たゆたううた -14ページ目

あかい花

落ち込んでいても朝がくる
 それがとても残酷に思えて
目をつぶった冬のこと
 寒椿が紅く萌える頃のこと

楽しい時間にも終わりがくる
 それがひどく悲しく思えて
わけもなく叫んだ夏のこと
 立葵が最後の蕾を咲かせた頃のこと

今日捧げた花をあの人は覚えていてくれるだろうか

恐かったのは失われること
 悲しんだのは朽ちること

今日捧げた花が枯れてもあの人は覚えていてくれるだろうか

そのために赤い花を買ったことを気付いてくれることはあるのだろうか

薫風緑樹をわたる季節となりましたが

広い気がしていた
青い空は
思ったより狭くて
でも
とんでみなけりゃ
わかんないことだった


わかんないことを
たくさん抱えて
霧の中を飛んでいく
前は
いつも見えないけれど
まだ
風は止んでない


行けるとこまで行くよ
目的地すら今は
わからないけど
この空を飛んでいるのは自分
この体を動かしてるのは自分


自由に見えてた
青い空は
案外不自由で
でも
ぶつかりながら
道が作られてくって知った


暗雲たちこめ
不安や不満に
戸惑いながら飛んでいく
だけど
いつも前だけ見据えて
あの
風を受け止めよう


行けるとこまで行くよ
たどり着いた場所が
目的地だとしかまだ言えないけど
この空を越えてくのは自分
限界を越えてくのは自分


飛び続けてたら雲が晴れた
目を開いたら
そこに無限が広がってた
狭かった空はどこまでも遠く
たどり着くにはまだ遠く


行けるとこまで行くよ
力強くはばたいて
目的地はまだ
見えてこないけど
この空を高く飛ぶんだもっと
この道を見失わないようにずっと

もちろん 42.195キロ以上!

どんなに言葉を重ねても

大切なことは

測れない


あいしていると伝えても

愛なんて一文字で


一瞬


だから


変わりに


校庭の端から端まで走ってみた


ほんとはこれ以上


ずっと
想ってる