令和5年第3回荒尾市議会臨時会が、5月24日に開催されます。
その際、市長提出議案について質疑をすることにしました。
下記に質疑内容を紹介します。
田中浩治です。
議第36号 財産の処分について、簡潔に質疑を行います。
この議案は、競馬場跡地での南新地土地区画整理事業において、10街区と11街区の市有地部分(10,298.88㎡)を売却予定価格2億9260万8619円で商業施設、株式会社トライアルカンパニーへ売却するというものです。
そこで①つ目は、複数の民間事業者から高潮対策、脱炭素化に向けた設備導入、権利譲渡の制限10年間などの質問があるなど、取得に関心が高いものと思っていましたが、一般競争入札の結果、1社のみの入札ということで最低売却価格を約12万円超える落札となっています。
広く販売情報を提供されていたものの、今般の物価高騰等もあるのではと思いますが、民間の関心はどうだったのでしょうか。
あわせて、複数から打診が寄せられていたと思いますが、入札参加までに至らなかった理由についてご存知ならばお聞きします。
➁つ目は、トライアル店舗オープンまでのスケジュールを、ご存知ならばお知らせください。
③つ目は、残りの街区において近隣商業地域である13-1・14・15の三つの街区は令和5年度、今年度に完成予定となっています。
それぞれ準備ができたところから売却が進められ、土地利用条件に生活利便施設建設と明記することになりますが、トライアルの進出により競合するであろう食品スーパー、物販を展開する民間事業者の入札参加は期待されるのでしょうか。
難しいのであれば、業種が狭まることになるのではと思いますが、見解を伺います。
③において、土地利用条件に生活利便施設建設があり、生活利便施設とは食品スーパー、物販、飲食店、金融機関、医療機関等を指すことが述べられています。
三つの街区は、面積が狭いもので約16,000㎡、広いものだと約32,000㎡あり、飲食店や金融機関にとって分割ならばとも思いますが、それにも課題があるのではと思うところです。
公募時期は未定ですが、今後の対応策について検討されているならばお聞きします。