保育園の「キラキラ発表会」がプリニー文化ホールにて開催され、年長の妹が最後の発表会に挑みました。8人きょうだいの末っ子で、前田家としても、「とりあえず」最後の発表会となりました。文化ホールでの開催は6年ぶり。


 年長組は「アナと雪の女王」を題材にした劇や合唱を披露。当時のことを思い起こしながら観ていました。「横文字」ばかりならぶプログラム表にも驚きました(笑)。ちなみに当時の私は「かさじぞう」の劇を披露しました。


 そして、演じた役は「おじいさん」。当時から老けていたようです(笑)。今では多分考えられないけれど、最後は「おばあさん」とハグをして劇が終わりました。音響やギミックなど今とは全然違う劇だったなぁと。



 18時からは「那加デザインミーティング」に参加してきました。TOUWAMACHI KAIKANにて開催され、今回で4回目。今回のテーマは「未来公園会議」というもの。関東、関西から実践家のお二人が話者として登壇されました。



 最前列でスタンバイ!



 登壇者を若干ご紹介いたします。


【佐藤留美さん(NPO Birth)】

 仙台出身。東京農工大学農学部森林利用システム学科を卒業。1997年にNPO Birthを共同創設、現在は事務局長。都市開発で身近な自然が消えていくのを憂いて、活動を開始。




【村上豪英さん】

 兵庫県出身。阪神淡路大震災の経験から、まちに対する愛着を実感。村上工務店代表取締役。東日本大震災を契機に、神戸モトマチ大学を開校。「東遊園地」をはじめ様々なまちづくり活動を展開されている。




【講演内容まとめ】佐藤さん

・仙台出身で実家は材木屋さん。子供の頃から虫が大好きだった。

・大学進学をきっかけに東京へ。東京の自然の豊かさに気がつく。都市における緑の価値を実感。

・公園は日本全国に10万ある。公園の特徴は「都市の貴重なグリーンインフラ」であることと、「誰もがつかえる」こと。

・各務原市の一人当たりの公園面積はニューヨークに匹敵する。

・ニューヨークには「アーバンレンジャー」という公園に関わる公務員がいる。

・国分寺市にて「国分寺ぶんぶんウォーク」を開催。公園の来場者が60万人から140万人に10年で倍以上。

・国分寺市は東京全体で人口増加率9位。公園の豊かさが人を惹きつけた。


【講演内容まとめ】村上さん

・市役所の近くの公園なのにいつも人がいなかった。市の人から「クレームだらけの公園なので、何もしないでくれ」と当初は言われた。

・夜の公園をどう使うか。ナイトピックニックを開催。

・小学校のリノベーションを実施。

・地域経済をどう活性化するか。

・平日も稼げる施設づくり。

・ぼやっとした旗をあげること。


 まちづくりの実践家から貴重な話を伺うことができた。まさに「有料級」のお話。今後、各務原市において「公園」が果たす役割を考えさせられた。さらに学びを深めて実践していきたい。学びと実践の種をたくさんいただいた。


 明日は、彦根市まちづくり推進課の企画で講演をする。テーマは「まちづくりと協働」だ。話す内容はある程度決めているが、ざっくばらんに参加者との対話を重視したい。非常に楽しみである。修士論文の報告も若干兼ねている。