先日の3月議会に追加提案されました、新型コロナウイルスワクチン追加接種の実施による１億１８８７万６０００円の補正予算。
６５歳以上の方、６４歳までで基礎疾患を有する方など重症化リスクが高いと医師が認める方、医療従事者等及び高齢者施設等の従事者などへの「令和５年春開始接種」。
追加接種を希望する、５歳以上の方への「令和5年秋開始接種」。
「令和５年春開始接種」は、５月8日から８月３１日までの間に追加接種が受けられるようです。
厚生労働省は、「令和５年春開始接種」については努力義務を適用。
一方、６４歳以下で基礎疾患などを有しない方には、「令和５年秋開始接種」では努力義務を適用しない方針を示しています。
２０２０年１月に、国内でコロナ陽性者の初確認をされてから３年。
国は５月８日に、季節性インフルエンザと同じ５類引き下げの方針が示され、感染者や濃厚接触者に求められている待期期間はなくなることになります。
感染した場合には、季節性インフルエンザと同じく周囲に広げない行動が求められます。
マスクの着用についても国は、３月１３日から屋内・屋外問わず個人の判断に委ねました。
このように、コロナ対策が緩められているときにでの「令和５年春・秋開始接種」。
国民の反応はどうでしょうか。
◆高齢者（６５歳以上・１８，３６６人）では接種１回目９２.４％、接種２回目９２.１％と高くありましたが接種５回目は６５.２％と減少傾向にあります。
◆一般（１２歳以上６４歳以下・２８，２３１人）でも同じく、接種１回目８３.６％でしたが接種４回目は３３.９％。
◆小児（５歳以上11歳以下・３，１４９人）は接種１回目１０.９％、接種３回目５.０％。
◆乳幼児（６か月以上４歳以下・１，９００人）では接種１回目０.８％となっています。
あくまでも接種は強制ではなく、接種を受ける本人が納得した上での接種となります。