令和6年2月26日に開催の組合議会、令和5年度第4回定例議会。
議案での主な内容です。
理解が間違っていましたら訂正します。
議案第7号
令和5年度大牟田・荒尾清掃施設組合一般会計補正予算
【歳入合計 18億4646万5000円】
・決算に基づき両市からの負担金を約5700万円減額。
大牟田市は約4020万円、荒尾市は約1680万円
・大牟田リサイクル発電事業清算確定により、
約1722万円の返還金を雑収入として増額。
2023年4月から2028年までの5年間、JFEエン
ジニアリングが全株式を譲り受ける形で事業継承。
RDFの処理委託料は、1トン当たり1万3000円、
約20億円とも試算された解体費用はJFEが責任を持
ち、組合には負担を求めない。
・新ごみ処理施設整備で、大牟田エコタウン事業用地取得。
取得価格は、3億614万7000円
(おおよそ1㎡あたり1万円)
確定したことで、整備事業債において4050万円減額。
【歳出合計 18億4646万5000円】
・明治町集会所エアコンの更新工事に約80万円。
・緊急整備でプラント管理費が約1570万円増。
・光熱水費や燃料費、薬剤等費は下がり減額。
LNGの燃料費は国の補助もあって減額。
電気料は下落傾向。
・リサイクル発電事業へのRDF処理委託費は、
その処理量減で約8900万円の減額。
・新ごみ処理施設整備では、歳入の整備事業債4050万円と
同様に減額したことに伴い、歳出も同額を減額。
・財政調整基金に約1億円を積み立て、
令和5年度の積み立て額は約1億7745万円に。
令和4年度決算の2億3357万8000円と合計すると、
4億1102万9000円になるようです。
議案第8号
令和6年度大牟田・荒尾清掃施設組合一般会計予算(当初予算)
・両市の負担金合計 12億6667万9000円
大牟田市 8億8382万5000円
荒尾市 3億8285万4000円
・新開クリーンセンター売却収入 4億3750万円
・部品交換と搬入された可燃ごみに混在した
金属類の資源物売り払い収入 約448万円
・新ごみ処理建設に向けた事業債 5020万円
・債務負担行為
新ごみ処理施設(エネルギー回収型廃棄物処理施設)の
運営業務委託
2028年度(令和10年)~2047年度(令和29年)
104億5990万円
新開クリーンセンター解体工事負担金
11億5300万円
大牟田リサイクル発電へのRDF処理委託費
2024年度(令和6年)~2027年度(令和9年)
12億3552万円
【歳出】
・明治町集会所管理費 約470万円
・新ごみ処理施設建設事業費 約1億1170万円
歳入に循環型社会形成推進交付金の約300万円、そして
ごみ処理施設整備事業債の5020万円、そして両市の分担
金負担金により賄われます。
この金額の中には、建設工事費の他に監理業務委託、職員
の人件費なども包含されています。
令和6年度から建設に向けた負担が始まりその額は、
一般財源 約31億7000万円(両市負担分)
大牟田市 約22億円
荒尾市 約 9憶7000万円。
国の交付金 約75憶1730万円
借金の事業債 163億370万円
以上の合計 269憶9000万円
建設金額は、税込み265億8700万円。
その他経費も加味して、上記合計となっているようです。
・RDF処理委託料 3億1460万円(▲約1億850万円)
・財政調整基金への積み立て 約4億3770万円
議案第9号
新ごみ処理施設整備・運営事業 建設工事請負契約の締結
JFEエンジ・前田建設特定建設工事共同企業体
代表者 JFEエンジニアリング株式会社九州支店
建設契約金額は、税込み265億8700万円
以上の件について、採決がされます。