9月議会を前に2回目の議会報告・広聴会 |       荒尾市議会議員 田中ひろはるブログ

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議会報告・広聴会は市政の現状等を報告し、そして様々な意見を拝聴する中から一般質問の項目を検討するために取り組んでいるものです。

 

先だっての荒尾市働く女性の家での開催と同様に、熱中症予防とコロナ対策を施すため、エアコン使用しながらも換気のため窓開け、換気扇のスイッチオン。

ソーシャルディスタンスなどに気を配りながら、全員がマスク着用、手指消毒。

私は、マスクと合わせフェイスシールドも着用し、パワーポイントにて作成した資料をプロジェクターにて映し出し「令和2年7月豪雨」での被害状況。

新型コロナウイルス感染症での、市内・県内の感染状況とコロナ対策における市予算の概要、啓発。

そして、新市民病院(荒尾市立有明医療センター:仮称)についてのみ報告をしたところです。

 

参加者のイスの配置を考え、ソーシャルディスタンスの確保に苦慮しました。

 

意見交換では7月6日、実際に道路冠水や床上・床下浸水が発生した方々も来場されていて、この件だけでお昼前になってしまい、他の件での意見交換はできませんでした。

「以前は、広報車で注意喚起がされていた。7月10日だったか、2回目の豪雨の時には広報車の巡回があったが、7月6日にはなかった。

ラジオ(FMたんと)といっても分からん。

広報車が無理なら大きなスピーカーを設置して、市内全域に分かるように、特に下流の万田地区には何台も設置して、イザというときのお知らせをすべきだ。

今回の豪雨がどれだけ大きいものか分からんかったし、逃げるタイミングも分からんかった。」

 

これまでの一般質問の中で、1990年代から何回か「雨水対策」を取り上げてきました。

そしてこの間、その対策が取られ浸水する箇所は減少したものの、2年前の九州北部豪雨。

そして今回の令和2年7月豪雨など、異常気象が通常になりつつあることも言われており、今までの対策から市民の生命と財産を守るためにも、さらなる恒久的・抜本的な治水対策が必要となってきています。

 

水路や側溝等の整備計画がある箇所については、できるだけ早くの事業を進めること。

浸水被害の要因について調査・検証を行い、検討のうえ計画をたてること。

既存の大島と西原のポンプ場の能力アップ、さらには新たなバイパス管や水路、調整池の建設なども検討しなければならないのではと思います。

また、緊急ポンプ車の配置についてはどうでしょう。

 

荒尾市に降った雨水は、大牟田市へとも流れています。

河川浚渫も課題としてありますので、広域連携による取り組みも必要でしょう。

さらには、市民への注意喚起の方法も考えなければなりません。

あわせて、自主防災組織の活動。

とにかく、自然災害から市民の生命と財産をいかに守るか、その対策について一般質問として取り上げることにします。