熊本方面のテレビが見たい‼  地上デジタルテレビ放送 難視聴地域  |       荒尾市議会議員 田中ひろはるブログ

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2011年7月24日。

地上デジタルテレビ放送の完全移行化に伴い、熊本方面からの放送を受信できない難視聴地域が発生。

 

大平町、府本、平山、上井手、万田、原万田など、それぞれの地域の一部が難視聴地域とされました。

市内には当時、8ヵ所と言われています。

 

去る4月7日に開催の「令和6年度境崎区自治会総会」。

出席者の中から「熊本方面の放送を見たい。特に選挙結果。何とかならないか」の声。

「ホテルAZの屋上にアンテナを建てさせてもらったら、映るのではないか」との声も含め、「勉強させてほしい」としていました。

 

6月30日に開催の境崎区自治会による班長研修会。

その席上で、5月24日にNHK熊本放送局で勉強したことを報告。

 

・熊本からの地上デジタル放送の難視区に対し、共聴組合を設立し、共聴設備を設置する際に国の補助金がありましたが、現在はありません。

 

・補助金なしで共聴設備を設置する場合、費用負担額は分かりません。

 

・ホテルAZの屋上にアンテナを建てられたとしても、そこから各ご家庭までケーブルを引かなければならないことで、その途中に柱を何本も立てる必要があることから、現実的ではありません。

 

・地上デジタル放送に移行して13年が経過。

まずは熊本方面の放送が映るかどうか、あらためて確認をする。

確認の問い合わせ先 0570-00-3434

調査は無料とのこと。

映るようであれば、アンテナの向きを変えるか、福岡・佐賀方面のアンテナはそのままにして、新たにアンテナを設置する。

その際のアンテナ工事は、業者に依頼するなどして対応されること。

 

果たしてその後、どのようにされたのかは分かりませんが、見たい知りたい情報が手に入るようになればと思います。

 

 

 

 

 

地上デジタル放送移行への対応において、市議会会議録に下記のことがありました。

 

現行のアナログ放送に関して、教育施設の影響による電波障害は、荒尾第一中学校の建物によるものがございます。

昭和56年の一中校舎火災以後、昭和57、58年に3階建ての新校舎建設が行われ、その際あわせて電波障害の調査を行い、129世帯に影響があることがわかり、電波障害解消工事として一中校舎に共同アンテナを設置し、ケーブルを各世帯に引き、テレビ放送をごらんいただいてきております。

以後、現在までこれらの施設の維持補修を実施してまいりました。

そして、国の施策として、2011年に向け地上波デジタル放送への切り替えが進められることとなり、教育委員会としても新たな地上デジタル放送についての対応が必要と判断し、一中周辺地域における取り組みを進めてまいりました。

まず、地上デジタル放送となった場合、電波障害でテレビが映らない世帯が出てくるのかどうか、現状の的確な把握が必要と考え、専門調査会社に受信調査委託し、平成19年度に2回実施いたしております。

1回目は、熊本、福岡、佐賀、長崎の全放送局の受信状態を、2回目では、ブースターを付け、1階建ての建物でも受信できるか、より正確な範囲を調査いたしました。

その結果、県内波、これは熊本県内のテレビ局についてでございますけれども、一中周辺の全地域で視聴に問題なしとの報告を受けております。

そのため、この地域では市内の他地域と同じく、地上デジタル放送用のアンテナ、地上デジタル対応テレビ、または、地上デジタルチューナーを御購入いただき設置すれば視聴いただけます。