●木浪聖也内野手(29=亜細亜大學OB)が 6日、甲子園室内練習場で自主トレを公開した。木浪聖也内野手が、ラッキーカラーの“ピンク備え”で初のフルイニング出場を目指す。午前中は大阪府内でトレーニングを行い、場所を移して甲子園室内でキャッチボールやトスバッティング。約 4時間、汗を流した。プロ 5年目の昨季はシーズン途中から遊撃手のレギュラーに定着し、 127試合の出場で打率.267、1本塁打、41打点。恐怖の8番打者としてリーグ優勝、日本一に貢献した。今年 6月で30歳になる。進化へのテーマは「自分の体をよく知ること」。股関節や伸展の動きなど基礎的なストレッチから筋肉の動き、体の構造を探っていく。打撃も守備も、自分を知ることがスキルアップにつながる。理解すればするほど、成長の手応えを実感することができた。阪神では、15年鳥谷敬氏(42)以来となる遊撃でのフルイニング出場が目標だ。忙しいオフを過ごすが、すでに元日から始動し、心技体の戦闘準備に抜かりはない。最良の運気を持ち込み、今年もバラ色ならぬ、桃色のハッピー・シーズンにしたい。
●岡田彰布監督(66)が 6日、来日 2年目のヨハン・ミエセス外野手(28)の打撃改造を予告した。お手本は元ヤクルトでNPBシーズン最多本塁打記録保持者、ウラディミール・バレンティン外野手(39)の〝飛ばすコツ〟を体現していた打撃フォーム。引き付けるのではなく前で打つ技術をたたき込み、ミエちゃんを覚醒に導く。日本プロ野球界の歴史のなかでも屈指の長距離砲、バレンティンのようになれる。それだけの潜在能力と勤勉さを感じ取ってきたから、岡田監督はミエちゃんに新たな金言を授けることにした。よりパワーを発揮し、遠くへと飛ばす技術を伝授し、飛躍させる。ミエセスは虎 1年目の昨季は60試合に出場し、打率.222、5本塁打と不完全燃焼の数字に終わった。体の近くでフルスイングするスタイルでは打球にドライブ回転がかかり、持ち前のパワーを解放できない。そこで参考になるのが、バレンティンの打ち方だ。バレンティンは前でさばく打撃を覚えてアーチを量産。指揮官の脳裏には、〝大変身〟を可能にする証言が残っていた。
 岡田監督もミエセスの怪力は認める。そこに虎将の豊富な打撃理論を吸収させ、ブレークへと導く。遠くへと飛ばすコツをつかませ、連覇を目指す虎に欠かせない大砲に鍛え上げる。
●榮枝裕貴捕手(25)が新しいトレーニングを取り入れて 4年目のシーズンへ備える。今オフから初動負荷トレーニングを開始し、手応えを感じている。 8日からは岩崎優投手(32)との自主トレに参加。 6日は甲子園で体を動かし、やる気をみなぎらせた。 4年目の榮枝裕貴捕手は静岡で行う岩崎優投手との合同自主トレに表情を引き締めた。愛用しているマイ・マットレスも持参し、心身充実の時間にする。
●青柳晃洋投手(30)が 6日、甲子園で練習し、今季への決意を口にした。初の開幕投手を任された昨季は18試合に登板して8勝6敗、防御率4.57。 2年連続の最多勝を含む投手3冠に輝いた20222年のような活躍を期し、今季は台頭した村上頌樹投手(25)、大竹耕太郎投手(28)らとの先発ローテ争いに挑む覚悟だ。春季キャンプ中に行われる実戦での登板にも力強い。昨年まで 2年連続で半吉を引いた年始恒例のおみくじは、今年は吉。今年は 2倍の吉が出て気分も上々、好結果に結びつける意気込みだ。30歳シーズンを明るい一年にするためにも、まずは自主トレ、春季キャンプで戦える姿を示していく。三十路のサブマリンは例年よりも早い仕上げに取りかかる。
●岩貞祐太投手(32)が同郷の後輩ルーキーの活躍を願った。昨年12月、同じ熊本出身のドラフト 4位、百崎蒼生(ももさき・あおい)内野手(18=東海大熊本星翔)にスローイングを指導。本人も実践していると伝え聞き笑顔だった。
●甲子園で体を動かした村上頌樹投手は 6日、年始のあいさつ回りで恩師から激励を受けたことを明かした。 1軍未勝利で迎えた昨季は防御率1.75の成績を残して最優秀防御率、MVP、新人王を受賞。エースとして、球団初の連覇に挑む一年が始まった。
●加治屋蓮投手(32)が 6日、施設再開となった鳴尾浜球場に一番乗りで姿を現した。家族で参拝した初詣で引いたおみくじに、2024年の幸せを予感した。昨季は51試合に登板し1勝5敗、1セーブ、16ホールド、防御率2.56と安定した成績でリーグ優勝、日本一に貢献した。出力を上げるトレーニングを中心に行っており、この日はウエート、ランニングの後、ブルペンで立ち投げを行った。救援陣を支えるベテラン右腕が、神様のお告げ通りの一年にしてみせる。年末は31日まで体を動かし、 3日から始動。 2日間だけ家族とのリフレッシュにあてた。初詣ではおみくじも引き、「家族みんな大吉だった」と笑顔。吉兆の 1年をスタートさせた。

記事をまとめてみました。

 木浪聖也内野手が 6日、甲子園室内練習場で自主トレを公開した。午前中は大阪府内でトレーニングを行い、場所を移して甲子園室内でキャッチボールやトスバッティング。約 4時間、汗を流した。
 「まずはチームとしては連覇というのを第一に掲げて、自分としては昨年よりいい成績が残せるように 1月 1日から始動しているので、開幕に向けていい準備ができるようにやっていきたいと思います」
 プロ 5年目の昨季はシーズン途中から遊撃手のレギュラーに定着し、 127試合の出場で打率.267、1本塁打、41打点。恐怖の8番打者としてリーグ優勝、日本一に貢献した。出場試合数、打率、安打数(109安打)、打点に加えて出塁率もすべてキャリアハイの成績。ベストナインとゴールデングラブ賞を獲得した。目標の連覇へ向け、「昨年同様 1年間、全試合出るというのが自分の目標なので、まずはそこを達成することと、リーグ優勝、日本一で連覇をチームとして成し遂げられるように自分もしっかり貢献していきたいと思います」と誓った。


 自主トレを公開し、キャッチボールする木浪聖也内野手=阪神甲子園球場室内練習場
 木浪聖也内野手が 6日、甲子園で自主トレを公開した。今オフは他選手との合同ではなく、単独での自主トレに励む予定。大阪桐蔭高OBで人気野球系ユーチューバー「ミノルマン」が主催する野球施設を訪問し、己の体を研究することをテーマに掲げた。節目の30歳を迎える2024年シーズン。自分自身を熟知し、すべてにおいてキャリアハイを目指す。
 節目の30歳は誰よりも自分自身をよく理解する。一人で向き合う自主トレ期間。木浪が新たな成長を掲げた。
 「自分でしっかりやると決めてやっているので、追い込んでやっていきたい」
 今年は関西に残って単独トレを行う。 1月 1日から始動。この日は甲子園の外野芝生をランニングすると、室内練習場に場所を移してキャッチボールやトスバッティング。一人黙々と汗を流す姿があった。
 「まず自分の体をよく知る。野球の技術ももちろんですが、自分の体を研究。どう動いたらどうなるのかとか、そういうのを勉強していきたい」


 自主トレを公開し、打撃練習する木浪聖也内野手=阪神甲子園球場室内練習場
 新たな取り組みもある。今オフは亜大時代の先輩で、大阪桐蔭高では藤浪晋太郎の 1学年上だった、登録者数11万人超の人気野球系ユーチューバー「ミノルマン」こと広畑実氏(30)が主催する野球施設を訪問。そこに所属するトレーナーに師事しながら、己の体について勉強している。
 「自主トレをやるにあたって、(トレーナーと)お話ししたときに自分の体を知らないなと思いました。分かっていたら、『こっちに張りがあったらこうできるな』とか、『もっと体がうまく使えるんじゃないかな』と思った」
 股関節や伸展の動きなど基礎的なストレッチから筋肉の動き、体の構造を探っていく。「自分が今までやったことがない動きが苦手だと分かった。その動きができるようになれば、技術が上がってくる」。打撃も守備も、自分を知ることがスキルアップにつながる。理解すればするほど、成長の手応えを実感することができた。


 バットを手に笑顔を見せる木浪聖也内野手=阪神甲子園球場室内練習場
 木浪聖也内野手が、ラッキーカラーの“ピンク備え”で初のフルイニング出場を目指す。 6日、甲子園で自主トレを公開。左手には黒地にピンクひものグラブをはめた。マスコットバット、打撃用手袋などにもピンク、ピンクのアクセント。「子どもが好きなので継続したい」と照れくさそうに明かした。 5年目の昨季、気分転換で用具にピンクを入れ始めて成績が上昇。遊撃レギュラーに初めて定着し、ベストナイン、ゴールデングラブ賞と最高のシーズンを送った。今年も縁起をかつぐことを決めた。
 グラブもピンク入りのものは昨季途中に納品されていた。だが、繊細な手の感覚を大事にし、試合では黒に赤を掛け合わせた、前年から使い続けるグラブで1年間通した。この日手にしていたピンクひものグラブは、24年シーズンで使う新発注品。 2月のキャンプから本格的に新相棒を試す。


 今季の目標を披露する木浪聖也内野手=阪神甲子園球場室内練習場
 今年 6月で30歳になる。進化へのテーマは「自分の体をよく知ること」。野球ユーチューバー「ミノルマン」が経営する野球塾のトレーナーに依頼し、全体的な体の動きを見直している。「自分が今までやったことがない動きが苦手と分かった。その動きをできるようになれば技術が上がってくる。分からないことをとことんやればプラスになる」と進化へ貪欲だ。
 阪神では、15年鳥谷敬以来となる遊撃でのフルイニング出場が目標だ。忙しいオフを過ごすが、すでに元日から始動し、心技体の戦闘準備に抜かりはない。最良の運気を持ち込み、今年もバラ色ならぬ、桃色のハッピー・シーズンにしたい。

 

 岡田彰布監督が 6日、来日 2年目のヨハン・ミエセス外野手の打撃改造を予告した。お手本は元ヤクルトでNPBシーズン最多本塁打記録保持者、ウラディミール・バレンティン外野手の〝飛ばすコツ〟を体現していた打撃フォーム。引き付けるのではなく前で打つ技術をたたき込み、ミエちゃんを覚醒に導く。
 日本プロ野球界の歴史のなかでも屈指の長距離砲、バレンティンのようになれる。それだけの潜在能力と勤勉さを感じ取ってきたから、岡田監督はミエちゃんに新たな金言を授けることにした。よりパワーを発揮し、遠くへと飛ばす技術を伝授し、飛躍させる。
 「もうちょっと打ち方変えてええよなあ。ボール潰しすぎやからなあ。もったいない。ほんまの力がボールに伝わってないよな。あんな振らんでも飛んでいく」


 来日2年目を迎えるヨハン・ミエセス外野手。目指すはバレンティン⁉=阪神甲子園球場
 ミエセスは虎 1年目の昨季は60試合に出場し、打率.222、5本塁打と不完全燃焼の数字に終わった。「あれくらい力あったら、差し込まれたらみんなドライブかかるからな。ミエちゃんもどっちかいうとドライブかかるやろ。遠くに飛ばすのとはちゃうよな」と指揮官。体の近くでフルスイングするスタイルでは打球にドライブ回転がかかり、持ち前のパワーを解放できない。そこで参考になるのが、バレンティンの打ち方だ。
 「バレンティンなんかめっちゃくちゃ前で打ってたやろ。引き付けて強いスイングする必要ないんよ、あれだけパワーあったらな。そういうコツやわな」


 連覇を目指す岡田彰布監督。ミエセス改造計画を明かした
 バレンティンは来日 1年目の2011年に31発を放ち、ここから3年連続本塁打王に輝いた。 3年目にはNPB最多の60発をマーク。だが、そんな助っ人でも来日直後は苦労していた。
 「(昨年の春季)キャンプでヤクルトの小川(GM)が来て言うとった。(ミエセスは)バレンティンより 1年目全然マシやって。バレンティンなんか 1年目(のキャンプは)外野にも飛ばんかったって言うてた」。バレンティンは前でさばく打撃を覚えてアーチを量産。指揮官の脳裏には、〝大変身〟を可能にする証言が残っていた。
 岡田監督もミエセスの怪力は「兼ね備えてるやろな」と認める。そこに虎将の豊富な打撃理論を吸収させ、ブレークへと導く。遠くへと飛ばすコツをつかませ、連覇を目指す虎に欠かせない大砲に鍛え上げる。


 練習の合間にミエセス外野手(手前)と笑顔で話をする岡田彰布監督(右) (2023年10月24日撮影)
◆バレンティンのNPB時代 11年のヤクルト 1年目から 2年連続で31本塁打を放ち、連続キングに輝いた。13年にはプロ野球記録となる60本塁打で3年連続タイトルを獲得。当時のNPB最多は、64年王貞治(巨人)とローズ(近鉄)の55本だったが5本も更新した。同年は確実性も身につけ、打率3割3分はセ・リーグ2位。最下位球団からのNPB受賞は史上初だった。手術や故障の影響で出場15試合、1本塁打に終わった15年を除き、ヤクルト在籍 9年で30本塁打以上が 8度。20~21年のソフトバンク時代も含め、通算301本塁打は外国人史上4位。

〈 2年目以降に活躍した主な外国人野手〉
◆ブーマー(83~91年阪急・オリックス、92年ダイエー) 1年目は17本塁打に終わったが残留。ペース配分を計算した 2年目は春先に体力を温存し、37本塁打、130打点、打率3割5分5厘で外国人初の3冠王。日本球界で10年プレーする右の強力助っ人となった。
◆エルドレッド(12~18年広島) 1年目11本塁打、 2年目13本塁打で解雇危機も、野村謙二郎監督の希望で残留。 3年目の14年に37発でキングとなり、監督に恩返しを果たす。16年日本シリーズでは33試合連続本塁打。133本塁打は広島外国人で歴代2位。
◆バルディリス(08~09年阪神、10~13年オリックス、14~15年横浜DeNA)阪神に育成入団。 2年間で33安打4本塁打で解雇されたが、10年に阪神時代の指揮官だったオリックス岡田監督に拾われて急成長。 3塁守備の評価も高く、15年に横浜DeNAを退団するまで 6年連続 100試合以上に出場した。

 


 正捕手を目指す榮枝裕貴捕手
 榮枝裕貴捕手が新しいトレーニングを取り入れて 4年目のシーズンへ備える。今オフから初動負荷トレーニングを開始し、「すごい動きやすさはある。どんどんパフォーマンスも上がっていくんじゃないか」と手応えを感じている。 8日からは岩崎との自主トレに参加。 6日は甲子園で体を動かし、「やれる気がするというのは自分の中でずっとある。自信がついているのも確かなので、あとはチャンスをつかみ取っていくだけ」とやる気をみなぎらせた。

 榮枝裕貴捕手.jpg
  4年目の榮枝裕貴捕手は静岡で行う岩崎優投手との合同自主トレに表情を引き締めた。
  2年連続の参加で「投手の球を受ける機会もあると思うので、こいついけるぞと思われるようにしたい。キャンプが勝負だと思っていますが、静岡から勝負だと思ってやっていきたい」と気合十分。この日は荷物を積み込んで準備。「睡眠は大事ですから」。愛用しているマイ・マットレスも持参し、心身充実の時間にする。

 

 青柳晃洋投手が 6日、甲子園で練習し、今季への決意を口にした。
 「(調整を)特に変えることはないですけど、ひとつ変わるとしたら自分の立場だと思う。またしっかりとローテに入れるように。それがまず最初」
 初の開幕投手を任された昨季は18試合に登板して8勝6敗、防御率4.57。 2年連続の最多勝を含む投手3冠に輝いた20222年のような活躍を期し、今季は台頭した村上、大竹らとの先発ローテ争いに挑む覚悟だ。春季キャンプ中に行われる実戦での登板にも「いつでも投げられるように(しておく)」と力強い。
 「もちろん開幕に投げられるように準備はしますし、開幕ローテに入れるように準備はする。そこは例年とやることは変わらない」
 昨年まで 2年連続で半吉を引いた年始恒例のおみくじは、今年は吉。30歳シーズンを明るい一年にするためにも、まずは自主トレ、春季キャンプで戦える姿を示していく。


 日本シリーズで好投した青柳晃洋投手。ローテの柱に返り咲く!=京セラドーム大阪
 青柳晃洋投手が“吉兆”で24年のスタートを切る。今年引いたおみくじは「吉」。
 一昨年と昨年はともに「半吉」で、22年は最多勝などのタイトルを獲得したが、23年は 2軍落ちも味わうなど、 3年ぶりの無冠に終わった。「半吉はやっぱり、あんまりよくなかったですね」と苦笑い。だが今年は 2倍の吉が出て気分も上々、好結果に結びつける意気込みだ。
  1月中の調整は例年通りとしながらも「一つ変わるとしたら自分の立場」ときりり。「ローテに入れるようにというのがまず最初だと思う。しっかりと争っていかなきゃいけない」。自身は無冠で、先発候補には村上や大竹ら実力者がずらり。先発6枠のいすを争う立ち位置に変わる。アピールに燃え、キャンプ序盤の実戦に照準を合わせる考えだ。「まだ全然わからないですけど、行けと言われたら行くしかない」。三十路のサブマリンは例年よりも早い仕上げに取りかかる。
 「自主トレを経てキャンプインまでにしっかりできるようにと思ってます」。吉年でキャリアハイの活躍を狙う。

 


 岩貞祐太投手 (2023年10月25日撮影)
 岩貞祐太投手が同郷の後輩ルーキーの活躍を願った。昨年12月、同じ熊本出身のドラフト 4位、百崎蒼生(ももさき・あおい)内野手にスローイングを指導。「同じ熊本県民なので、早く活躍してほしいという思い。キャッチボールを見て、苦手かなと思ったので、ピッチャーはこういう意識でやるよと」。本人も実践していると伝え聞き「取り入れてくれているのがうれしいです」と笑顔だった。

 


 昨季は大活躍だった村上頌樹投手
 甲子園で体を動かした村上頌樹投手は 6日、年始のあいさつ回りで恩師から激励を受けたことを明かした。「年始から(故郷の淡路島から)こっちに帰ってきていて、いろいろと高校の監督(智弁学園高・小坂監督)とかに会ったりして。『今年も頑張れよ』と(言われた)」。 1軍未勝利で迎えた昨季は防御率1.75の成績を残して最優秀防御率、MVP、新人王を受賞。エースとして、球団初の連覇に挑む一年が始まった。

 


 キャッチボールをする加治屋蓮投手=西宮市・阪神鳴尾浜球場
 加治屋蓮投手が 6日、施設再開となった鳴尾浜球場に一番乗りで姿を現した。家族で参拝した初詣で引いたおみくじに、2024年の幸せを予感した。
 「生田神社、西宮神社、廣田神社に三社参りをした。家族みんなが大吉でした。一丸となって、束になって戦える年になるのかなと思っています」
 昨季は51試合に登板し1勝5敗、1セーブ、16ホールド、防御率2.56と安定した成績でリーグ優勝、日本一に貢献した。今季は「 2年連続50(試合登板)というところは達成したことがないので、投げられるような信頼(を得ること)と活躍をしたい」と意気込む。
 出力を上げるトレーニングを中心に行っており、この日はウエート、ランニングの後、ブルペンで立ち投げを行った。救援陣を支えるベテラン右腕が、神様のお告げ通りの一年にしてみせる。


 鳴尾浜に一番乗りした加治屋蓮投手=西宮市・阪神鳴尾浜球場
 加治屋連投手が鳴尾浜開きの 6日、新年一番乗りで体を動かした。
 午前 8時半からウエートトレーニングやランニング、ブルペン投球など充実の汗。「けがしたらまずそこの土俵から外れちゃう」と高い意識で練習取り組んだ。
 昨季は51試合に登板し、防御率2.56とブルペン陣を支えた。セ・リーグ連覇へ向け、「 2年連続50(試合)は達成したことがないので、まずは50試合以上投げれるような信頼と活躍を」と力を込めた。
 年末は31日まで体を動かし、 3日から始動。 2日間だけ家族とのリフレッシュにあてた。初詣ではおみくじも引き、「家族みんな大吉だったので、大吉しか入っていないんじゃないかな」と笑顔。「家族、チーム、一丸となって戦える年になるかな」と吉兆の 1年をスタートさせた。

 

 2024年シーズンのチームスローガン『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』

 リーグ優勝と日本一に輝き、王者として迎える2024年。
しかし王者といえど、野球に王道という道はない。ただ確かなことは、歩みを止めてはいけないということ。
 2024年も、阪神タイガースは挑戦をやめない。チャレンジャーとして、アレに向かって挑み続ける。
 そんな挑み続ける阪神タイガースの姿勢をスローガンにしたのが『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』です。

 

 

2024年 日程表と結果(02月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(03月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(04月)

 

 追記(10:40)

※コメントを下さった最初の方に、坂本誠志郎捕手のサイン色紙をプレゼント!

 

 

 

 

 

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