「侍ジャパン」稲葉篤紀監督(48)が就任 4年目で、最も難義な「五輪代表」24人を選び抜いた。16日、都内ホテルでの会見で「内定選手」を発表。24人の志士と、「五輪舞台」に立てなかった、あまたの侍たちの分岐点とは-。選考過程を考察する。 3月上旬に「日本オリンピック委員会」(JOC)に提出した 1次ロースターは12球団の「支配下登録」の約 4分の 1にあたる 185人。最終メンバー24人は同ロースターからしか選出できず、故障などによる入れ替えも同様だ。人数制限はないため、可能性があるすべての名を連ねることができる。関係者によると、この時点でのリストには阪神の「怪物ルーキー」佐藤輝明内野手(22=近畿大學)は入っていないという。現状の成績を見れば異論を唱えたくなる。だが 2月のキャンプ前に大筋のリスト構想は固まっていた。キャンプ、オープン戦を通じて佐藤輝の「底知れない才能」は高く評価されていた一方で、 1年目からシーズンを通した活躍には穴が指摘されていたのも事実だ。佐藤輝、オリックス宮城大弥投手(19)が 185人に入っていたら、最終選考で頭を悩ませていただろう。「東京五輪侍ジャパン」メンバーに内定した阪神勢は、短期決戦向きの「幻惑スタイル」が重宝されそうだ。「内定選手」24人のうち投手は11人。限られた戦力の中で、腰をすえて起用される。

「東京オリンピック」(五輪)の「侍ジャパン内定選手」が16日に発表され、阪神からは青柳晃洋投手(27)と岩崎優投手(29)がメンバー入りした。青柳は背番号「12」で「ロングリリーフ」の役割を任される可能性が高い。岩崎は背番号「13」で「セットアッパー」の一角を任されそうだ。

青柳晃洋投手が、貴重な変則右腕としてフル回転する。ここまで「侍ジャパン」選出経験はなかったが、阪神からは岩崎優投手とともに「東京オリンピック(五輪)内定選手」に選ばれた。今季10試合で「5勝2敗、防御率2.17」と安定している青柳は、下手投げに近いサイドスローから 140キロ台中盤の直球とスライダー、ツーシームを武器にゴロを打たせる投球が持ち味。06年「WBC」で活躍した渡辺俊介投手(ロッテ=44)に始まり牧田和久投手(楽天=36)、高橋礼投手(ソフトバンク=25)とサブマリン勢が国際舞台で好投しており、青柳にも期待がかかる。高校時代は甲子園出場なし。帝京大から「ドラフト5位」で阪神に入団した右腕が、「日本代表」にまで上り詰めた。子どもたちに夢を与える活躍を目指す。

岩崎優投手が16日、 1軍に合流した。蓄積疲労のため今月 4日に「出場選手登録」を抹消されていたが、この日、甲子園室内で行われた練習に合流。開始前に集合したナインから、拍手で出迎えられた。交流戦開幕後は登板 5試合で計 3イニングを投げて「8失点(自責5)、3敗」を喫するなど本調子を欠き、今月 4日に「出場選手登録」を抹消。当初の想定通りのリーグ戦再開に合わせた合流となった。「東京オリンピック」(五輪)の「侍ジャパン内定選手」が16日に発表され、岩崎優投手が、初選出された。チームメートの青柳晃洋投手も、ともに初めて選ばれた。甲子園室内での練習後に取材に対応した岩崎は喜んだ。「セットアッパー」の一角として活躍が期待される左腕。初めて「日の丸」を背負う戦いへ、意気込みを示した。

阪神タイガース親会社の「阪急阪神ホールディングス(HD)」の株主総会が16日、大阪市北区の梅田芸術劇場で開かれた。例年なら株主から阪神球団に関する批判的な質問、ユニークな質問が飛び出すことで注目されるが、今年は阪神球団に関する質問はまさかのゼロ。「怪物ルーキー」佐藤輝明内野手の活躍などぶっちぎりの強さを誇る猛虎に「モノ言う株主」も言うことなしのようだ。阪神は交流戦を終えて「2位」巨人に「7ゲーム」差を付けて貯金「20」を積み上げる。ベテラン広報担当者も首をかしげた。この日は 274人の株主が参加。質疑応答では14人の株主から21件の質問があった。

記事をまとめてみました。

 

 「侍ジャパン」稲葉篤紀監督が就任 4年目で、最も難義な「五輪代表」24人を選び抜いた。16日、都内ホテルでの会見で「内定選手」を発表。24人の志士と、「五輪舞台」に立てなかった、あまたの侍たちの分岐点とは-。選考過程を考察する。

◇   ◇   ◇

【185人】

  3月上旬に「日本オリンピック委員会」(JOC)に提出した 1次ロースターは12球団の「支配下登録」の約 4分の 1にあたる 185人。最終メンバー24人は同ロースターからしか選出できず、故障などによる入れ替えも同様だ。人数制限はないため、可能性があるすべての名を連ねることができる。

 「東京五輪日本代表」内定発表会見に臨む侍ジャパン稲葉篤紀監督

 関係者によると、この時点でのリストには阪神の「怪物ルーキー」佐藤輝は入っていないという。現状の成績を見れば異論を唱えたくなる。だが 2月のキャンプ前に大筋のリスト構想は固まっていた。キャンプ、オープン戦を通じて佐藤輝の「底知れない才能」は高く評価されていた一方で、 1年目からシーズンを通した活躍には穴が指摘されていたのも事実だ。

 防御率、勝利数で「リーグトップ」を争うオリックス宮城も 185人に入っていないとみられる。昨季途中でデビューし、才能の片りんを示したが、今季2年目で好不調の波が読めないと判断された。

 結果的に 2人は誰もが想像できなかった覚醒を示した。「国際大会」での適応力をはかる機会がなかったことはあるが、同じく未知数だったルーキー栗林は手薄な抑え事情がある中で選出された。佐藤輝、宮城が 185人に入っていたら、最終選考で頭を悩ませていただろう。

 「東京五輪日本代表内定選手」を発表した侍ジャパン稲葉篤紀監督

【プレミア12組】

 19年11月に「世界一」に輝いた世界大会は28人で臨んだ。今回、このメンバーから漏れたのは岸、山岡、大竹、山口、今永、甲斐野、高橋礼、嘉弥真、田口、小林、松田、外崎、丸、周東の14人と半分。稲葉監督は大会直後から「『プレミア12』の選手が土台になる」と言い続けてきた。基本コンセプトは変わらず、山崎、中川、山田は「プレミア12」での力量、信頼感が加味された部分は大きい。

 一方で「コロナ禍」による変容が確実にあった。故障や不振がなく、20年に予定通り五輪を迎えていたら今永、高橋礼、外崎は選出が濃厚だった。特に打撃面で飛躍を遂げ、昨季、「盗塁王」を獲得した周東は最終候補に挙がっていた。「プレミア12」でも代走で局面を変える走塁を見せ、稲葉監督も「スペシャリスト」として采配の広がりを実感していた。最終的には野手13人の枠の中で、専門性の高い遊撃を屈指のレベルで守れる源田が選択された。

 侍ジャパン五輪代表メンバー

【故障】

 千賀は 4月初旬に左足首の靱帯(じんたい)を損傷した。順調に回復し、今日17日に 3軍で「実戦復帰」予定も、五輪までには時間がさすがに足りなかった。故障さえなければ、先発、抑えの役割をこなせる希少戦力として選出は確実だった。

【重複】

  1、 3塁を守る岡本和は村上と同じポジションの長距離砲。一定の評価は得ていたが、打撃の好不調の波が大きく、確実性に課題が残った。走力も含めて総合力で村上に軍配が上がった。

◇  ◇  ◇

 「五輪」初戦 1カ月前に代表発表した「北京五輪」と比べ、今回の選考そのものはJOCへの提出期限の関係で約 2カ月前に行われた。 2カ月後の状態を予測することは難しく、安定感のあるタイプ、不振時でもさまざまな面で貢献できるタイプの選手が多く選出された。「24人に絞るのは非常に難しいことだった。この中に入っていないメンバーもジャパンに対する思いを持った選手がたくさんいた」。稲葉監督の言葉が選考の苦慮を物語っていた。

 侍ジャパン主な選外

 「東京五輪侍ジャパン」メンバーに内定した阪神勢は、短期決戦向きの「幻惑スタイル」が重宝されそうだ。

 青柳晃洋投手(27)は「ロングリリーフ」を任される見込み。稲葉監督は「先発、リリーフ、両方での活躍を期待している」とイメージした上で「ゴロを打たせられる。ああいう投手は初見では打ちづらい。クイックも速いし、豪快に振ってくる外国人打者にはシンカー系というか、特殊なボールは打ちにくい」と説明。“ゴロキング”として渡辺俊、牧田ら変則右腕の系譜継承を期待される。

 一方の岩崎優投手は「セットアッパー」の一角を任されそうだ。指揮官は「打者の左右に関係なく 1イニングを任せられる」と高評価。「少し腕が遅れてくるような独特の投げ方、スピンの効いたボール、あれは初見では打ちづらい」と続けた。内定選手24人のうち投手は11人。限られた戦力の中で、腰をすえて起用される。

 侍ジャパン五輪代表の投手陣起用予想

◆青柳晃洋(あおやぎ・こうよう)

 1993年(平 5)12月11日、神奈川県生まれ。小 5から寺尾ドルフィンズで野球を始め、生麦中では「3番手投手」。川崎工科時代は甲子園出場経験なし。帝京大では 4年秋にリーグ最多の「6勝」。15年「ドラフト5位」で入団し、19年にキャリアハイの「9勝」。 183センチ、80キロ。右投げ右打ち。

◆岩崎優(いわざき・すぐる)

 1991年(平 3) 6月19日、静岡県生まれ。清水四中で軟式野球を始め、清水東時代は甲子園出場経験なし。国士舘大では、 4年間で通算「10勝8敗」。13年「ドラフト6位」で入団。17年に先発からリリーフに転向すると、昨季まで「4年連続40試合登板」をクリア。19年から 2年連続で「防御率1点台」。 185センチ、89キロ。左投げ左打ち。

 

 青柳晃洋投手=阪神甲子園球場 (2021年 6月 4日撮影)

 「東京オリンピック」(五輪)の「侍ジャパン内定選手」が16日に発表され、阪神からは青柳晃洋投手と岩崎優投手がメンバー入りした。

 青柳は背番号「12」で「ロングリリーフ」の役割を任される可能性が高い。岩崎は背番号「13」で「セットアッパー」の一角を任されそうだ。

 稲葉監督は青柳の選考理由について「ゴロを打たせる投手として、先発、リリーフ、両方での活躍を期待しています」と説明。岩崎については「初見で対応するのが難しい特殊なサウスポーとして、左右関係なく 1イニングを任せることができる投手として期待しています」と力を込めた。

 

 青柳晃洋投手が、貴重な変則右腕としてフル回転する。ここまで「侍ジャパン」選出経験はなかったが、阪神からは岩崎優投手とともに「東京オリンピック(五輪)内定選手」に選ばれた。「僕が代表に入るのは初めてなんで、驚いているというのが一番という感じです」と率直に語った。

 今季10試合で「5勝2敗、防御率2.17」と安定している青柳は、下手投げに近いサイドスローから 140キロ台中盤の直球とスライダー、ツーシームを武器にゴロを打たせる投球が持ち味。06年「WBC」で活躍した渡辺俊介(ロッテ)に始まり牧田和久(楽天)、高橋礼(ソフトバンク)とサブマリン勢が国際舞台で好投しており、青柳にも期待がかかる。「目先を変えるという部分で選んでいただいたと思う。場面問わずいけるように準備はできている」と意気込んだ。

 高校時代は甲子園出場なし。帝京大から「ドラフト5位」で阪神に入団した右腕が、「日本代表」にまで上り詰めた。「僕自身エリートでもないですし、高校大学とそんなに強いところではなかった。でもやっぱり代表選手になれるっていうのは、現状控えに回っている選手とか、中学生とかで、勇気になるかなと思いますし。僕自身(野球で)苦手なことが多いんで。そういう人でも代表になれるというのは、少しでもそう思ってもらえたらうれしいなと思います」と、子どもたちに夢を与える活躍を目指す。

 青柳晃洋投手=阪神甲子園球場 (2021年 5月 3日撮影)

 青柳晃洋投手が初めて「日の丸」を背負う。ここまで「侍ジャパン」選出経験はなかったが、阪神からは岩崎優投手とともに「東京オリンピック(五輪)内定選手」に選ばれた。会場となる福島と横浜はいずれも屋外球場で、「雨柳さん」で親しまれる球界屈指の雨男は「僕先発じゃないかもしれないんで、関係ないかなと思います。雨降ってもその先発の人のせいにします(笑い)」と笑わせた。

 青柳の一問一答は以下の通り。

◇   ◇   ◇

-チームが好調の中で「東京五輪代表」に選出

 ありがとうございます。そうですね。僕が代表に入るのは初めてなんで、驚いているというのが一番かなという感じですね。

-野球の五輪は見ていたか

 五輪だったり、プレミアだったり、「WBC」は常に見ていたんで。すごい人たちが集まる舞台だなという感じだったんで、正直僕でいいのかなという感じです。

-「日の丸」を背負う思い

 日本代表という言葉があるぐらい、日本を代表して出る選手なんで、本当に誇りを持って頑張りたいと思います。

-牧田、渡辺俊のような変則枠として期待されている

 変則じゃないですけど、目先を変えるという部分で選んでいただいたと思う。与えられたポジションでできるように頑張りたいと思います。

-日本のファンには

 僕もそうでしたし、日本国民みんなが見ている試合だと思うんで。僕は知名度ないんで、少しでも覚えてもらえるように頑張りたいと思います。

 青柳晃洋投手=阪神甲子園球場 (2021年 6月 4日撮影)

-地元の横浜が会場

 地元で投げられるというのはすごいうれしいことなんで。しっかりと結果出したいと思います。

-五輪への意気込みを

 日本は野球強いですし、「優勝」というところを目指しているんで、「優勝」の 1つの駒になれるように頑張っていきたいと思います。

-他球団の選手から吸収したいことは

 僕自身、他球団にそんな知り合いもいないですし、トップの投手がどういう調整をしているか、どういう投球をしているか、どういう考えでやっているのかというのが気になるところでありますし。矢野監督自身から「『日の丸』を背負うという経験をしっかりしてこい」と言われた。「それを経験できることがすごい良いことになるから」と言われたんで。まずは代表をしっかり経験できるようにやっていきたいと思います。

-「国際大会」で一発勝負で初見の相手。意識していきたいこと

 外国人選手は 1発、ホームラン、長距離っていうのが多いと思いますけど、相手も僕のこと見るのは初めてだと思うので、そこは互角の状態で戦えるかなと考えています。

-屋外の球場で天候も気になるかなと

 僕先発じゃないかもしれないんで、関係ないかなと思います。雨降ってもその先発の人のせいにします(笑い)。

-特に大事にしていきたい球種、武器は

 元々ボールが強いっていうことでプロに入れてもらえたんで、その強いボールっていうのもそうですし。やっぱりスライダー、ツーシームっていうのは自信持って投げているところなんで、そういうところが通用したらいいかなと思います。

 

 岩崎優投手が16日、 1軍に合流した。

 蓄積疲労のため今月 4日に「出場選手登録」を抹消されていたが、この日、甲子園室内で行われた練習に合流。開始前に集合したナインから、拍手で出迎えられた。

 岩崎は開幕から「勝利の方程式」の一角として、主に 8回に登板。交流戦前の 5月中旬まで登板22試合で「防御率1.33」と、抜群の安定感で首位快走に貢献してきた。

 交流戦開幕後は登板 5試合で計 3イニングを投げて「8失点(自責5)、3敗」を喫するなど本調子を欠き、今月 4日に「出場選手登録」を抹消。たまった疲労を取るためのリフレッシュ期間に充て、当初の想定通りのリーグ戦再開に合わせた合流となった。

 練習を行う岩崎優投手(左)と青柳晃洋投手=阪神甲子園球場室内練習場

 「東京オリンピック」(五輪)の「侍ジャパン内定選手」が16日に発表され、岩崎優投手が、初選出された。チームメートの青柳晃洋投手も、ともに初めて選ばれた。

 甲子園室内での練習後に取材に対応した岩崎は「たくさんピッチャーがいるなかで、選んでもらってすごく光栄ですので、なんとかいい結果を出せるようにやっていきたいなと思います」と喜んだ。今月 4日から蓄積疲労のため「出場選手登録」を抹消されていたが、リフレッシュ期間を経て、この日再合流。「時間ももらったので、自分としては『オールスター、オリンピック』までは 1点もやらないぐらいの気持ちでやっていきます」と、リーグ戦再開へも頼もしく話した。

 この日の「内定選手発表会見」で、稲葉監督は選考理由について「初見で対応するのが難しい特殊なサウスポーとして、左右関係なく 1イニングを任せることができる投手として期待しています」と説明。「セットアッパー」の一角として活躍が期待される左腕。「『日本代表』という経験が今まで無いので、難しいところはありますけれども。でも、いい結果が出るように頑張りたいです。『金メダル』を取れるように、そこに自分の力がしっかり出せて貢献できるように頑張っていきたい」。初めて「日の丸」を背負う戦いへ、意気込みを示した。

 岩崎優投手=阪神甲子園球場 (2021年 5月 2日撮影)

 「東京オリンピック」(五輪)の「侍ジャパン内定選手」が16日に発表され、岩崎優投手が、初選出された。チームメートの青柳晃洋投手も、ともに初めて選ばれた。

 岩崎は今月 4日から蓄積疲労のため「出場選手登録」を抹消されていたが、リフレッシュ期間を経て、この日再合流。「日の丸」を背負うという、さらにうれしいニュースが届いた。

 阪神岩崎の一問一答は以下の通り。

◇   ◇   ◇

-「侍ジャパン内定選手」に選ばれた率直な気持ちは

 「たくさんピッチャーがいるなかで、選んでもらってすごく光栄ですので、なんとか良い結果を出せるようにやっていきたいなと思います」

-初選出が東京五輪

 「日本代表という経験が今までないので、難しいところはありますけれども。でも、いい結果が出るように頑張りたいです」

-どんな役割を任されていると思う

 「そこまでまだしっかり考えていないですけれど、とにかく任されたところでどこでもしっかり仕事ができたらと思います」

-他球団の選手との交流もあるがどんなことを吸収したい

 「他球団の人と一緒に野球するというのは今までなかったので、いろんな話ができたら自分のためにもなるかなと思います」

-話を聞いてみたい選手は

 「みんな人それぞれいろんな考えを持ってやっていると思うので、みんなの話を聞いたりして自分に取り入れていけるものがあればなと思います」

 岩崎優投手=阪神甲子園球場 (2021年 5月13日撮影)

-シーズンとは違い、トーナメントなど負けられない戦いとなる

 「トーナメントというのはなかなかないので、どんな雰囲気になるのかなとはありますけど、目の前の試合に勝つというのは普段もやっていることなので」

-「東京五輪」へ向けての意気込みは

 「金メダルを取れるように、そこに自分の力がしっかり出せて貢献できるように頑張っていきたいと思います」

-ここまでを振り返って

 「自分自身としてはいい時と悪い時とありましたけど、なんとかチームのためにと思って投げてきたので、それをこれからもできればいいかなと思います」

-ここから 1カ月。どのような形で五輪に向かっていきたい

 「時間ももらったので、自分としてはオールスター、オリンピックまでは 1点もやらないぐらいの気持ちでやっていきます」

-リフレッシュ期間で見つめなおしたことは

 「この時間をもらった期間も巨人の試合もチェックしていたので、出たところでしっかり投げられるようにするのは変わらない。そんな感じでいけたらいいかなと思います」

-これまでは毎日投げていて、振り返る時間もなかったと思うが、新たな発見や気づいたことは

 「気づいたことというよりも、自分が抹消されるまではチームが勝ったり、負けたりだったんですけど、札幌、仙台で『6連勝』してくれて、すごい励まされたところがある。また自分がいた時に同じように調子が良くない選手もいたんですけど、そこで一生懸命、活躍しているのを見て、励まされた」

 

 これも輝効果!? 阪神タイガース親会社の「阪急阪神ホールディングス(HD)」の株主総会が16日、大阪市北区の梅田芸術劇場で開かれた。例年なら株主から阪神球団に関する批判的な質問、ユニークな質問が飛び出すことで注目されるが、今年は阪神球団に関する質問はまさかのゼロ。「怪物ルーキー」佐藤輝明内野手の活躍などぶっちぎりの強さを誇る猛虎に「モノ言う株主」も言うことなしのようだ。

◇    ◇    ◇

 「怪物ルーキー」佐藤輝のバットが辛口の株主様を黙らせたのか。「阪急阪神HD」の株主総会は午前10時から始まったが、質疑応答になってもマイクを握る株主の口からは、タイガースの「タ」の字も出なかった。

 「能勢電鉄の完全子会社化は?」「空港線の実現は?」「駅にあるポスターの駅員がマスクをしていない」「阪急嵐山駅には和式トイレしかない」…。

 同HDの株主総会は昨年に引き続き、「コロナウイルスの感染リスク」を避けるためにインターネットによる議決権の行使を推奨。この日は 274人の株主が参加した。質疑応答では14人の株主から21件の質問があったが、阪神球団に関する質問が出ることは最後までなかった。まさかの事態にベテラン広報担当者も「記憶にないですね。チームの成績がいいからですかね」と驚いたほどだ。

 厳しくも愛のある質問は梅雨時の風物詩だった。阪急HDと阪神電鉄の経営統合後、初の総会となった07年はある株主が「阪神タイガースも売却されるんじゃないかと不安を持っている」とド直球質問。角社長が「そんなバカな経営者はいない」と否定し、会場が沸いた。19年には「ドラフト戦略」に触れた 1人の株主が「回転ずしなら大トロやウニの皿があるのに、タコやイカの皿から取っている」と球団の編成方針にズバリ切り込んだ。

  3年目を迎えた矢野阪神は「2位」巨人、ヤクルトに「7ゲーム」差をつけて「セ界トップ」を独走する。交流戦を終えてもその勢いは止まるところを知らず。なかでもルーキー佐藤輝は 1年目からレギュラーに定着し、「16本塁打」をマークするなど新戦力が次々と台頭する猛虎の象徴になっている。株主総会の異例とも言える「質問ゼロ」は、非の打ちどころがないチーム状況を物語っていた。

 大阪市内で行われた阪急阪神ホールディングスの株主総会=梅田芸術劇場

 強すぎて質問なし!? 阪神タイガース親会社の「阪急阪神ホールディングス」の株主総会が16日、大阪市北区の梅田芸術劇場で開かれた。例年なら株主から阪神球団に関する批判的な質問、ユニークな質問が飛び出すことで注目されるが、今年はタイガースに関する質問は一切なし。無風だった。阪神は交流戦を終えて「2位」巨人に「7ゲーム」差を付けて貯金「20」を積み上げる。ベテラン広報担当者も「(タイガースに関する質問なしは)記憶にないですね。チームの成績がいいからですかね」と首をかしげた。この日は 274人の株主が参加。質疑応答では14人の株主から21件の質問があった。

【阪神株主総会アラカルト】

▼上機嫌

 03年、首位を独走する中で行われ、出席した株主からは「もう『優勝』は間違いなし。株価も上がるのでは」「今年は総会に来るときの気分が違うね。毎年こうやったらいいのに」と景気のいい言葉が相次いだ。

▼売却否定

 07年、阪急HDと阪神電鉄の経営統合後、初の総会。「(阪急はかつて)ブレーブスを売却したことがある。阪神タイガースも売却されるんじゃないかと不安を持っている」との質問に角社長が「売却することは、まったく頭にありませんし、そんなバカな経営者はいない」と否定し、会場からは拍手。

▼外ればかり?

 09年、前年のフォードに続き、新助っ人メンチが不振で、株主の 1人が「新人も含めどんなポイントでスカウトしているのか。全く分からない。外ればかり取っている」と痛烈批判。南球団社長も「本当にふがいない成績で申し訳ない」とざんげ。

▼不良債権?

 12年は外部から補強した城島、小林宏について「活躍していない。給料は高いのに『不良債権』を抱えているだけ」と手厳しい言葉が飛んだ。

▼「超変革」支持

 16年は金本監督の進める「超変革」を称賛する意見が次々。「負けが込む時期もあるけど、若手を使ってようやってることは目に見えている」と絶賛する声も。

▼車両の色に不満

 17年、ある株主が阪神電鉄の車両にオレンジ色が使われていることに「名前も言いたくないあの球団(巨人)の色は変えることはできないか」と質問。電鉄側は「現状の色のままでいきたい」などと返答した。

▼回転ずし?

 19年、「ドラフト戦略」に触れた 1人の株主が「回転ずしなら大トロやウニの皿があるのに、タコやイカの皿から取っている。なぜこのようなドラフトを続けるのか」と質問。「今季は守る野球、センターラインを重視したドラフトでした」と返答。

▼藤浪君は悪くない

 球界初の「コロナ感染者」となった藤浪ら 3選手は、球団のヒアリングでその数週間前に大人数の会食に参加していたことが判明。食事会が感染経路と確定したわけではないが、感染しやすい状況に身を置いたことで、多方面に影響を及ぼした。ある男性株主が「藤浪君は悪くない。周りがチヤホヤさせすぎや」と指摘した。

 

 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!今季こそ勝利を掴め!待っているのは、「三文字」だけだ!今年は行けるぞ!ファイトだ!タイガース!  

 

今の僕たちに一番必要なことは「挑戦すること」だと考えています。

試合結果により評価されがちですが、「エラーをしても前に出る」「打たれても バッターに向かっていく」

そのような姿勢が僕たちのチームの成長には一番必要なことだと考えているので、まずは挑戦する事「挑む」を最初に掲げました。 次に、「超える」ですがこれは「超越する」ことです。

最後に「頂へ」。

これは僕自身が監督に就任してからセ・リーグの順位が3位、2位ととなり、来季 はもちろん「頂」しかありません。

チーム全体として頂点に立つことを意識し、選手・スタッフ含めチーム全体で、 頂点に行ったときにどういう景色があるのか、どういう気持ちになれるのかを考える1年とし、「常にトップに立つ」とういう意識にしていきます。

やはりタイガースファンの大きな後押しも必要です。

このスローガンをもとに共に戦い、頂点に行った景色を一緒に見ましょう。

 

 

 

 2021年 オープン戦 最終順位表

 

 2021年 公式戦 順位表

 

 2021年 交流戦 順位表

 

 2021年 公式戦日程表と結果(06月)

 

 2021年 公式戦日程表と結果(07月)

 

 

 

 

 

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