日本:平和主義の終焉?
昨年12月、「安保関連3文書」が閣議決定され、日本は、「反撃能力」という名前に変わった、いわゆる敵基地攻撃能力を保有することとなった。 その後の、日本の「軍拡路線」は急拡大の様相を呈していて、海外メディアからも取り上げられるようになり、それらのいくつかはYouTubeでも見られるのだが、今日の授業で、シンガポールの公共放送を見せようとしたら(時間切れになってしまって、結局見せられなくなってしまったが)、関連して、フランスとドイツの公共放送が、見出しのタイトルの通り、" Japan: The End of Pacifism"と題する、52分あまりの動画を5日前にアップしていると、おすすめに表示された。 日本人の思考パターンは、割と内向きだと感じるのだが、海外のメディアが日本をどのように見ているのか、という視点は持っておいた方がいい。私の備忘録も兼ねて、URLを貼り付けておきます。Japan: The End of Pacifism | ARTE.tv DocumentaryFaced with rising threats from Russia, North Korea and most of all China, Japan is re-arming at an incredible rate. This documentary sheds light on the geopo...www.youtube.com 中国のCCTVも含めて、先週末以来の、日本の政治状況を海外メディアがどのように報じているのかを、授業前の教室で、授業準備も兼ねてみていたのだが、CNNの日本語版がNHKの報道を利用してさらりと書いている以外は、意外と少ない。2週間ほど前に、CCTVが日本の政治家たちの金権政治についてさらっと書いていたのだが、今はトップ画面には表示されない。それよりも、米軍嘉手納基地の様子の方が、中国的には気になりますよね。 「新しい戦前」という言葉は好きではないです。 昨年、与那国を訪れた際に、与那国駐屯地の入り口を写真に収めて、その後、日本の最西端の展望台を見た後、知人の店でパスタを食べようとしていたところ、自衛隊の情報保全隊に後をつけられていて、店の前に車を止めて15分ほどいました。この後、与那国空港に行ったらこの車が後ろにいました。情報保全隊は、主に、自衛官の秘密漏洩を見張っているところですが、島民1600人ほどしかいない与那国では、住民の思想調査なども行なっているようです。それこそ、戦時中の特高を思い出して、気が重くなりました。