セーラー服に竹刀を持った女装お笑いタレント桜塚やっくん(37＝本名・斎藤恭央
(さいとう やすお)さん)が 5日夜、山口県美祢市内の中国自動車道で心臓破裂により死亡事故死した。
桜塚さんを知る芸能関係者は、驚きを隠せなかった。サンドウィッチマンの伊達みきお(39)は｢まだ37歳か…若過ぎるわ。心からご冥福を御祈り致します｣と悼んだ。
芋洗坂係長(45)はブログで｢どんな逆境にあっても前向きで、人生を楽しみ、人を恨まず、夢に向かって着実に進んでいる男でした｣とつづった。
コウメ太夫(41)も自身のブログを更新。｢いろいろな事に前向きなやっくんがなぜ事故に巻き込まれちゃったんだよ、亡くなったなんて信じられないです｣と嘆いた。
お笑いタレント陣内智則(39)が 6日、｢ショックとしか言いようがありません。一時代を築いた方で、バンドや絵など幅広い才能を持っていたので、もったいないです。残念です｣と悼んだ。
桜塚さんが出身地の横浜市議選(2015年春)出馬を目指していたことを友人のアントキの猪木(40)が明かした。
エハラマサヒロ(31)は｢桜塚やっくんさん、ご冥福をお祈りします。優しい人でした｣と投稿した。ヒロシ(41)は｢俺にない底抜けの前向きさ好きだったよ｣とツイート。麒麟の川島明(34)は｢とてもつらいのでお酒を飲みます。安らかにお眠りくださいませ｣とつぶやいた。
山口県警山口南署で桜塚さんの遺体と対面した父充さん(63)は｢頭蓋骨は陥没していた。顔と体はきれいでした｣と話した。
充さんによると、事故車の運転は桜塚さんがしていたといい、事故後、マネージャー兼プロデューサーの砂守孝多郎さん(55)が後部座席から外に出ようとした瞬間、後続車両にひかれたという。その後、桜塚さんは 2次災害を防ごうと車の後方に回り、携帯で警察に電話をしながら、車を誘導している時に車にひかれ、命を落としたという。
桜塚やっくんの事故死から一夜明けた 6日、桜塚さんの遺体を乗せた車は 6日午後 1時に山口県警山口南署を出発し、約12時間後の 7日午前 0時50分頃に、遺族の待つ横浜市内の実家に到着した。
桜塚さんが所属していたバンド、美女♂ｍｅｎＺは 6日までに公式ホームページを更新し、｢新聞・ニュースでの発表通り｣と、桜塚さんらの事故死を発表した。記事をまとめてみました。
セーラー服に竹刀を持った女装キャラや｢がっかりだよ！｣の決めフレーズで人気になったお笑いタレント桜塚やっくんが 5日夜、山口県美祢市内の中国自動車道で事故死した。仕事先の熊本県に向かう途中、乗っていたワゴン車が単独事故。路上に降りたところ、後続の乗用車にはねられた。心肺停止状態で美祢市内の病院に運ばれた後、心臓破裂による死亡が確認された。
桜塚さんは現在、男性 5人の音楽バンド、美女♂ｍｅｎＺのボーカルとして活動しており、この日は早朝に東京を出発していた。 5日のミニライブ出演に備え、会場のショッピングモールがある熊本県荒尾市にワゴン車で向かっていた。
午後 4時50分ごろ、山口県美祢市の中国自動車道下り線で、桜塚さんら 5人が乗ったワゴン車が中央分離帯に衝突する単独事故を起こした。追い越し車線に止まっていた車から、桜塚さんら 2人が路上に降りたところ、別々の後続車にはねられた。乗用車にひかれた桜塚さんは、心肺停止状態で美祢市内の病院に運ばれた後、死亡が確認された。山口県警によると、死因は心臓破裂。遺体は、収容施設がある山口南署に運ばれた。
亡くなったもう１人は、埼玉県所沢市の砂守孝多郎さん(55)で、トラックにひかれて即死した。同バンドのプロデューサーを務めていた。他に男性 2人が胸や肩の痛みを訴え、下関市内の病院へ搬送されたが、軽症だった。現場は美祢インターチェンジ(ＩＣ)－美祢西ＩＣ間のやや急な右カーブで、美祢ＩＣから約 8.6キロの地点。当時は雨が降っていた。
中国自動車道で交通事故死した桜塚やっくん。37歳の若さだった…
桜塚さんは2006年以降、｢桜塚やっくん｣の芸名で活動し、セーラー服に竹刀の｢スケバン恐子｣のキャラクターでバラエティー番組に出演。｢がっかりだよ！｣などの決めぜりふで人気になった。2010年 7月に準強姦(ごうかん)容疑で書類送検されていたことが、2011年 3月に発覚。2010年 9月には所属事務所も辞め、テレビへの出演機会が減っていた。
一方で2010年に結成した美女♂ｍｅｎＺでは精力的に活動していた。全員が女装して各地で行われるイベントに出演。 9月20日から22日までパリでライブを行い、同24日の誕生日は、帰国便で迎えたことなどをブログにつづっていた。今月 3日にニコニコ動画の｢ニコニコ生放送｣に出演したこと、年末に舞台が控えていることもつづっていた。
知人によると、桜塚さんは｢バンドメンバーの生計を立ててやりたい｣と言い、個人でオファーされた仕事も｢バンドとしての仕事にしてほしい｣と依頼者に伝えるなどしていたという。バンド結成にあたり、移動手段として中古のワンボックスカーを自腹で購入。知人は[どこに行くにも使っていた｣と話しており、この日の使用車両だった。
現在の所属事務所関係者は深夜、｢事故が発生したころにＬＩＮＥで連絡を取ったが、つながらなかった。いつもはすぐに返信が来るのにおかしいと思っていました。今は事実を確認中としか言えません｣と話した。
始球式を務める桜塚やっくん(写真は2007年 4月21日)
桜塚さんを知る芸能関係者は、驚きを隠せなかった。｢まさか、こんな亡くなり方をするとは…｣。仕事で関わり方の多かった30代男性は｢頭の回転が速くて、マスコミへのサービスも素晴らしかった。囲み取材中でもそのカメラの番組名を言ってみたり。個人的にとても信頼できる人物だったので、残念でなりません｣と声を詰まらせた。
ブレーク直後に知り合った40代女性は｢テレビで見たままでとても聡明(そうめい)。打てば響く感じでした。再ブレークすると信じていました。とても残念です｣。
2010年に起きた女性との騒動からダークなイメージもついたが、別の40代男性は｢人がいいところがあって、トラブルに巻き込まれやすいタイプだった。根は悪い人間じゃない｣とかばい｢もう 1度、表舞台に戻ってきてほしかった｣と残念がった。
この日はくしくも桜塚さんがブレークするきっかけになった日本テレビ系｢エンタの神様｣(午後 9時)の特番が放送されていたが、桜塚さんは出演していなかった。
ブログで追悼コメントを掲載したアントキの猪木
サンドウィッチマンの伊達みきおは｢お互い『エンタの神様』で世に出して貰った芸人仲間。桜塚やっくんの人気、ホントにすごかった。。何度も一緒に営業も行ったなぁ。俺ら、やっくんの前座みたいな感覚だった。熱狂的なファンもたくさんいた。まだ37歳か…若過ぎるわ。心からご冥福を御祈り致します｣と悼んだ。
芋洗坂係長はブログで｢私が初めてエンタの神様に出させていただいた時、最初に声を掛けてくれたのがやっくんでした｣と明かした。さらに、｢すぐに仲良くなり家が近い事もあって、それからいつも一緒に飲んだり、仕事の悩みを相談しあったり…かけがえのない仲間でした。年内も一緒の仕事が何本か入っていて、楽しみにしていたのに…。どんな逆境にあっても前向きで、人生を楽しみ、人を恨まず、夢に向かって着実に進んでいる男でした｣とつづった。
コウメ太夫も自身のブログを更新。｢桜塚やっくんとエンタの神様でほぼ同期で、毎週日テレのエンタの神様で一緒で 2人で共演した時の事思い出します｣と当時を振り返り、｢やっくんの人気は半端なかったからな いろいろな事に前向きなやっくんがなぜ事故に巻き込まれちゃったんだよ、亡くなったなんて信じられないです｣と嘆いた。
お笑いタレント陣内智則が 6日、日本テレビ系｢エンタの神様｣などで共演していた桜塚やっくんの思い出を都内で語った。
陣内は、桜塚さんについて｢ショックとしか言いようがありません。同じ時代に頑張ってきて、真面目な人でした。しゃべりやすい、いい子という印象でした。一時代を築いた方で、バンドや絵など幅広い才能を持っていたので、もったいないです。残念です｣と悼んだ。
桜塚さんが出身地の横浜市議選(2015年春)出馬を目指していたことを友人のアントキの猪木が明かした。
自身の公式ブログを更新し、｢政治に興味があるようで次の横浜市議選に立候補すると目を輝かせていました。これからの人生は自分のためではなく人のために何かしたいと思いが強くなってきたと語っていました｣などとつづった。
桜塚さんとはテレビ出演以外でも交流があり、最近も連絡を取り合うなど、お互いの夢を語っていたという。
エハラマサヒロは｢桜塚やっくんさん、ご冥福をお祈りします。優しい人でした｣と投稿した。ヒロシは｢絶対にバンドで売れるって言ってたやん。死んだら売れないよ。俺にない底抜けの前向きさ好きだったよ｣とツイート。麒麟の川島明は｢とてもつらいのでお酒を飲みます。安らかにお眠りくださいませ｣とつぶやいた。
桜塚やっくんの事故状況を自宅前で気丈に説明する父、充さんと母、美佐緒さん
桜塚やっくんの事故死から一夜明けた 6日午後、桜塚さんの両親が横浜市内の自宅前で取材に応じた。山口県警山口南署で桜塚さんの遺体と対面した父充さんは｢頭蓋骨は陥没していた。顔と体はきれいでした｣と話した。
充さんによると、事故車の運転は桜塚さんがしていたといい、事故後、マネージャー兼プロデューサーの砂守孝多郎さんが後部座席から外に出ようとした瞬間、後続車両にひかれたという。
その後、桜塚さんは 2次災害を防ごうと車の後方に回り、携帯で警察に電話をしながら、車を誘導している時に車にひかれ、命を落としたという。
充さんは｢彼が死んだのはしょうがない。彼の運転ミスで事故を起こしたのですから。砂守さん、ご遺族に申し訳ない｣と言葉を詰まらせた。
6日午後、桜塚さんの親族が取材に応じた。親族によると、桜塚さんの両親と実兄は事故直後に連絡を受け、この日午前 9時ごろ、遺体と対面。実兄からは｢(桜塚さんは)きれいな顔をしていた｣と連絡があったという。
この親族が桜塚さんと最後に会ったのは約 3カ月前で、｢普段から明るくて、うちの子供たちにも親切に接してくれました｣と涙ながらに語った。
5日夜、山口県美祢市で起こった交通事故で死亡した桜塚やっくんの遺体は 6日午前、安置
されていた山口県警山口南署を離れた。同県警が明らかにした。
桜塚やっくんの事故死から一夜明けた 6日、桜塚さんの遺体を乗せた車は 6日午後 1時に山
口県警山口南署を出発し、約12時間後の 7日午前 0時50分頃に、遺族の待つ横浜市内の実家に
到着した。
車から出された遺体はストレッチャーに乗せられており、すぐに充さんと浩尉さんらが家の
中に運び入れた。
桜塚やっくんの事故死を受け、桜塚さんが所属した音楽バンド、美女♂ｍｅｎＺのキーボード透ｃｈが 7日未明、バンドの公式サイトで桜塚さんの死亡時刻｢10月 5日午後 6時16分｣と明かし、早すぎる死をあらためて悼んだ。
｢美女♂ｍｅｎＺのキーボード担当、透ｃｈです。今、帰りの新幹線の中でこのメッセージをつづっています。このたびは多くの方々にご心配をおかけし、誠に申し訳ございません。皆さんご存じの通り、ボーカルのＹＡＫＫＵＮが10月 5日午後 6時16分、享年37歳にて永眠いたしました。同席していたマネジャーの砂守も同日午後 4時50分頃、永眠いたしました。生前、皆さまからいただきましたご厚情に心より感謝いたします。東京に戻りましたら、あらためて僕たちの言葉できちんと皆さまにお伝えしたいと思いますので、もうしばらくお時間をください。透ｃｈ｣
残ったメンバーが、東京で会見を開く可能性を示唆するとともに、最後のスナップ写真としてファン交流会で桜塚さんがケーキを前にピースサインをする写真をアップした。
桜塚さんが所属していたバンド、美女♂ｍｅｎＺは 6日までに公式ホームページを更新し、｢新聞・ニュースでの発表通り｣と、桜塚さんらの事故死を発表した。
一方で、所属メンバーのうち、如月なつき、透ｃｈ、伊織の安否は確認が取れているとした。今後の活動については触れず、｢詳しいことが分かり次第発表させていただきますので今しばらく、安らかに眠ることをお祈りください｣と発表するにとどめた。
亡くなった桜塚さんのプロフィルは、 6日現在でそのまま残されている。
ニュースP 桜塚やっくん
【訃報】芸人 桜塚やっくん 交通事故で死亡 2013 10 05
【エンタの神様】 桜塚やっくん 【全盛期】
sakurazyka
【PV】Melty Love/美女♂men Vlossom【公式】
桜塚やっくんのブログはここ→桜塚やっくんの見ないとがっかりだよ！！(Powered by アメブロ - Ameba)
美女♂menZのオフィシャルTwitterはここ→美女♂menZ
▽桜塚やっくん(さくらづかやっくん、1976年9月24日 - 2013年10月5日満37歳没)
男性お笑いタレント、声優、俳優。以前はジャニーズ事務所に所属しており、本名の斎藤 恭央(さいとう やすお)で活動していた。 日本大学高等学校、日本大学芸術学部映画学科演技コース卒業。トップコートを退所後、個人事務所を設立。神奈川県出身。血液型B型。
桜塚やっくんのお悔やみを、心から申し上げます…
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(さいとう やすお)さん)が 5日夜、山口県美祢市内の中国自動車道で心臓破裂により死亡事故死した。
桜塚さんを知る芸能関係者は、驚きを隠せなかった。サンドウィッチマンの伊達みきお(39)は｢まだ37歳か…若過ぎるわ。心からご冥福を御祈り致します｣と悼んだ。
芋洗坂係長(45)はブログで｢どんな逆境にあっても前向きで、人生を楽しみ、人を恨まず、夢に向かって着実に進んでいる男でした｣とつづった。
コウメ太夫(41)も自身のブログを更新。｢いろいろな事に前向きなやっくんがなぜ事故に巻き込まれちゃったんだよ、亡くなったなんて信じられないです｣と嘆いた。
お笑いタレント陣内智則(39)が 6日、｢ショックとしか言いようがありません。一時代を築いた方で、バンドや絵など幅広い才能を持っていたので、もったいないです。残念です｣と悼んだ。
桜塚さんが出身地の横浜市議選(2015年春)出馬を目指していたことを友人のアントキの猪木(40)が明かした。
エハラマサヒロ(31)は｢桜塚やっくんさん、ご冥福をお祈りします。優しい人でした｣と投稿した。ヒロシ(41)は｢俺にない底抜けの前向きさ好きだったよ｣とツイート。麒麟の川島明(34)は｢とてもつらいのでお酒を飲みます。安らかにお眠りくださいませ｣とつぶやいた。
山口県警山口南署で桜塚さんの遺体と対面した父充さん(63)は｢頭蓋骨は陥没していた。顔と体はきれいでした｣と話した。
充さんによると、事故車の運転は桜塚さんがしていたといい、事故後、マネージャー兼プロデューサーの砂守孝多郎さん(55)が後部座席から外に出ようとした瞬間、後続車両にひかれたという。その後、桜塚さんは 2次災害を防ごうと車の後方に回り、携帯で警察に電話をしながら、車を誘導している時に車にひかれ、命を落としたという。
桜塚やっくんの事故死から一夜明けた 6日、桜塚さんの遺体を乗せた車は 6日午後 1時に山口県警山口南署を出発し、約12時間後の 7日午前 0時50分頃に、遺族の待つ横浜市内の実家に到着した。
桜塚さんが所属していたバンド、美女♂ｍｅｎＺは 6日までに公式ホームページを更新し、｢新聞・ニュースでの発表通り｣と、桜塚さんらの事故死を発表した。記事をまとめてみました。
セーラー服に竹刀を持った女装キャラや｢がっかりだよ！｣の決めフレーズで人気になったお笑いタレント桜塚やっくんが 5日夜、山口県美祢市内の中国自動車道で事故死した。仕事先の熊本県に向かう途中、乗っていたワゴン車が単独事故。路上に降りたところ、後続の乗用車にはねられた。心肺停止状態で美祢市内の病院に運ばれた後、心臓破裂による死亡が確認された。
桜塚さんは現在、男性 5人の音楽バンド、美女♂ｍｅｎＺのボーカルとして活動しており、この日は早朝に東京を出発していた。 5日のミニライブ出演に備え、会場のショッピングモールがある熊本県荒尾市にワゴン車で向かっていた。
午後 4時50分ごろ、山口県美祢市の中国自動車道下り線で、桜塚さんら 5人が乗ったワゴン車が中央分離帯に衝突する単独事故を起こした。追い越し車線に止まっていた車から、桜塚さんら 2人が路上に降りたところ、別々の後続車にはねられた。乗用車にひかれた桜塚さんは、心肺停止状態で美祢市内の病院に運ばれた後、死亡が確認された。山口県警によると、死因は心臓破裂。遺体は、収容施設がある山口南署に運ばれた。
亡くなったもう１人は、埼玉県所沢市の砂守孝多郎さん(55)で、トラックにひかれて即死した。同バンドのプロデューサーを務めていた。他に男性 2人が胸や肩の痛みを訴え、下関市内の病院へ搬送されたが、軽症だった。現場は美祢インターチェンジ(ＩＣ)－美祢西ＩＣ間のやや急な右カーブで、美祢ＩＣから約 8.6キロの地点。当時は雨が降っていた。
中国自動車道で交通事故死した桜塚やっくん。37歳の若さだった…
桜塚さんは2006年以降、｢桜塚やっくん｣の芸名で活動し、セーラー服に竹刀の｢スケバン恐子｣のキャラクターでバラエティー番組に出演。｢がっかりだよ！｣などの決めぜりふで人気になった。2010年 7月に準強姦(ごうかん)容疑で書類送検されていたことが、2011年 3月に発覚。2010年 9月には所属事務所も辞め、テレビへの出演機会が減っていた。
一方で2010年に結成した美女♂ｍｅｎＺでは精力的に活動していた。全員が女装して各地で行われるイベントに出演。 9月20日から22日までパリでライブを行い、同24日の誕生日は、帰国便で迎えたことなどをブログにつづっていた。今月 3日にニコニコ動画の｢ニコニコ生放送｣に出演したこと、年末に舞台が控えていることもつづっていた。
知人によると、桜塚さんは｢バンドメンバーの生計を立ててやりたい｣と言い、個人でオファーされた仕事も｢バンドとしての仕事にしてほしい｣と依頼者に伝えるなどしていたという。バンド結成にあたり、移動手段として中古のワンボックスカーを自腹で購入。知人は[どこに行くにも使っていた｣と話しており、この日の使用車両だった。
現在の所属事務所関係者は深夜、｢事故が発生したころにＬＩＮＥで連絡を取ったが、つながらなかった。いつもはすぐに返信が来るのにおかしいと思っていました。今は事実を確認中としか言えません｣と話した。
始球式を務める桜塚やっくん(写真は2007年 4月21日)
桜塚さんを知る芸能関係者は、驚きを隠せなかった。｢まさか、こんな亡くなり方をするとは…｣。仕事で関わり方の多かった30代男性は｢頭の回転が速くて、マスコミへのサービスも素晴らしかった。囲み取材中でもそのカメラの番組名を言ってみたり。個人的にとても信頼できる人物だったので、残念でなりません｣と声を詰まらせた。
ブレーク直後に知り合った40代女性は｢テレビで見たままでとても聡明(そうめい)。打てば響く感じでした。再ブレークすると信じていました。とても残念です｣。
2010年に起きた女性との騒動からダークなイメージもついたが、別の40代男性は｢人がいいところがあって、トラブルに巻き込まれやすいタイプだった。根は悪い人間じゃない｣とかばい｢もう 1度、表舞台に戻ってきてほしかった｣と残念がった。
この日はくしくも桜塚さんがブレークするきっかけになった日本テレビ系｢エンタの神様｣(午後 9時)の特番が放送されていたが、桜塚さんは出演していなかった。
ブログで追悼コメントを掲載したアントキの猪木
サンドウィッチマンの伊達みきおは｢お互い『エンタの神様』で世に出して貰った芸人仲間。桜塚やっくんの人気、ホントにすごかった。。何度も一緒に営業も行ったなぁ。俺ら、やっくんの前座みたいな感覚だった。熱狂的なファンもたくさんいた。まだ37歳か…若過ぎるわ。心からご冥福を御祈り致します｣と悼んだ。
芋洗坂係長はブログで｢私が初めてエンタの神様に出させていただいた時、最初に声を掛けてくれたのがやっくんでした｣と明かした。さらに、｢すぐに仲良くなり家が近い事もあって、それからいつも一緒に飲んだり、仕事の悩みを相談しあったり…かけがえのない仲間でした。年内も一緒の仕事が何本か入っていて、楽しみにしていたのに…。どんな逆境にあっても前向きで、人生を楽しみ、人を恨まず、夢に向かって着実に進んでいる男でした｣とつづった。
コウメ太夫も自身のブログを更新。｢桜塚やっくんとエンタの神様でほぼ同期で、毎週日テレのエンタの神様で一緒で 2人で共演した時の事思い出します｣と当時を振り返り、｢やっくんの人気は半端なかったからな いろいろな事に前向きなやっくんがなぜ事故に巻き込まれちゃったんだよ、亡くなったなんて信じられないです｣と嘆いた。
お笑いタレント陣内智則が 6日、日本テレビ系｢エンタの神様｣などで共演していた桜塚やっくんの思い出を都内で語った。
陣内は、桜塚さんについて｢ショックとしか言いようがありません。同じ時代に頑張ってきて、真面目な人でした。しゃべりやすい、いい子という印象でした。一時代を築いた方で、バンドや絵など幅広い才能を持っていたので、もったいないです。残念です｣と悼んだ。
桜塚さんが出身地の横浜市議選(2015年春)出馬を目指していたことを友人のアントキの猪木が明かした。
自身の公式ブログを更新し、｢政治に興味があるようで次の横浜市議選に立候補すると目を輝かせていました。これからの人生は自分のためではなく人のために何かしたいと思いが強くなってきたと語っていました｣などとつづった。
桜塚さんとはテレビ出演以外でも交流があり、最近も連絡を取り合うなど、お互いの夢を語っていたという。
エハラマサヒロは｢桜塚やっくんさん、ご冥福をお祈りします。優しい人でした｣と投稿した。ヒロシは｢絶対にバンドで売れるって言ってたやん。死んだら売れないよ。俺にない底抜けの前向きさ好きだったよ｣とツイート。麒麟の川島明は｢とてもつらいのでお酒を飲みます。安らかにお眠りくださいませ｣とつぶやいた。
桜塚やっくんの事故状況を自宅前で気丈に説明する父、充さんと母、美佐緒さん
桜塚やっくんの事故死から一夜明けた 6日午後、桜塚さんの両親が横浜市内の自宅前で取材に応じた。山口県警山口南署で桜塚さんの遺体と対面した父充さんは｢頭蓋骨は陥没していた。顔と体はきれいでした｣と話した。
充さんによると、事故車の運転は桜塚さんがしていたといい、事故後、マネージャー兼プロデューサーの砂守孝多郎さんが後部座席から外に出ようとした瞬間、後続車両にひかれたという。
その後、桜塚さんは 2次災害を防ごうと車の後方に回り、携帯で警察に電話をしながら、車を誘導している時に車にひかれ、命を落としたという。
充さんは｢彼が死んだのはしょうがない。彼の運転ミスで事故を起こしたのですから。砂守さん、ご遺族に申し訳ない｣と言葉を詰まらせた。
6日午後、桜塚さんの親族が取材に応じた。親族によると、桜塚さんの両親と実兄は事故直後に連絡を受け、この日午前 9時ごろ、遺体と対面。実兄からは｢(桜塚さんは)きれいな顔をしていた｣と連絡があったという。
この親族が桜塚さんと最後に会ったのは約 3カ月前で、｢普段から明るくて、うちの子供たちにも親切に接してくれました｣と涙ながらに語った。
5日夜、山口県美祢市で起こった交通事故で死亡した桜塚やっくんの遺体は 6日午前、安置
されていた山口県警山口南署を離れた。同県警が明らかにした。
桜塚やっくんの事故死から一夜明けた 6日、桜塚さんの遺体を乗せた車は 6日午後 1時に山
口県警山口南署を出発し、約12時間後の 7日午前 0時50分頃に、遺族の待つ横浜市内の実家に
到着した。
車から出された遺体はストレッチャーに乗せられており、すぐに充さんと浩尉さんらが家の
中に運び入れた。
桜塚やっくんの事故死を受け、桜塚さんが所属した音楽バンド、美女♂ｍｅｎＺのキーボード透ｃｈが 7日未明、バンドの公式サイトで桜塚さんの死亡時刻｢10月 5日午後 6時16分｣と明かし、早すぎる死をあらためて悼んだ。
｢美女♂ｍｅｎＺのキーボード担当、透ｃｈです。今、帰りの新幹線の中でこのメッセージをつづっています。このたびは多くの方々にご心配をおかけし、誠に申し訳ございません。皆さんご存じの通り、ボーカルのＹＡＫＫＵＮが10月 5日午後 6時16分、享年37歳にて永眠いたしました。同席していたマネジャーの砂守も同日午後 4時50分頃、永眠いたしました。生前、皆さまからいただきましたご厚情に心より感謝いたします。東京に戻りましたら、あらためて僕たちの言葉できちんと皆さまにお伝えしたいと思いますので、もうしばらくお時間をください。透ｃｈ｣
残ったメンバーが、東京で会見を開く可能性を示唆するとともに、最後のスナップ写真としてファン交流会で桜塚さんがケーキを前にピースサインをする写真をアップした。
桜塚さんが所属していたバンド、美女♂ｍｅｎＺは 6日までに公式ホームページを更新し、｢新聞・ニュースでの発表通り｣と、桜塚さんらの事故死を発表した。
一方で、所属メンバーのうち、如月なつき、透ｃｈ、伊織の安否は確認が取れているとした。今後の活動については触れず、｢詳しいことが分かり次第発表させていただきますので今しばらく、安らかに眠ることをお祈りください｣と発表するにとどめた。
亡くなった桜塚さんのプロフィルは、 6日現在でそのまま残されている。
ニュースP 桜塚やっくん
【訃報】芸人 桜塚やっくん 交通事故で死亡 2013 10 05
【エンタの神様】 桜塚やっくん 【全盛期】
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▽桜塚やっくん(さくらづかやっくん、1976年9月24日 - 2013年10月5日満37歳没)
男性お笑いタレント、声優、俳優。以前はジャニーズ事務所に所属しており、本名の斎藤 恭央(さいとう やすお)で活動していた。 日本大学高等学校、日本大学芸術学部映画学科演技コース卒業。トップコートを退所後、個人事務所を設立。神奈川県出身。血液型B型。
桜塚やっくんのお悔やみを、心から申し上げます…
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