●阪神は27日、今季限りで現役を引退した今成亮太氏(31)が来年の 1月 1日付で球団職員として入団すると発表した。事業本部振興部に所属し、アカデミー担当専属コーチを務める。今成氏は10月に戦力外通告を受けてから合同トライアウトを受験。現役続行の道も探ってきたが、現役のユニホームに別れを告げることを選択した。今後については未定だった。低年齢層への野球の浸透、逸材発掘に今まで以上に力を入れ、鶴直人、柴田講平両ＯＢに今成氏を加えて、指導を充実させていく狙い。また11月まで履正社医療スポーツ専門学校講師で、同校女子硬式野球部コーチだった野上菜未氏(22)が新たにスタッフに加わることが明らかになった。ほかに中西等々氏(通訳)、馬場皇一郎氏、新井雄太氏(ともにファーム担当トレーナー)の新入団も発表された。また、手嶋秀和トレーナーが 2軍担当から 1軍担当に、木下嘉雄トレーナーが 1軍担当から 2軍担当に配置転換される。
●岩貞祐太投手(27)が27日、熊本市内で行われた｢熊本地震復興支援の野球教室｣に参加した。ふるさとの熊本で地震が起きた16年から、野球教室を行うなど支援を続け、今年で 3年目。昨季から 1勝につき10万円、 1奪三振につき軟式球 1ダースの寄付を行っている。集まった 4チームを代表する子どもたちとノックを受けたり、 1打席対決を行うなど触れ合った。野球教室の最後には硬式球を使って本格的なキャッチボールを見せると、子どもたちからは｢おーっ！｣と大きな歓声。再訪を誓った。その後、益城町役場で今季 7勝の70万円のうち50万円を手渡した。残りの20万円は熊本市内の公民館の改修費に充てられる。益城町役場はまだ仮設の庁舎で、近くには仮設住宅も多く並ぶ。今季は開幕ローテーションこそ逃したものの、23試合に登板。｢７勝１０敗。防御率３．４８｣で先発ローテを守り、 7月には監督推薦で｢マイナビオールスターゲーム２０１８｣に選出され、凱旋(がいせん)登板した。16年に次ぐ 2度目の選出に充実感。シーズン終了後には日米野球にも登板するなど、飛躍の 1年を過ごした。しかし、チームは甲子園で苦しんだ。来季はこれまで以上の活躍で、ふるさとの復興を力強く後押しするつもりだ。熊本にも聖地にも夢を－。まずは開幕ローテをつかむ。
●江越大賀外野手(25)が27日、長崎・大村市内で行われたプロ野球長崎県人会の｢スマイル野球教室｣に参加した。質問タイムでは小学校低学年の野球少年からストレートな質問をぶつけられ、タジタジ。それでも、真剣な表情で答え、自身にムチを入れた。この日は、同県出身の広島・大瀬良大地投手(27)や今村猛(27)投手らも参加。イベントの最後に江越は約 200人の子どもたちの前で決意表明をした。年末年始は地元の長崎でトレーニングを行い、年明けからは甲子園や鳴尾浜で自主トレをする予定。来季は勝負の 5年目を迎える。目標に掲げた｢１軍で全試合出場｣に向け、休まずひたむきにバットを振っていく。
●2014年打点王の元阪神マウロ・ゴメス氏(34)が、新助っ人ジェフリー・マルテ内野手(27＝エンゼルスＦＡ)との入団交渉のエスコート役を務めることが27日、分かった。谷本修球団副社長兼本部長(54)が明かした。すでに球団から渉外担当者がドミニカ共和国に向けて出発。日本時間の28日に正式契約を交わす見込みだ。ただ、外務省のホームページでも同国全土が｢危険レベル１(十分に注意が必要)｣に設定されている。治安は決して良いとは言えず、地理などを熟知したコーディネーターの存在が不可欠。そこで名乗りを上げたのが、阪神で16年まで3年間プレーしたゴメス氏だ。ゴメス氏は2015年に母国で車上荒らしに遭い、パスポートなどを盗まれるトラブルを経験。その影響で春季キャンプ合流が遅れた。身をもって危険を知るだけに、円滑な契約交渉のエスコート役には適任だ。現在は野球の第一線から退いているゴメス氏だが、日本野球を知っているだけに今後も｢４番候補｣のアドバイス役として活躍してくれそうだ。ゴメスだけでなくラファエル・ドリス投手(30)やマルコス・マテオ投手(34)、ウィリン・ロサリオ内野手(29)の出身国として虎党にもなじみ深い国だが、日本人の渡航となると治安の不安がつきまとう。外務省の｢海外安全ホームページ｣もドミニカ共和国について、国民の生活向上や汚職撲滅などを訴える大規模デモが頻発していることを伝えている。だがゴメス同伴なら、まさに鬼に金棒。あのコワモテの奥に、実は優しさしか詰まっていないことは虎党なら周知の事実でも、何も知らない“地元のワル”は散っていくに違いない。前日26日に谷本修球団副社長兼本部長は｢(到着まで( 2日ほどかかります｣と話していた大木氏の派遣。ゴメスが“助演男優”を演じる中、虎の来季の主役が決まる。
記事をまとめてみました。
阪神は27日、今季限りで現役を引退した今成亮太氏が来年の 1月 1日付で球団職員として入団すると発表した。事業本部振興部に所属し、アカデミー担当専属コーチを務める。
今成氏は10月に戦力外通告を受けてから合同トライアウトを受験。現役続行の道も探ってきたが、現役のユニホームに別れを告げることを選択した。今後については未定だった。
阪神今成亮太元捕手＝阪神甲子園球場 (2016年 7月24日撮影)
阪神は27日、今季限りで引退した今成亮太内野手が｢事業本部振興部(専属コーチ)｣として入団することなど、 1月 1日付の人事異動を発表した。
ことしからスタートしたアカデミー部門は、 5会場で開催されていたが、来季からは10会場に規模を拡大予定。低年齢層への野球の浸透、逸材発掘に今まで以上に力を入れ、鶴直人、柴田講平両ＯＢに今成氏を加えて、指導を充実させていく狙い。また11月まで履正社医療スポーツ専門学校講師で、同校女子硬式野球部コーチだった野上菜未氏が新たにスタッフに加わることが明らかになった。
ほかに中西等々氏(通訳)、馬場皇一郎氏、新井雄太氏(ともにファーム担当トレーナー)の新入団も発表された。
また、手嶋秀和トレーナーが 2軍担当から 1軍担当に、木下嘉雄トレーナーが 1軍担当から 2軍担当に配置転換される。
岩貞祐太投手が27日、熊本市内で行われた｢熊本地震復興支援の野球教室｣に参加した。ふるさとの熊本で地震が起きた16年から、野球教室を行うなど支援を続け、今年で 3年目。昨季から 1勝につき10万円、 1奪三振につき軟式球 1ダースの寄付を行っている。
｢集まってくれてありがとうございます。交流するのを楽しみに、大阪から帰ってきました｣と開会のあいさつ。集まった 4チームを代表する子どもたちとノックを受けたり、 1打席対決を行うなど触れ合った。野球教室の最後には硬式球を使って本格的なキャッチボールを見せると、子どもたちからは｢おーっ！｣と大きな歓声。｢( 1打席対決で)また来年抑えられるように頑張るので、対決よろしくお願いします｣と再訪を誓った。
熊本の子どもたちに投球を披露する岩貞祐太投手。甲子園での球宴に招待してみせる＝熊本市内・｢熊本地震復興支援の野球教室｣
その後、益城町役場で今季 7勝の70万円のうち50万円を手渡した。残りの20万円は熊本市内の公民館の改修費に充てられる。益城町役場はまだ仮設の庁舎で、近くには仮設住宅も多く並ぶ。西村博則町長との会談の中で、岩貞は｢(益城町には)親族が多く、被災したとき一番被害にあった。何らかの形で支援できればと思っていました｣と改めて復興支援への思いを口にした。
今夏は熊本で行われたマイナビオールスターに出場し、凱旋(がいせん)登板した。来季はこれまで以上の活躍で、ふるさとの復興を力強く後押しするつもりだ。
子どもたちの前でキャッチボールを披露する岩貞祐太投手＝熊本市内・｢熊本地震復興支援の野球教室｣
岩貞祐太投手が27日、熊本県内で熊本地震復興支援野球教室と義援金贈呈式を行った。今季は故郷・熊本で行われた｢マイナビオールスターゲーム２０１８｣に選出。来季、甲子園で行われる球宴に 2年連続で出場し、熊本の子どもたちを招待することを目標に掲げた。
今年は地元での球宴で、夢を届けた。今度は聖地に雄姿を見にきてもらう番だ。岩貞が来季、本拠地・甲子園での試合に熊本の子どもたちを招待することを熱望した。
｢シーズン中でもタイガースの試合をみてもらえればと思うし、球場に足を運んでくれるのはとてもうれしいことなので。甲子園に子どもを呼ぶことができればすてきだなと｣
今季は開幕ローテーションこそ逃したものの、23試合に登板。｢７勝１０敗。防御率３．４８｣で先発ローテを守り、 7月には監督推薦で｢マイナビオールスターゲーム２０１８｣に選出された。16年に次ぐ 2度目の選出に｢初めてのときより楽しめた。出たいと思っていたので、個人的にはよかった｣と充実感。シーズン終了後には日米野球にも登板するなど、飛躍の 1年を過ごした。しかし、チームは甲子園で苦しんだ。
｢チームが勝たないとお客さんも喜んでくれないので。甲子園の勝率を上げることが順位を上げる一番の近道だと思う｣
今月 7月14日に行われた熊本での球宴に出場した岩貞祐太投手(右)と巨人・小林誠司捕手＝リブワーク藤崎台球場( 熊本)
｢２１勝３９敗２分け｣。岩貞自身は｢４勝５敗、防御率２．０１｣と奮闘したが、チームは17年ぶりの｢最下位｣に沈んだ。特に来年のオールスターは、 7月13日に甲子園で行われる。｢狙って出るものではないので｣とチーム優先を強調したが、 2年連続での選出となれば、阪神では13年から 4年連続で出場した藤浪以来。夢舞台への切符を勝ち取り、虎党も故郷も喜ばせたい。
｢規定投球回(１４３イニング)には絶対乗せたいと思っています。そのためにはスタートが肝心なので、気合を入れていきたいです｣
熊本にも聖地にも夢を－。まずは開幕ローテをつかむ。
★岩貞祐太投手の今季球宴ＶＴＲ
シーズン前半戦を｢３勝４敗、防御率１．７３｣の成績を残し、監督推薦で 2年ぶり 2度目の出場。 7月14日の第 2戦(熊本)の｢３番手｣で 4回から登板。地元・熊本での凱旋登板だったが、 5回に先頭の松田宣浩内野手(ソフトバンク)に｢左越え２塁打｣を打たれ、続く源田壮亮内野手(西武)、甲斐拓也捕手(ソフトバンク)に連続タイムリーを許し 2失点。後続は 3人で仕留めたが、 2回 5安打 2失点で｢敗戦投手｣となった。
★ 1勝10万円、 1Ｋ軟式球 1ダース贈呈
岩貞は熊本地震復興支援として｢１勝｣につき義援金10万円、 1奪三振につき軟式球１ダースを贈呈する活動を行っている。｢子どもたちが喜んでくれるのをみて、それが今のモチベーションになっています｣。この日は野球教室で軟式球20ダースを贈り、残りは来年 2月23日の｢熊本市軟式野球連盟の総会｣で贈呈する予定。義援金50万円は益城町役場へ、残りの20万円は岩貞の地元の公民館に届けられる。
江越大賀外野手が27日、長崎・大村市内で行われたプロ野球長崎県人会の｢スマイル野球教室｣に参加した。質問タイムでは小学校低学年の野球少年から｢なぜ 1軍にいないの？｣とストレートな質問をぶつけられ、タジタジ。それでも、真剣な表情で答え、自身にムチを入れた。
｢僕もまだまだ練習が足りないからだと思います。他の選手も練習しているので、他人がやっている以上やらないと｣ この日は、同県出身の広島・大瀬良や今村らも参加。イベントの最後に江越は約 200人の子どもたちの前で決意表明をした。
綱引きで歯を食いしばる江越大賀外野手(左)。来季こそ｢１軍｣に定着する＝長崎県大村市内・プロ野球長崎県人会｢スマイル野球教室｣
｢来年はレギュラーを目指して頑張って、(横にいる)大瀬良さんや今村さんからたくさんヒットを打ちたい｣
年末年始は地元の長崎でトレーニングを行い、年明けからは甲子園や鳴尾浜で自主トレをする予定。来季は勝負の 5年目を迎える。目標に掲げた｢１軍で全試合出場｣に向け、休まずひたむきにバットを振っていく。
▽長崎県人会野球教室参加者
江越大賀外野手(阪神)、川原陸投手(阪神Ｄ５位)、大瀬良大地投手、今村猛投手(以上広島)、宮崎祐樹外野手(オリックス)、松田遼馬投手、釜元豪外野手(以上ソフトバンク)、堀幸一氏(ロッテ 2軍打撃コーチ)
あのゴメスが指南役！？ 14年打点王の元阪神マウロ・ゴメス氏が、新助っ人ジェフリー・マルテ内野手(エンゼルスＦＡ)との入団交渉のエスコート役を務めることが27日、分かった。谷本球団副社長兼球団本部長が｢ゴメスが運転手役を買って出てくれました。仲が良かったんじゃないですか。非常にありがたい｣と明かした。
すでに球団から渉外担当者がドミニカ共和国に向けて出発。日本時間の28日に正式契約を交わす見込みだ。ただ、外務省のホームページでも同国全土が｢危険レベル１(十分に注意が必要)｣に設定されている。治安は決して良いとは言えず、地理などを熟知したコーディネーターの存在が不可欠。そこで名乗りを上げたのが、阪神で16年まで3年間プレーしたゴメス氏だ。
ゴメス氏は15年に母国で車上荒らしに遭い、パスポートなどを盗まれるトラブルを経験。その影響で春季キャンプ合流が遅れた。身をもって危険を知るだけに、円滑な契約交渉のエスコート役には適任だ。現在は野球の第一線から退いているゴメス氏だが、日本野球を知っているだけに今後も｢４番候補｣のアドバイス役として活躍してくれそうだ。
阪神時代のマウロ・ゴメス氏(元内野手)＝阪神甲子園球場
ゴメスが案内人！！ 阪神が、新外国人のジェフリー・マルテ内野手の獲得を２８日に正式発表することが27日、分かった。また、2016年まで阪神に在籍したマウロ・ゴメス内野手が、契約締結のためドミニカ共和国に派遣された球団担当者の“ボディーガード役”兼運転手を務めることも判明。｢パピー｣と呼ばれた男の猛虎愛が、新たな縁をガッチリと結ぶ。
あの男が守ってくれる。ドミニカ共和国の空港で飛行機のタラップを降りる虎の渉外担当に向かって、タトゥーが刻まれた丸太のような腕を振る大男。コワモテを崩してニコッと笑う。“ボディーガード役”を務めるのは、ゴメスだ。球団幹部が明かした。
｢ゴメスが運転手役を買って出てくれました。(治安面で)危ないところもありますので、ありがたいですね｣
日本から約 1万3000キロの地でついに、矢野虎 1年目を占う大きな契約が結ばれる。阪神とマルテが、日本時間の28日に正式契約。すでに大筋合意へは達しており、虎サイドの不安といえば｢無事たどり着くこと｣くらい。それを解消してくれるのが、2014年から 3年間に渡って虎を支えたゴメスというわけだ。
現地へ向かった大木一仁国際スカウトとは、選手と通訳の仲だった。2014年に来日 1年目の阪神の外国人選手では史上初の｢打点王(１０９)｣に輝き、日本シリーズ出場へ導いたのも記憶に新しい。16年限りで虎を退団。現在は野球から離れているというが、かつて支えてくれた人が困っていると聞きつけて、喜んで車を飛ばす。大木氏の到着が現地の夜中になると聞き、交渉場所までの車を出すことを快諾した。
ゴメスだけでなくドリスやマテオ、ロサリオの出身国として虎党にもなじみ深い国だが、日本人の渡航となると治安の不安がつきまとう。外務省の｢海外安全ホームページ｣もドミニカ共和国について、国民の生活向上や汚職撲滅などを訴える大規模デモが頻発していることを伝えている。だがゴメス同伴なら、まさに鬼に金棒。あのコワモテの奥に、実は優しさしか詰まっていないことは虎党なら周知の事実でも、何も知らない“地元のワル”は散っていくに違いない。
前日26日に谷本修球団副社長兼本部長は｢(到着まで( 2日ほどかかります｣と話していた大木氏の派遣。ゴメスが“助演男優”を演じる中、虎の来季の主役が決まる。
★ゴメス・阪神時代のＶＴＲ
2014年に阪神に移籍。｢開幕１０試合連続安打｣など｢打率０．２８３、２６本塁打、１０９打点｣で｢打点王｣を獲得。セ・リーグのベストナインにも輝いた。 2年目の2015年は｢打率０．２７１、１７本塁打、７２打点｣と 3部門で 1年目の成績を下回った。 3年目の2016年の序盤は例年にないペースで本塁打、打点を稼いだが、徐々にペースを崩し、最終的には 139試合に出場し｢打率０．２５５、２２本塁打、７９打点｣。同年、球団から来季の契約を結ばないことを告げられた。
◇ジェフリー・マルテ(Ｊｅｆｒｙ Ｌｅｏｎａｌ Ｍａｒｔｅ Ｐａｕｌｉｎｏ)
1991年 6月21日生まれ、27歳。ドミニカ共和国出身。2007年にアマチュアＦＡでメッツと契約してプロ入り。2013、2014年のアスレチックスを経て2015年に移籍したタイガースでメジャーデビュー。2016年から開幕前にトレードでエンゼルスに移籍し、今季は90試合で｢打率０．２１６、７本塁打、２２打点｣。メジャー通算 256試合、｢打率０．２２２、３０本塁打、９１打点｣。 1メートル85、 100キロ。右投げ右打ち。
来年こそは、全員野球でファン皆が待ち望む｢二文字｣に向かって、全員で力を合わせて進め！
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
2018年の悔しい結果を打ち破るため、選手・監督・コーチ・スタッフ・フロント、そしてファンの皆さんも全員が、どんな状況でも｢オレがやってやる｣｢オレが決めてやる｣という強い闘志をもって 1年間戦っていこう。という思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは2019年のシーズンロゴとしても展開してまいります。
2018年公式戦順位表
2019年 公式戦 日程と結果(02月)
2019年 公式戦 日程と結果(03月)
2019年 公式戦 日程と結果(04月)
※阪神タイガース公式スマホ携帯サイト
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報！タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が｣一目で分かる｢観戦モード｣も必見！
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