2013ユーキャン新語・流行語大賞が 2日、都内で発表され、大賞に選ばれたのは｢今でしょ！｣｢じぇじぇじぇ｣｢倍返し｣｢お・も・て・な・し｣の史上初の 4者同時受賞となった。
予備校東進ハイスクールの現代文講師・林修氏(48)が生み出した｢今でしょ！｣を司会の生島ヒロシが間違え｢じぇじぇじぇ｣と紹介。林氏は｢タイミングを逸してしまった｣と苦笑いを浮かべた。
その次に受賞した｢じぇじぇじぇ｣は、ＮＨＫ連続テレビ小説｢あまちゃん｣の中で能年玲奈(20)が使いブームを起こした。ＮＨＫ連続テレビ小説｢あまちゃん｣の脚本家の宮藤官九郎氏(43)と能年玲奈が登壇。
｢倍返し｣はＴＢＳドラマ｢半沢直樹｣で主演の堺雅人(40)が使い、最終回には視聴率42.2％(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録する大ヒットになった。
ピンクの華やかなドレスで登場し、｢お・も・て・な・し｣は2020年東京五輪招致の最終レセプションで、フリーアナウンサー滝川クリステル(36)がジェスチャーつきでアピールし、招待客らから拍手と、ひと際大きい歓声を浴びた。記事をまとめてみました。
2013ユーキャン新語・流行語大賞が 2日、都内で発表され、大賞は史上初の 4者同時受賞となった。
大賞に選ばれたのは｢今でしょ！｣｢じぇじぇじぇ｣｢倍返し｣｢お・も・て・な・し｣の 4本。選考委員特別賞に、東北楽天ゴールデンイーグルスの｢被災地が、東北が、日本がひとつになった 楽天、日本一をありがとう｣が選ばれた。絞りきれなかったからか、会場からは｢え～｣とため息が漏れた。
ドラマのセリフでは「同情するならカネをくれ」以来、19年ぶりの快挙となった。
予備校東進ハイスクールの現代文講師・林修氏が生み出した｢今でしょ！｣を司会の生島ヒロシが間違え｢じぇじぇじぇ｣と紹介。林氏は｢タイミングを逸してしまった｣と苦笑いを浮かべた。
年間大賞を受賞した林修氏。｢今でしょ！｣のポーズで喜びを表した
｢今でしょ！｣はもともと、林氏が予備校の授業の際に使っていたフレーズ。授業の様子が2009年に予備校のテレビＣＭで採用され、今年1月にはトヨタ自動車のＣＭに自ら出演し、大ブレークした。実は、ＣＭで放送されるまで｢僕自身、あれを授業で言ったのをコロッと忘れていた｣とか。受験生だけでなく、多くの人々の心を捕らえた。
｢今でしょ！｣で選ばれた、東進ハイスクールの現代文講師林修氏は｢早め(の時期)にはやったので厳しいと思っていた。盛り上がりに比例して、大賞が増えて引っかかった。ありがとうございます｣と笑顔を見せた。
左から能年玲奈、宮藤官九郎、司会の生島ヒロシ
｢じぇじぇじぇ｣は、ＮＨＫ連続テレビ小説｢あまちゃん｣の中で能年玲奈が使いブームを起こした。
その次に受賞した｢じぇじぇじぇ｣では、ＮＨＫ連続テレビ小説｢あまちゃん｣の脚本家の宮藤官九郎氏と能年玲奈が登壇。生島に｢『今でしょ』と間違えてしまった時はどう思いましたか｣と問われると宮藤は｢『まだでしょ』と思いました｣とジョークで返し、会場からは爆笑が沸き起こった。
脚本家の宮藤官九郎は｢岩手県の久慈市に『あまちゃん』の取材に行ったとき、現役の海女さんが交わしていた会話。『そのじぇじぇじぇは、何ですか』ということから始まった。あの海女さんたちに感謝したい｣。
能年は｢聞くだけで楽しくなる、大好きな言葉。リズムも意味も楽しくて、それをチョイスしてくる宮藤さんは、さすがだと思う。うれしくて、東北の皆さんと、宮藤さんと一緒に『じぇじぇじぇ』と叫びたい気持ちです｣と話した。
｢私も『じぇじぇじぇ』が大好き｣。スピーチでも決めゼリフで沸かせた能年玲奈(左)と、それをうれしそうに見つめる宮藤官九郎
｢うれしくて『じぇじぇじぇ』と叫びたい気持ちです。ありがとうございます！｣
表彰式。流行語のトップテン発表時に｢あまちゃん｣のテーマ曲に乗り、脚本の宮藤官九郎とともに登場した女優、能年玲奈は喜びを爆発させた。
驚いたときや感動したときに発する｢じぇじぇじぇ｣は、宮藤が取材で岩手・久慈市を訪れた際、現地の海女たちの会話に飛び交っていた方言。劇中で使用されるや、日本全国に広まり、同作は期間平均視聴率20.6％(関東地区・ビデオリサーチ調べ)と大ヒットした。
この言葉が大好きという能年は｢リズムも意味もすごく楽しくて、それをチョイスしてくる宮藤さんはさすがです｣と絶賛。宮藤との初対面の感想には｢すごくひょうひょうとしていて…じぇじぇじぇでした｣とさっそく使用し、沸かせた。
｢倍返し｣はＴＢＳドラマ｢半沢直樹｣で主演の堺雅人が使い、最終回には視聴率42.2％(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録する大ヒットになった。主演の堺雅人に代わって同作のプロデューサーの伊與田英徳氏が出席。｢この感謝の気持ちをみなさんに“倍返し”したい｣と述べ、｢堺さんも大変喜んでいると思います。『スタッフが頑張ったから光栄な賞を頂けた』と話していました｣と代弁した。ＴＢＳ伊与田英徳プロデューサーは｢素晴らしい原作とスタッフの頑張り、そして何より堺さんが素晴らしかった。感謝の気持ちを『倍返し』したい｣と話した。
年間大賞受賞の滝川クリステルは美脚を披露し、会場に花を添えた。これぞ、お・も・て・な・しの精神
ピンクの華やかなドレスで登場し、｢お・も・て・な・し｣は2020年東京五輪招致の最終レセプションで、フリーアナウンサー滝川クリステルがジェスチャーつきでアピールし、招待客らから拍手と、ひと際大きい歓声を浴びた。
｢しばらくやっていなかった｣と照れ笑いを浮かべたが“今年の言葉”なのは間違いない。 9月に行われた2020年東京五輪招致活動の最終プレゼンテーションで、日本社会に根付く歓待の精神を日本語で紹介したフレーズ。東京に56年ぶりとなる夏季五輪を呼び込み、年間大賞も手に。
滝川クリステルは｢お・も・て・な・し｣ポーズを披露する
滝川は｢そもそも存在していた言葉が、新しい意味での流行語になったのがうれしい。林先生の『今でしょ』よりずいぶん後だったので、周りには有利なんじゃないかといわれていたんですが、ありがとうございます！」｣と話し｢お・も・て・な・し｣を披露して、大きな拍手を浴びた。
ちゃめっ気タップリに微笑んだ滝川。最終プレゼンの際には本番 3日ほど前から緊張で食事もノドを通らない日が続いたことを振り返り、｢あんまり寝ていなかったけど気力で、ギリギリでやっていました｣と告白。
2013ユーキャン新語・流行語大賞、｢ご当地キャラ｣がトップテン入り。代表して｢くまモン｣が受賞した。
｢ご当地キャラ｣のくまモンは｢大変うれしかモン。ふなっしーはライバルなんかじゃなく、大事な友達モン｣と話し、会場を沸かせた。
千葉・船橋市の非公認ゆるキャラ、ふなっしーのデビュー曲｢ふな ふな ふなっしー♪｣が 9日付オリコン週間シングルランキングで初登場 8位を獲得したことが 2日、分かった。
自身が作詞作曲を担当し、ＴＨＥ ＡＬＦＥＥの高見沢俊彦(59)がアレンジ。発売初週で2.4万枚を売り上げた。 9月には、くまモンが｢くまモンもん｣を発売して13位。ライバルを上回ったふなっしーは｢感謝感激梨汁ブシャー！｣とコメントした。
【新語・流行語大賞ノミネート一覧】
◆倍返し…大ヒットしたドラマ｢半沢直樹｣で、主人公が仕返しをする時に言う決めぜりふ
◆じぇじぇじぇ…ＮＨＫ朝ドラ｢あまちゃん｣の主人公の言葉。三陸地方で驚いたときに使う方言
◆あまロス…人気朝ドラ｢あまちゃん｣が終了し毎日見る楽しみがなくなり虚無感を覚えた人
◆ビッグダディ…大家族の林下家を追った、テレビ朝日のドキュメント番組。話題の父親は林下清志氏
◆ハダカの美奈子…｢痛快！ ビッグダディ｣母美奈子が離婚後に子育てに奮闘した自叙伝を出版
◆フライングゲット…ＡＫＢ４８ヒット曲。一方で女芸人｢キンタロー。｣もタイトルを連呼して人気に
◆引いたら負け…パ初制覇を決めた 9月26日の西武戦での楽天・田中の名言。最後の 2打者三振について
◆二刀流…北海道日本ハム大谷を投手と打者で 1軍起用。投手で 3勝無敗、打者で 3本塁打を放つ
◆シライ…世界体操男子床で史上最年少17歳の金メダリスト白井健三の伸身 4回ひねりの技
◆スポーツの底力…東京五輪招致プレゼンでトップで登場したパラリンピアン佐藤真海の決めぜりふ
◆お・も・て・な・し…滝川クリステルが東京五輪招致で日本人の思いやり精神を振り付きで明快に説明
◆コントロールされている…五輪招致で安倍首相が影響が懸念される福島第 1原発の汚染水問題について発言
◆美文字…メールなどが普及して手書きで文章を書く機会が減る中、手書きのペン字がブームに
◆ななつ星…JR九州が運行する豪華観光寝台列車。料金は、 1泊 2日のコースで15～42万円
◆パズドラ…スマートフォン向けの無料ゲーム。国内累計2100万ダウンロードの大ヒット
◆さとり世代…10代後半から20代半ばまでの世代。高望みや浪費をしない。草食系とも言われる
◆ご当地キャラ…地方自治体や町おこしなどのご当地マスコットキャラ。 8月には総選挙も開催
◆こじらせ女子…自信がなく、ひねくれ気味の女子。雨宮まみの著書｢女子をこじらせて｣で話題
◆富士山…ユネスコが 6月、日本人の山岳信仰と文化芸術の源泉として世界文化遺産に登録
◆日傘男子…熱中症対策に加えて美白にこだわる男性が増えたため男性用日傘の需要が伸びた
◆激おこぷんぷん丸…怒っている意味のギャル語｢おこ｣から派生し｢とても怒っている｣状態を示す
◆困り顔メイク…困った時の表情を化粧で強調して眉を太めに直線で描き目尻を極端に下げて描く
◆涙袋メイク…アイドルの旬なメークで目の下の膨らみを化粧で明るくして、小顔の効果を演出
◆今でしょ…東進ハイスクール林修講師のテレビＣＭフレーズ。｢いつやるの？ 今でしょ｣
◆ふなっしー…千葉県船橋市非公認ご当地キャラ。大ブレークし、ご当地キャラ総選挙では優勝
◆ＰＭ2.5…中国の大気汚染の一因となっている有毒性のある微小粒子状物質。日本にも飛来
◆ＮＩＳＡ(ニーサ)…来年から開始の少額投資非課税制度。年間 100万円まで投資益が非課税となる
◆母さん助けて詐欺…｢振り込め詐欺｣の手口の多様化から、警視庁が新名称を一般公募。 5月に発表
◆弾丸登山…富士山などで十分な休息を取らずに山頂を目指す登山者が激増。安全面で問題視された
◆ＤＪポリス…サッカー日本代表がＷ杯への出場を決めた夜、渋谷でサポーターらを誘導した機動隊員
◆ビッグデータ…ＳＮＳなどのネット上の大容量データ。ビジネスや研究などに活用が見込まれる
◆ＳＮＥＰ(スネップ)…20～59歳の未婚の無業者で、普段から 1人でいるか、家族以外とは交流がない人
◆ヘイトスピーチ…憎悪などから差別的行為をあおる言動。在日韓国・朝鮮人へのデモなどで問題化
◆ダークツーリズム…死や苦しみの舞台となった場所を訪れること。福島第１原発の観光地化案で話題
◆ご当地電力…自治体や市民が主体となって自然エネルギーを供給。東京の世田谷電力が話題に
◆バカッター…ツイッターで悪ふざけや犯罪まがいの行為を自慢げに投稿する愚かな若者のこと
◆ダイオウイカ…体長20メートル近い巨大イカ。今年 1月ＮＨＫが小笠原諸島で世界初の撮影に成功した
◆マイナンバー…国民それぞれ個別｢背番号｣をつけて社会保障や税制を簡素に管理するシステム
◆ＮＳＣ…国家安全保障会議の略。発足すれば外交・安全保障政策の司令塔として機能する
◆汚染水…廃炉計画下にある福島第 1原発原子炉の冷却に使用され、放射性物質を含んだ水
◆ブラック企業…優良企業然として実情は長時間労働など意図的に労働法違反を励行している企業
◆限定正社員…正社員と非正規雇用の中間に位置する社員スタイル。安倍政権の雇用安定模索案
◆追い出し部屋…戦力外や希望退職に応じない社員の労働意欲をそいで退職に追い込む環境の部署
◆アベノミクス…昨年の12月に発足した第 2次安倍内閣のデフレ脱却政策。英語の経済と名前による造語
◆ 3本の矢…大胆な金融緩和、機動的な財政出動、民間投資の喚起による成長戦略を目指す策
◆集団的自衛権…密接な関係にある国が攻撃された場合、専守防衛の自衛隊に兵力発動をする権利
◆特定秘密…国家間の機密情報で公開しない方が丸くおさまりそうな秘密。口外は刑罰対象に
◆ナチスの手口に学んだら…“失言帝王”の麻生副総理が憲法改正についてナチス政権を引き合いにした発言
◆ネット選挙…今夏参院選は情報発信でネット解禁。ネット投票と勘違いした有権者も多かった
◆アホノミクス…安倍内閣の経済政策が国民の家計レベルまでなかなか波及しない停滞感のもじり
4つも流行語大賞になるとは、今年は何かが最後に起こるのではないでしょうか！
2020年東京オリンピック誘致の｢お・も・て・な・し｣が入るとは思っていなかったが、｢今でしょ！｣はあちらこちらで聞かれるので、入るとは思っていました。
流行語大賞に入った人達｢お・め・で・と・う！｣
人気ブログランキングへ
にほんブログ村
予備校東進ハイスクールの現代文講師・林修氏(48)が生み出した｢今でしょ！｣を司会の生島ヒロシが間違え｢じぇじぇじぇ｣と紹介。林氏は｢タイミングを逸してしまった｣と苦笑いを浮かべた。
その次に受賞した｢じぇじぇじぇ｣は、ＮＨＫ連続テレビ小説｢あまちゃん｣の中で能年玲奈(20)が使いブームを起こした。ＮＨＫ連続テレビ小説｢あまちゃん｣の脚本家の宮藤官九郎氏(43)と能年玲奈が登壇。
｢倍返し｣はＴＢＳドラマ｢半沢直樹｣で主演の堺雅人(40)が使い、最終回には視聴率42.2％(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録する大ヒットになった。
ピンクの華やかなドレスで登場し、｢お・も・て・な・し｣は2020年東京五輪招致の最終レセプションで、フリーアナウンサー滝川クリステル(36)がジェスチャーつきでアピールし、招待客らから拍手と、ひと際大きい歓声を浴びた。記事をまとめてみました。
2013ユーキャン新語・流行語大賞が 2日、都内で発表され、大賞は史上初の 4者同時受賞となった。
大賞に選ばれたのは｢今でしょ！｣｢じぇじぇじぇ｣｢倍返し｣｢お・も・て・な・し｣の 4本。選考委員特別賞に、東北楽天ゴールデンイーグルスの｢被災地が、東北が、日本がひとつになった 楽天、日本一をありがとう｣が選ばれた。絞りきれなかったからか、会場からは｢え～｣とため息が漏れた。
ドラマのセリフでは「同情するならカネをくれ」以来、19年ぶりの快挙となった。
予備校東進ハイスクールの現代文講師・林修氏が生み出した｢今でしょ！｣を司会の生島ヒロシが間違え｢じぇじぇじぇ｣と紹介。林氏は｢タイミングを逸してしまった｣と苦笑いを浮かべた。
年間大賞を受賞した林修氏。｢今でしょ！｣のポーズで喜びを表した
｢今でしょ！｣はもともと、林氏が予備校の授業の際に使っていたフレーズ。授業の様子が2009年に予備校のテレビＣＭで採用され、今年1月にはトヨタ自動車のＣＭに自ら出演し、大ブレークした。実は、ＣＭで放送されるまで｢僕自身、あれを授業で言ったのをコロッと忘れていた｣とか。受験生だけでなく、多くの人々の心を捕らえた。
｢今でしょ！｣で選ばれた、東進ハイスクールの現代文講師林修氏は｢早め(の時期)にはやったので厳しいと思っていた。盛り上がりに比例して、大賞が増えて引っかかった。ありがとうございます｣と笑顔を見せた。
左から能年玲奈、宮藤官九郎、司会の生島ヒロシ
｢じぇじぇじぇ｣は、ＮＨＫ連続テレビ小説｢あまちゃん｣の中で能年玲奈が使いブームを起こした。
その次に受賞した｢じぇじぇじぇ｣では、ＮＨＫ連続テレビ小説｢あまちゃん｣の脚本家の宮藤官九郎氏と能年玲奈が登壇。生島に｢『今でしょ』と間違えてしまった時はどう思いましたか｣と問われると宮藤は｢『まだでしょ』と思いました｣とジョークで返し、会場からは爆笑が沸き起こった。
脚本家の宮藤官九郎は｢岩手県の久慈市に『あまちゃん』の取材に行ったとき、現役の海女さんが交わしていた会話。『そのじぇじぇじぇは、何ですか』ということから始まった。あの海女さんたちに感謝したい｣。
能年は｢聞くだけで楽しくなる、大好きな言葉。リズムも意味も楽しくて、それをチョイスしてくる宮藤さんは、さすがだと思う。うれしくて、東北の皆さんと、宮藤さんと一緒に『じぇじぇじぇ』と叫びたい気持ちです｣と話した。
｢私も『じぇじぇじぇ』が大好き｣。スピーチでも決めゼリフで沸かせた能年玲奈(左)と、それをうれしそうに見つめる宮藤官九郎
｢うれしくて『じぇじぇじぇ』と叫びたい気持ちです。ありがとうございます！｣
表彰式。流行語のトップテン発表時に｢あまちゃん｣のテーマ曲に乗り、脚本の宮藤官九郎とともに登場した女優、能年玲奈は喜びを爆発させた。
驚いたときや感動したときに発する｢じぇじぇじぇ｣は、宮藤が取材で岩手・久慈市を訪れた際、現地の海女たちの会話に飛び交っていた方言。劇中で使用されるや、日本全国に広まり、同作は期間平均視聴率20.6％(関東地区・ビデオリサーチ調べ)と大ヒットした。
この言葉が大好きという能年は｢リズムも意味もすごく楽しくて、それをチョイスしてくる宮藤さんはさすがです｣と絶賛。宮藤との初対面の感想には｢すごくひょうひょうとしていて…じぇじぇじぇでした｣とさっそく使用し、沸かせた。
｢倍返し｣はＴＢＳドラマ｢半沢直樹｣で主演の堺雅人が使い、最終回には視聴率42.2％(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録する大ヒットになった。主演の堺雅人に代わって同作のプロデューサーの伊與田英徳氏が出席。｢この感謝の気持ちをみなさんに“倍返し”したい｣と述べ、｢堺さんも大変喜んでいると思います。『スタッフが頑張ったから光栄な賞を頂けた』と話していました｣と代弁した。ＴＢＳ伊与田英徳プロデューサーは｢素晴らしい原作とスタッフの頑張り、そして何より堺さんが素晴らしかった。感謝の気持ちを『倍返し』したい｣と話した。
年間大賞受賞の滝川クリステルは美脚を披露し、会場に花を添えた。これぞ、お・も・て・な・しの精神
ピンクの華やかなドレスで登場し、｢お・も・て・な・し｣は2020年東京五輪招致の最終レセプションで、フリーアナウンサー滝川クリステルがジェスチャーつきでアピールし、招待客らから拍手と、ひと際大きい歓声を浴びた。
｢しばらくやっていなかった｣と照れ笑いを浮かべたが“今年の言葉”なのは間違いない。 9月に行われた2020年東京五輪招致活動の最終プレゼンテーションで、日本社会に根付く歓待の精神を日本語で紹介したフレーズ。東京に56年ぶりとなる夏季五輪を呼び込み、年間大賞も手に。
滝川クリステルは｢お・も・て・な・し｣ポーズを披露する
滝川は｢そもそも存在していた言葉が、新しい意味での流行語になったのがうれしい。林先生の『今でしょ』よりずいぶん後だったので、周りには有利なんじゃないかといわれていたんですが、ありがとうございます！」｣と話し｢お・も・て・な・し｣を披露して、大きな拍手を浴びた。
ちゃめっ気タップリに微笑んだ滝川。最終プレゼンの際には本番 3日ほど前から緊張で食事もノドを通らない日が続いたことを振り返り、｢あんまり寝ていなかったけど気力で、ギリギリでやっていました｣と告白。
2013ユーキャン新語・流行語大賞、｢ご当地キャラ｣がトップテン入り。代表して｢くまモン｣が受賞した。
｢ご当地キャラ｣のくまモンは｢大変うれしかモン。ふなっしーはライバルなんかじゃなく、大事な友達モン｣と話し、会場を沸かせた。
千葉・船橋市の非公認ゆるキャラ、ふなっしーのデビュー曲｢ふな ふな ふなっしー♪｣が 9日付オリコン週間シングルランキングで初登場 8位を獲得したことが 2日、分かった。
自身が作詞作曲を担当し、ＴＨＥ ＡＬＦＥＥの高見沢俊彦(59)がアレンジ。発売初週で2.4万枚を売り上げた。 9月には、くまモンが｢くまモンもん｣を発売して13位。ライバルを上回ったふなっしーは｢感謝感激梨汁ブシャー！｣とコメントした。
【新語・流行語大賞ノミネート一覧】
◆倍返し…大ヒットしたドラマ｢半沢直樹｣で、主人公が仕返しをする時に言う決めぜりふ
◆じぇじぇじぇ…ＮＨＫ朝ドラ｢あまちゃん｣の主人公の言葉。三陸地方で驚いたときに使う方言
◆あまロス…人気朝ドラ｢あまちゃん｣が終了し毎日見る楽しみがなくなり虚無感を覚えた人
◆ビッグダディ…大家族の林下家を追った、テレビ朝日のドキュメント番組。話題の父親は林下清志氏
◆ハダカの美奈子…｢痛快！ ビッグダディ｣母美奈子が離婚後に子育てに奮闘した自叙伝を出版
◆フライングゲット…ＡＫＢ４８ヒット曲。一方で女芸人｢キンタロー。｣もタイトルを連呼して人気に
◆引いたら負け…パ初制覇を決めた 9月26日の西武戦での楽天・田中の名言。最後の 2打者三振について
◆二刀流…北海道日本ハム大谷を投手と打者で 1軍起用。投手で 3勝無敗、打者で 3本塁打を放つ
◆シライ…世界体操男子床で史上最年少17歳の金メダリスト白井健三の伸身 4回ひねりの技
◆スポーツの底力…東京五輪招致プレゼンでトップで登場したパラリンピアン佐藤真海の決めぜりふ
◆お・も・て・な・し…滝川クリステルが東京五輪招致で日本人の思いやり精神を振り付きで明快に説明
◆コントロールされている…五輪招致で安倍首相が影響が懸念される福島第 1原発の汚染水問題について発言
◆美文字…メールなどが普及して手書きで文章を書く機会が減る中、手書きのペン字がブームに
◆ななつ星…JR九州が運行する豪華観光寝台列車。料金は、 1泊 2日のコースで15～42万円
◆パズドラ…スマートフォン向けの無料ゲーム。国内累計2100万ダウンロードの大ヒット
◆さとり世代…10代後半から20代半ばまでの世代。高望みや浪費をしない。草食系とも言われる
◆ご当地キャラ…地方自治体や町おこしなどのご当地マスコットキャラ。 8月には総選挙も開催
◆こじらせ女子…自信がなく、ひねくれ気味の女子。雨宮まみの著書｢女子をこじらせて｣で話題
◆富士山…ユネスコが 6月、日本人の山岳信仰と文化芸術の源泉として世界文化遺産に登録
◆日傘男子…熱中症対策に加えて美白にこだわる男性が増えたため男性用日傘の需要が伸びた
◆激おこぷんぷん丸…怒っている意味のギャル語｢おこ｣から派生し｢とても怒っている｣状態を示す
◆困り顔メイク…困った時の表情を化粧で強調して眉を太めに直線で描き目尻を極端に下げて描く
◆涙袋メイク…アイドルの旬なメークで目の下の膨らみを化粧で明るくして、小顔の効果を演出
◆今でしょ…東進ハイスクール林修講師のテレビＣＭフレーズ。｢いつやるの？ 今でしょ｣
◆ふなっしー…千葉県船橋市非公認ご当地キャラ。大ブレークし、ご当地キャラ総選挙では優勝
◆ＰＭ2.5…中国の大気汚染の一因となっている有毒性のある微小粒子状物質。日本にも飛来
◆ＮＩＳＡ(ニーサ)…来年から開始の少額投資非課税制度。年間 100万円まで投資益が非課税となる
◆母さん助けて詐欺…｢振り込め詐欺｣の手口の多様化から、警視庁が新名称を一般公募。 5月に発表
◆弾丸登山…富士山などで十分な休息を取らずに山頂を目指す登山者が激増。安全面で問題視された
◆ＤＪポリス…サッカー日本代表がＷ杯への出場を決めた夜、渋谷でサポーターらを誘導した機動隊員
◆ビッグデータ…ＳＮＳなどのネット上の大容量データ。ビジネスや研究などに活用が見込まれる
◆ＳＮＥＰ(スネップ)…20～59歳の未婚の無業者で、普段から 1人でいるか、家族以外とは交流がない人
◆ヘイトスピーチ…憎悪などから差別的行為をあおる言動。在日韓国・朝鮮人へのデモなどで問題化
◆ダークツーリズム…死や苦しみの舞台となった場所を訪れること。福島第１原発の観光地化案で話題
◆ご当地電力…自治体や市民が主体となって自然エネルギーを供給。東京の世田谷電力が話題に
◆バカッター…ツイッターで悪ふざけや犯罪まがいの行為を自慢げに投稿する愚かな若者のこと
◆ダイオウイカ…体長20メートル近い巨大イカ。今年 1月ＮＨＫが小笠原諸島で世界初の撮影に成功した
◆マイナンバー…国民それぞれ個別｢背番号｣をつけて社会保障や税制を簡素に管理するシステム
◆ＮＳＣ…国家安全保障会議の略。発足すれば外交・安全保障政策の司令塔として機能する
◆汚染水…廃炉計画下にある福島第 1原発原子炉の冷却に使用され、放射性物質を含んだ水
◆ブラック企業…優良企業然として実情は長時間労働など意図的に労働法違反を励行している企業
◆限定正社員…正社員と非正規雇用の中間に位置する社員スタイル。安倍政権の雇用安定模索案
◆追い出し部屋…戦力外や希望退職に応じない社員の労働意欲をそいで退職に追い込む環境の部署
◆アベノミクス…昨年の12月に発足した第 2次安倍内閣のデフレ脱却政策。英語の経済と名前による造語
◆ 3本の矢…大胆な金融緩和、機動的な財政出動、民間投資の喚起による成長戦略を目指す策
◆集団的自衛権…密接な関係にある国が攻撃された場合、専守防衛の自衛隊に兵力発動をする権利
◆特定秘密…国家間の機密情報で公開しない方が丸くおさまりそうな秘密。口外は刑罰対象に
◆ナチスの手口に学んだら…“失言帝王”の麻生副総理が憲法改正についてナチス政権を引き合いにした発言
◆ネット選挙…今夏参院選は情報発信でネット解禁。ネット投票と勘違いした有権者も多かった
◆アホノミクス…安倍内閣の経済政策が国民の家計レベルまでなかなか波及しない停滞感のもじり
4つも流行語大賞になるとは、今年は何かが最後に起こるのではないでしょうか！
2020年東京オリンピック誘致の｢お・も・て・な・し｣が入るとは思っていなかったが、｢今でしょ！｣はあちらこちらで聞かれるので、入るとは思っていました。
流行語大賞に入った人達｢お・め・で・と・う！｣
人気ブログランキングへ
にほんブログ村