ姿に身を包み、下村が鳴尾浜でプロとしての“1歩目”を踏みしめた。実家から車で約20分の距離にある虎風荘。同期の各選手が思い思いの品を持ち込む中、選んだのは幼少期からの“バイブル”だった。
 「漫画だったりアニメを見ることが好き。きっかけになった作品が『ドラゴンボール』だった」


 ドラゴンボールの単行本を持参し虎風荘へ入寮した下村海翔投手=鳴尾浜・虎風荘

 父毅さんの影響でハマった同作。小学校低学年の頃、周囲の友達が仮面ライダーなどに熱中する中で、親子の会話はドラゴンボールであふれていたという。自分で買いそろえた漫画全42巻を持参し、高校時代から数えて 8年目の寮生活をスタートさせる。
 作品の中で特に好きなキャラクターは主人公・孫悟空のライバル「ベジータ」だ。「悟空に置いて行かれながらも、それでもやっぱりライバルじゃないですか。ずっと這い上がってきて。かっこいいですね」。
 下村も青学大時代は、広島からドラフト1位指名された同学年の常廣と切磋琢磨(せっさたくま)してきた。自身にとっての“悟空的な存在”を問われると「常廣じゃないですかね」と即答。「どっちかというと僕がベジータ。常廣がずっと注目されてきて、追いつけ追い越せで頑張ってきたので。プロでも高い位置で、お互い競い合える存在になりたい」。自身と重ね合わせ、プロでも高め合いを目指す。


 ドラゴンボールの単行本を持参して入寮し、かめはめ波ポーズを決める阪神ドラフト1位の下村海翔投手=鳴尾浜・虎風荘

 ライバルに負けないためにも、オフは「ケガをしない身体作り」に集中。ストレッチなどを練習の中心に「逆算して」入寮日に照準を合わせてきた。 9日からは新人合同自主トレも開始。「アピールしようと思うのではなく、いつも通りやっている所を評価してもらえるように」とスタートダッシュへ心構えは万全だ。
 作中では 7つのドラゴンボールを集めると、シェンロン(神龍)によって願いごとがかなう。だが下村は願いがかなうとしても「全部頼りたくはないので、元気でずっとプレーする所を見守ってほしい」とキッパリ。カメハメ波ばりの“必殺”カットボールは習得済み。目標の新人王は、自力でつかむ。

◆ドラゴンボール:鳥山明原作。日本を代表するアクション漫画で、全世界にファンを持つ。主人公の孫悟空が、 7個そろえば願いがかなうという、ドラゴンボールを集める旅に出る。中盤から格闘家世界一競う「天下一武道会」へストーリーが展開した。ベジータは惑星ベジータの王子で、孫悟空の最強のライバル。


 青山学院大學時代の下村海翔投手(左)と常廣羽也斗投手 (2023年11月撮影)=明治神宮野球場
<阪神の主な入寮時のエピソード>
◆藤川球児(99年):虎風荘史上、最大32インチのテレビを持ち込んだ。登板試合を全てビデオに収め、細かい動きもチェックすると意気込んだ。
◆鳥谷敬(04年):衣服や日用品など、段ボール 5箱分だけを持参。「部屋にいるより、いろんなことに慣れていきたい」とテレビは持ち込まなかった。
◆藤浪晋太郎(13年):好投手たちの動画を収録したデスクトップ型のパソコン持参。ダルビッシュ(当時レンジャーズ)らの徹底研究に意気込んだ。
◆大山悠輔(17年):用具には、大好きな赤をあしらったものをそろえた。報道陣に黒色ベースに赤い線が入ったグラブと、赤茶色のものの2種類を披露。
◆佐藤輝明(21年):地元兵庫・西宮市のふとん店で別注した約50万円の特注マットレスを持参。「めちゃくちゃ眠れます」とさっそく感触を確かめた。
◆森下翔太(23年)):新品グラブは黒と黄色のタイガースカラー。「気合十分ということをグラブに表しました」。阪神愛を込めた新アイテムで決意表明。

 


 釣り竿を持って入寮した椎葉剛投手=西宮市・虎風荘
 セ・リーグの大物も、タイトルだって釣り上げる。すでに入寮していた阪神のドラフト2位・椎葉剛投手は 7日、虎風荘に届いた釣りさおを手に力強く意気込んだ。
 「(相手が大物選手だと)燃えると思いますね。タイトルも取れればいいかなと思います」
 釣り歴は小学校 4年生からと、すでにベテラン?の域。最速 159キロを誇る自慢の肩で、豪快にビュンとさおを振り下ろし、釣果の最大サイズは60センチ近いメジロだ。

「休みの日に行けたらいいなと思って持ってきました。ブリが釣れたらうれしいです」
 ヤクルト・村上、巨人・岡本和ら、セ・リーグ大物選手にも動じない強心臓で真っ向から立ち向かう。「後ろをしたいなという思いはあります」。虎の守護神に向かって、どんどん出世する。


 阪神ドラフト2位の椎葉剛投手は釣りグッズを持参し虎風荘へ入寮=西宮市・虎風荘
 阪神ドラフト2位椎葉剛投手が“大物”を釣り上げる。
 昨年12月にひとあし早く入寮していたが、この日は他の新人に合わせて持参した釣りざおを披露。釣りは小学生のころからの趣味で60センチほどのメジロ(出世魚ブリの成長過程の関西での呼び名。関東ではワラサ)をヒットしたこともあるという。今のターゲットは80センチ級のブリ。「挑戦はずっとしている」とチャレンジ中だ。島田ら先輩には釣り好きも多いだけに、コミュニケーションツールにもなるといえる。
 本業では将来的な守護神を目標に掲げており、セーブ王などのタイトルも「とれればいいかなと思う」と“大漁”を思い描いた。

 

 阪神の育成を含む新人全 8選手が 7日、西宮市の球団寮「虎風荘」に入った。ドラフト3位・山田脩也内野手はまさかの迷子になりながらも、無事、鳴尾浜へたどり着いた。
 あれ、阪神電車はどこ?! 新大阪駅に降り立った山田は頭上の発車案内板を見てきょろきょろ、そして携帯とにらめっこ。ちょっぴり遅刻で鳴尾浜へと到着したルーキーは初々しい表情でどたばた珍道中を振り返った。
 「どこ行けばいいか、わかんなくて…。(大阪の路線は)めちゃめちゃ難しいなと思いました」
 東京駅から新幹線に乗ったのが午前 9時頃。順調な電車旅も新大阪駅でつまずいた。「ここから、甲子園駅って直通でいけないの?!」。その通り。高校 3年間で計14試合も戦った甲子園の申し子も知らなかった。新大阪から甲子園駅にいくには 1駅先の大阪(梅田)駅で阪神電車に乗り継ぎをしなくてはいけない。


 虎風壮に入寮する山田脩也内野手=西宮市・虎風荘
 「(ドラフト1位の)下村さんにLINEで聞いたりして、頑張っていきました」
 何とかたどり着いた目的地でチームスタッフを見つけ、ようやくホッと一息。鳴尾浜の虎風荘に到着したのは予定時刻から30分ほど過ぎた午後 1時30分頃だった。
 埼玉県から車を走らせた山田の両親は正午過ぎに鳴尾浜へと到着している。その後部座席からは荷物とともに、抱き枕として持参したプーさんの人形も。代わりに車に乗っていれば、遅刻はしなかったのかも…。「まぁ、そういう立場。プーさんの方が上なので」。愛くるしい笑顔でジョークを飛ばしたルーキーは、疲れを癒してくれる相棒と抱き合って再会した。

 「プロの世界にようやく入るので、強い気持ちを持って、これから頑張ろうと思っています」
 アクシデントのプロ生活スタートも、高校球界屈指の守備力をもつ男は野球では迷わない。真っすぐ、目的地へと突き進んでいく。


 くまのプーさんのぬいぐるみを持参し入寮した山田脩也内野手=西宮市・虎風荘
 阪神のドラフト3位山田脩也内野手がドタバタで入寮した。

 兵庫・西宮市内の虎風荘に入寮するため、午前 9時ごろに実家のさいたま市内を出発して新幹線に乗車。阪神甲子園駅を目指した。ところが、山田がパニックに陥ったのは、新大阪駅に到着した時だった。
 新大阪駅に甲子園行きの阪神電車が乗り入れていると勘違いしていてあたふた。10分ほど駅構内をさまよい、甲子園のお膝元、西宮市出身のドラフト1位下村にSOSの連絡を入れた。電車で大阪駅に移動する必要があることを教えられ「 1回、大阪(駅)行くとは思わなかったです」。約30分遅れで寮がある鳴尾浜に到着すると、安堵(あんど)の表情を見せた。
 仙台育英(宮城)で甲子園に春夏通じて 3度出場した「甲子園の申し子」だが、その際はバス移動。関西の洗礼を浴び「めちゃめちゃ難しいなと思いました」と初々しく笑った。
 山田が新大阪駅で戸惑う中、相棒の「くまのプーさんの抱き枕」は一足早く“入寮”していた。両親がさいたま市内から約 6時間かけて乗用車で荷物を届けた。小学生から「あった方が睡眠が深くなる」と抱き枕を愛用。今回持ち込んだものは 4日に購入したばかりの「新人」だが、「触り心地とかいい感じ」と気に入る。
 「抱き枕がなければ車に乗れたのでは?」と聞かれると「そうですね」と苦笑い。それでも「プーさんの方が(立場が)上なので」と譲り電車で移動した。なんとか新天地にたどり着き「強い気持ちを持って、これから頑張ろうと思っています」と力強く意気込んだ。

 

 2024年シーズンのチームスローガン『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』

 リーグ優勝と日本一に輝き、王者として迎える2024年。
しかし王者といえど、野球に王道という道はない。ただ確かなことは、歩みを止めてはいけないということ。
 2024年も、阪神タイガースは挑戦をやめない。チャレンジャーとして、アレに向かって挑み続ける。
 そんな挑み続ける阪神タイガースの姿勢をスローガンにしたのが『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』です。

 

 

2024年 日程表と結果(02月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(03月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(04月)

 

※コメントを下さった最初の方に、坂本誠志郎捕手のサイン色紙をプレゼント!

 

 

 

 

 

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