●今季MVPと新人王に輝いた村上頌樹投手(25)が26日、地元の兵庫・南あわじ市の「ふるさと応援大使」に就任した。同市出身の元幕内力士で、名前の読み方が同じ照強翔輝(てるつよし・しょうき=28)に続き 2人目の大役。村上頌樹投手が26日、生まれ故郷の兵庫県・南あわじ市に凱旋(がいせん)し、南あわじ市スポーツ特別栄誉賞ならびに南あわじ市ふるさと応援大使委嘱状交付式に参加した。交付式では守本憲弘市長(62)と歓談。日本シリーズ第 6戦ではパブリックビューイングが実施されており、当時の心境を明かした。来季に向けては、故郷をさらに有名にすべく、さらなる活躍を誓った。昨年まで0勝で迎えた 3年目の今季。22試合に登板して10勝6敗、防御率は1.75で、最優秀防御率、新人王、リーグMVPのタイトルを獲得した。18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一に貢献した右腕に対する同市のスポーツ賞特別栄誉賞の表彰、ふるさと応援大使の委嘱は満場一致だった。今季の得点圏被打率は2割9厘。規定投球回到達者ではNPB6位の好成績だが、同1位の同い年右腕で、来季からドジャースでプレーするオリックス山本由伸投手(25)は1割4分7厘に抑え込んでいる。沢村賞は山本が今季まで3年連続で獲得。海を渡る同学年右腕がつかんだ栄誉も励みに、“来場所”はさらなる高みを目指す。
●糸原健斗内野手(31)が26日、来季の声出し担当に森下翔太外野手(23)を任命した。今季は森下が担った際にやり直しを命じるなど指導し、年末のバラエティー番組では円陣で 2人の掛け合いを披露。 2年目を迎える若きムードメーカーに、春季キャンプ初日から引っ張るよう指令を出した。球団史上初のリーグ連覇に向けて、声も張れ!! 糸原が森下に新たな役割を求めた。今季は 8月に試合前にベンチ前で行う円陣で原口が「バモス!」と叫ぶと、そこから10連勝を達成。岡田虎ではアレに並ぶ魔法の合言葉になった。森下も 5月20日に声出しを担当すると、その日にプロ初のサヨナラ打を放ち、そこからチームは8連勝。連勝中は同じ選手が声出しを担当する中、糸原が森下にやり直しを命じるむちゃぶりをするなど、ムード作りに一役買っていた。若手中心のチームでこれまで担ってきたムードメーカー役を徐々に後輩に託していく構えだ。
●阪神電鉄の久須勇介社長(62)、尼崎市の松本眞市長(44)が26日、東京都内の環境省で伊藤信太郎環境相(70)と対談した。2025年 3月に阪神の 2軍施設などが開業する兵庫・尼崎市の小田南公園は、「ゼロカーボンベースボールパーク」として同省が選定する脱炭素先行地域にできる新施設。今季、38年ぶりの日本一を達成した猛虎は、環境面でもトップを目指していく。日本一に輝いた虎は、国内初の『ゼロカーボン』となる 2軍施設で時代の先端をいく。環境省での対談で伊藤環境相から求められると、久須社長は力強く応じた。建設地がある尼崎市は戦後から工場の煙や自動車の排ガスによる大気汚染が深刻化。公害が問題となった歴史があり力を込めた。ゼロカーボンベースボールパークは日本では初のこと。伊藤環境相はたたえ、阪神2軍施設から全国へ、「脱炭素」の流れが広まることを願った。

記事をまとめてみました。

 

 村上頌樹投手が26日、生まれ故郷の兵庫県・南あわじ市に凱旋(がいせん)し、南あわじ市スポーツ特別栄誉賞ならびに南あわじ市ふるさと応援大使委嘱状交付式に参加した。 3年目の今季は大ブレーク。22試合に登板して10勝6敗、防御率は1.75を残し、最優秀防御率、新人王、リーグMVPとタイトルを総ナメし、38年ぶりの日本一に貢献した。交付式では守本憲弘市長と歓談。日本シリーズ第 6戦ではパブリックビューイングが実施されており、「皆さんが応援してくれているので頑張らないとなとは思いましたし、情けない姿は見せられないなと思っていました」と当時の心境を明かした。来季に向けては「チームとしては連覇というのを目指してやっていきたいですし、個人としては最優秀防御率というタイトルを2年連続でとれるように練習していきたい」と、故郷をさらに有名にすべく、さらなる活躍を誓った。

 「南あわじ市スポーツ特別栄誉賞」「南あわじ市ふるさと応援大使委嘱状」交付式で淡路ビーフを贈呈された村上頌樹投手=南あわじ市役所
 南あわじ市をもっと有名にする!! 村上頌樹投手が12月26日、生まれ故郷の兵庫・南あわじ市で行われた「南あわじ市スポーツ賞 特別栄誉賞」の表彰式、「南あわじ市ふるさと応援大使」の委嘱状交付式に参加した。 3年目の今季にブレークした新人王&MVP右腕は、得点圏での被打率を改善して2年連続の最優秀防御率のタイトルを獲得し、自身とふるさとの名を売ることを誓った。
 南あわじで育った球界のニュースターが、いつもより少し胸を張って帰ってきた。今季初帰省で受けた大歓迎。新たなモチベーションを得た村上が、またひとつ気合を入れた。


 「南あわじ市ふるさと応援大使」の名刺を披露する村上頌樹投手=南あわじ市役所
 「いろいろな方々に集まってもらって、こういうふうに祝福されて光栄です。またもっと頑張らないとな、という気持ちになりました」
 表彰会場の市役所に到着すると、『村上頌樹投手おめでとう』という横断幕とともに職員総出で出迎えられた。「いろいろな方々が声をかけてくださいましたし、頑張ってきてよかったなと思った」と頰を緩めた。

 昨年まで0勝で迎えた 3年目の今季。22試合に登板して10勝6敗、防御率は1.75で、最優秀防御率、新人王、リーグMVPのタイトルを獲得した。18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一に貢献した右腕に対する同市のスポーツ賞特別栄誉賞の表彰、ふるさと応援大使の委嘱は満場一致だった。

 「南あわじ市ふるさと応援大使」の名刺を手渡す村上頌樹投手=南あわじ市役所
 今季MVPと新人王に輝いた村上頌樹投手が26日、地元の兵庫・南あわじ市の「ふるさと応援大使」に就任した。同市出身の元幕内力士で、名前の読み方が同じ照強翔輝(てるつよし・しょうき)に続き 2人目の大役。同市からは「スポーツ賞」「特別栄誉賞」も受賞し、故郷に錦を飾った。来季はピンチの“土俵際”でもっと踏ん張るべく、両リーグ6位の得点圏被打率の改善に意欲。 2年連続で最優秀防御率を奪取し、沢村賞も目指す。
          ◇   ◇   ◇
 虎の村神様が故郷に錦を飾った。ヒーローの凱旋(がいせん)に、人口約 4万5000人の南あわじ市が沸き返った。年の瀬の慌ただしい時期だったが、式典会場の市役所の入り口付近に市民らやファンが集結。故郷の温かさに感謝し、野球で地元を盛り上げを続けていくことを誓った。

 「野球が仕事なので。そこで頑張れば淡路島の名前も覚えてもらえる。そこで頑張っていきたいです」
 同市から「スポーツ賞」、「特別栄誉賞」を受賞。同郷で 4学年上の元幕内力士・照強以来 2人目の「ふるさと応援大使」にも就任した。今季は防御率1.75で最優秀防御率、新人王、MVPも獲得し、阪神38年ぶりの日本一に大貢献。守本憲弘市長(62)との対談では、来季目標に2年連続の最優秀防御率を掲げた。


 南あわじ市スポーツ賞・特別栄誉賞を受賞した村上頌樹投手は、守本憲弘市長と笑顔を見せる=南あわじ市役所
 「防御率のタイトルを2年連続で取りたい。そこを目指してまた練習していきたいと思っています」
 そのために求めていくのは、「しょうき」先輩に負けない“土俵際の強さ”だ。名前の読み方が偶然同じ照強は、19年 7月の名古屋場所で12勝3敗の好成績を収め、敢闘賞を受賞した元幕内力士。アスリートとして、応援大使の先輩として、あやかり、学ぶ点は多い。

 今季の得点圏被打率は2割9厘。規定投球回到達者ではNPB6位の好成績だが、同1位の同い年右腕で、来季からドジャースでプレーするオリックス山本は1割4分7厘に抑え込んでいる。「無駄な失点もあった。そこをなくしていければ、(防御率は)もっと良くなると思う。ランナーがいる時のコントロールが甘くなる部分もあった。真ん中入らないように、しっかり投げ切りたい」。ピンチの土俵際でもっと踏ん張れば、さらに防御率もアップしてタイトルに近づける。
 式典後には、地元の少年野球チームとも交流した。少年野球時代の先輩が「最優秀防御率以外に取りたいタイトルは」と質問。すると笑顔で「 1回は沢村賞とか、そういうのを取ってみたい」と回答した。
 沢村賞は山本が今季まで3年連続で獲得。海を渡る同学年右腕がつかんだ栄誉も励みに、“来場所”はさらなる高みを目指す。


 地元で凱旋記念祝賀会が行われ少年野球チームのナイン代表者へプレゼントを手渡す村上頌樹投手=南あわじ市役所

○…この日の村上
 地元からの大歓迎を受けた 1日となった。各表彰や委嘱状を受け取ると「淡路ビーフ」などの特産品と「ふるさと応援大使」の名刺 600枚が手渡された。初めての名刺配りで報道陣にふるさと大使の就任あいさつも行うなど笑顔が絶えなかった。「南あわじ警察署」、「あわじ島農業協同組合」も訪問。最後は地元の少年野球チームとの交流会に参加し、質問会などでふれ合った。

◆南あわじ市
 兵庫県・淡路島の南端に位置する市。05年 1月11日に三原郡の三原、緑、西淡、南淡の 4町が統合して誕生した。鳴門海峡をはさんで徳島県と向かい合う。玉ねぎの生産や、酪農、畜産業などが盛ん。肉牛は「淡路ビーフ」の名で知られる。主な出身者に元阪神鎌田実、タレントの上沼恵美子、元サッカー日本代表の加地亮ら。今年11月末現在の人口は 4万4459人。守本憲弘市長。
◆照強翔輝(てるつよし・しょうき)
 本名・福岡翔輝。1995年(平 7) 1月17日生まれ、兵庫・南あわじ市出身。三原中学時代に全国16強入りし、伊勢ケ浜部屋入門。しこ名は「周囲を強く明るく照らすように」の願いから。17年初場所新十両、19年春場所新入幕。最高位は前頭三枚目で現在は東幕下三十三枚目。得意は右前みつ、投げ。幕内在位22場所で145勝185敗。169センチ、107キロ。

 

 任せた、声出し番長!! 糸原健斗内野手が26日、来季の声出し担当に森下翔太外野手を任命した。今季は森下が担った際にやり直しを命じるなど指導し、年末のバラエティー番組では円陣で 2人の掛け合いを披露。 2年目を迎える若きムードメーカーに、春季キャンプ初日から引っ張るよう指令を出した。
 球団史上初のリーグ連覇に向けて、声も張れ!! 糸原が森下に新たな役割を求めた。
 「考える時間はいっぱいあると思うので、しっかりと 2月 1日に合わせてくるように。キャッチボールとか集まって『さあ、いこう』とかあるので、多分、合わせてくると思う。体はもちろんだけど、頭も」
 今季は 8月に試合前にベンチ前で行う円陣で原口が「バモス!」と叫ぶと、そこから10連勝を達成。岡田虎ではアレに並ぶ魔法の合言葉になった。森下も 5月20日に声出しを担当すると、その日にプロ初のサヨナラ打を放ち、そこからチームは8連勝。連勝中は同じ選手が声出しを担当する中、糸原が森下にやり直しを命じるむちゃぶりをするなど、ムード作りに一役買っていた。


 優勝パレードで森下翔太外野手につっこむ糸原健斗内野手。新たなムードメーカー役に指名した=神戸市内
 18日放送の日本テレビ系列「しゃべくり007」にそろって出演した際には、番組内で円陣でのようすを再現。森下の声出しに「もう一回」とやり直しを命じ、計 5回繰り返して芸人顔負け!?の笑いを呼び込んだ。「全国区のテレビなので(反響が)すごい。自分が一番面白かったのでよかったです」と振り返ったが、若手中心のチームでこれまで担ってきたムードメーカー役を徐々に後輩に託していく構えだ。
 今季は主に代打の切り札として、69試合出場で打率.236、5打点。契約更改時には「やっぱり試合に出たいので、試合に出るその準備を(したい)」と来季に向けて意気込んでいた。年末年始も主に関西に滞在して体を動かし、キャンプ初日に合わせていく予定だ。
 「 2月からまた勝負が始まるので、しっかりとそこに合わせてやっていくのは毎年同じなので。まずは 2月 1日にしっかりと動く体にできたらいいなと思います」
 後輩の奮闘を促しながら、プロ 8年目も猛虎をもり立てる準備を進める。

 

 阪神電鉄の久須勇介社長、尼崎市の松本眞市長が26日、東京都内の環境省で伊藤信太郎環境相と対談した。2025年 3月に阪神の 2軍施設などが開業する兵庫・尼崎市の小田南公園は、「ゼロカーボンベースボールパーク」として同省が選定する脱炭素先行地域にできる新施設。今季、38年ぶりの日本一を達成した猛虎は、環境面でもトップを目指していく。
 日本一に輝いた虎は、国内初の『ゼロカーボン』となる 2軍施設で時代の先端をいく。環境省での対談で伊藤環境相から「脱炭素の取り組みも日本一になるように期待しております」と求められると、久須社長は力強く応じた。
 「日本一を目指して頑張りたい」


 「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」のイメージ図 (阪神電鉄提供)
 25年から居を構える〝虎の穴〟は、室内練習場や選手寮兼クラブハウスなどの屋上に太陽光パネルを設置。蓄電池も導入し、雨水、井水の活用、ペットボトル、プラスチックカップの回収とリサイクルなどといったさまざまな取り組みで脱炭素化を図る。
 「阪神タイガースにとっては選手育成拠点の充実によるチーム力の強化、常勝チーム作りに向けて大変期待の大きな事業。全国の野球場では初の自家発電、自家消費による完全ゼロカーボンを実現していきたい」
 建設地がある尼崎市は戦後から工場の煙や自動車の排ガスによる大気汚染が深刻化。公害が問題となった歴史があり「ネガティブなイメージを払拭することに少しでもお手伝いできれば」と力を込めた。


 対談する、左から伊藤信太郎環境大臣、松本真尼崎市長、久須勇介阪神電気鉄道社長=環境省
 阪神電鉄の久須勇介社長、松本真尼崎市長が26日、都内の環境省で伊藤信太郎環境相と 3者対談を行った。25年 3月に尼崎市に開業予定の阪神 2軍施設「ゼロカーボンベースボールパーク」が、環境省が選定する脱炭素先行地域に選ばれており、同地域に選出されている自治体・施設の中で初めて完成する事例として注目が集まっている。3者の熱い思いが言葉となった。
 伊藤環境相が「まずは日本一おめでとうございます」と切り出すと、和やかなムードに包まれた。尼崎市と阪神電鉄の取り組みを「素晴らしいこと」と何度も繰り返した。2050年カーボンニュートラルの実現、また、2030年に温室効果ガスを2013年度から46%削減することを目指し、さらに50%の高みに向けて挑戦し続けるために、「この球場が 1回目の脱炭素先行地域。トップランナーとして素晴らしい例を実現していってほしい。この試みが日本中にモデルとして広まっていくと期待しております」と言葉を送った。


 握手して写真に納まる、左から松本眞尼崎市長、伊藤信太郎環境大臣、久須勇介阪神電気鉄道社長=環境省
 松本尼崎市長は「尼崎南部はかつては公害で有名な地域だった」と振り返り「そこの南部の公園を整備することが特徴。公害の町だった尼崎の南部が、環境で引っ張っていけるとアピールしたい」と続けた。
 久須社長は「大臣から日本一のお祝いの言葉をいたたききまして、ありがとうございます」と感謝。「若手育成拠点の充実ということで、常勝軍団に向けて大変期待の大きい施設」と、38年ぶりの日本一を成し遂げ、さらなるチーム強化への“虎の穴”となると青写真を描いた。
 ゼロカーボンベースボールパークは日本では初のこと。伊藤環境相は「素晴らしい取り組み」とたたえ、「取り組みがもっと全国で広がるように広報したい。ここで終わりじゃないように」と阪神2軍施設から全国へ、「脱炭素」の流れが広まることを願った。

 

 2023年シーズンのチームスローガン『A.R.E.(えーあーるいー)』  チームの最終目標にある『アレ』を目指していく強い想いをビジュアライズに表現いたしました。

 このスローガンには “個人・チームとして明確な目標(Aim!)に向かって、野球というスポーツや諸先輩方に対して敬いの気持ち(Respect)を持って取り組み、個々がさらにパワーアップ(Empower!)することで最高の結果を残していく”という想いが込められています。

※このスローガン・デザインは2023年のシーズンロゴとしても展開してまいります。

 

 

 2023年 オープン戦 最終順位表

 

 2023年 交流戦最終順位表

 

 2023年 公式戦最終順位表

 

2024年 日程表と結果(02月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(03月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(04月)

 

 

 

 

 

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