●阪神は 1点リードの 9回、守護神・岩崎優投手(32)が一死 1、 3塁から代打・内山壮真捕手(21)に同点打を浴びると、続く山田哲人内野手(31)に決勝の中犠飛。今季最終戦でサヨナラ負けを喫した。13勝目を逃した大竹耕太郎投手(28)はDeNA・東克樹投手(27)が黒星を喫していたが、「勝率一位」を逸した。 阪神は大山悠輔内野手(28)、佐藤輝明内野手(24)の 2者連続アーチで先制。その後、同点とされたが、 6回に佐藤輝の犠飛で勝ち越し。最高勝率のタイトルがかかっていた大竹耕太郎投手は勝ち投手の権利を持ったまま降板したが、チームが敗れたため、タイトル獲得の条件となる13勝目を逃した。なお、この日は 4打数無安打に終わった中野拓夢内野手(27)だったが、164安打でDeNA・牧秀悟内野手(25)とともに最多安打のタイトルを獲得した。チームは 3個を加え、6年連続リーグワーストの85失策。個人タイトルは 5部門で戴冠。大山が「最高出塁率」、90年岡田彰布監督(65)以来の球団 2塁手フルイニング出場を記録した中野拓夢内野手はDeNA・牧秀悟内野手と「最多安打」を分け合った。岩崎が「最多セーブ」、村上頌樹投手(25)が「最優秀防御率」、近本光司外野手(28)が「最多盗塁」に輝いた。セ・リーグは全日程終了で 2位広島、 3位DeNA、 4位巨人、 5位ヤクルトで、最下位は中日。
●最高勝率のタイトルを狙う大竹耕太郎投手が 5回につかまった。先頭の丸山和の打球は遊撃後方へ力のないフライ。木浪聖也内野手(29)が追いついたかに見えたが、ボールは外野で弾んだ。アンラッキーな 2塁打でピンチを背負うと、山田に同点の左前打を浴びた。DeNA・東と争う最高勝率のタイトルには勝ち星をあげることが絶対条件。
● 6回から2番手で登板した才木浩人投手(24)は 3回無失点の好リリーフでリードを守った。大竹の13勝目の権利がかかる中、 6回に味方の失策で走者を背負うもゼロで乗り切り 7回以降も無失点投球を続けた。 首脳陣の期待に応える活躍を見せた。
● 4― 3の 9回に登板した守護神・岩崎はサヨナラ打を浴び 3敗目。味方の失策などで一死 1、 3塁となり、代打・内山に左前へはじき返された。大竹の13勝目がかかった状況でリードを守り切ることはできず。
●中野拓夢内野手の最多安打のタイトルが確定した。この日は「2番・2塁」で出場も 6回の時点で 3打数無安打。それでも、164安打で並んでいたDeNAの牧が、巨人戦(東京ドーム)で3打数無安打に終わったため、中野の首位以上が確定した。中野は2021年に盗塁王のタイトルを獲得。打撃部門でのタイトルはプロ 3年目で初となる。グラウンドに立ち続け、積み重ねてきたヒットは勲章になる。中野がちょっぴり悔しさをにじませながらも、最多安打の冠を手にした。岡田新体制、改革の目玉となった中野の 2塁コンバート。新たな挑戦に立ち向かう中、 3月はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表としても戦った。憧れは球団OB・鳥谷敬氏(42)。代名詞ともいえる「鉄人」の称号を引き継ぐ覚悟はできている。 2番としても成長した。21犠打はセ・リーグトップタイ。57四球は昨年を大きく上回り、つなぎの役目も果たした上でのタイトル戴冠だった。岡田監督はたたえた。試合終了後、虎党から〝おめでとう〟の声が飛ぶ。小雨降る中、中野は晴れやかな表情で帰路についた。
●佐藤輝は 1回二死で大山との 2者連続となる右中間ソロ。自己最多タイの24号で、ラスト 2試合連続アーチで締めた。 3- 3の 6回には一時勝ち越しの犠飛も放ったが、 9回の守備では自身の失策絡みで同点とされチームはサヨナラ負け。チームも 3個を加え、6年連続リーグワーストの85失策となった。会心のフィニッシュとはいかなかった。今季92打点もキャリアハイ。打撃でしっかりと伸長を印象づけ、レギュラーシーズンを終えた。
●近本は28盗塁で 2年連続 4度目の盗塁王に輝いた。今季最終戦には「1番・中堅」で出場し、第 1打席で背中に死球を受け、リーグ単独トップの12死球。 4回の守備でベンチに退いた。
●森下翔太外野手(23)は「3番・右翼」で 2試合連続で先発出場。 3- 3の 6回一死で左翼フェンス直撃の 2塁打を放って出塁し、続く大山の左前打、佐藤輝の犠飛で一時勝ち越しのホームを踏んだ。

記事をまとめてみました。
 

※風邪引いて、寝込んでいるので、正確な終了時間がわかりません。ごめんなさい。

 

 <東京ヤクルト5x- 4阪神>◇25回戦◇阪神17勝 7敗 1分◇ 4日◇明治神宮野球場
 セ・リーグの全日程が終了し、阪神は 3年連続で 5人が個人タイトルを獲得した。
 打者では、近本光司外野手が 2年連続の最多盗塁(28盗塁)。新人時代から 5年連続のタイトル獲得は、01年から 5年連続で盗塁王に輝いた先輩の赤星憲広以来、史上 2人目の快挙となった。中野拓夢内野手はDeNA・牧と並び、自身初の最多安打(164安打)。大山悠輔内野手は自身初タイトルとなる最高出塁率(4割3厘)を獲得した。投手も 2人が初タイトル。岩崎優投手が最多セーブ(35)、村上頌樹投手が最優秀防御率(1.75)に輝いた。
 最終戦に先発した大竹耕太郎投手は勝利投手の権利を持って交代。チームが逃げ切れば、13勝目(2敗)を挙げて最高勝率を手にしていた。DeNA・東が黒星を喫したことで大逆転が目の前だったが、チームが 1点リードの 9回にサヨナラ負けを喫し、逃した。


  1回に先制2ランを放った大山悠輔内野手。初タイトルとなる最高出塁率を獲得した=明治神宮野球場
 阪神は 1点リードの 9回、守護神・岩崎が一死 1、 3塁から代打・内山に同点打を浴びると、続く山田に決勝の中犠飛。今季最終戦でサヨナラ負けを喫した。阪神は大山、佐藤輝の 2者連続アーチで先制。その後、同点とされたが、 6回に佐藤輝の犠飛で勝ち越し。最高勝率のタイトルがかかっていた大竹は勝ち投手の権利を持ったまま降板したが、チームが敗れたため、タイトル獲得の条件となる13勝目を逃した。なお、この日は 4打数無安打に終わった中野だったが、164安打でDeNA・牧とともに最多安打のタイトルを獲得した。

  9回、ヤクルト・山田哲人内野手にサヨナラ犠飛を許した岩崎優投手=明治神宮野球場
 阪神がレギュラーシーズン最終戦で今季3度目のサヨナラ負け。岩崎優投手が 1点リードを守り切れず、逆転負けを喫した。13勝目を逃した大竹耕太郎投手はDeNA・東克樹投手が黒星を喫していたが、「勝率一位」を逸した。 1回、大山悠輔内野手と佐藤輝明内野手の今季 4度目のアベック弾で 3点先取。球団では2009年金本知憲に次ぐ全試合4番先発を果たした大山の19号2ランに、佐藤輝が21年の自己最多に並ぶ24号ソロで続いた。佐藤輝が 7回、球団記録となるチーム47犠飛目を放ったが、 9回には失策。チームは 3個を加え、6年連続リーグワーストの85失策。個人タイトルは 5部門で戴冠。大山が「最高出塁率」、90年岡田彰布以来の球団 2塁手フルイニング出場を記録した中野拓夢内野手はDeNA・牧秀悟内野手と「最多安打」を分け合った。岩崎が「最多セーブ」、村上頌樹投手が「最優秀防御率」、近本光司外野手が「最多盗塁」に輝いた。セ・リーグは全日程終了で 2位広島、 3位DeNA、 4位巨人、 5位ヤクルトで、最下位は中日。

 今季最終戦を終え、スタンドにあいさつする岡田彰布監督=明治神宮野球場
 レギュラーシーズンの今季最終戦はまさかの逆転サヨナラ負け-。岡田監督に怒りはなかった。だが、必死で望みをつないできたからこそ、 4- 3の 9回に〝緊急登板〟させた岩崎が代打・内山に同点打を浴びた瞬間には表情が曇った。
 「岩崎は、いかんでもよかったんやけどなあ。ほかのピッチャーは( 1点差で)余計プレッシャーかかると思ったからなあ。しゃあないわ」


 試合後、引き揚げる岡田彰布監督。Vに大きく貢献した大竹耕太郎投手にタイトルをと手を尽くしたが、かなわなかった=明治神宮野球場
 今季最終戦はチームの勝利よりも大竹や中野、大山ら個人タイトルを争っている選手をアシストする采配に徹した。大竹は勝利投手になれば13勝目。この日の巨人戦(東京ドーム)で先発した東が負け投手になれば、大逆転で「最高勝率」のタイトルを手にすることができる。だからベストオーダーで臨んだ。
 その大竹は 5回を投げて 3失点。 6回表に佐藤輝の右犠飛で勝ち越し、直後の回から送り込んだ才木は、期待に応えて 3回無失点。あとは逃げ切るだけだった。
 「みんなうまいこといっとったのになあ」

 

 最高勝率のタイトルを狙う大竹耕太郎投手が 5回につかまった。先頭の丸山和の打球は遊撃後方へ力のないフライ。木浪が追いついたかに見えたが、ボールは外野で弾んだ。アンラッキーな 2塁打でピンチを背負うと、続く代打・北村は進塁打で一死 3塁。塩見に中前に運ばれ、 1点差に迫られた。さらに長岡に右前打で 1、 3塁。山田に同点の左前打を浴びた。DeNA・東と争う最高勝率のタイトルには勝ち星をあげることが絶対条件。同点でしのいだ左腕は、味方打線の奮起に期待するしかない。

 好投した阪神先発の大竹耕太郎投手=明治神宮野球場
 阪神・大竹の最高勝率のタイトルがまさかの展開で逃げていった。 1点リードの 9回、すでに最多セーブのタイトルを手中に収めている岩崎を投入したが、内山に同点打を許すと、山田にサヨナラ犠飛を浴びた。岡田監督は「岩崎はいかんでも良かったんやけどなあ。他のピッチャーは余計プレッシャーかかると思ったから。まぁ、しょうがないわ」と苦笑いを浮かべるしかなかった。

  5回、ヤクルト・山田哲人内野手に同点となる適時打を許した大竹耕太郎投手=明治神宮野球場
 大竹は 9安打を浴びながらも 5回 3失点で粘り、 6回に佐藤輝の犠飛で勝ち越したため、13勝の権利を手にしていた。白星を挙げれば、勝率8割6分7厘となり、この日、 3敗目を喫したDeNA・東の同8割4分2厘を上回るはずだったが、水の泡と消えた。「まだ先があるので」と足早に球場を引き揚げた。
 大竹が最高勝率のタイトルを取っていれば、 1球団 6人となり12年の巨人、17年のソフトバンクに並ぶ史上最多タイだった。それでも、大山の最高出塁率( 4割 3厘)、中野の最多安打など 3年連続でリーグ5部門のタイトルを獲得。個人の成長が光ったシーズンでもあった。


  5回 3失点と好投した大竹耕太郎投手=明治神宮野球場
 阪神・大竹耕太郎投手が 4日、自身のインスタグラムのストーリーズを更新。投稿された「優勝したからといって適当に投げるゴミ投手」など多くの誹謗(ひぼう)中傷コメントのスクリーンショットを公開し「わざわざアカウントまで作って こんなコメントをしてくる あなたよりは 私の方が真っ当に 生きていると思います」(原文まま)とつづった。
 近年、SNS上での選手や家族に対する誹謗(ひぼう)中傷、脅迫が多発。開幕前にはNPB、プロ野球12球団、選手会などが共同声明を出したが、心ない投稿がいまだに散見されている。
 現役ドラフトでソフトバンクから阪神に今季移籍した左腕は、12勝2敗の好成績でチームを18年ぶりの優勝に導いた。この日はチーム最終戦となるヤクルト戦(神宮)に先発。 5回 3失点と好投したが、13勝目はならず最高勝率のタイトルを逃した。



 阪神の才木浩人投手=明治神宮野球場
  6回から2番手で登板した才木は 3回無失点の好リリーフでリードを守った。「 1点差で(大竹さんの)タイトルを背負って投げていたので、いつも通りとは違う感じだった」。大竹の13勝目の権利がかかる中、 6回に味方の失策で走者を背負うもゼロで乗り切り 7回以降も無失点投球を続けた。 1日の広島戦(マツダ)からロングリリーフ要員としてベンチ入りしていた右腕が、首脳陣の期待に応える活躍を見せた。

 


  9回、ヤクルト・山田哲人内野手にサヨナラ犠牲フライを許した岩崎優投手=明治神宮野球場
  4― 3の 9回に登板した守護神・岩崎はサヨナラ打を浴び 3敗目。味方の失策などで一死 1、 3塁となり、代打・内山に左前へはじき返された。大竹の13勝目がかかった状況でリードを守り切ることはできず。岡田監督は「他のピッチャーやったらプレッシャーかかるやろ。しようがない」と擁護した。岩崎は35セーブで最多セーブのタイトルを獲得。 1日の広島戦(マツダ)後には「チームのみんなのおかげ」と話していた。

 

 中野拓夢内野手の最多安打のタイトルが確定した。この日は「2番・2塁」で出場も 6回の時点で 3打数無安打。それでも、164安打で並んでいたDeNAの牧が、巨人戦(東京ドーム)で3打数無安打に終わったため、中野の首位以上が確定した。中野は2021年に盗塁王のタイトルを獲得。打撃部門でのタイトルはプロ 3年目で初となる。

 中野拓夢内野手=明治神宮野球場
 グラウンドに立ち続け、積み重ねてきたヒットは勲章になる。阪神・中野がちょっぴり悔しさをにじませながらも、最多安打の冠を手にした。
 「ちょっと情けないですね。何とか単独でという気持ちはあったんですけど。でも最後まで試合に出られたことが一番よかったかなと思います」
 164安打でDeNA・牧と並んで迎えた今季 143試合目は 4打数無安打。ただ、ライバルも無安打で自身初の打撃タイトル、最多安打に輝いた。プロ 3年目は打率.285、2本塁打、40打点。安定した成績もさることながら、一番の喜びはフルイニング出場を達成できたことだ。
 「コンバート 1年目で自分もどんなシーズンになるか分からない中で、 143試合フルで戦えたことは自分としても自信になります」


 試合後、引き揚げる中野拓夢内野手=明治神宮野球場
 岡田新体制、改革の目玉となった中野の 2塁コンバート。新たな挑戦に立ち向かう中、 3月はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表としても戦った。「これに満足せず、試合に出続けられるような体を作っていきたい」。憧れは球団OB・鳥谷敬氏。代名詞ともいえる「鉄人」の称号を引き継ぐ覚悟はできている。
  2番としても成長した。21犠打はセ・リーグトップタイ。57四球は昨年を大きく上回り、つなぎの役目も果たした上でのタイトル戴冠だった。岡田監督は「ポジションも 2塁やからなあ。フルイニングは足もないとあかん。代走とかいらん選手なわけやから。そら価値あると思うよ」とたたえた。
 「重圧から解放されるので、気持ちをリフレッシュして、またクライマックスに向けてもう一度状態を上げていければいいかなと思います」
 試合終了後、虎党から〝おめでとう〟の声が飛ぶ。小雨降る中、中野は晴れやかな表情で帰路についた。

 

 佐藤輝は 1回二死で大山との 2者連続となる右中間ソロ。自己最多タイの24号で、ラスト 2試合連続アーチで締めた。 3- 3の 6回には一時勝ち越しの犠飛も放ったが、 9回の守備では自身の失策絡みで同点とされチームはサヨナラ負け。チームも 3個を加え、6年連続リーグワーストの85失策となった。本塁打については「よかったんじゃないですか」とうなずいたが、会心のフィニッシュとはいかなかった。今季92打点もキャリアハイ。打撃でしっかりと伸長を印象づけ、レギュラーシーズンを終えた。

  1回、本塁打を放った佐藤輝明内野手=明治神宮野球場
 阪神の岡田彰布監督が、きょう 4日のレギュラーシーズン最終戦(対ヤクルト、神宮)を前に、ついに佐藤輝明内野手の成長を認めた。 6月には 2軍降格を言い渡し、時に辛らつな言葉を浴びせてきた若きスラッガーの 9月以降の好調ぶりに目を細め、本塁打が自然と増えると予言。18日に初戦を迎えるクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(S)、その先に待つ日本シリーズのポイントゲッターに指名した。
 岡田監督の口癖の一つ「普通に」を借りるなら、今の佐藤輝には「そら、普通に期待してるよ」といったところだろう。これまで評価を求められても渋り気味だったのが一転、吹く風が秋めいてきた甲子園のアルプス席に腰をかけながら、現在の力を認めた。
 「ホームランも出てるけど、やっぱり率が上がってるわけやんか。それがまず一番やな。やっぱり、率が上がっていくと、自然とホームランも増えてくると思うよ、俺は。2割でホームラン王なんか獲れへんやろ?」


 ティー打撃する佐藤輝明内野手=明治神宮野球場

  9、10月の打撃成績は、25試合に出場して98打数34安打で打率.347、8本塁打、27打点と大暴れ。球宴前に・214まで下がった打率は、・261まで上がった。打点はチームトップでキャリアハイの90。出塁率が高い近本、中野、大山が前を打つ以上、安打が増えれば打点が増えるのも自然な流れで、「打点がなあ(多い)。だって今、一番チャンスが回ってくる打順やからな。 5番なんかはな」と歓迎した。
  5、 6番が打てば得点が入る――が持論の指揮官。鍵となる打順が存在感を見せ始めたことは、明るい材料だ。18日から始まる短期決戦でも「やることは一緒やからな」と、佐藤輝を得点源として見込んでいる。レギュラーシーズンの総仕上げとなる、きょう 4日のヤクルト戦。「最後は普通のメンバーでいくよ」と指定席の 5番を託すことを宣言した。
 その言葉が耳に届いていない段階にもかかわらず、虎の絶好調男は、最終戦への意気込みを聞かれると、「普通に行きます」という言葉を 3度も発した。指揮官の口癖の「普通」が乗り移ったのは、前向きな偶然の一致だ。最終戦で 4打数 3安打なら昨季の自己最高打率.264を更新し、1本塁打を放てば新人だった21年の24本に並ぶ。「打って勝てればいいですけど」。 6月に 2軍降格を言い渡され、メディアを通じて厳しい言葉を受けながら、実りの秋に向けて指揮官のお眼鏡にかなう働きを見せ続ける24歳。このまま一気に信頼を勝ち取る。

 


  1回、死球をうけた近本光司外野手=明治神宮野球場
 近本は28盗塁で 2年連続 4度目の盗塁王に輝いた。「納得のいく盗塁が結構あったので、それはよかった」。今季最終戦には「1番・中堅」で出場し、第 1打席で背中に死球を受け、リーグ単独トップの12死球。プレーを続行したが、 4回の守備でベンチに退いた。岡田監督は「デッドボールで何か(背中が)張ってきたいうから」と交代の理由を説明した。

 


  6回表、阪神の森下翔太外野手が 2塁打を放った=明治神宮野球場
 森下は「3番・右翼」で 2試合連続で先発出場。 3- 3の 6回一死で左翼フェンス直撃の 2塁打を放って出塁し、続く大山の左前打、佐藤輝の犠飛で一時勝ち越しのホームを踏んだ。 9月は22打席連続無安打を喫するなど苦しみも味わったが、レギュラーシーズンを戦い終え「 1年目から優勝のところに立ち会えたのは経験になると思うので、その経験をつぶさないように来季からしっかりやっていきたい」と振り返った。

 

  全試合終了!よくここまで頑張ってきた!CSに向かって前進だ!ファイトだ!タイガース! 夢を掴んで欲しいですね。頑張れ!我らのタイガース!      

 

 2023年シーズンのチームスローガン『A.R.E.(えーあーるいー)』  チームの最終目標にある『アレ』を目指していく強い想いをビジュアライズに表現いたしました。

 このスローガンには “個人・チームとして明確な目標(Aim!)に向かって、野球というスポーツや諸先輩方に対して敬いの気持ち(Respect)を持って取り組み、個々がさらにパワーアップ(Empower!)することで最高の結果を残していく”という想いが込められています。

※このスローガン・デザインは2023年のシーズンロゴとしても展開してまいります。

 

 2023年 公式戦 順位表

 

 

 

 

 

 

 ペタしてね