「スポーツの日」とあって、各務原市内では、「スポーツげんき祭」が開催されました。那加駅まで向かう途中、桜丘中学校や那加中学校での様子が目に入り、エネルギッシュな参加者たちに元気をもらいました。


 祝日ですが、講義があり通学。列車の中で、ハンガリー舞曲や唐学、国風歌舞を聴きながら、文化やアートが消費される今日について考えました。世間ではしきりに「失われた何十年」と言われます。我々は何を失ったのか。物質的、経済的価値ばかりに焦点が当たります。しかしながら、もっと重要な何かを失っている気がするんですね。


 それと同時に、最近は「豊かさ」を問う若者が多いと思います。この何十年の間、言葉荒れ「言葉の」豊かさを失い、世俗化して「精神の」豊かさを失い、競争の中に「文化の」豊かさを失ってきたんだろうと思うんですね。自然の中にあって、まさに自然から恵みを得る、豊かさを享受する。そんな価値を忘れてしまった気がします。



 お腹が減ったので購買へ。すると、食堂に「中部東海フェア」の文字。えっとぉ…「岐阜」は?大学の食堂も物価高の影響で高くなりましたね。元生協学生理事として、協議に携わった者として、運営側・学生側の気持ちが痛いほど分かります。


 今週の木曜日は、研究の中間報告。多忙な教授から貴重な時間を頂戴するので、有意義な時間となるよう努めます。